米朝一門会(010-017)
ヴィアーレ大阪 15:00
・桂そうば 鉄砲勇助
・桂しん吉 金明竹
・桂 雀々 ん廻し
・桂米団冶 掛け取り
・桂 都丸 鯛
職場の互助会主催の会、Y氏と同行するが、他にも(当然)職場の人の顔が見える。
最初に登場した桂そうばさん、「皆さんのお気持ちは、後の師匠たちを早く見せろという思いでしょうが、居酒屋での「つきだし」のようなもので、いやでも付いてます」。
実家が歯科医だそうで、一番困るのが予約のキャンセル。
で、あるとき、よくキャンセルする人に理由を聞くと、キャンセルの理由など聞かれたこともないせいか、あたふたとして「歯が痛いから。」
落語にも、ひたすら嘘をつきまくる者がおりまして、と、鉄砲勇助を。
イノシシのくだりだけを。
そうばさん、まだまだ訛りは気になるけど、いつもこうしてマクラを組み立ててくるところは立派。
続いて、桂しん吉さん。
内弟子修行中、米朝師匠宅でのお話をマクラに。
漬け物を取ろうとしたところ、兄弟子から箸は反対に使うものやと、教えられる。
ところが師匠吉朝からは、「おまえの手垢のついた方で取るな」と叱られる。
何事も失敗して勉強していくもので、と演目は金明竹。
中トリ、桂 雀々さん。
万博ホールでの敬老会をマクラに。
年寄りを扱うジジ・ババネタはあまり聞きたくないし、内弟子時分の電話を取るネタもそんなに好きじゃない。
そんなマクラがたっぷりと。
中入り後は、桂米團治さんから。
襲名の話題から、名前が変わると気分一心します、また、年が変わっても新しく生まれ変わるようでと、掛け取りを。
洋服屋がクラシック好きってやや安易な創作はいかがなものかと思うけど、後半の醤油屋の芝居好きの演技で打ち消してくれる。
前半がなかったらもっとすばらしかったのに。
桂 都丸さん
同じく襲名話題から。
「塩鯛」についてあれこれと。
襲名する塩鯛にちなんで、鯛をかける機会が多いようで、ワタシは、もういい。
襲名披露は8月6日のサンケイブリーゼから。
今日はトータルとして、いまイチの感想。
飲み会にたとえると、最後にお茶漬けを食べるか、バーで軽く一杯するか、このまま帰りたくない感じ。
で、というか予定通り、次の会場にむかう。
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