林家そめすけ独演会(13-095)
18:30 天満天神繁昌亭
・笑福亭生寿 平林
・林家そめすけ 看板の一
・豊来家玉之助 太神楽
・林家そめすけ 宿屋仇
中入
・対談 大阪24区おもしろ噺 ゲスト 前大阪市長 平松邦夫
・林家そめすけ 通天閣(串カツ屋編)
はじめに笑福亭生寿さんの登場、今日はワタシ的には普通の落語会だとは思っていなかったので、何となく普通の落語会の段取りに戸惑う。
生寿さんは平林。
この間も思ったけど、師匠に似るということは善し悪しがあるな〜って。
生寿さんの話し方の折々に師匠の顔が浮かぶ。
それもいいところじゃなく、悪い面だけがクローズアップされて。
間の取り方や、言葉の後に「ぅ〜」とか、「ぇ〜」って言葉が入るところ、ワタシは好きではありません。(非常に文章にしづらいんですが。)
続いて、そめすけさん、看板の一。
西成ネタのマクラは正直、やや飽きてきましたが、場内は受けている。
どうも普段の落語会には来られてない層が多い様子。
短めの看板の一の後は、豊来家玉之助の太神楽。
時折見せるガッツポーズや、笑みはなかなか計算されていて、うまいって思いますね。
中トリのそめすけさんは宿屋仇。
へ〜っ! 普通の落語もしっかりできるんやって書くと失礼か・・・・・
中入り後、今日のキモ。平松さんとの対談。
平松さんは(初めてお見かけしたわけではないけど)非常に上品やということがあらためてわかった。
他者のことを悪く言うわけでもなく、相手を思いやらず責め立てるようなこともせず、穏やかに、だけど評論家的に第三者の立ち位置でもなく。
聞いていて気持ち良くなる話し方。
相手を徹底的に叩き、痛めつけるようなことはせず、あくまで紳士。
多分、子供の喧嘩で強くありたい人にはわからないと思います。
平松さんなら、おごり高ぶって、「これが民意だ。」なんて、絶対に言わないだろうし。
繁昌亭の舞台は初めてだと仰る平松さん、「色もの」です。
トリはワタシの大好きな通天閣(串カツ屋編)。
木村充揮さんの天王寺がバックに流れて雰囲気は最高。
今日は絶対に串カツを食べに行くと心に誓う!
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