歌之助が遺したネタ達(12-03)
18:00 天満天神繁昌亭
・桂咲之輔 御公家女房
・桂こごろう 水屋の富
・笑福亭生喬 尿瓶の花活
・桂 米二 茶の湯
対談
桂歌之助、桂 米二、橘右一郎(寄席文字)
・桂 九雀 孝行糖
・桂歌之助 善光寺骨寄せ
この間、九雀さんの会で、受付で「かわいい女性」がチケットを売ってはったので、ついつい買ってしまった前売り券。
※いやいや、正規のリンクはさかいひろこワークスでしょうね。
開演時刻、舞台は暗転し、高座にはスクリーン。
先代の「猫の災難」のビデオが流される。
で、途中からオチまで、その後照明がともると、高座の、ちょうど噺家さんの座布団の真上あたりにほぼ等身大の歌之助さんの写真。セピア。
世間はまだお正月の人も居るだろうに、ここへ来るまで着物姿の女性は全然見ていない。
不況やから? 寒いから?
でも、繁昌亭にはいらっしゃいましたね。振り袖世代ではないですが、女性、二人。
そうそう、今年初めての繁昌亭。舞台には餅花が飾り付けられて華やかな雰囲気。
まずは多分、歌之助さんとは何の関係もない、桂咲之輔さんから。
演目は、御公家女房。
続いて登場した桂こごろうさん、登場して最初に写真に大きく一礼。
「茶の湯」「ぞろぞろ」「盗人の仲裁」「水屋の富」の四つを習ったそうで、今日はその水屋の富を。
今日は一階席最後部だったので、あの表情の芸がしっかり見られなかったのが悔しい。
続く笑福亭生喬さんは、「ねずみ」や「書割盗人」、「尿瓶の花活」を習ったそう。
なんでも、書割盗人の時には、歌之助さんが大阪警察病院に通っていて、近くの公園で稽古を付けてもらったとのこと。(ごく近くに松喬師匠の自宅があるが、まさか、そこを貸してくれと言うわけにもいかず・・・で、公園での稽古風景・・・異常な・・・を松喬師匠は知ってはったらしい。)
さて、桂 米二さん。
舞台の写真を見上げて、「悪口言うたら、落ちてきそうや。」と登場。
あの、茶の湯の時に着てはる緑色の着物で、茶の湯。
楽しかったのは、対談で、弟子(当代)桂歌之助さん、弟手弟子 桂 米二さん、同級生 寄席文字の橘右一郎さん。
うーん、内緒にしておこう。
中入り後は、本日のプロデューサー、桂 九雀さん、孝行糖。
孝行糖は、もともと文枝さんが演っておられたのと、文枝さんに習った歌之助さんくらい。なので、文枝一門と九雀さんくらいしかやり手がないそう。
あと、ねずみも関東ネタの輸入で、ところの設定を岡山にしてるのは歌之助さんの流れだそう。(他の人は仙台)
孝行糖、何度か聞いたのは東京のが多く、主人公の描き方もかなり違う感じがする。
九雀さんのアレンジなのか、歌之助さんからそうなのか、主人公「そんなにアホでもない男」
トリには、桂歌之助さん。
歌之助さんが、現皇太子が結婚した頃に使ってたマクラ(雅子さんは外国の大学二つと、東京大学を出てる。)
もし夫婦ケンカになったら「なによ、あなたなんか、学習院の推薦入学のくせに。」っていわれるのか・・・
演目は、善光寺骨寄せ。これまでなんと6勝2敗らしい・・・
今日はめでたく一勝でした。
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