2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト

カテゴリー

無料ブログはココログ

« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »

2015年3月

2015.03.29

兵庫県芸術奨励賞受賞記念 『通し狂言 伊勢参宮神乃賑』(15-032)

14:00 トリイホール
・桂 華紋  色事根問
・林家染左  
  「発端~野辺~煮売屋~七度狐」
  「宿屋町~京名所~三十石」

Img_1630


1012

真ん中下あたりに「ご来場の方に記念品進呈」との文字。

2013

こちらのシンプルなチラシには書かれてません。

メールで予約したので、雨が降っても元気にお出かけ…まあ、そんなに元気でもないけどね。
13:25くらいにトリイホールの受け付け。すでに開場されていて結構な入り。
いつものあたり(右の柱の辺)に陣取りiPadで遊んでいると、続々とお客さんがやってくる。
最初は通路に補助椅子を置いたりしていたが間に合わず、後ろの本来なら通路になるところにも簡易な椅子を。
それでも座れないお客さんは立見で…。

ワタシの前のおっさんは、体を動かすたびに椅子を後ろに引いてきて、狭い狭い。

まずは染左さんのご挨拶。
普段はもっと少人数で落語をやってるんですが…すでに秋にもここトリイでの会が決まったそうで、次回「俺が行かんでも大丈夫やろ〜」と、皆さん考えないでくださいねー。落語会の陥りやすい罠で、次回、ふたを開けるとガラガラということが、よくありますんで。

今日のプログラム

3014


そんな中で、華紋さんの登場。
大入り満員のトリイホールでは、声が聞き取りにくいほど。
色事根問をゆっくり聞かせてくれました。

続いて染左さん、前半は、お伊勢さんに向かう道中、発端~野辺~煮売屋~七度狐まで。
あ〜発端のタタキが心地いい。

中入り後、少しは人が減ったのか・・・?
そうでもなさそう。
ワタシ、立ち見なら3時間近くも辛抱できへんけどな〜。
三十石の船頭唄、染左さんはうまいなあ。「大御所」って呼ばれる人でも「おいおいっ」って感じのメロディの人っていますよね〜。

隣の船頭(声だけ聞こえてくる)は染八さん、ちょっとメロディがって突っ込まれてました。

こちらは記念品の手ぬぐい

Img_1631

2015.03.28

米朝一門会(15-031)

15:00 ヴィアーレホール 
・桂 二乗  癪の合薬 
・桂ひろば  上燗屋
・桂ざこば  笠碁 
中入り
・桂米団治  地獄八景亡者の戯 

大喜利
 桂 紅雀・桂ひろば・桂佐ん吉・桂 鯛蔵 (司会 桂 米紫)


Ichimonkai


昨日の「落語とやきとりの会」で、今年30回目の会やった。
3月末で30回、だいたい月に一度でまずまずのペースか。
まあ、比率としては講談会が多くなってるので、落語会自体はだんだん減少傾向。

恒例のヴイアーレの落語会も、今回はちょっと趣向を凝らしたのか、大喜利が企画されている。


まずは二乗さん。 羽織を着ての登場。そら、そーやね。もう、年季をあけて結構経つし。演目は癪の合薬。
明るい侍で、全編たのしく。
続くひろばさんは酔っ払いマクラから上燗屋。
多分、以前にもひろばさんで聞いてるネタ。うん、楽しかったから何も文句はないですよ。
で、続いてざこばさんは珍しい笠碁を。
上方では生喬さんとかしか聞いたことがない。
中入り後、米団治さん。
米朝さんのなくなった翌日の動楽亭では「地獄八景」の半ばまで、米朝さんを登場させて演じたとのこと。
さてさて、今日は何を聞かせてくれるのか、と思ってたら紋付袴姿で登場。
なんと、「今日は米朝の袴を着けてきました。」とのこと。
(心の中では、地獄八景決定。)
で、まあ地獄八景に進むわけですが、父、師匠とはまた違った感じで楽しかったー!
多分聞いたこたのある設定やけど、今日はまた格別。

さて、ここで終わっててもいいところ、大喜利の部の始まり。
昨日「この、エロ落語家!」と、罵った(?)紅雀さんも含め、ひろばさん、佐ん吉さん、鯛蔵さんを米紫さんが操る?

まあ、めっちゃ笑ったのでめっちゃ楽しかったんやろうなー。
構成的には米団治でお開きも十分あり得る会でしたが。


さて、明日は雰囲気を変えて、林家の人を聞きに行こうか…。







2015.03.27

第11回 落語とやきとりの会(030)

19:00 鳥屋台囃屋
・桂 米輝  阿弥陀池 
・桂 紅雀  宿替え 

Photo


まあ、こんな落語会もあってええんかも。

米輝さん、今日はなにか走り気味。時間設定を気にしているのか?
余裕で30分はあるはずやのに。
「若いのに似合わず鮮やかな口舌」、今日はちょっと違ったかも。

紅雀さん、マクラで最近気に食わない事がをいっぱいあったって話を。
「今日はマクラだけで終わろかな。」と、本人が言うほど、えんえん15分。その時はどうも「引いて」いて、早くビールを飲みたいなーと思ってたんやけど、その後の飲み会では雰囲気逆転。ワタシも「この、エロ落語家!」と突っ込みが入れられるくらい。
まあ、次に何かの機会に会えても忘れられてるでしょうが…。

久しぶりに亜矢ちゃんや、悦ちゃんに会えたし、Y氏もいてはるし、ごまめさんもいてはるしで、なんか、仲間うち落語会を開いてもらった的な楽しさがありましたねー。M村さんもいてはったし。

・・・・・米輝くん、西の京だったそう。(自分メモ)

2015.03.21

島之内寄席三月席(15-029)

14:00 トリイホール
・笑福亭飛梅 道具屋 
・露の団姫  鯛(桂三枝・作)
・林家うさぎ 隣の桜
・桂 文福  金婚旅行
中入り
・笑福亭仁勇 紀州
・桂雀三郎  天王寺詣り



久しぶりやなー島之内寄席。
結構な入りやし。
思い出したようにここにやってくるのは、この寄席がある意味「標準形」やと思ってるから。
◯◯一門会や◯◯独演会でもなく、テーマを持った落語会でもなく勉強会でもない。
一番オーソドックスな上方落語会やと思っているから。

で、一昨日、桂米朝さんが亡くなって、さて上方の落語界はどうなるのか、なんてことは実はどうでもよくて、実質的に何年も米朝不在ではあったわけで。
まあ、米朝師がお年を召されてからは、雀々さんや吉坊さん、他の一門ですが春蝶さんなども東京に行ってしまったりはあるものの、まだまだ静かにブームは残ってたりする。

そんなことは置いておいて。

まずは飛梅さん、初舞台で、オタの直前になって会場で携帯が鳴って頭が真っ白になった話をマクラに。やや短めの道具屋を。
団姫さんは、鯛。いまや多くの噺家さんがやってる鯛やけど、女の人は初めて聞いたかも。
続いてお馴染みのお囃子が、タラッタラッタラッタ♩と流れてきて、うさぎさん。
隣の桜も今の季節感いっぱいの噺。

文福さんも、相撲甚句で大阪の春の感じ。

仁勇さんの紀州は二度目かな?

さて、トリの雀三郎さん。
今日はこの天王寺参りを聞きに来たと言っても大げさではない。
彼岸の中日に、天王寺参りを聞く。それも雀三郎さんの。
こんな幸せ。
噺は部分的に暗記してるほど聞いてるけど、この幸福感。なんやろー?

今日は最高のいちにちでした。



2015.03.19

上方講談を聞く会(14-028)

18:30 動楽亭
・旭堂南斗   宮本武蔵
・旭堂南青   赤垣源蔵徳利の別れ
・旭堂南鱗   出世の白餅
・旭堂左南陵  雷電の初土俵 


2015.03.15

第五回「引っ込み思案研鑚会」(15-027)

10:00  天満天神繁昌亭
・笑福亭瓶生  動物園
・笑福亭恭瓶  何考えとんねん
・桂雀三郎   かぜうどん

恭瓶さんからメールをいただき、当日でも前売り料金とのことでやってきました。
(前売りを買う余裕もあったんですが、昨日の吉坊の会のあと、ツレと飲み過ぎたらヤバイと思っていて…まあ、無事に二日酔いにもならずやってきました。)

天満宮さんの梅も五分咲きくらい?

2015.03.14

第13回 桂吉坊の落語を聞く会!?(15-026)

18:30  天理市・はるのひ詰所3階
・林家染吉  子ほめ
・桂 吉坊   壺算
中入り
・桂 吉坊   一文笛

例によって駅前から抜ける公園に。

こちらははるのひ詰所

梅かと思ったら桜…ですよね。

久しぶりの吉坊さんの会。
まずは、林家染吉さんから。

顔に覚えもあり、何度か聞いてるはずと拙ブログで辿ってみると、最初に聞いたのは2008年、入門二年目の頃、染左さんの会。
ワタシ、ベタ誉めしてました。で、思い出しました。
普通二年目の人には、ブログなんかで注文をつけるのもどうかと思ってるんですが、この時は、なんというか、大げさに言うと清原のプロ入りくらいの感動でしたね〜。
なんでもアルバイトでNGKの掃除なんかもしてたらしい・・・。

今日は子ほめという、まあ入門間もない人がよくかける噺だったのが残念ですが。

で、お目当の吉坊さん。
こちらも久しぶり。
去年の9月の三座会とか、ここ「はるのひ」の会以来です。

一緒に行ってたツレと、去年は「声がおかしかった。」って感想だったんですが、今日は声の張りもいいし、特に一文笛で聴かせる「凄み」は背筋にびびっと響く感じ。


マクラで入門16年という話をしてましたが、16年間ひとつことを一生懸命やると、ここまでなれるのかという驚き。

2015.03.12

NHK上方落語の会(15-025)

18:30 NHK大阪ホール
・桂吉の丞  仏師屋盗人
・桂阿か枝  厩火事
・桂 春蝶  看板の一
中入り
・桂 紅雀  親子酒
・桂 吉弥  愛宕山




2015.03.10

第251回 天満講談席(15-024)

18:30 動楽亭
・旭堂南舟   道具屋吉兵衛   
・旭堂南湖   平家物語源氏揃  
・旭堂南北   桂小五郎 京都の物語  
・旭堂南左衛門 谷風の人情相撲
   





以前から気になっていた、高座の後ろの赤い看板。
今日は始まるまで余裕があったので、表で写真を撮ってきました。


2015.03.08

動楽亭昼席(15-023)

14:00 動楽亭
・桂 優々  近日息子 
・桂ひろば  上燗屋
・桂まん我  あくびの稽古
・桂 出丸  高津の富 
中入り
・桂 米紫  義眼 
・桂米團治  七段目



3








初っ端の優々さん、なんと出だしから近日息子を。
最近、よくかけているらしい噺らしいけど、最初っから!
また、いきなりスピード全開で、飛ばす飛ばす。
お客さんも、置いてきぼりにならず、ぐいぐい引き込まれ爆笑に。
20分近い熱演。
ひろばさんも負けじと道頓堀クルーズのマクラをたっぷりと、噺は短めの上燗屋。
まん我さんも噺としては短めのあくびの稽古やのに、お客さんの「笑の間」があるのか、みんな「たっぷり感」。
中トリの出丸さんは高津の富。こちらも当然の大熱演。(この際、オチでちょっととちったことは触れないでおこう。)

中入り後米紫さんは、時間調整を心がけたのか、義眼を短めに?まあ、短くはなってなかったけど。
米紫さんの降りた時点で16時、さてここからトリの米団治さん。
もう盛り上がってる客席をそのまま(米朝さん話題も入れつつ)七段目。
米団治さんの七段目にはいつも感心するんやけど、毎回何か新しくなってる。
二階の作次郎は今日は五段目の猪になっていたし。
こうした改良?工夫ってのは、いったい誰が考えているんやろう。
この間は落語、特に古典落語に飽きてきたみたいなことを書きましたが、前言撤回、今日は久々の感動でした。


*参考に


わかりますか? この↑あたり。



福楽さんが体調不良のようです。
長引く病気でなければいいんですが…。

« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »

最近のトラックバック