左(the)らくご~特別編~東の情・西の情〔08-106〕
天満天神繁昌亭 18:00
・桂 吉坊 商売根問
・桂 米左 ふぐ鍋
・林家正蔵 芝浜
中入り
・桂つく枝 堪忍袋
・桂 米左 立ち切れ線香
まずは、一昨日に続いて、桂 吉坊さん。
今日も、やや地味目の、緑色の着物。
今回の特別編だけでなく、次回の通常版「左(the)落語」にも出演が決まっていて、「左落語は私のもんか・・・」
演目、商売根問の雀が「ちゅちゅうちゅうちゅう」で、袖をパタパタさせるさまは2階席からはホンマの雀のよう。
明るい、楽しい舞台、でも、2階席には演者さん、誰も一瞥もくれないのでちょっと疎外感。
続く桂 米左さんも渋めの茶色の縞の着物。
桂 吉坊さんの繁昌亭大賞かがやき賞受賞を披露して、「賞金(3万円)は、「とも喜び」言うてみんなで分かちあうもんや。」
豊臣秀吉の時代から伊藤博文まで、ふぐが禁じられていたことをマクラに、ふぐ鍋を。
続いて、林家正蔵さん。
なかなか普段聞けない「江戸弁」が聞けた。
第一の正直な感想は、「落語できるんや。」
演目は芝浜、ナマ芝浜を初めて聞けたので、それはそれでいいことなんで。
登場人物の年齢がわからへんなぁ。この噺。
中入り後、桂つく枝さん。
例の夫婦の話題から、堪忍袋。
例によって実話(?)の罵り合いを織り交ぜ、「ちょっと痩せたおもて、週に5日も家にいてて〜」「4つ上やと思って偉そうに」「あんたが小学校行ってるとき、私は高校生やったんや。」「年上やったらそんなに偉いんか。」
トリの桂 米左さん、立ち切れ線香。
京都高瀬の綱引き、丹波の牛、兵庫のフカ。
オチは、三味線の切れ音なく、(小糸は)「ひかしまへん。」
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