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10:00 天満天神繁昌亭
・露の 瑞 動物園
・笑福亭右喬 右喬噺
・笑福亭伯枝 遊山舟
・旭堂南舟 名刀捨丸
《大喜利》
司会:笑福亭伯枝 笑福亭右喬、旭堂南舟、桂 恩狸、露の 瑞
19:00 動楽亭
・桂そうば 鉄砲勇助
・林家染吉 ふぐ鍋
・桂そうば 青菜
・林家染吉 壺算
19:00 道頓堀角座
・笑福亭生寿 二人癖
・笑福亭喬介 兵庫船
・笑福亭純瓶 夢八
中入り
・笑福亭右喬 犬の目
・桂福団治 百年目
14:00 動楽亭
・桂 二乗 強情灸
・桂ひろば 真田小僧
・桂三ノ助 寿限無
・笑福亭福笑 桃太郎
中入り
・桂 福楽 遊山船
・桂ざこば 傘碁
12:30 北区民センター
・ひさご亭鬼灯 応挙と幽霊の花魁
・太閤堂羅波留 秀吉と易者
・ひさご亭鈴華 荒大名の茶の湯
・ひさご亭幸月 宇治川の一番渡り
・太閤堂海州 堀部妙海尼
中入り
旭堂南鱗 道場長挨拶
・太閤堂登流 八丈島物語
・太閤堂新玄 星亨の外交
去年もやってきた講談道場発表会。
無料で講談が聞けるし、なかなかレベルも高い。
みなさん、一生懸命にやってはるのが伝わってくる。
で、無料なので、今年こそは何か差し入れをしようと考えていて、でも、何がいいのやらさっぱりわからず・・・・
18:30 天満天神繁昌亭
・桂 米輝 つる
・桂枝三郎 宿替え
・桂枝三郎 しびん
・桂枝三郎 宇治の柴舟
15:00 玉水記念館
・桂弥っこ 七度狐
・桂 二乗 癪の合薬
・笑福亭由瓶 持参金
・桂 吉弥 住吉駕籠
久々の吉弥さんの「落後の落後の楽語」。
大阪へは台風が迫ってきて、もしかしたら中止なるかもと思いながら、肥後橋へ。
1階のホール?ワタシは初めて。
まずは弥っこさん、初めてです。
お囃子がないためか、どうも間が抜けるというか、冗長、ダレる感じがする。これは弥っこさんのせいではないでしょうが…
続いて、二乗さん。癪の合薬は多分聞いたことがあって、(べくない)と娘との三人の関係が楽しい。
由瓶さん、一昨日は千早ふるでマクラがお嬢さんの話で、今日もマクラは家族の話やったんで一瞬嫌な予感。
予感は外れ、最近あんまり聞かない?持参金。
トリ、吉弥さん。
あんまり吉弥さん狙いで落語会に行くことはないけど、なんとなく「アク」がなくなってきたような感じがする。いい意味で。
18:30 新京橋商店街 ビギンホール
・笑福亭由瓶 千早振る
・露の 都 猿後家
・桂 三若 ぼやき酒屋
・林家菊丸 幸助餅
今日は職場の同僚、ナマの落語は全く初めてという男(名前から、仮に「家ちゃん」としておきます。)と同行。
繁昌亭や○○ホールの落語会であれば一人でも行けるやろうし、行きにくそうで、かつ日程があったのが京橋ビギン寄席。
まずは笑福亭由瓶さん、マクラでお嬢さんがいる話をしてたので、もしかして以前聞いた次の御用日かとも思ってたけど、ちはやぶる。
やや、くだけた形にしているのか、たいへん荒い。
続く都さん。
始まる前に家ちゃんに「おすすめは?」と聞かれ、「そら、都さんやで。登場したら、どんなええとこの奥様かと思うで~。(最初は・・・)」と言っていたので、いわゆるおばちゃんネタをして欲しかったんですが、今日は猿後家。
あんまりかけていないのか、こちらもちょっとラフ。
三番手には三若さん、ぼやき酒屋、最近聞いたような。
噺にはやっぱり相性というか、ニンが合う合わんがあって、この噺、三若さんにはどうでしょう?
ワタシ的にはもっと「すり減ったおじさん」の方が合うのでは?と思いますね。
トリ、菊丸さん、幸助餅。
もともとスリムなタイプではなかったけど、最近肥えてきたのか、相撲取りがよく似合う。
家ちゃんは楽しいだけの落語でいいって言ってたけど、こういう噺もいいですね~、って。
まあ初めての人を連れて行くのに、ビギン寄席はいかがかという人もいてはるでしょうけど、結果オーライ。
確かにどんな噺がでてくるかわからないので不安もあるけど、時間的に退屈させない時間で、(今回は家ちゃんの通勤経路を考えると)場所的にも近い京橋で、おまけに帰りに飲んで帰りやすいところ。まあ正解でした。
で、立ち飲み魚漁で一杯飲んで帰りましたとさ。
18:30 NHK大阪ホール
・桂 鯛蔵 つる
・桂 三扇 シルバーウェディングベル(桂三枝 作)
・笑福亭呂鶴 植木屋娘
中入り
・笑福亭鶴二 竹の水仙
・月亭八方 胴乱の幸助
職場のY氏が当選したので、ご招待。
今日は早くに落ち合えたので、結構いろんな話を外のベンチで。
やや早いかなと思いながらも、ちゃんとした椅子にも座りたいので入場。
Y氏と、次は誰の会に行くのかとか話すが、ワタシ、iPhoneに入力した予定は明日のことも覚えていない。
で、NHKホールって携帯電波を完璧に遮断しているのか、自分の予定もわからず。
(この間にメールやらメッセージやらが届いてたのは21時まで気づかない!
最初は鯛蔵さん。
今日の座席がかなり前方の右ウイング(?)、スピーカーからの音が右から、若干遅れて左後方から反射音。
目の前の鯛蔵さんから声が聞こえず、鯛蔵さんが喋ってる感じがしなくて何かカラオケのよう。(そういえば、文鹿さんのカラクゴボックスってはなしがありましたね。)
三扇さんでもまだ違和感を感じながら。
シルバーウエディングベルは80代男性と70代女性の結婚式の話。
内容は実にブラックなんやけど、あたりの、まさにその世代の人達はこの話で笑えるという、人生の実力者ばっかり。
さて、呂鶴さんの植木屋娘。
Y氏と「あのサゲはどういう意味か?」と話題になったのでネットでいろいろ調べてみました。
あるブログから。
【以前は、と言うより、松鶴師や文枝師のサゲは、住職に掛け合いますが、伝吉の答えは「商売が植木屋でございます。根はこしらえものかと存じます」と、言うサゲでした。
米朝師は、「むかし、夜店などで質(たち)の悪い商人から買った植木に根がなくて、すぐ枯れてしまったりするのがあったそうですが、これはちょっとひどいサゲで、伝吉という人間もこれで大変悪い男になってしまうし、この一篇の落語が実にあと味のよくないものになります。」
と言う理由で変えました。】
うーん。よくわかりました。
中入り後は鶴二さんの竹の水仙。
つい最近、全く同じ(たぶん)テキストの噺を聞きました。高野山のお坊さんへの対応が少し違うくらいで、そこはアレンジの範囲。
さて、誰だったか…。
トリ、八方さんは胴乱の幸助。
また、ここで小さなことが気になってしまった。
八方さんが(ご自身練習されているせいか、)浄瑠璃の言葉が変わってるのは仕方ないとして…(とは言え、「親じゃやわいな〜。」「ちぇ!」は聞きたかった。)
前段の、酒のましたろか?のところで「相対ゲンカや、出来レースや!」
レースって!
14:00 動楽亭
・桂そうば 青菜
・桂 雀太 替り目
・桂まん我 ろくろ首
・桂 千朝 鹿政談
中入り
・桂 九雀 僕は廃品回収業
・桂米団治 茶金
夜にはY氏のお誘いでNHKの上方落語の会へ行くのに、ちょっと雑用をやっつけるために昼から仕事をお休み。
で、「ねたのたね2」をぼーっと見ていて「なかなか、ええやん!」って感じでやってきた動楽亭。
そうばさんは、夏の定番、青菜を。
「親から貰ろた万年手塩」を万年小皿と言ってたのが気になる、というか引っかかる。
雀太さんは替り目。
なんでも、今日は青菜をやる気でやってきたのに、先にそうばさんが青菜をすると聞いて、声には出さないまでも心の中で「えっ!」。
で、その後やってきた先輩は、声に出して「ええっ!」。
で、そのまん我さん、「今日は青菜をやるつもり120パーセントやったのに。」から始まる。
「みんながこんなに青菜をやりたいんやったら、いっそのこと、青菜祭りでもやろうかと…」
演目はろくろ首。
さて、中トリの千朝さん、鹿政談。
ワタシ千朝さんの喋り方とお奉行さんの話し方のマッチングが大好きです。
今日は、それにも増して塚原出雲の「悪役ぶり」が見事でした。(例えて言うと、雀三郎さんの「江戸の人気者」の会津屋(?)のような。)
中入り後、九雀さんは僕は廃品回収業。
これって、リサイクルマンって話じゃなかったですか?
(追記予定です。)
*九雀さんご本人からコメントをいただき解決しました。で、追記はしない予定です。
トリ、米団治さん、米朝師の没後100日もすぎたそうで。
昨日の夜は、染八、八光、春蝶、のんきさんらとの会…父親が噺家…があったそうで、緩やかな空気が流れていたそう。
今日は京都の大店の主の風格が要る茶金。
マクラの武庫之荘、関西はひとつ、京都は(自らを)関西とは思っていない…話題が楽しかった。
で、まだまだ時間はあるので、あべの橋まで歩いて市バスで大阪駅行きに乗る。
次の落語はNHKホールで。
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