日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »
18:15 西成区民センター
・露の 紫 花色木綿
・桂 吉坊 くっしゃみ講釈
・桂 春若 野崎詣り
中入り
・桂 団朝 近日息子
・笑福亭枝鶴 天神山
今日は吉坊さん目当てで西成寄席へ。
まずは露の紫さん、なかなかべっぴんさんで、勉強会などもがんばってはる。
(今度6月14日、紫雲の会、予約してます・・・・。)
さてお目当ての吉坊さん、落語と、覗きカラクリと、講談の三つが楽しめるお得な落語。
というか、きっと難しいんでしょうね〜。さすが、芸達者の吉坊さん。
春若さん、けんかを吹っかける台詞がやや詰まり、「ここは、難しいねん、春団治みたいにはいかへんねん・・・・。」
中入り後、団朝さんのマクラが楽しかった。
若旦那とか、二代目とかやることがスカタンな人が多い。
私も個人的な知り合いで、いわゆる若旦那って呼ばれる人がいる。(ここで会場、微妙な笑い。)
その知り合いの若旦那は、やることもいうことも、スカタンで、リップクリームと間違え、スティック糊をつけたり、携帯電話と間違えて自宅のリモコンを持ち歩いたり、ムースと間違えてシェービングクリームを頭につけたり。
(会場のお客さん、みんな誰かがわかって笑い。)
あげくに、自分のことをモーツァルトの生まれ変わりなどと言い出す。
それを聞くたびに「お前は米朝の長男じゃ。」といいたくなる。(会場、爆笑。)
トリの枝鶴さん、天神山。
天神山、ワタシの大好きな噺です。
特にラストの締め方?というかが人によって違っているのが興味深いですね。
手元の音源を聞き比べると、枝雀さん、吉朝さん、松喬さん、文珍さんは「芝居でやります蘆屋道満大内鑑・葛の葉の子別れ。ある春の日のお話でございます。」
五代目文枝さんは、狐だとばれるあたりを、あらすじっぽく話すのではなく、芝居がかって(お囃子も入って)たっぷりと語り、「芝居でやりますと蘆屋道満大内鑑・葛の葉の子別れという、ほんまエー芝居ですが、落語の方はそうは参りません。「貸家道楽大裏長屋、愚図の嬶の子〜放ったらかし」でございます。」
(五代目桂文枝上方噺集成に収録の天神山は、狐だとばれたおツネさんが天神山へ帰った後、安兵衛がおツネを探しにおいかける。長屋の連中はその安兵衛を探しに上町のおっさんのところへ・・・・って、非常に長い話です。)
今日は六代目松鶴さんと同じ終わり方で、五代目文枝さんのパターンから「ばれる」あたりを簡単にして、サゲ自体は同じ形のもの。
西成寄席は開会時間がやや早い(18:15)ものの、たっぷり21時近くまであるので、満腹満腹。
13:00 天満天神繁昌亭
・桂 鯛介 子ほめ
・笑福亭智之介 動物園
・笑福亭仁勇 紀州
・桂ぽんぽ娘(メイド漫談)
・笑福亭岐代松 ん廻し
・笑福亭鶴志 おかふぃ
中入り
・暁 照雄・光雄(三味線漫才)
・桂 米輔 桃太郎
・林家そめすけ 看板の一
・桂小春団治 高津の富
まずは、お初の桂鯛介さん、見た目は落ち着いていて、しっかりしてそう。まあ、見た目だけじゃわからないので、これからゆっくり観察を。
演目は、子ほめで、オチは「まだ生まれてへんみたいや。」。
なぜ、これがオチになるのかいまだにわからへんですわ。
続く笑福亭智之介さん。
さすがに落ち着いて見える・・・・ということは、鯛介さん、やっぱり「落ち着いてなく」みえてたのか?
演目は動物園。実は、昨日のABCラジオで南天さんの動物園を聞いたところ。
南天さんとは状況が違うので仕方ないですが、なんか新しいところほしいですね~。
園長は「池田」さん。
続くは、さらにベテラン、笑福亭仁勇さん。
短い「紀州」をたっぷりと(変な言い方?)。
聞いたことのないエピソードも交えて。
桂ぽんぽ娘さんは色物としてメイド漫談を。
「よく似た言葉で違いがわからないもの」を解説するとのことで、
(1)「仁勇」と「New」
「New」は新しい、「仁勇」はアザラシに似てる。
(2)「岐代松」と「トド松」
「トド松」はおそ松くんに出てくる兄弟、「岐代松」は落語がお粗末。
(3)「鶴志」と「タクシー」
「タクシー」は酔うと乗りたくなる、「鶴志」は酔っているとき会いたくない。
(4)「そめすけ」と「福助」
「福助」は足袋(たび)、「そめすけ」はもうじき荼毘(だび)に付される。
よくもこれだけ先輩方をネタにしたもので、恐ろしい恐ろしい。
さて、その「落語がお粗末な」笑福亭岐代松さん、自身も、ちゃんとこの話題で笑いをとる。
演目は「ん廻し」。こちらもいろいろ新しい工夫が見られ楽しかったですね~
中トリの笑福亭鶴志さんは、持ち時間と相談しながらか、長めのマクラ。
(多分)まだ完璧ではない「おかふぃ」。
上方落語家からこんな噺を聞けるとは、それも鶴志さんから・・・・・!
中入り後、暁 照雄・光雄(三味線漫才)、照雄さんは、あの、三味線の早弾きをして「なんで、こんなにうまいんかしら・・・」って、懐かしいなあ・・・・。
桂米輔さんは、桃太郎。
なんだろう?
元気がないのか?
噺に入っていけない。
お楽しみの、林家そめすけさん、看板の一。
こちらは威勢が良くて、やや早口の口調もあいまって盛り上がる。
独立やら、なんやら大変そうですが、そういう時って気分が盛り上がってるので、いい舞台になるんでしょうね~。
さて、トリの桂小春団治さんは、高津の富を。
二番を引く(という夢を見た)男の話がほとんどなく、やや短め。
16時5分くらいに終演になったので、ちょっとさみしい。
18:30 日本ライトハウス情報文化センター
・前説 露の新治
・近況対談=伯鶴×さとう裕(落語作家)
・笑福亭生寿 牛ほめ
・笑福亭伯鶴 ばあちゃん旅行社?
4階のエレベーターを降りると、すぐ前の部屋に、なんと、露の新治さん。
今日の演者には名前はなかったはず…
出囃子が流れ、まずは新治さんの登場、どうやらお手伝いで、司会のような
お仕事をされるよう。
最初に対談、新治さんも隣に座って、対談が進む。
ここで、さとう裕さんが披露してくれたのが、なんと、六代目松鶴さんの伯鶴さんに対する「入門許可証」!
この、優しい筆使いに注目です。
なんでも、伯鶴さんが、高校の進路指導で、先生には進学も就職も決まっていないと思われていて、松鶴さんに相談したところ書いてくれたというもの。
ちなみに伯鶴さんが例の三国駅の事故の時、意識もない時に松鶴さんが夢に現れたそう。
「おのれの来るとこやあるかい!とっとといにさらせ!」と言われ、この世に戻ってきたとか…
サプライズの新治さんのおかげもあって、暖かい楽しい会でした。
伯鶴さん、がんばってください。
18:30 動楽亭
・旭堂南舟 杉野はいずこへ行った
・旭堂南湖 大谷刑部
・旭堂南海 真田の出丸
・旭堂南左衛門 三村の薪割り(義士銘々伝)
13:00 奈良市 真言律宗総本山西大寺 興正殿
・桂 文鹿 十徳
・林家染弥 子は鎹
・桂 文鹿 紙相撲風景
19:00 船場寄席
・旭堂南斗 雷電の初相撲
・露の 紫 宿替え
・旭堂南斗 那須余一
仕事の段取りがわからず、予約はしてなかったものの、予約1,000円が当日1,200円になるだけだし、と、やってきた南斗さんの会。
これで3回目か…
ところが受付で、南斗さんご本人が「いや、前売りの1,000円でいいですよ。」と言ってくれた!
そういえば結構来てるかも…
(でも、こんなことすると、癖になるかも?ハガキで案内を貰ってるので、ハガキ持参で前売り料金とか、いかが?)
14:00 佛願寺
・白夜亭一林 怪談・江島屋騒動
・旭堂南青 安倍晴明伝
・旭堂南左衛門・南鷹・南青
太平洋改メ旭堂南鷹改名披露口上
・旭堂南鷹 難波戦記・大助駿府の使者
・旭堂南左衛門 西行法師・鼓ケ滝
最近のコメント