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カテゴリー「桂都んぼ」の記事

2010.01.14

NHK上方落語の会(10-003)

18:30 NHK大阪ホール
 ・桂都んぼ  つる
 ・月亭八天  親子酒
 ・笑福亭鶴二 寝床
 中入り
 ・桂 米平  商売根問
 ・笑福亭松之助 三十石

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今日は、Y氏、O谷さん、鶴ちゃんとの4人連れ。
ワタシは1枚も当たらず、Y氏が当選した分に連れて行ってもらう。

ワタシだけ先発して、5時過ぎに座席指定後、大阪城を散歩。
今日はiPod touchにNIKE+の実験もかねて。
50分くらいで大阪城を一週。

まずは、桂都んぼさん、「知ったかぶりをする人がいる・・・」って、ピカソのマクラから、つる。

続いて、月亭八天さん、桂雀三郎さんの流れの(?)親子酒、酔っ払いのマクラまで同じ流れ。
ただ、酔い具合にどうも違和感が残る。
雀三郎さんの「1.5番弟子」の八天さんだけに残念。

続いて、笑福亭鶴二さん。、寝床。
昔の浄瑠璃の師匠はんが、「あんた、声がええ、節がええ」を、現在のカラオケ教室に置き換えてのマクラ。落としどころは「ステージ衣装がええ。」
本編では、時間の関係か、店子の断りをまとめて。
ワタシ「まるで、日赤病院やがな」が聞けてうれしい。

中入り後には、桂 米平さんから。
マクラでは、お寺の法要に行き、控え室で何人ものお坊さんと一緒になったが、坊主頭は米平さんだけだった話や、子供が相撲取りに間違えて、母親が「失礼でしょ、ただ太ってるだけ。」って話。
まず、声がええし、流れもきれい、洗練されてる。
「どないして米食べてんねん〜米屋の払いは?それは踏み倒す〜」の流れなんか最高。
わかってるのに楽しい。
「ちゅんちょいのバタ」もたのしいし。今日、最高。

さてさて、トリの笑福亭松之助さん
ワタシ、初めて聞きます。
それも三十石を聞けるなんて。
まず、お茶子さんがパンタグラフの小さいような椅子を置いて、そこへの登場。さすがに足腰に来てる年齢はいかんともしがたいのかも。
黒紋付きに袴姿、マクラはなく、「昔淀川の流れを利用しまして・・・」と三十石へ。

実は、船宿で名前を言うとき、いろいろ噺家さんの名前(実名)を言うくだりに誰を言うのか楽しみにしてたりもしましたが、そのフレーズはなし。
施行舟を「せぎょうせん」と仰ってたけど、「せんぎょぶね」になじみがあるし、何より残念だったのは船頭歌を一人だけで歌ったこと。
掛け合いで、(笑福亭の鶴二さんもいてはるし)誰かとやって欲しかった。
(もしかすると、放送上の問題かも)

で、4人で吾作どん谷町店、泥酔。

2009.11.23

あづち亭落語会(二部)(09-093)

ヴィアーレ大阪 15:00
 ・桂 雀太 饅頭恐い
 ・桂しん吉 三人旅
 ・桂 団朝 風呂敷
 中入り
 ・桂都んぼ 佐々木裁き
 ・桂 米二 替り目

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第二部の開場待ちのとき、桂 雀太さんを見かける。
「午後は何をしはるんですか。」と聞くと、「ああ、朝もいてはったんですか。ほな、何か変えな。」
それで変えたのかどうかわからないけど、饅頭恐い。
第二部はこの席から。
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気になるのは、小拍子の「吉」の字。どなたかお教えください。
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続いて、桂しん吉さん、またNHK話題から今度は放送できない落語(放送禁止用語がいっぱい出てくる。)を。で、三人旅。
はじめに、「わあわあオチ」って話をしておいて、最後に「わあわあ言うております。三人旅の半ばでございます。」

桂 団朝さんは、さっき感動しただけに期待。
小咄をいくつかで、どうも乗りが悪い。
演目は、風呂敷、どうも乗りが悪い。

中入り、第二部はいまのところもう一つか。

で、後半は桂都んぼさんから。
皆さんの中に、議員さんはいませんか。天下りの方はいませんか。と問いかけてから、佐々木裁き。
なるほど、どこかから赴任してきた佐々木信濃守は大阪弁である必要はないし、また、都んぼさんのええ声もあいまって、関東弁で雰囲気がでてる。
でも、着物の裾が気になる様子。

トリ、桂 米二さん
オーソドックスに替り目を。
第一部の着物が緑だったので、茶の湯用で、第二部ではちがう着物かと考えていたけど、同じでちょっと残念。
別に、男の着物に興味はないけど。
オチは、「おまえまだいてたんかい。」まで。

5時30分に終了。

あづち亭落語会(一部)(09-092)

ヴィアーレ大阪 11:00
 ・桂 雀太 天狗刺し
 ・桂しん吉 初天神
 ・桂 団朝 幸助餅
 中入り
 ・桂都んぼ 掛け取り
 ・桂 米二 茶の湯

 

 

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ヴィアーレでの落語会。

 

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午前11時の第一部と、午後3時の第二部があり、まずは第一部。
和室で70人ほどの客なので、マイクもなく、やたら「近い感」の会。
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最前列から見るとこんな感じ。
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まずは、桂 雀太さんから。
息をためて、「一生懸命頑張りますので、、、」から。
落語の世界には中途半端なモンは出てこなくて、という前振りから(最近、これが多く、どんなネタにでも繋がる。)天狗刺しを。
オチも新しく考えたのか、新鮮なモノ。
(会場のチラシで見ると、天狗刺し、これから何度かかけるようなので、オチは書きません。)

 

続いて、桂しん吉さん
マクラで、平成21年度NHK新人演芸大賞の落語部門の話。
今日の午後1時過ぎから放送があるそうな。
契約なのか、大賞受賞者の名前は言わなかった。
(出演は桂しん吉「鯉盗人」、桂ちょうば「皿屋敷」、古今亭菊六「豊竹屋」、三遊亭きん歌「新・岸柳島」、林家きく麿「陳宝軒」。で、古今亭菊六が大賞だった模様。)
演目は、初天神で、出かけるまでは向かいのおっさんの話、出かけてからは飴とみたらしで、「半ばでございます。」

 

続く桂 団朝さん、何か顔色がずれないような気がして、・・・・。
朝青龍から、相撲取りを贔屓にすると高い・・・・落語家は安いってマクラをふって、さてさて何かなと考えてると、幸助餅。
涙が出そうなほど、いい噺。

 

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中入り後、桂都んぼさん、年末話題(ちょっと早いか)で、掛け取り。
出てくる客は落語好きの八百屋と芝居好きの醤油屋。
芝居の雰囲気はいいけど、着物の裾を直すところが多く、そっちが気になる。
ちょっと太ったかも。

 

トリの桂 米二さん
色紙がオークションに出てた話がマクラ。
コレクション → 趣味 → 道ときて、茶の湯を。
着物の裏地が例の派手なの。(いつか米二さんのブログに載っていた)

 

第一部は終了して、Y氏、H氏とホールの1階でバイキング。

2009.03.25

第173回オーク弁天寄席(09-024)

弁天町市民学習センター 19:00
 ・桂都んぼ  秘伝書
 ・旭堂南鱗  水戸黄門漫遊記から牛盗人
 ・笑福亭学光 貧乏花見的ん回し(貧乏田楽喰い?)
 ・露の新治  ちりとてちん

今日は桂都んぼさん露の新治さんが来られるとのことで、久々の弁天寄席。

今日の二番太鼓は笛もある生のいい演奏。いつもこうだったっけ。
まずは、桂都んぼさん
11年ぶりに弁天寄席・・・・11年前も今も前座・・・・・。
名前について、いろんな出来事を。
「覚えやすい、ええ名前や」と言ってくれる人もいますが、皆さんは昆虫になったことがないから。
ある日突然、「バッタ」と呼ばれるようなもの。
昔、阪急の終電を待っていると混雑したホームで「とんぼ兄さん」って呼ばれる。
世間は「とんぼ」だけでも不思議なのに、その上、「兄さん」って。
大声で呼ぶその後輩は、「とんぼ兄さん、とんぼ兄さんっ・・・・・僕です、かかしです。」(とんぼの弟が、かかしかいっ!)
ネタは秘伝書、ややオーバーな「演技」つき。

続いて、旭堂南鱗さん
水戸黄門漫遊記に入る前に、「黄門」や「御三家」についての解説を。
「落語と違って、講談はためになる。」

続いて、笑福亭学光さん
「かまぞこ」ときたから貧乏花見、季節も春やし・・・と思っていると、ミートホープ社のソーセージ、猫の缶詰と来て、かつお節に戻り、最後は中国冷凍餃子。
この餃子は問題のあるものではなかったけど、家族が誰も食べずたくさん残っているので、この餃子で「ん廻し」を。
「ていがくきゅうふき」で1個
「こどもはにま」で2個
「わたしはいちまにせ」で3個
「ア、食パ、カレーパ、バイキ、アカチャ、ジャムおじさ、ドキちゃ」・・・・・・・・・・
途中、本来の「○本」って言い間違いもあったりして、苦労がわかってかえって楽しい噺。

さてさて、トリの露の新治さん
旦さんのところへ訪ねてきたのが「大橋さん」やから、ふぐ鍋やろう。って考えたものの、まずは旦さんはお茶をすすめ、金平糖をお茶菓子に。「あれっ何の話やろっ?」って思っていると、奥で酒の支度があるという。
結局はちりとてちんでした。
長崎名産の箱の肩には「本家」だけでなく、「創業享保八年」とか。

で、終演後、弁天町から地下鉄の一駅分、九条まで歩き、阪神なんば線で奈良へむかって帰る。


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2008.12.23

林家亭12月席~染左開発計画~〔08-118〕

ワッハ上方 レッスンルーム 14:00
 ・林家染吉 つる
 ・林家染左 ふぐ鍋
 ・桂 都んぼ あくびの稽古
 ・林家染左 うんつく酒
 中入り
 ・林家染左 掛取り

ワッハにむかう前に、大阪市立中央図書館へ。
道中、20日に「供用開始」(役所言葉ですね)された、浮庭橋へ。
カタチは(見にくいでしょうけど)斬新なカタチ、橋の途中に小さな公園があるみたいな。
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ただ、今の季節、まだ芝生は根付いてないし、・・・・・立ち入り禁止って・・・
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橋に穴が開いていて、ここから阪神タイガースが優勝したときの飛び込みができる・・・てなこともなく、道頓堀の川面が見られる。(黒〜い。)
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市民公募で決定したという「浮庭橋」
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で、ワッハへ。
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まずは、林家染吉さん。
染吉さんは去年の夏に入門したばかりの2年生。
ちなみに「染吉」という名は林家染二さんの前名で、「200円で譲った。」そう。
演目は、入門して最初に習ったというつる。
マクラでは、ちょっと微妙な大阪弁やったけど、噺に入ると見事な口跡。
新人さんに「もっと表情が」とか、「ちょっと堅い」とか言うのもどうかともおもうけど、あえてそんな注文をしたいほど「そつ」のない高座。
目を閉じているとどこかの名人かもと思うような口調で、こんな言い方はどうかとも思うけど「妙に」うまい。
※超※期待の新人です。(といってもちょっと年は、いってはる)

続いて、林家染左さんが高座に上がると、後方からフラッシュがたかれる。
何かいなと思っていると、産経新聞の取材とのこと。来年1月15日あたりに震災○周年の特集記事で3日間連続の記事になるそう。
ただし、阪神版だけだそうで、そのエリアにお住まいの方は是非、エリア外の方は出かけていって買ってくださいとのことでした。
で、昨日、今日あたりからめっきり冷え込んできて・・・・・寒い季節は鍋に限る・・・・とふぐ鍋へ。
さすが、豆腐を食べて「はふはふはふ」の表情。

続いて、桂都んぼさん。
落語の傍ら舞台もされていて、「芝居の練習は厳しい。相手を息をあわさないとあかんから。落語の練習は、ひとり歩いていてもできる。芝居は助け合える。落語は、たとえば誰かが受けなかったりすると、袖でヤッタって。」って稽古の話をマクラにふって、あくびの稽古。
あくびの師範は恐い感じで、東京弁。もともとこうやったっけか?都んぼさんのアレンジか。
続いて、林家染左さん、今度はワインレッドの着物(着物の色をいうのにワインレッドって)。
東の旅(発端)のカチャカチャを説明して。うんつく酒を。

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中入り後の染左さん、またまた年の瀬の噺で、掛け取り。
掛け取りを追い返すための「狂歌」や「けんか」は話術が基本で、「浄瑠璃」や「歌舞伎」は話術だけでなく、他の芸事との複合芸みたいなもんやから、難しいんでしょうねぇ。
でも、さすがの力量。
レッスンルームは演者との距離も近く、こうした噺はレッスンルームか上方亭に限りますね。
今日は、客層もよく、この間の島之内寄席とは全く違って、いい〜感じでおトク感満載でした。

2008.09.21

米朝一門落語会〔08-077〕

米朝一門落語会 ヴィアーレ本町 15:00
 ・桂吉の丞  動物園
 ・桂都んぼ  向う付け
 ・桂 南光  青菜
 ・桂 九雀  狸さい
 ・桂ざこば  肝つぶし

ヴィアーレ本町での落語会。
雨女の嫁はんと出かける。
予想通りの大雨。近畿地方は所により大雨警報。

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☆ちょうどこの行の左あたりに、「水冷式アルコールエンジンふたたび」ってリンクを追加してます。
H氏のページです。

本町ヴィアーレ大阪での落語会で、途中、帰りに雨が降っていたら・・・・・とコンビニで笠を買って出かける。
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会場では、Y氏夫妻、Y氏のお兄さん夫妻、H氏、最近落語を聞き出したOちゃん、隣の課のI氏などなど、知っている人たちが大勢。

まずは、桂吉の丞さん、柔らかめの会場に動物園。
今日のような客層では、吉の丞さんの滑舌のいいしゃべりなら、動物園か道具屋、どちらでも(多分)受けるはず。
トラの「ほしい〜。」とか「おかんに言うな〜。」「ありがとう〜。」って笑いますよね〜。

続いて、桂都んぼさん、子供の話をマクラに、昔は文盲率が高かったって話題から向う付けへ。
今日は大きな会場だったんで、都んぼさんの顔つきがわからなかったんで、・・・・。
都んぼさん、無理無理笑い顔を作るのは、客としてしんどいときがあります。
今日は、席のせいかそんなことは思う「間」もなかったけど。

続いて、中トリ、桂 南光さん。
ちっょと時季外れになりつつある青菜をたっぷりと。
おからが「ぷ〜んと臭かったり」笑いどころ満載。
職場のO君は、「さすがですね〜」って、感心してたけど、ワタシあの声の違和感は拭い切れない。
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中入り後、桂 九雀さん。
アレンジした狸さいを。
ワタシ、こんなアレンジ大好きです。
小狸に馬に化けるよう言ったところなど秀逸。
「8時には眠たくなる。」から児童福祉法違反、7の裏は0など。
それぞれの数字の化け方はネタバレするのでともかく、オチもちゃんと考えられていて、短かったけど今日のピカイチ。

と思ってたら、トリの桂ざこばさん。
福田(首相)嫌いネタはここのところずっと聞いていたけど、38年前(体調が悪かったのか)「惚れて嫁はんと一緒になった」ところから「肝つぶし」に移るところは違和感なく、さすが。

肝つぶしはCDでも発売されているし、ざこばさん的にも「慣れている」噺かもしれませんが、いい噺でした。

今週、ざこばさんの噺を3回聞きましたが、今日のがベスト。
最高の出来だと感じました。

今日は、Y氏(と奥様)、Y氏のお兄さんと奥様、H氏、Oちゃん、O谷代理ご夫妻、隣の課のI氏等々多くの方にお会いしましたが、反省会もなく、帰宅しました。

みんな、ちょっと反省の必要あり?

2008.01.19

島之内寄席〜一月席〜〔08-007〕

今年初めての島之内寄席。
Y氏と一緒になるが、ほぼ八分の入り。
1月の土曜日だからか、春團治がでるからか。

まずは、笑福亭呂竹さん。
島之内、初席ということで「初日の出」といいつつ、お辞儀。
時うどんの2人バージョン。

次に、桂都んぼさん。
昔は字が書けない人がたくさんいた、言葉は無難しいって話から、言葉に「小」をつけると意味が変わってくる。
器用が小器用、悪魔が小悪魔、米朝が、、、。
って話から向う付け。

桂 珍念さん、二人ぐせ。
マクラでは、ABCラジオでの初出演の落語会の放送が、選挙速報できけなかったうらみ。

続いて、中トリ、桂春團治さん。
演目は寄合酒。
どうやら、今日の多くのお客さんは春團治さん目当てってのがよくわかる。
話は「すりこぎ」までで、「おなじみの、、、、」でおしまい。

中入り。

中入り後、桂 春雨さん。
大入り満員は桂春團治のおかげで、これから毎回出てもらおうかと、、、。
お客さんの顔を見ていると、満足したって顔をしてますが、まだまだ続きます。
けっして、これからは「おまけ」ではありません。ってマクラから、稽古屋。

トリに登場した桂 文喬さん。
99.9パーセント実話だという「研修医 山田一郎」。
例の入院・闘病生活から、躁鬱の話をマクラに。
ナースベーダーやホスピタルウォーズなど、新作らしさ満点。

4時30分ごろに終了して、今日は飲まずに帰りました。

2007.10.09

NHK上方落語の会〔07-088〕

Y氏と同行。

まずは、桂都んぼさん
NHKホールは大変広くて、舞台の上だけでも、都んぼさんもよく出ている雀のお宿全体より広い。
今日はかなり前の席だったので、マイクの声に違和感があった。
演目は、兵庫船で、船の帆を師匠に稽古してもらう話でくすぐりつつ、なぞかけを中心に。
船に乗っている描写が少なく(乗り込むところだけ)、揺れを感じない。

続いて、笑福亭銀瓶さん、何度か聞いた宿題。
くすぐりまで丁寧なしゃべりで、安心して聞いていられる。

続いて、桂ざこばさん、テレビでも見たことがある子は鎹。
鎹の大小を自ら持参しての解説付き。
ざこばさんのしゃべりは決して流暢なものではないけど、こうした噺にはぴったりでかえってリアリティがある。

中入り後、桂枝三郎さん、これまで大阪府の老人大学の講師をやっていたが、名前が悪いと「アクティブシニア講座」に変わったとのこと。
演目は、饅頭恐い。
好きなものを聞かれたある男、「きんぴらぼごー」には、吹き出しました。
炬燵の段落はなかったが、薯蕷(じょうよ)饅頭、羽二重饅頭、ふくさ饅頭などの食べ比べが楽しい。
オチは一言だけ、「お茶」ってさっぱりと。

トリに登場、林家染丸さん、自身が相撲好きだという話から、幸助餅へ。
長くはないし、いい噺なのにあまり聞かれないのは、大阪だからか?

今日は反省会なしで帰宅。

2006.11.11

王寺寄席(第46回)

1年に三回、王寺寄席。
雨の中、車で約30分、王寺町やわらぎ会館へ。
今日は前回に比べすいているのか、と思っていたら、結局、満席に近い状態に。

初めに、桂雀五郎さんで、手水廻し。

続いて、桂都んぼさん、掛け取り。
掛け取りの好きなものを使って、返済を待ってもらおうとする話しだが、そのネタに落語を持ってきた。
八百屋からの請求を待ってもらうところで、
「古今亭とこ(ここんとこ)、仕事が、、、」
「あんまりバカに春風亭(すんな)。小南(こない)して来てるのに、、、と仁鶴(とにかく)、、」
「来年の春團治まで、松の助。」
って楽しかったです。

次に、桂 米左さん
「ちょうど二席聞いていただきまして、わたしのところは、中入りのようなもので。皆様、ロビーに出て背中をのばすなり、トイレに行かれるなりご自由になさってください。私はここでひとりでもやっておりますので。」
桂 米朝さんの入院時、付き添いについていると、突然、師匠が夜中に「そらいかんやないかい。」と寝言を発した話から、天狗裁きへ。

トリは、桂 雀松さん、餅屋問答。

全部で、約1時間半の落語会でした。

PS.今日はH氏は上野鈴本演芸場 柳家はん治さんの落語会に行っているらしい。(何故、東京?)
【今日の鈴本演芸場 柳家はん治さんの会のプログラム】
落語 三遊亭歌彦
背なで老いてる唐獅子牡丹(桂三枝作) 柳家はん治
落語 古今亭志ん五
仲入り
奇術 伊藤夢葉
笠碁 柳家はん治

2006.10.19

桂米朝落語研究会

10月19日、一日仕事を休んで午後5時から京都の安井金毘羅会館へ。
初めての桂米朝落語研究会。今回は、40周年記念公演ということで、なんと33名もの噺家さんが登場するとのこと。

さてさて、本当に33人登場するか数えてみましょう。

・演し物1 リレー落語(東の旅 発端〜七度狐まで)

桂 米左さん(1人目) 例の拍子とタタキでパパパンと、伊勢詣りの帰りの人々とすれ違うところまで。「その道中の陽気なこと〜っ。」で、交代。

桂さん都さん(2人目) しりとりと茶店で湯飲みをとってくるところまで。

桂まん我さん(3人目) 「あんなところに煮売り屋があるで」の一言で交代。

桂 二乗さん(4人目) 煮売り屋からにげるところ。

桂 雀太さん(5人目) イカの木の芽和えのすり鉢を投げ捨て、狐に当ててしまうところ。

桂雀五郎さん(6人目) 日が暮れ、尼寺に「通夜」ということでとめてもらうところ。

桂 米二さん(7人目) ふもとからお小夜後家の棺桶が運ばれてくる 〜 サゲ。

・演し物2 手品
桂ひろばさん(8人目)トランプの手品、う〜んタネが分からん。

・演し物3 無言の拳
桂 雀喜さん(9人目)
将来の落語家の名前「桂まん我の弟子でコミック、都んぼの弟子でヤゴ、紅雀の弟子で黒雀(ブラックジャック)、雀々の弟子で々々(読まれへん)」

・演し物4 落語 江戸荒物
桂 千朝さん10人目)

・演し物5 三題ギター
桂ちょうばさん(11人目)
お題をもらって即興で曲をつくるもの、トラ、エリマキトカゲ、ゴジラ

・演し物6 落語 幇間腹
桂 雀松さん(12人目)

・演し物7 架空対談
桂都んぼさん(13人目)
米朝さんの落語の部分をテープに録り、対談風の仕上げ。

・演し物8 お楽しみ
桂 団朝さん(14人目)
舞台の合間に駆けつけたそうで、おみやげ1品を観客とのじゃんけんでプレゼント。
サプライズで、その袋には「桂 米朝」のサインが!
「私が替わりにサインしておきました、、、、、、いやいや、そんなことはありません。ここで、サインした人がしゃべりたいと言うてますんで、、」で、米朝さんが登場。

40年前にここで勉強会を始めた頃の話。KBS京都で告知したところ、結構お客さんが集まってくれたとのこと。同時にお手伝いも募ったらお手伝いの方が数が多かったとのこと。

特別出演 桂 米朝さん(15人目)

・演し物9 落語 正月丁稚
桂 米輔さん(16人目)

・演し物10 曲独楽
桂 米八さん(17人目)
5つの独楽を一枚の板の上で、それぞれ回したり、同時に回したり。

・演し物11 野球の話
桂 都丸さん(18人目)
派手な赤い着物に紺色の羽織、羽織にはバファローズのマークが紋のように付けられている。

・演し物12 落語 義眼
桂 南光さん(19人目)

ここで、中入り。
すでに開演から2時間が経過、隣のおじいさんは「ふつうの落語会が始まる時間やなぁ」
トイレには行列ができている模様。
(あ〜っ、たばこが吸いたい。)

さてさて、後半戦に突入。
・演し物13 立体紙芝居 シンデレラ
桂 米平さん(20人目)

・演し物14 落語 明るい悩み相談室
桂雀三郎さん(21人目)

・演し物15 手品
桂朝太郎さん(22人目)

・演し物16 漫才
桂 紅雀さん(23人目)、桂歌々志さん(24人目)
35才二人が40年前の話題で漫才。

・演し物17 落語 茶漬間男
桂小米朝さん(25人目)
「最近は落語のかたわら、国宝の管理をしています。」

・演し物18 クラリネット
桂 九雀さん(26人目)
これまで、なくなられた8人の方々の名前を挙げ、ちょうばさんのギター伴奏にあわせて、ちょっとしんみりとメモリーズ・オブ・ユー。

・演し物19 楽屋風景
桂ざこばさん(27人目)、桂わかばさん(28人目)
二人がふつうの服装で登場、ざこばさんが着物に着替えるまでの楽屋での話題を実演で。

・演し物20 落語 地獄八景亡者戯(桂吉朝一門)
桂 吉弥さん(29人目)鯖を食べて死ぬところ。

桂よね吉さん(30人目)若旦那がふぐを食べ死ぬところ。

桂 吉坊さん(31人目)舟に乗って、六道の辻、冥土筋、メイドカフェ、焼き場の近くで「萌え」、閻魔の庁まで。

桂あさ吉さん(32人目)閻魔の裁き、4人を選ぶところまで。

桂吉の丞さん(33人目)人呑鬼が人を呑む様子、、、、だけ。

桂佐ん吉さん(34人目)鬼のおなかの中の様子〜サゲ。

あ〜っ、くたびれた。
特別出演の米朝さんを含め、34名の方々、どうもお疲れ様でした。
今日一日で、一週間分くらいの噺家さんを見ました。

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