繁昌亭昼席(13-101)
13:00 天満天神繁昌亭
・笑福亭智六 田楽喰い
・桂 三弥 鯛
・笑福亭仁扇 へっつい盗人
・宝来家大治朗(曲芸)
・桂きん太郎 くもんもん式学習塾
・林家染二 宿替え
中入り
・笑福亭鶴笑 立体西遊記
・桂 文福 金婚旅行
・笑福亭右喬 平の陰
・桂春之輔 立ち切れ
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13:00 天満天神繁昌亭
・笑福亭智六 田楽喰い
・桂 三弥 鯛
・笑福亭仁扇 へっつい盗人
・宝来家大治朗(曲芸)
・桂きん太郎 くもんもん式学習塾
・林家染二 宿替え
中入り
・笑福亭鶴笑 立体西遊記
・桂 文福 金婚旅行
・笑福亭右喬 平の陰
・桂春之輔 立ち切れ
13:30 奈良県立図情報館
・露の 紫 真田山
・桂 文鹿 紙相撲風景
・林家小染 試し酒
・桂 文鹿 はてなの茶碗
トリ、桂文鹿さん。
14:00 中央区中寺2丁目 大倫寺
・桂 鞠輔 正月丁稚
・露の 紫 鶴
・笑福亭生寿 幽霊の辻
中入
・露の 紫 厩火事
高津さんのすぐお隣にある禅宗のお寺、大倫寺さんでの落語会。
例によって本堂での会だと思っていたけど、本堂の下、地下?での会。
まだまだ若い新人さんの始めた新しい勉強会だから、つ離れしないくらいのお客さんだと思っていたけど、開場前から何人も並んでいる。
ワタシ・・・朝席の前売りを買っていて、夕方には城北で雀三郎さんのコンサートがあるのでちょうど都合がよくって。(まあ、他にも都合のいい会ってのはいっぱいあるけど。)
最初に桂鞠輔さん、季節を先取りの正月丁稚。
聞いていて、また師匠米輔さんの口調を思い出す・・・けど、これはいいかも。
鞠輔さんの女性が丁稚を演じる、特有のかわいらしさで、楽しい噺に。
続いて、露の紫さん、NHKのコンクール話題で、多くのお客さんが収録にも行っていた様子。師匠 都さんの話題やら何やら、マクラは絶好調。
演目「つる」も、言い間違えたのをフォローするところなんか、信心とは思えませんね〜。
ゲストで登場、笑福亭生寿さん、今日は考えてみれば、「あの○○さんのお弟子さんの・・・」ってパターンの人ばかり。
最近、生寿さんの口調が気にかかる・・・師匠の悪いところばかりが。
ってな記事を書きましたが、今日はそんなこともなく、よかったですよ。
演目の幽霊の辻も生寿ブレンドで、特におばあさんのタイミングが楽しい。
でもね。ちょっと複雑な気持ちもあって、どうしてもこの噺は枝雀一門の噺という思いがあるし、いえ、いろんな噺があっていろんな噺家さんがいてはって・・・
で、何となくですが、一門の色がなくなっていくのはさみしいですね。
トリの紫さん、NHK新人コンクールでかけたという厩火事。
うん、いい感じ。
マクラで、最近の上方落語では、こうした古典をややアレンジしているのが流行っていて、これらは桂九雀さんのテキストによるのが多いそう。
楽しい会で、場所も時間もいいところ。
あ、次回に向けてとしては、照明を少し考えた方がいいかも。
上からのあかりだけだと、演者さんの顔が影になることが多かったので。
10:00 天満天神繁昌亭
・桂 治門 平林
・桂咲之輔 時うどん
・桂 福丸 代書屋
・桂壱之輔 皿屋敷
14:00 奈良県橿原文化会館 大ホール
特別ゲスト:桂 九雀
プログラム
【セントシンディアンサンブル】
「あまちゃん」オープニングテーマ
フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン
ルージュの伝言~ひこうき雲
威風堂々 第一番 エルガー
【桂九雀】
金明竹
【吹奏楽落語】
新出意本 忠臣蔵
作 小佐田定雄
落語 桂 九雀
指揮 福島秀行
演奏 セントシンディアンサンブル
10:00 天満天神繁昌亭
・桂あおば 宿屋町
・桂枝三郎 くっしゃみ講釈
・笑福亭松五 田楽喰い
・桂枝三郎 蛸芝居
18:30 天満天神繁昌亭
・笑福亭生寿 平林
・林家そめすけ 看板の一
・豊来家玉之助 太神楽
・林家そめすけ 宿屋仇
中入
・対談 大阪24区おもしろ噺 ゲスト 前大阪市長 平松邦夫
・林家そめすけ 通天閣(串カツ屋編)
はじめに笑福亭生寿さんの登場、今日はワタシ的には普通の落語会だとは思っていなかったので、何となく普通の落語会の段取りに戸惑う。
生寿さんは平林。
この間も思ったけど、師匠に似るということは善し悪しがあるな〜って。
生寿さんの話し方の折々に師匠の顔が浮かぶ。
それもいいところじゃなく、悪い面だけがクローズアップされて。
間の取り方や、言葉の後に「ぅ〜」とか、「ぇ〜」って言葉が入るところ、ワタシは好きではありません。(非常に文章にしづらいんですが。)
続いて、そめすけさん、看板の一。
西成ネタのマクラは正直、やや飽きてきましたが、場内は受けている。
どうも普段の落語会には来られてない層が多い様子。
短めの看板の一の後は、豊来家玉之助の太神楽。
時折見せるガッツポーズや、笑みはなかなか計算されていて、うまいって思いますね。
中トリのそめすけさんは宿屋仇。
へ〜っ! 普通の落語もしっかりできるんやって書くと失礼か・・・・・
中入り後、今日のキモ。平松さんとの対談。
平松さんは(初めてお見かけしたわけではないけど)非常に上品やということがあらためてわかった。
他者のことを悪く言うわけでもなく、相手を思いやらず責め立てるようなこともせず、穏やかに、だけど評論家的に第三者の立ち位置でもなく。
聞いていて気持ち良くなる話し方。
相手を徹底的に叩き、痛めつけるようなことはせず、あくまで紳士。
多分、子供の喧嘩で強くありたい人にはわからないと思います。
平松さんなら、おごり高ぶって、「これが民意だ。」なんて、絶対に言わないだろうし。
繁昌亭の舞台は初めてだと仰る平松さん、「色もの」です。
トリはワタシの大好きな通天閣(串カツ屋編)。
木村充揮さんの天王寺がバックに流れて雰囲気は最高。
今日は絶対に串カツを食べに行くと心に誓う!
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