東の女 × 西の男(19-064)
14:00 七福座
・全員でご挨拶
・林家あずみ 三味線漫談
・林家愛染 樟脳玉
中入り
・林家なな子 鼓ヶ滝
・桂團治郎 片棒
はるばるやって来ました。姫路まで。
まあ、この夏はどこへも出かけなかったので、夏の終わりに近場で一泊って考えてたら、ちょうど七福座で東の女×西の男があるとのこと。
最初に、ねたのたね2で知ったので、そこに書いてあった團治郎さんのメールアドレスにソッコー予約。
(あとで、愛染さんからお知らせのハガキがきてました。)
朝、大阪を出発して、まずは姫路城観光。
お菊の井戸があります。
この井戸は、播州皿屋敷の怪談で知られる「お菊井戸」といわれています。
永正年間(1500年頃)、姫路城主小寺則職の執権青山鉄山は弾四郎せと語らい、城を奪おうと企てていました。則職忠臣衣笠元信は、お菊を青山家に女中として住み込ませ、その企てを探らせました。則職暗殺を察知したお菊が元信に知らせたため、則職は家島(姫路市)に逃げて殺されずにすみましたが、城は鉄山に乗っ取られました。お菊の動きを知った弾四郎は、お菊を助ける代わりに結婚を強要しました。元信を慕うお菊はそれを拒みました。弾四郎はそんなお菊を憎み、青山家の家宝の10枚揃いの皿の1枚を隠し、その罪をお菊にかぶせて責めあげました。それでも弾四郎を拒むお菊は、ついに斬り殺されて井戸に投げ込まれました。
その後、毎夜この井戸から「1枚、2枚、3枚、・・・9枚」と9枚目まで何度も数えるお菊の声が聞こえたといいます。やがて元信らが鉄山一味をほ滅し、お菊は「於菊大明神」として、十二所神社内に祀られました。
さて、七福座へ行くため西二階町商店街へ向かう。
商店街のあちらこちらに、七福座の提灯が飾られている。
「全員でご挨拶」の時は写真撮影可能で、愛染さん曰く「みずいろ〜ず」
ここで、全員でジャンケンして出番決め。
これまで、あずみさんがずーっとトリだったそうで、團治郎さんがずーっと前座だったそう。
最初に、あずみさんの三味線漫談。
京都出身だそう。
続いて、愛染さんの樟脳玉、大阪で演る人いてはるんやろうか〜。
東京の人の音源しか聞いたことがない。それも、古い人、六代目圓生師や三代目三木助師の。
中入り後は、なな子さんの鼓ヶ滝。
トリに團治郎さん、先ほどの鼓ヶ滝について。
鼓ヶ滝は有馬にある・・・? 鼓ヶ滝は川西市で、有馬からは車で30分もかかる。
ここで、なな子さんが登場し、東京では、みんなそう思ってる、そう演じるらしい。師匠にもそう習ったとの事。
何をやろうかと悩んでいて、二列目のお客さんから「トリやでぇ〜!!」との掛け声。
悩みながら、片棒を。
いや〜楽しい会でした。演者の皆さんの「仲良しさ」が伝わってましたよ。
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