島之内寄席~2月席~(09-015)
ワッハホール 14:00
・桂 春菜 ご先祖様
・笑福亭右喬 二人ぐせ
・林家うさぎ 悋気の独楽
・桂春之輔 祝のし
中入り
・笑福亭忍笑 桃太郎
・笑福亭仁智 源太と兄貴(純情編)
今日の島之内もY氏と同行。
二番太鼓は笛もなく寂しい。繁昌亭とは違ってある意味、本家である島之内寄席では、もっと、こう、豪華さが欲しい。
本格的というか・・・・何か。
で、石段ではない出囃子が流れ、幕があくと、名ビラには「桂 春菜」の文字。
「吉本お得意のダブルブッキング」だそうで、代演に出てきた桂 春菜さん、「吉本のあほボンの代演は松竹のあほボンが務めます。」
ワタシ、月亭八光さんの落語は聞いたことがなかったので、その意味では残念だけど、ファンクラブ会員のワタシ的にはラッキー。
坊っちゃん5という落語家二世ばかりのユニットを組んでいるが、どうも、ゆるい。
居心地は非常にいいが、「ずっとここにおったら、だめになる」ってわかっている。
で、その公演に「重石」として、師匠桂春團治が出てもらっている。
すると、師匠も二世で、この雰囲気におかされてきて、最近は噺にマクラをふったりしている。とのこと。
春団治さんのマクラ聞いてみたいですね。
※ 坊っちゃん5
林家いっ平、父親が林家三平。
林家木久蔵、父親が林家木久扇(笑点のラーメンのひと)
三遊亭王楽、父親が三遊亭好楽(笑点のピンクのひと)
月亭八光、父親が月亭八方
桂 春菜、父親が桂 春蝶
ついでに、桂春団治、父親が二代目春団治
噺は、墓参りに行って墓を間違えた話をマクラに、ご先祖様を。
去年聞いたときには、「来年は春蝶を襲名させていただきます。」って話があったが、あと半年になってその話をしないのはなぜ?
続いて、笑福亭右喬さん、春菜さんのあとはいやですね・・・・とつぶやいて。
あほの会の告知をして、二人ぐせ。
何弁?って思ったけど、大阪生まれの大阪人でした。
なんでしゃべりに癖をつけるんやろう?
続いて、林家うさぎさん。
安定したというか、おちついたというか、誠にいごこちのいい・・・・・眠りを誘う?
ごめんなさい。寝てしまいました。(寝られるのはうまい証拠。)
中トリ、桂春之輔さん、祝いのし。
お正月には、「師匠の前で祝いのし」って落語会をやった(一部では評判が良くなかった)春之輔さん、今回も、どうしても春団治さんのイメージが先行して・・・損ですよね。
中入り後、笑福亭忍笑さんから。
今年50才になるそうで、まだ小学生のお子さんがいてはるそう。
ワタシと同級生やん。見た目はもっと若いけど。
そうやねんなぁ。この世代やったら六代目の直弟子なんや。
小学生のお子さんの話から、桃太郎へ。
さてさて、トリの笑福亭仁智さん
「私の師匠は笑福亭仁鶴といいまして、黒いホームペースみたいな顔をしたひとで、師匠が寝てはるときに滑り込んだことがあります。」って、仁智さんも近い世代やけど、この人は六代目の孫弟子に当たるんや。
で、演目は源太と兄貴シリーズで純情編。
ちり紙がチェルシーになるのはわかっていても笑ってしまうし、「ひばりちゃんはサギちゃいまっか?ええカモでっせ。」「いや、宇治田原言うてた。」、「ヤクやってる女」がヤクルトおばさんやったり、最後にはトクさんも登場して全編大爆笑。
終演後、H氏と会いましたが、バレンタインデーのためまっすぐ帰りましたとさ。
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