桂歌々志で最後の独演会
12月17日、堺筋本町のテイジンホールで「桂歌々志で最後の独演会」が開催された。
桂歌々志さんは年明けに桂歌之助を襲名することとなっていて、「最後の独演会やから行っときまひょか〜」というH氏の誘いに乗り出かけてきた。
テイジンホールは堺筋本町駅直結の出入り口があり、大変便利。
まずは、桂雀五郎さんで、動物園。
例によって、園長さんは「池田はん」で、非常にオーソドックスな動物園を見せて(聞かせて)もらいました。
続いて、桂歌々志さんで、しびんの花活。
黒の紋付きで登場、来年、1月5日の歌之助襲名にかかわる話をあれこれと。
1月5日の襲名披露落語会のチケットは後3枚しか残っていないそうだ。
(中入りには売り切れか?、、、当日の立ち見の分は別途発売予定とのこと、前売りを買ってても行けなくなる人もいるでしょうし、ご都合のつく方は是非お運びください。)
歌々志さん、動きが何か桂 三枝さんに似ているような気がする。
(まねをしているとか、そう言う意味でなく、噺と動きがあっているという意味です。ほめ言葉で書いています。)
次に、旭堂南海さん、赤穂義士伝。
赤穂義士(あこうぎし)のひとり片岡源五右衛門高房の忠僕元助(ちゅうぼくもとすけ)のお話。
赤穂市で12月14日にはイベントがあって、出演予定の南海さん、天気が心配されたので市役所に電話したところ、「赤穂浪士は雨だからって討ち入りを中止しませんからね〜。」って言われ、「そうですよねぇ〜」
元助は四十七義士とその主人浅野内匠頭の冥福を祈り、群馬県安中市の岩戸山の岩壁に20年以上の年月をかけて石像を彫り、今も残っているそうです。
続いて、桂歌々志さん、口入屋。
今度はちょっとジミ目のグレーっぽい着物に薄緑の羽織。
まもなく師匠の名前を襲名するとあって、乗りに乗っています。
声の抑揚、タイミング、流れるような(ちょっと噛みますが)噺。
休憩後、桂歌々志さん、阿弥陀池。
今度は鮮やかな(座布団に似た)紫の着物。
「インタビューで誰を尊敬するかと聞かれることがありまして、、、、特に尊敬する人はいない(師匠や大師匠はともかく)んですが、あえてと言われると【鯖】を尊敬していると答えます。」
いったいなんのこっちゃ。と思っていると鯖を尊敬する理由を細かく説明。
阿弥陀池もちょっとしたくすぐりがタイミングよくはまって、最高でした。
終了後、H氏と反省会をしよう、、、、とも考えたんですが、日曜日の堺筋本町や本町は飲み屋があまり開いてなく、まじめに帰りましたとさ。
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