マンスリー桂咲之輔落語会in徳徳亭(13-022)
19:30 徳家・徳徳亭
・桂咲之輔 東の旅発端 〜 煮売り屋
・桂弥太郎 七度狐
・桂 九雀 転宅
・桂咲之輔 紙入れ間男
こんなことを書いて、咲之輔さんに悪いけど、落語以外のところで楽しかった。
「叩き」も乱れるし、紙入れ間男でも全く逆に言い違えるし、むしろ弥太郎さんの方が落ち着いて見えるほど。
でも、弥太郎さん、言葉が気になるねんな〜、残念やけど。まだ、すうーっと入ってこない…。
まあ、何よりさすがの九雀さん。
この間、メルマガで仰ってた「理屈っぽい人」話題も出てたし、たっぷり楽しませてもらいました。
トークのコーナーでは、「普段心がけていること」「枝雀寄席の思い出」「マイブーム」を咲之輔さんが九雀さんに聞くというもの。
普段心がけていることは、落語にあまり出て来ないような言葉を使わないようにしているって、納得です。
以前ここにも書きましたが、こぶ弁慶で「トイレの前の廊下」とか、天狗刺しで、「天狗を、用意したロープで…」とか、聞いたことがありますしね〜。
で、九雀さん「そういった言葉は、インプットしないように、あ、インプットはあかんわ。」
枝雀寄席の思い出では、当時、絶大な人気を誇る枝雀さん、いつも千人は入るホールで落語会。
前座として、弟子が出ているが、客席に受けないと、袖の師匠が怖かったとのこと。
ある日、文我さんが自己紹介をしただけで、「そんなことは言わなくても名ビラに書いてある。」(無駄な言葉はいらない。)としかられたそう。
できるだけ、無駄を省いて、省いて。
そういえば、米朝・枝雀の対談で「ほたら、何かい。」から始める、いっときの枝雀さんの話し方についてってのがありましたね。
枝雀さんの落語の本を出版するという話があって、米朝師匠は、「いまの枝雀なら、どんな噺も(ほたら、何かい。)になってしまう。」
ここで咲之輔さん、「自己紹介で、よく、「こちらに戒名が書かれてあります。」とか、言いますよね。」と、話を向けると、「そうそう、師匠は八割の人に受けても、残りの人に嫌な気持ちをさせたらあかん。できるだけ、そうしたマイナスの言葉も言わないようにと言われた。」とのこと。
これ、分かります。
ワタシ、去年くらいは、落語っていかに多くの「死」が話されてるかって思って、落語を聞くのが嫌やった時期がありました。
いつもここで書きますが、「一人助かって、四人死んだ。」ってなオチは、何が楽しいんだろうかって、いまでも思います。
それはさておき、楽しい会でしたよ。
ワタシのメモでは伝わらないのが悔しいですね。
明日は、もう一人のお楽しみ、そめすけさんの会にいってきまーす。
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