桂吉坊の落語を聞く会(14-121)
18:00 はるのひ詰所
・桂吉の丞 遊山船
・桂 吉坊 三枚起請
中入り
・桂 吉坊 親子酒
やむなく繁昌亭昼席の、それもトリの松枝さんを聞かずに天理へやってきた。
こちらは約束もあったし、以前から楽しみにしてたので。
と、言い訳はともかく。
ことしの落語会も120回を超えました。
このままでは三分の一以上確定です。
さて、落語会。
桂吉の丞さん、今日は吉坊さんが間違って三味線の師匠を二人も呼んでしまったので、お囃子のある噺を。と言うことで遊山船。
お客のことを「きゃー」と言ったり、仲居のことを「なー」と言ったりという件をシンプルに、ただ、仲居のところでは「ほんなら向こうにいてるのは、木村さんに香取さん・・・?」だけは残して。
こうしたやり方もあるのかと、思わず納得。
続いて登場、桂 吉坊さん。
何か声に違和感があって、低い声になっている。(ツレも同感想)
喜六の明るさが楽しい。
犬が三匹、雌犬の後をついていってるのをみて、「あいつらも起請文もろてるんやろか?」ってところや、店の二階での会話など、自分のおかれた苦境を全く意にも介さず底抜けに明るい。
喜六のような人間になりたいってつい思ってしまう。
中入り後の親子酒では、酔っぱらいの父親の描写が楽しい。
あるある〜、そうそうこんなんやってしまうわ!って心の中で思いながら、みてる。
終演後、座布団をまとめてると、「ブログ落語日記の方はいらっしゃいますか〜?」
とのお声掛け。
お話を聞くと、なんと打ち上げのお誘い!
く〜っ、残念、今日は車で来てるんですよとご辞退、く〜残念。
(この記事はMacで書いてますが、「くるま」で変換すると、真っ先に「俥」がでた!まあ、仕事に使う訳でもなく、文字を打つのはブログの更新くらいだから仕方ないか・・・)
次回、吉坊の会ではないけど12月に落語会をされるそうで、その際には是非ということで、はるのひ詰所を後にしました。
後で思い返せば、駐車場に一泊させて朝にとりにくるか、代行運転とかいう手段もあったものな〜。
※12月の落語会 三遊亭圓丸さんという、小遊三さんの一番弟子の方だそうです。
なんでも奈良県大和郡山市出身らしく、そうしたゆかりか。
1966年生まれというから、ワタシの妹と同世代。
« 繁昌亭昼席(14-120) | トップページ | 南斗講談拳(14-122) »
へぇ~ そんな珍しい事もあるんですね!
三味線さんが二人って。
繁昌亭昼席でしたら、二人体制ですけどね。
投稿: Hiroshi | 2014.09.13 23時40分
吉坊さんのマクラでは、昔、先代米紫さんは前座に数人声をかけてしまい、一番最後に来た染丸(当時、染二)さんに「帰って!」っていったそうな。
あと、まだハガキくらいしか落語会の告知手段がなかった頃、常連のお客さんに日にちを間違えてハガキを送り、結局誰も来なかったってな話がありました。
投稿: 落語日記 | 2014.09.13 23時46分