徳家(徳徳亭) 19:00
・旭堂南青
・笑福亭笑子 宿替え
・笑福亭笑子 人形落語・頭山SFバージョン
・笑福亭笑子 腹話術
・笑福亭たま
座談会(たま・南青・笑子)
徳徳亭は初めて。
まずは旭堂南青さんから。
「講談師はよく嘘をつく」って話題から、孫の手のマクラ。
演目は、木村長門の守重成の話。
絹を裂くような悲鳴は25~26歳くらいまで、それをすぎると「ワラ半紙を引き裂くような」だとか。
続いて笑福亭笑子さん、建築デザイナーであるオーストラリア人のご主人,ジェイソンさんの仕事がやっと見つかって、4月にはシンガポールに引っ越すそう。
日本での拠点としてワンルームマンションを探したが高いので、学生マンションを探した。
思い切り若ぶって不動産屋さんに。
実際に物件を案内してもらうとこまでいったが、家賃が安かったので「昔、殺人事件があったか、環境が悪いのでは」と聞くと、「そんなことはないです。大丈夫てすよお母さん」と言われたってマクラから宿替を。
引っ越すのは、ゴンザレスとあや子の夫婦で、風呂敷の荷物は、米朝全集と松鶴の本、座りは悪いが、松鶴の本を下にはできない、など細かなネタをしこんで、オチは普通のもの。
続く笑福亭たまさん、笑子さんが結構長かったせいか、もともと考えていたらしい寝床から、変更。
何をかけようかさんざんなやんで、青菜を。
たまさんが演ると、柳陰がないので、焼酎には醤油を入れたり、お咲さんは押入れの前で倒れこんだり、普通の青菜も、いつもの「たま流」エキセントリック落語に。
中入り後は、笑子さんから。
頭をアップにして、桃の花の着物で登場。
道具落語って果たして!
サクランボの種を飲み込んでしまった女(40過ぎの独身女との設定)、頭から桜の芽が出てくる、ってところで頭に葉っぱを立てる。(何かスポンジの様な物を頭に仕込んであって、それに刺している。〕続いて,木が生え、花が咲き、おばあさんやアベック、村のみんながやってくる。
うるさくて木を切ってしまい、池ができるところまでは一緒やけど、オチは池で鯛がとれ、めでたい、めでたい、でお終い。
続いて腹話術。
笑子さんが「けんちゃん」を操り、ケンちゃんはとまわり小さな人形「マイケル」(宿替えに出てきた大阪弁を使う外人の設定)を操る。ここまではありがちな設定やけど、なんと、このマイケルの特技は腹話術、さらに小さな人形「高橋大輔」をあやつる。
ラストでは、車のサンシェードを利用したスケートリンクで高橋大輔が4回転どころかグルグル回り(廻し!)。
最後に三人の座談会で、繁昌亭手ぬぐいが当たるクイズコーナーがあって終了、21時15分くらいまでの長丁場でした。
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