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カテゴリー「桂こごろう」の記事

2012.01.04

歌之助が遺したネタ達(12-03)

18:00 天満天神繁昌亭
 ・桂咲之輔   御公家女房
 ・桂こごろう  水屋の富
 ・笑福亭生喬  尿瓶の花活
 ・桂 米二   茶の湯
 対談
 桂歌之助、桂 米二、橘右一郎(寄席文字)
 ・桂 九雀   孝行糖 
 ・桂歌之助   善光寺骨寄せ

職場は初出。電車はまだすいているけど、寒い一日。
Img_1267

この間、九雀さんの会で、受付で「かわいい女性」がチケットを売ってはったので、ついつい買ってしまった前売り券。
※いやいや、正規のリンクはさかいひろこワークスでしょうね。

開演時刻、舞台は暗転し、高座にはスクリーン。
先代の「猫の災難」のビデオが流される。
で、途中からオチまで、その後照明がともると、高座の、ちょうど噺家さんの座布団の真上あたりにほぼ等身大の歌之助さんの写真。セピア。

世間はまだお正月の人も居るだろうに、ここへ来るまで着物姿の女性は全然見ていない。
不況やから? 寒いから?
でも、繁昌亭にはいらっしゃいましたね。振り袖世代ではないですが、女性、二人。
そうそう、今年初めての繁昌亭。舞台には餅花が飾り付けられて華やかな雰囲気。

Img_1266


まずは多分、歌之助さんとは何の関係もない、桂咲之輔さんから。
演目は、御公家女房。

続いて登場した桂こごろうさん、登場して最初に写真に大きく一礼。
「茶の湯」「ぞろぞろ」「盗人の仲裁」「水屋の富」の四つを習ったそうで、今日はその水屋の富を。
今日は一階席最後部だったので、あの表情の芸がしっかり見られなかったのが悔しい。

続く笑福亭生喬さんは、「ねずみ」や「書割盗人」、「尿瓶の花活」を習ったそう。
なんでも、書割盗人の時には、歌之助さんが大阪警察病院に通っていて、近くの公園で稽古を付けてもらったとのこと。(ごく近くに松喬師匠の自宅があるが、まさか、そこを貸してくれと言うわけにもいかず・・・で、公園での稽古風景・・・異常な・・・を松喬師匠は知ってはったらしい。)

さて、桂 米二さん。
舞台の写真を見上げて、「悪口言うたら、落ちてきそうや。」と登場。
あの、茶の湯の時に着てはる緑色の着物で、茶の湯。

楽しかったのは、対談で、弟子(当代)桂歌之助さん、弟手弟子 桂 米二さん、同級生 寄席文字の橘右一郎さん。
うーん、内緒にしておこう。

中入り後は、本日のプロデューサー、桂 九雀さん、孝行糖。
孝行糖は、もともと文枝さんが演っておられたのと、文枝さんに習った歌之助さんくらい。なので、文枝一門と九雀さんくらいしかやり手がないそう。
あと、ねずみも関東ネタの輸入で、ところの設定を岡山にしてるのは歌之助さんの流れだそう。(他の人は仙台)
孝行糖、何度か聞いたのは東京のが多く、主人公の描き方もかなり違う感じがする。
九雀さんのアレンジなのか、歌之助さんからそうなのか、主人公「そんなにアホでもない男」

トリには、桂歌之助さん。
歌之助さんが、現皇太子が結婚した頃に使ってたマクラ(雅子さんは外国の大学二つと、東京大学を出てる。)
もし夫婦ケンカになったら「なによ、あなたなんか、学習院の推薦入学のくせに。」っていわれるのか・・・

演目は、善光寺骨寄せ。これまでなんと6勝2敗らしい・・・
今日はめでたく一勝でした。

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2011.11.09

『ゆるりふたり』 ~こごろう・花丸の旅館落語会 その10~(11-72)

19:00 天満橋・あい粂旅館 2階広間
対談~ふたりにおたより~
 ・桂そうば  餅屋問答
 ・桂こごろう 黄金の大黒
 ・林家花丸  厩火事

去年の今ごろ、このあたりで飲み会があった。
なんか、最後はケーキまで食べた記憶が・・・。
店を出ると寒くて寒くて。

で、今年は一人で落語会。
妙に暖かい日。
受付では、混んできたらエアコンをつけようかなどと相談している。 
 
開場前、第10回のスペシャルイベントとして、奥の離れの間で、こごろうさんと花丸さんの対談をラジオのディスクジョッキー風に放送。(放映?)
まあ、お二人とも浴衣姿なので、ディスクジョッキーって感じではないかな?
100円のカンパでオヤツをいただき、お茶を飲む。

繁昌亭でよくお見かけするって人は・・・・・全くいなくって、ここは、ここの独立した観客層があるみたい。
(受付時間前にやってきた女性、「ごめんなさい、体調が悪くって。予約してたんですけど、お代だけ払って帰ります。」って。もちろん、主催者は受け取りはしませんでしたけど。こんなお客さん、少なくとも繁昌亭にはいないでしょう。)

対談では、さっきの「ラジオ」同様、ゆったりと「ふたりマクラ」状態。これって漫才?
記憶している話題をいくつか・・・。
・花筏はとくに女性には人気がない。
 ただ太ってる男が関取の風をして、飲み次第の食べ次第、おまけに夜這いまでして、地元の若い者を泣かせて、めでたしめでたし・・・・が嫌われる理由か?
・桂雀三郎師匠は泥棒の出てくる噺をされない。
 理由は「泥棒は悪い奴やん。」らしい・・・・?
・前田美波里さんの顔のハリに秘訣。
 毎日何度か、「リ・フ・ト・ア・ッ・プ」と声を出すこと。たまには上を向いて首筋を伸ばすように。

さて、落語。
桂そうばさんから。
出だし、何かわからず、動物園?商売根問? なんと、餅屋問答。
ふ〜ん、こんな演り方もあるんや〜。
で、オチは「地獄に堕ちろ。」
改作というか、アレンジはいいけど、ここ、「ゆるり」で掛けるネタではないのでは?
何割かの人は笑ってないと思います。

続いて、桂こごろうさん、黄金の大黒。
トリに、林家花丸さん。
花丸さん、奥さんのおとぼけネタをマクラに、厩火事。
オチに一工夫があって、天狗裁き的リフレイン笑いとでもいうのかな。
いや、夫婦ってこんなもん、日常ってこうして積み重ねられていくものって意味かも。そうすると深〜いオチかも。
「キーキーキー、まあ、兄さん聞いとくなはれ・・」

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2011.09.27

第81回平成紅梅亭(11-60)

18:30 読売テレビスタジオ
 ・月亭八光  幽霊の辻
 ・桂こごろう 動物園
 ・桂 雀々  蟇の油

 ・桂きん枝  一文笛
 ・笑福亭仁鶴 壺算

Y氏が当選した平成紅梅亭の公開録画。
確かに、豪華メンバーではあるんやけど、多分放送にして2回の収録なのか。
これだけを落語会として見ると非常にバランスの欠けたモノになってしまう。
出演者だけをみて、「ほな、いったい誰がトリやねん?」って感じでしょうか。
(まあ、タダの会やし、放送のための収録用の「お客さん」ですが。)

今日の収録は10月27日(確か?)の放送なので、落語日記は演目だけにしときます。

雀々さん、モタレの位置。
この間、東京の落語会に行ったときのモタレの太神楽の人、78歳の話題をマクラに。

このあと、78ではないけど、(それに近い)仁鶴さんがトリに控えてるというのに。

うーん、今日も中途半端でした。
また、見直します。


 
 
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2011.08.17

モーレツ落語会!(3)(11-40)

19:00 常盤漢方薬局ビル5階
 ・桂ひろば  道具屋
 ・桂雀五郎  あみだ池
 ・桂こごろう 夢八
 ・桂 雀喜  遊山船
 中入り
 ・桂佐ん吉  蛸芝居
 ・桂 紅雀  三枚起請

002


今年は嫁はんの49日が明けるまで落語会を封印してたので、3月下旬からスタート、かなり数としては少なめかな?
で、やっとこ40回目。
このペースでいくと、今年は(後半は数が減るはずなので、)70回くらいか。
まあ、いろいろありましたわ。来年もどうぞよろしく。ってな感じで、またまた、マクドナルド。

今日は、朝がちょっとゆっくりめの現場やったので、朝から大阪市立中央図書館へ。
予約していた小佐田定雄さんの本を借りてからお仕事へ。
いやー、暑い中、歩いた歩いた。
働いた感、満載(日本語おかしいけど。)。

で、今日はマクドナルドでコーヒーを飲んでません・・・・コーラです。

*驚き。
さっきTwitterみたら、内海英華さんが天満橋あたりの写真をとってはった。
つい、十数分前にこの辺りにいてはったんやー!

18時半までここで涼んで、今日は1000円!の落語会に向かいます。
いやー、三日連続、来れましたねー。
仕事、隙なんかい!
まあ、昨日、一昨日は暇でしたね。
世間が休みやし。

さて、開演。
今日は、ひろばさんから。
なんと、昨日も一昨日も「笑々」で打ち上げだったそう。
当然今日はラストやから打ち上げするやろうし。
なにわ探検クルーズに乗ってて、お客さんがひとりの時があることや、外国人がお客さんだったときの話をマクラに。
うーん、こうしたことが練習になってるんかな?
演目は、道具屋を。
「ションベン言うたら、道具屋の符丁や。」ん?道具屋の符丁やったっけ?

続いて、雀五郎さんは、あみだ池。
マクラでは、情報化社会で・・・新聞を読むと、わかってはいるものの、米朝会談や、米朝修復不可能などの見出しがつい、気になるって話を。
阿弥陀池、古典のまま、しっかりと。って感想を書こうと思ってたけど、なかなか。「心猫をグサッ、にゃー!」には、参った。

続くこごろうさんは、一昨日の代脈、さっきの阿弥陀池ともに、「私が教えたんです。こんなに受けるならギャグ減らしといたらよかった・・・。」
今日は昨日までの「表情芸」も少なく夢八を。

今日、中トリの雀喜さん、今日は新作ではなく、遊山船。
そうそう、昨日、天満橋から屋形船は見られませんでしたが、バスが見られましたよ。多分、上の方で大水がでたんやろうか?
遊山船は、難波橋でしたね。
袂の南京豆の話や、「ちょーらいんか?」で、雀三郎さんの雰囲気がふと感じられる。
あと、たまごの巻き焼きについてくる生姜ばっかり食べる客に叫ぶところで「ウチの師匠、それではげたんや~!」

中入り後は、佐ん吉さん。
今日も珍しいところで、蛸芝居を。
吉朝一門には、芝居に詳しいA面と、そうじゃないB面がいてるそう。
A面の代表格、吉坊さんは六甲のおいしい水のCMで中村吉右衛門さんが水を飲んでるだけで「播磨屋~っ!」って声をかけるそうな。
オチ、「毒消しもってこい。」でしたっけ?

さて、いよいよ三日間のトリ。
紅雀さんマクラもふらずに、三枚起請を。
小さなギャグも織り込みつつ、楽しい高座。

三日間トータル4600円。
でも、初日は3時間たっぷりやったし、昨日も、(誰かが短めにとは言うてはりましたけど、)2時間半はありました。
で、今日は2時間40分。
全部で18席で、一席当たり256円。1時間当たり650円。
お安い、楽しい、でもモーレツな会でした。

さて、今日も皆さん笑々ですかね~?

 
 
 
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19日0時過ぎ、2位になってますねー。
ありがとうございました。
*でも、この間まで一位やったんすよー。

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2011.08.16

モーレツ落語会!(2)(11-39)

19:00 常盤漢方薬局ビル5階
 ・桂こごろう 野崎まいり
 ・桂 雀喜  中学生ブルース
 ・桂ひろば  てれすこ
 ・桂佐ん吉  幽霊の辻
 中入り
 ・桂 紅雀  代書
 ・桂雀五郎  ねずみ

なんか、認知症ぽい?
楽しかったことがそんなに楽しくなかったり、嫌いだったことがそんなに嫌じゃなくなったり。
全体的に興味がなくなるっていうか、感情の幅が小さくなったような気がする。
好きとか嫌いとかには「体力」、「気力」がいるんやなーって思う。疲れるわ~。
年のせいかな?

ってなことを書きつつ、昨日につづいての落語会。そうそう、キャッスルホテルには習志野高校の生徒たちが泊まってました。

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もしかすると、我が奈良県選出の智弁と当たるかも?ですね。

昨日につづいて、マクドナルドでコーヒーを飲んでこれを書いてます。
(別に、「ゆんべと、ちっとも変わらんようにしたろ!」ってなことは考えてへんけど。)

開場。「となり、あいてまっか?」ってH氏登場。


今日は、こごろうさんから。
マクラ短めに。おーっ、昨日、言うてはったとおり、三味線が。
演目は、お囃子たっぷりと野崎まいりを。

さて、今日も新作をかける雀喜さん。
きょうは、マクラに、マイケルジャクソンや、マドンナの話題など、自身の中学生時代の話をして、中学生ブルースを。
なんか、一部盛り上がってたけど、ワタシ乗り切れませんでした・・・。

今日のひろばさんは、袴姿で。
いや、やっぱりここ何ヶ月かで格段に腕を上げてるような。昨日はなんと無くやったけど、今日は確信に近い。
演目は、大阪ではあんまり聞かへん?ですよねー?てれすこを。
オチ、こういうカタチでしたっけ?
火もの(ひもの)絶ちをした事を話した意味がないのでは?

中トリには、佐ん吉さん。
おー、多分生で聞くのは初めてかも?
幽霊の辻。
マクラの「桂ざこば品川大暴れ事件」も怖いけど、なかなか怖い噺。
H氏も生では初めてらしい。

中入り後は、紅雀さんから。
演目は、代書。
噺は(残念ながら)普通にすぎていく。
ところが、オチ。
こんなんあり?の、「ガタロ~?」どんどん。

さてさて、今日のトリ。
雀五郎さんは、黒紋付きで登場して、ねずみを。
一カ所とちったけど、そこは会場みんなで突っ込んで(?)無事に言い直し。

こちらも大阪では聞く機会が少ない噺で嬉しい。


 
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2011.08.15

モーレツ落語会!(1)(11-38)

19:00 常盤漢方薬局ビル5階
 ・桂佐ん吉  代脈
 ・桂 紅雀  がまの油
 ・桂雀五郎  短命
 ・桂こごろう 素人浄瑠璃
 中入り
 ・桂 雀喜  落語クエスト
 ・桂ひろば  はてなの茶碗

昨日は、朝からウォーキング。
2時間以上かけて、法隆寺あたりまで。
ウォーキングが、一番お金もかからず健康「的」で、いいかも。
水分補給と日焼け対策くらいかな。数百円で半日過ごせる。
まあ、天気のいい日だけやけど。

で、昼からビール飲んでお昼寝してから、夕方お買い物。
少々「よたって」きたウォーキングシューズを買い替えて、バーゲン品のスニーカーもゲット。

食品売場では「お盆のパーティーセット」みたいな、エビフライ、唐揚げ、エビチリ、・・・の詰め合わせ。

って、昨日のことを思い出しつつ、落語会に向かう。(今晩は何を食べよう?からの連想でした。)

さてさて、今日から三連ちゃんの落語会。
三日連続で落語会へ通うってな事が普通のサラリーマンにできるんやろうか?まあ、世間はお盆やし、連続で通えば三日目には割引があるみたいやし。

定時に職場を出ると、18時には会場へついてしまう。
で、八軒屋のマクドナルドでコーヒータイム、で、これを書いてます。


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天満橋から西の方。
屋形船は出てません。

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会場風景。
結構な入り。

では、始まり始まり~。

まずは、桂佐ん吉さん。
藪医者の語源は、噺家は「風(風邪)で動く。」とか、「見通しがつかん。」からというが、実は兵庫県の養父地方では、もともと技術の優れた医者を輩出したが、逆に偽物が「養父の医者」を名乗り、そのために悪評がたったのが語源とのこと。
で、今日の代脈。
こごろうさんにつけてもらったネタで、「こごろうの代脈」と呼ばれるのか・・・ってマクラ。
佐ん吉さん、口跡いいし、声も気持ちいい。

つづいて、桂 紅雀さん。
奥さんの実家でのゴルフの話題をマクラに。
なんでも、18ホールを160打で回ったそう。
で、その話を動楽亭でしていると、(今月11日からは他の一門もでているので、)「オレの前にそんな奴おったら、ピストルで撃ってるな。」と言われたとのこと。
紅雀さん、「さすが、笑福亭。」
(動楽亭のチラシをみると、紅雀さんと一緒に出ていた「笑福亭」は、鶴志さんかな?)
ゴルフから日焼け、露天へとつながり、がまの油へ。

つづく、桂雀五郎さん、さっきの紅雀さんの「いじり」を軽く流して、短命を。
表情が楽しいし、「養子が短命(タンメン)、なら、娘はチャンポン?」ってな、小技が楽しい。

中トリには、桂こごろうさん。
今日は三味線がいないけど、明日からはちゃんと付きますので、と。
やっぱり、ハメモノとか、生でないと・・・そういえば、ある亡くなられた大御所は、立ち切れでもテープをつかってはった人がいる・・・そうな。
「あ~んじょう、ボ~タン押してや~。」って。
あと、今日の落語会のメンツが決まった経過とかをマクラに。
自身のスケジュールが空いていて、なんと、雀喜さんも同じ日が空いていた!
で、本人にも確認せず、米朝事務所のスケジュールを抑えた。でも、二人なら一日二席、計六席。
六席となると、ネタをくるのも大変やし、もう一人・・・て、スケジュールを確認したのが枝雀一門のまん我さん。
なんと、スケジュール、あいてない!
なんか悔しくなって、雀五郎さん、ひろばさんと。
で、固まりかけた頃、佐ん吉さんと一緒の落語会があり、お茶を飲んで話してると「あー、僕も空いてますわ!」
カラオケにも芸風がでるって話は面白かったけど省略します。(まん我さん、はセクシャルヴァイオレット・ナンバーワンを歌うって。)
演目は、素人浄瑠璃。
表情の芸、すごいですね。
大ホールでは伝わりにくいでしょうけど、今日くらいの40人程度なら最高!

中入り後は、桂 雀喜さんから。
この時点で時間は21時。

会場に「ドラゴンクエスト」をしたことがあるかを尋ねてから、「演目、失敗しました。」で、落語クエスト。
ファミコンソフト(!)の落語クエストは、「高座を重ねて人間国宝になる。」というロールプレイイングゲーム。
それに挑戦する、王将のバイト君の一晩を描いた落語。

トリ、桂ひろばさん。
「もう、21時半近いので、関白さんの登場あたりからやりましょうか?」
演目は、はてなの茶碗。
うーん、何やろ?
経験?慣れ?いやいや、修練の賜物か?
落ち着きと、貫禄を感じさせる。
油屋が茶金さんを呼ぶのを「あんた」と「おまはん」の二通りを使ってたけど、その使い分けが(使い分けの意味が)わからない。

21時50分終演。
たっぷり。満足。お得な落語会でしたよ。

 
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2011.08.03

動楽亭昼席〜8月席〜(11-34)


14:00 動楽亭
 ・桂 二乗  癪の合薬
 ・桂まん我  三十石
 ・桂歌之助  悋気の独楽
 ・桂こごろう 青菜
 中入り
 ・桂ざこば  延陽伯
 ・桂 宗助  猫の忠信

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実は、5日の金曜日に仕事を休んで落語にいこうかと算段していたが、どうにも変更できない約束が入ってしまい、やむなく断念。
で、その代わりにというと何やけど、今日、午後に休暇を取って動楽亭へ。
10日以降やったっけ、米朝一門以外も出るらしいけど、今日は特段新しいメンツだとかでもなくって、強いていえば、ざこばさんが出るってところか。

客層は、結構若い人もいて、やっぱり夏休みなんかな?
あと、米朝展のプログラム(DVD付)を売っていたのでゲット。
(それによると、年末にDVD7枚組が発売されるそう。)

最初に登場した、桂 二乗さん。
聞いたことのある、「関西のお客さんは微妙に優しい。」ってマクラから、癪の合薬。
ワタシ、この噺は林家以外で聞いたことありませんでした。(染弥さんでは3回以上聞いてると思いますが。)

続く、桂まん我さん、この間と同じマクラ。
もともと「南丹篠山口」って知ってるし・・・。
演目は、三十石。
あまりの心地よさに夢見心地。

つづいて、桂歌之助さん。
例の、オーバーアクションが受ける、受ける、悋気の独楽。
ちょっとさめて見てると、なんでそこまで受けるかな~って思うくらい受けてる。

中トリ、桂こごろうさん。
演目は青菜やけど、丁寧な状況描写などで、ひと味違う青菜に仕上がってる。
丁寧な表現が見事にはまって、最高の青菜。
もう、マクラのパチンコ話題がいらなかったって思うほど。

中入り後は、桂ざこばさんの延陽伯から。
う~ん。
う~~~ん。果たして今日の動楽亭落語会に、ざこばさんの落語が、それも、ねたおろしに近い延陽伯がいったのか?
あまりの「荒さ」に驚く。
嫁入りの口上は間違えるし、大声でごまかすし。
話は飛ばすし。
少なくとも、今日はいらなかったかも・・・ 。

トリ、桂 宗助さん。
演目は猫の忠信。
さすがの宗助さんやけど、ちょっと単調に聞こえるか。
残念。
何でやろ?
ワタシ的には何の文句もないのに、感動はいまいち。
むしろ、あー、ここはこう演じるんやとか、ほー、こんな声で語らせるんやとか、発見がいっぱい。
いろんな意味で感動の落語。

今度は、他の一門が出る日にも是非いってみたい。


そうそう、帰りには新世界から恵美須町、日本橋、難波とお散歩。
途中、大十(昔、難波にあったお店。落語の品揃えがすごい。)に寄ってCDを物色。
桂文三さんの満腹全席を買いました。

 
 
 
 
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2010.03.28

王寺寄席(010-***)

王寺町やわらぎ会館 18:45
 ・桂 二乗
 ・桂こごろう
 ・桂 雀松
 ・桂 南光

嫁はんと久々に出かける落語会。


のはずが、いってみるとなんと満席。
会員券って書いてあるやん。

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2010.02.28

あづち亭(010-012)

ヴィアーレ大阪 15:00
 ・桂そうば 動物園
 ・桂佐ん吉 おごろもち盗人
 ・桂こごろう ちりとてちん
 中入り
 ・桂よね吉 千早ふる
 ・桂 千朝 肝つぶし

さて、第二部も出演順は同じで、まずは桂そうばさんから。

「出身が福岡で・・・・」と話し出したから、もしかすると同じネタで同じマクラかもっと一瞬、ショック。
でも、小学校の頃に貴重な体験をした・・・で。安心。
なんでも、学級閉鎖になりかねないくらいの欠席者がいて、その残ったパンを今で言うと福岡ドーム近くの川でカモメにやっていると、そのカモメのくわえたパンをカラスが体当たりして取っていった、さらに、カラスのパンを鷹が、、という風景を目の当たりにした・・・・・ほら、皆さん、そういう顔をするでしょ。
落語にも動物にまつわる噺が多く、とと、動物園を。
第一部の時うどんといい、この動物園といい、マクラにはずいぶん気を遣っているようで勉強熱心なんでしょうね。

続いて桂佐ん吉さん、泥棒の小咄をいくつかして、演目はおごろもち盗人。
オチは「お〜い、泥棒!」

つぎに桂こごろうさん、今度は内弟子修業の話をマクラに。
師匠南光自慢のバカラのグラス対モロゾフのプリンのカップ。
今度はちりとてちんで、長崎土産の名前を考える段で「長崎へ行ってきました」とか、「黄色い恋人」とか先ほど同様ギャグ満載。

続く桂よね吉さんも、内弟子修業の話題を少し。
吉朝宅ではなく、大師匠、米朝さんの所での内弟子修業。
で、国宝と一緒に住むということは、例えば姫路城と一緒に住むということ、ということは、、、(よね吉さんが、ブログなどには書かないようにとの事だったのでここまで)
あと、昔、吉朝と小米朝が、米朝師匠はユーミンを知っているかどうかを賭けた話をマクラに。
・師匠、ユーミンって知ってはりますか。
・ああ、知ってるで。
・そら見ろ、知ってはるやろ。
・歌も歌えるで、♪ねえユーミン、こっちむいて♪
演目は、え〜っと千早ふるでした。

トリ、桂 千朝さん、肝つぶし。
第一部の鹿政談、二部の肝つぶしとも「ザ・千朝」って感じの語りで、しっとりと。
この人がやる落語は、「ああ、千朝さんにあう噺やなぁ」って、何を聞いてもそう思わせるのがさすが。
本来、肝つぶしって、ちょっと違うかもって思ったけど、(ざこばさんのしか聞いたことがないからか)聞いてると、やっぱり千朝さんにあうネタやなと思ってしまう。

一日で、5人の噺家さん、10の落語、なんと贅沢なことでしょうか。

あづち亭(010-011)

ヴィアーレ大阪 11:00
 ・桂そうば 時うどん
 ・桂佐ん吉 田楽喰い
 ・桂こごろう 阿弥陀池
 

 ・桂よね吉 七段目
 ・桂 千朝 鹿政談

Y氏と待ち合わせてると、H氏が。
H氏は職場の駅伝大会に出場するため、12時頃には落語会を後にしなければならないとのこと。
う〜ん、H氏お好みの桂 千朝さんが見られないのか。

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まずは桂そうばさん、福岡出身との話から。
博多のお国自慢としては、よく博多どんたくと言われるが、全然面白くない。やっばりラーメンが主流で最近では固麺がブーム。
昔は、ただ「かためん」と言っていたが、最近では「バリ」からもっと固くなって、「ハリガネ」から「粉おとし」・・・・「ナマ」まで。
あるとき博多の友人と大阪梅田で「九州を超えた!」との看板のある店にいったが「バリ」が通じず、「ナマ」と言うと、生ビールが出てきた。
麺も今ひとつで、帰りに「どこが九州を越えてるんですか」と聞くと、「値段」との答え。
博多ではラーメン、東京ではそば、大阪ではうどんで、、、と時うどん(一人バージョン)を。
以前よりは聞きやすくなってきたけど、やっぱりアクセントの違いは気になる。

続く桂佐ん吉さん、こちらは聞きやすい大阪弁。
最近何度か聞いた田楽喰いを。
いろんな野菜については、前回メモしたので今回はメモらず。
さげは、わあわあ言いながら酒盛りが続きます。

続いて、桂こごろうさん、大阪のおばちゃんネタと、テレビショッピングならぬラジオショッピングをマクラに。
演目は阿弥陀池で、「デコに小判」、「馬の耳に餞別」などくすぐり満載の爆笑ネタ。

ここで中入りで、H氏は長居へ向かう。

中入り後、桂よね吉さんから。
マクラが長く、さてさて何をと思っていると、どうも七段目・・・・と書いてよいのかどうか。
というのも、演題の元になる七段目は登場せず、二階に上がった丁稚は若旦那の三段目にそのままつきあう。
なので、妹の赤い襦袢も出てこないし、「わたしには勘平さんという夫のあるからだ・・」という台詞もない。

トリ、桂 千朝さん。
しっとりと、と表現するか、抑揚がないと表現するか微妙なライン。
丁寧な言葉で、鹿政談を。
心地よい時間。

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