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カテゴリー「笑福亭仁嬌」の記事

2019.12.08

第42回三国・アシスト亭 〜無茶修行の会〜(19-107)

14:00 喫茶アシスト
・旭堂南歩    難波戦記・般若寺の焼討ち
・桂鹿えもん   つる
・笑福亭仁嬌   世帯念仏
・桂枝女太    百一文
・旭堂南左衛門  太閤記・明智光秀と秀吉

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大阪駅でバスを乗り換え、69系統榎木橋(十三市民病院経由)行きに乗る。
電車を乗り継いだ方がはるかに早いのはわかってるけど、早く行っても次の開演まで時間があるのでどうしようもない。
ちょうどいい時間のバスがあって、ほとんど知らない淀川区の街並みも楽しい。

はじめに席亭さんのお話があって、どうも、新しいネタを大きな舞台にかける前に、初演としてここでかけることが多いらしい。

今日は、枝女太さんの百一文がそう。
なんでも、新作落語の台本募集で選ばれた作品らしい。

もともと、百一文とは担ぎの商人さんが、仕入れの費用を(仮に)その日の朝百文を借り、商売の終わった夕刻に一文の利子をつけて返す、そんな金貸しがあったらしい。
(ほぼ1日としても、その日の利子が1パーセント、年利換算すると365パーセントという莫大な利率。少し前のヤバイ筋の「トイチ」と同じ利率。トイチはもしかすると複利だったかも。)
そんな金貸しが貸したお金の「カタ」にある男の大黒の像を取り上げるところから話は始まる。

大黒の像からホンマもんの大黒さまが現れ、金貸しの男に説教・・・というか強引に、利息を取らないようにさせる。

金貸しの男は、昔、嫁はんを病で亡くしており因業な取り立てで有名だったが、さみしい暮らしをしていた。
その男が利息も取らず金を貸したことから世間が変わり始める。

豆屋の男は利息がわりに炊いた豆を持ってきてくれるなど、みんなが商売の残り物などをおすそ分けしてくれる。
(金魚屋の男は、余った金魚を「まあ、これでも食べて・・・」)
利息を取らないとみんなが変わって・・・・と思っていた男は、実は変わってしまっていたのは自分自身であったことを知ったのでした。

いいお話でした。

終演後、「むしやしない」として、コーヒーとプリンをいただく。
お店のママさんの娘さんが徹夜でつくったというプリンはとても美味しかったです。

一緒に居合わせたお客さんたちと次回の再会を約束して、帰ってきました。

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お店のテーブルの片側だけを逆向きに配置。
終演後もそれぞれが椅子の向きを変えるだけで喫茶店に戻れる。

 

 

⭐︎追記
南左衛門さん、なんか若返ったような気がする。
今日の受付でも、舞台でも。
ちょんまげのせいだけでもなく、頬がスッキリしてる感じがする。

上のチラシの写真とは別人のよう。

 

 

 

 

 

 

 

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2015.05.16

第714回田辺寄席<笑福亭仁鶴門人会>(15-055)

17:20 桃ケ池公園市民活動センター
・笑福亭嬌太 桃太郎
・笑福亭仁昇 鉄砲勇助
・笑福亭仁嬌 らくだ
中入り
・桂 文太  へっつい盗人
・笑福亭仁勇 茶の湯  

 

さて、夜の部。

この写真を撮ってからたくさんお客さんが来られました。

 

 

落語漬け10日間の二日目のその2。田辺寄席の夜の部。
仁昇さんの噺はあんまり聞いたことがなかったのか、話し方のイメージが随分違ってきた。
昔はもっと厳しいお顔立ちだったと思うし、話し方も「丸く」なったような気がします。(個人の感想です。)
仁嬌さんのらくだも楽しくて、短めのバージョンにするためにか、オチも普通のとは変えてあったり。

 

夜の部ではミニ手ぬぐいをいただきました。

 

2014.08.08

ゆとりーと寄席(14-106)

18:30 ユトリート東大阪
・桂 小梅   道具屋
・笑福亭鶴志  代書屋
中入り
・笑福亭仁嬌  次の御用日  
・笑福亭鶴志  三人兄弟 


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2012.12.28

繁昌亭昼席(12-35)

天満天神繁昌亭 13:00

・桂 小鯛   時うどん
・林家染太   さきがけ学習塾
・笑福亭仁嬌  尻餅
・来世楽(津軽三味線)
・桂 三象   三象旅日記農業祭り
・桂 米二   初天神
中入り
・桂 米八   曲独楽
・露の新治   兵庫舟
・笑福亭恭瓶  町内の若い衆
・笑福亭三喬  禁酒関所

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今日、一番驚いたのは、桂 米八さん、舞台に登場するなり、その顔立ちに驚く。

病気されていたことは全然知らなかったし、最初の(かすれた)一声にも驚く。

ご病気のことは、ここで書くのもはばかられるので書きませんが、復活を祝し、今後のご健康を祈ります。

※今年はブログが中途半端でしたね〜。
落語会に行ったのに、記事を書かなかったこともあるくらい・・・
来年は、もう少し頑張ってみようっと。

2011.08.20

図書館寄席「花鹿乃芸亭」第2回 (11-41)


13:30 奈良県立図書情報館
 ・笑福亭呂好 江戸荒物
 ・桂 文鹿  淀川
 ・笑福亭仁嬌 遊山船
中入り
 ・桂 文鹿  仔猫

こちらも久しぶりにやってきました、奈良県立図書情報館。

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まずは笑福亭呂好さんから。
落ち着いた、大人のしゃべり。
まだ、入門して3年4月だそう。
上方落語協会の協会員プロフィールで調べてみると、30歳。
まあ、そこいらの20前後とは違って当たり前か。
演目は江戸荒物。

続いて文鹿さん。
東京と大阪の違いを、いろいろ落語を通じて。
特に驚いたのはギャラ。
東京だと、経験年数×1万円が相場だそうな。
経験18年の文鹿さん、「私ら、18万円って言われると、6人くらいそろえときましょか?ってなる。」
演目は淀川、東京なら後生鰻。
オチも、東京は子供を川に流すのにくらべて、女将さんを川に流す、それも「びしょぬれになりよった。」と、暗くならない。

さて、仁嬌さん。
ワタシ、申し訳ないことに、仁嬌さんをみると師匠 仁鶴さんを思い出さずにいられない。
眉の動き(震え?)、唇の動きなどなど。
イメージがかぶって、仁嬌という噺家さんが独立してない。
今日の演目は、遊山船。
袂の南京豆論争は喜六が譲ったかたちに。「そんなら、今日は入れへんことにしといたるわ。」


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中入り後、文鹿さんが登場して、軽い雑談(失礼?)で、観客に手ぬぐいをプレゼント。
いよいよ仔猫。
昔、八天さん、南鱗さんと京都西陣の町屋で落語会(怪談話の会)をしたときのこと、天窓は落ちるわ、柱は折れるわ、って大変な目にあったことがあり、それ以来、怪談話の会は怖くてできない。
「(仔猫に出てくる)女子衆は、江戸荒物に登場した女子衆と同一人物かもしれません。」

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今日はこの後、大阪に向かいます。
「第25回 笑ろう亭あさひ寄席」で千林大宮まで。
実は、この会はちょっと前からH氏にチケットをお願いしていて、その後に王寺でも落語会があることが判明。
王寺の落語会は、もともと、王寺にお住まいの表淳夫さんという方がプロデュースされていて、落語会のたびに「ごあいさつ」に登場されてました。
桂雀松さんが主任で、いつぞや「表さんは、きておられますがご挨拶ができる状態ではないので。」と、雀松さんが代わりに挨拶をしておられたことを思い出します。
で、その表さんが去年の5月に亡くなられ、それ以降「やわらぎ」はなくなっていたので、もう復活はムリなんかなって思っていたら、なんと、会館の主催事業として復活したとのこと。
以前は「会員券」ってハガキを送ってくれてたので、早め早めにチェックできてたけど、もうそうしたサービスも難しいですよね。

現在、17時45分、カウンターの数は、259790です。
このカウンター、クリックすれば増えてしまうんですね・・・・
スクリーンショット、是非お送りください。
 
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2011.07.15

島之内寄席(11-22)

18:30 TORIIホール
 ・桂 小鯛  米揚げ笊
 ・林家卯三郎 首屋
 ・桂 七福  粗忽長屋
 ・笑福亭仁嬌 二十四孝
 中入り
 ・林家小染  遊山船
 ・笑福亭福笑 神通力

夕方まで生駒の文福さんの「笑いに行こま!」に行こうかと考えていたけど、つい、こちら島之内寄席に。
生駒なら単独行やけど、こちらならYさんも来てるし。
結局Y氏、H氏も。

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最初に驚いたのが桂 小鯛さん。
登場したときから、「しっかり感」がある。第一印象で「なんか、うまくなった。」って思った。
何やろ?

演目は米揚げ笊。
例によって、終演後の「反省会」では、H氏も「相場師との絡みあたりからよかった。」って。
須磨の別荘や、「淀川の上の京都」など、13日の月亭八天さんと同じテキストか。
となると、ルーツはだれ?

つづいて、林家卯三郎さん、ごめんなさい。
あんまり聞いてませんでした。演目は首屋、「この首は看板じゃわい。」

桂 七福さんは、「奇妙な不思議な話です・・」と粗忽長屋を。

続いて、笑福亭仁嬌さん。
どうも、落語会っていうよりNGKなどの演芸の雰囲気か。
演目は二十四孝。
いつも、仁嬌さんには仁鶴さんのイメージをかぶらせてしまうけど、今日はそういう感じは少なかったですね。

中入り後は、林家小染さんから。
演目は遊山船。
終演後の飲み会では、圧倒的に今日の秀逸。
小染さん、乗ってるって感じがしますね。

トリ、笑福亭福笑さん。
イマイチ声が出てない様子。
マクラでは「なでしこジャパン」について、持ち上げてるのか、けなしてるのか。
「どうも、なでしこという呼び方には疑問が残る。あれがなでしこやったら、今日のお客さんは胡蝶蘭でっせ。なかには菊の花もいてはるけど。」

演目は神通力。
ただ空き缶を蹴っただけの男が、その缶を蹴ったことによって大事故を未然に防いだ・・・という善行から願い事を叶えてもらうって話。
さすがの福笑さんの世界で、神様と男の掛け合いが面白い。
「一つだけ願いを叶えてやろう。」という神様に、
「それなら願いを何個でも叶えてくれるように。」だとか、「神様になりたい。」「透明人間になりたい。」
神様の祈りの言葉は「マハリクマハリタ」やったり、「月に代わってお仕置きよ。」だったり。

で、例によって、3人で王将へ。
(ワタシは玉子の巻き焼きを食べたかったんやけど。)
王将1軒目は満席、2軒目ビックカメラの横は閉店!(なんで?あんなに流行ってたのに。)、ふつうこれで諦めるでしょ。
そこが「王将の餃子を食べる頭」になってるY氏、三軒目まで探してなんとか。

明日も落語行きます。

2008.11.12

市民寄席〔08-099〕

市民寄席 東成区民ホール 18:30
 ・林家染太  手水廻し
 ・笑福亭生喬 掛け取り
 ・桂 坊枝  天王寺詣り
 ・露の五郎兵衛 阿弥陀池
 中入り
 ・笑福亭仁嬌 替り目
 ・桂春之輔  死ぬなら今

H氏と同行。

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緞帳には、東成名所深江の菅笠、二軒茶屋の絵が。
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開場まもなくの様子。
この後、ほぼ満席に。
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まずは、林家染太さん
方言ネタのマクラをふって、手水廻しへ。
上方落語界のアンパンマン、明るく、楽しい舞台。
「坊主が上手に長頭の絵を描いた」には大笑い、まだまだこんなに工夫の余地があるんやとおもう。

続く笑福亭生喬さんの掛け取り、珍しく味噌屋の掛け取りを河内音頭で追い返すパターンもあり。

続いて、桂 坊枝さん。
「生喬さんのあとではさぼってるように見られる」と軽く。
演目は天王寺詣り。
まさかこんなところ(?)で、天王寺詣りが聞けるとは。
「ここらがハイカラ」や「ここらが現代」も大好き。
抑揚があって、(さぼっているように)じゃなく、(うまく)見られます。

中トリ、露の五郎兵衛さん、露の一門のお家芸の阿弥陀池。(なんでお家芸かはしらないけど、昔、露の吉次さんが言っていた。)
なのに、なんだかわからない噺になってしまう。
飛ぶ、繰り返す、止まる、上下が反転したかと思ったら戻っている。

緞帳が上がるとこんな感じ。
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笑福亭仁嬌さん。
中入り後、ちょっと聞きづらいかと思っていたら、マイクが入っていなかったようで、途中からマイク。
でも、このホールでマイクなしでもいけるんやと別のところで感心してたりして。
今日、一番の大受け。
マクラでは酒飲みの話題をたくさんふって、短いネタかと思っていたら演目は替り目。
最後まで演ったら、とてもトリの出番がなくなってしまうと思っていると、「かか、まだそこにおったんか。」まで。

トリの桂春之輔さん。
繁昌亭のPRから。舞台の額「楽」を米朝師匠に書いて貰った話。
「心配ですわ。今日の中トリも心配でっけど。」
「大阪では誰ねやりまへん、しょうもないネタですわ。」で、「もう半分」かとおもっていたら、死ぬなら今。
最近、CDでもう半分を聞き、この春之輔さんのしゃべり口調に妙にはまってる。
「めいどワルツはなむあみだぶつ〜」(歌は相変わらずやけど・・・・)
いい感じに聞けるようになった。

H氏と同行、終了後飲み屋で、染太さん、坊枝さん、仁嬌さん、中田まなみさんと会う。
(染太さんにあんパンでも差し入れしようかなどという話を酒の肴に)

2008.07.12

島之内寄席 7月席〔08ー057〕

島之内寄席 午後2時 ワッハ上方ワッハホール

 ・桂阿か枝 千早ふる
 ・林家そめすけ 仏師屋盗人
 ・露の吉次 初天神
 ・笑福亭仁嬌 天狗裁き
 中入り
 ・桂 三歩 松山鏡
 ・笑福亭鶴瓶 私落語 回覧板

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久々の満員御礼か。
これが落語人気でなく、(多分)鶴瓶人気というのが残念。

まずは、桂阿か枝さんで、千早ふる。
阿か枝さんの千早ふるは以前にも聞いているし、別に、、、、と思ってたけど、何の何の。
千早の声色もパワーアップしてるし、講談口調の「これがあの千早花魁の〜っ慣れの果て〜っ。」とか、「豆腐屋の幽霊は、いちま〜い、にま〜い、でなく、一丁〜、二丁〜。」って工夫満載。
あなどれん。
マクラで使った、保育園での落語会で手ぬぐいを焼き芋に見立てるのを、子供達がいつまでたっても「バナナー、バナナー」って叫び収拾がつかなくなった話が、この後、別の噺に使われるとは。

笑福亭喬介さんが登場して、お茶子を。

続く、林家そめすけさん、今日は笑福亭仁鶴さんのものまねから、オール阪神さんのものまねへ。
文句のでない噺をということで、泥棒の噺。仏師屋盗人。

さてさて、露の吉次さん、羽織を脱ぐと涼しげなパステルカラーの着物。ご本人は日に焼けた(地黒?)健康的なお顔なんで夏向きかも。
「すごいですね〜、この暑いのに。すごいですね〜、満員御礼。すごいですね〜。」としきりに繰り返し、「ホントすごいですね〜、鶴瓶師匠。」
噺家さんには、季節を全く無視して落語をすることもよくあると聞いたが、今日の初天神もそう。
初天神に連れて行った子供は、「あれ、買うてくれやぁ。」といろいろねだるが、最後には、「バナナー、バナナー。」(これがトップバッターの阿か枝さんの噺から)
長い噺なんで、みたらし屋まで。

この人を見ると、仁鶴さんのことが頭をよぎって仕方がない笑福亭仁嬌さん
最近暑くなった、寝られない(13時間しか)、夢を見る・・・・で冷や酒の夢、凍りついた小判の二つをマクラに天狗裁き。
今日はいつもと客層がちがってるけど、一番受けてたようにおもう。

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中入り後、桂 三歩さんも、最近けっこう聞いていて、
マクラ「七つ紋」「犬の三枝はサンポが嫌い」も慣れてしまって笑えない。
「七つ紋」は最初、爆笑したけどなぁ。
演目は松山鏡。
便利と不便はウラオモテ、今のように鏡が普及していない時代、越後の山奥の松山村の、、、
い〜い、出だしでした。

さて、ワッハを満員にさせたトリ、笑福亭鶴瓶さん、「(三歩)どう見ても、ガマガエルやなぁ。」といいながら登場。
途中、携帯電話が鳴ったお客さんに、「どうぞ、どうぞ、出てください。心配でしょ。」とか、くしゃみ三連発があったり、やっぱり何かある。
演目は私落語 回覧板。
「たべに」とか、昔のパペポのネタが出てきたり、懐かしい話がありました。
「これって、落語?」なんでしょうか。


2008.05.10

第3回笑いのエネルギーの会〔08ー031〕

第3回を迎えた笑いのエネルギーの会、一人ずつ座長を選んで開催する「座長シリーズ」も2回目で、今回は笑福亭仁嬌さん。

朝から雨の続く肌寒い日ながら、ほぼ満員の会場。
繁昌亭はしばらくぶりやけど、例の会場のアナウンスの大阪弁にはまだ何か違和感がある。
まずは、桂 三歩さんが緞帳の脇から登場してご挨拶。
今日も三角くじがついていたが、残念ながらはずれ。

赤い着物で、最初に登場したのは、桂阿か枝さん
マクラでは保育園に落語の仕事に行ったときの話を。
平均年齢4歳の会場では、話にならず、仕草だけで、、、うどんであったり、焼き芋だったり。
焼き芋のとき、「これは何にみえますか?」と聞くと、会場中から「バナナ」や「巻き寿司」との声。
「これが、もうすぐ焼き芋に見えるようになりますよ〜。」と、熱さを表現したり、へたをかじって捨てたり、、、、、、しても、会場からは「バナナ〜!」
おしまいには先生から「すいません、バナナにしてやってください。」
演目は、昨日笑福亭福笑さんで大爆笑した、千早ふる。
オリジナルの「いや〜、うちの娘がえらいもんに凝ってしもて、、、」から始まる。

さて、今日の座長、笑福亭仁嬌さん
今日は仁嬌さんのお嬢さんがお茶子を務めている。
演目は、牛ほめで、以前にも書いたが顔や仕草、声、師匠笑福亭仁鶴さんをイメージしてしまう。
(別にいい意味でも、悪い意味でもなく。)

続いて、桂 三歩さん
「ちりとてちんの放送は終わりましたが、ご覧になっていた方、ちょっと手を挙げてもらえますか?」
(半数近くのお客さんが挙手)
「そうですか、こうしてご覧になっていた方でも多分気づかなかったと思うんですが、実はあのドラマ、私も毎回、、、、、、、見てたんですよ。」
三歩さん、明日が入門の記念日、明日から落語家生活27年目に入るとのこと、師匠の桂三枝さんからも「もう、長いねんからもっと重たい名前を襲名したらどや?」と言われた。
「そんな三歩ってな名前つけて、、、、」(あんたがつけたんや!)
「もっと重たい、そやな、三万歩ってどや?」
演目は、天満の白狗。
奉公に行った先には「おもと」って名前女子衆がいてて、主がおもとを探している。
「お〜い、もとは居ぬか?」
そこでシロが「今朝人間になりました。」

中トリ、桂 文喬さん
やっぱり「顔が赤いので、お酒を飲んでると思われたくないので、」と、例のプレドニンの話題から。
「もう、なんべんも聞いた方は寝とってください。」
今日、山口県にいき、帰りの新幹線でカラオケを歌っていた客がいた、本人は気分よく歌っているつもりが、、、、。って話題から寝床へ。
全体に短めで、旦那がへそを曲げた後おだてる描写や、寝込んでしまった番頭を起こす時の話もなく、ちょっと寂しい。
そういえば文喬さんの噺、たっぷり聞いたのは「山田一郎」くらい?
座長の時には、たっぷり長めのをお願いしますね。

(中入り)
さてさて、桂つく枝さんの登場。
演目の宿替えは、引っ越しが済んだ後の釘のシーンから始まる。
隣家で「うちのかか」の話をすると衝撃的な事実が判明!
なんと、宿替えした男の嫁はんは「河内の狭山の治右衛門さんの孫」

トリ、笑福亭仁嬌さん。
水色っぽい銀色の着物に、縞の袴姿。リキはいってます。

演目は、愛宕山。
今の季節にいいですね。(今日はちょっと寒いけど)

祇園町を出ます。
芸者、舞妓、お茶屋の女将さんから仲居さん、それに一八、繁八の両名もお供をいたしまして、西へ西へと。
鴨川を渡ります。堀川も超えまして二条のお城も尻目にころして、どんどんどんどん西へ出てまいりますと野辺へかかって参ります。何しろ春先、空にはヒバリがチューチューとさえずっていようか、野には陽炎が燃えていようかというね。
遠山には霞がたなびいてレンゲ、タンポポの花盛り、麦が青々とのびたなかを菜種の花がいろどっていようという本陽気、その中をやかましゅうゆうてやってくる、その道中の陽気なこと〜。
(これ、桂吉朝さんのバージョンです。)

仁嬌さん、気分よかったです。ありがとうございました。

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2007.12.26

笑いのエネルギーの会〔07-104〕

笑いのエネルギーの会、第二回だそうで、今回は、座長シリーズ其の壱として、桂阿か枝さんが座長。

天満天神繁昌亭が初めてだというK氏と一緒にちょっと前から前売り券を買っての来場。
多分、今回が今年最後の落語会となります。

今日は、いつも見かけるような「マニア」な人は見あたらず。
で、いつもなら座れない非常口前のやや(前が)広い席に。

まず、桂 文喬さんが緞帳の前からご挨拶。
気になってはいたが、入場時にもらったチラシに福引き券がホッチキスで止めてある。
この福引き券の説明。今日の入場者は、100人で、そのうち、20人に何かが当たる。
福引き券に名前が書いてあったら、その噺家さんからのプレゼントが当たるそう。
ワタシの抽選券には「桂 三歩」
やったっ、何がもらえるんやろう。
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最初に登場した、笑福亭仁嬌さん。演目は、湯屋番ならぬ風呂屋番だそう。
おかみさんの「ちょとっあんた〜。」ってあたりの口調や、口元をぼそぼそさせるあたり、師匠笑福亭仁鶴さんの雰囲気に似ていて楽しい。

続いて、桂阿か枝さんで、竹の水仙。
ちょっと堅い?
座長だからか。

続いて、桂 文喬さん。
例の病気ネタから。
きょうは「某国立大学病院」たねあかしせずに。
演目はちりとてちん。
酒は京都の菊奴、料理には鯖のきずし、豆腐にはうづら卵、長崎名産の名前を思いつく時にはお囃子(ちりとてちん)あり。
あんまり引っ張らず、わりとさくっと食べる。
二口めでサゲ。

続いて、桂つく枝さん。
夫婦の話題、例によって4つ年上の姉さん女房の話題から、家では結構虐げられているとの話。
家の冷蔵庫は禁マヨで、水の入ったペットボトルだけしかおいていない。(猫よけか!とつっこみつつ)
例によって、実話部分もある「言いたいこと」(言われていること?)満載で、堪忍袋を。

中入り後、桂 三歩さん。
福引きには、和歌山のインディーズCDがあるとのこと。
もともとインディーズからだったが、メジャデビューも果たし、「約3万枚売れれば紅白も」とのこえもあったが、残念ながら2万7千枚、、、、、、、、足りなかった。
演目は、神様のご臨終、神様との待ち合わせ場所「ちとせ」は鶴橋の駅前。

トリに登場した阿か枝さん、黒紋付き。
マクラなしでややショートカットバージョンの宿屋仇。
三人連れの巴寝の布団なく、相撲を取って立ち上がっていく様がない。
他にも、ショートカットされている部分が。
もう、9時ですしね。

今日は後ろの席のおじいさんが、チラシをガサガサうるさいなど、普段、繁昌亭には来ていないお客さんの雰囲気。

で、二人で、サクラ水産へ。
K氏、席に着くなり、鯖のきずしを注文。(今日のちりとてちんの影響)

これで、今年の更新は終わると思います。
1年間ありがとうございました。

来年は、1月の一心寺の予約もし忘れたし、正月はどうなることでしょう。
ではでは。

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