落語再生公開堂~ハナシをノベルvol.31~(11-69)
19:00 大阪市中央公会堂
・月亭天使 時うどん
・月亭八天 皿相撲
中入り
・林家笑丸 ほうじの茶
・月亭八天 裏木戸の小僧
最初は月亭天使さん、急に寒くなった今朝の天気を例に、ついこの間までは夏のようやったのに、秋がなくってすぐに冬になりそう、さすが大阪は「あきない」の町ですね。で、今日はうどんの噺を。
うどんにもいろいろあって、乗せるのもので変わる。天ぷらや、あげ、ぶっかけうどんなんかには大根おろしとか…。
今日はわたし、ネタ下ろしです。
と、時うどんを。
続く月亭八天さん、相撲の話題をマクラに。
相撲協会は公益社団法人で、一連の不祥事から一般社団法人化も考えられているらしい。上方落語協会も公益社団法人で、例えば私が「もう、この弟子は!」とバットで殴るとか、「1年半もやっててこれか!」とゴルフクラブで弟子を殴ったりすると、法人そのものに影響がある…ってマクラ。
演目の皿相撲は、潰れそうな相撲部屋、たこさご部屋がカッパをスカウトして育て上げると言うもの。
カッパだった「さごのじょう」が得意のツッパリで勝ち進むが…
中入り、田中啓文さんが登場して、まずは自身の本の宣伝を。で、思いがけず「八天さんが、今度襲名されるそうで…」と、袖の様子を見ながら。
どうやら、このタイミングでは、ちょっとフライング気味だったよう。
また、あとでってことで。
中入り後は、林家笑丸さん。
演目はほうじの茶。
ウクレレ漫談と紙切りを交えたお話。
たしか、聞いた。聞いたことがある。
トリは、月亭八天さん、裏木戸の小僧。
東京の噺家さんの台本募集で、選に漏れたものらしい。
大幅に大阪の噺に書き換えられてるらしいが、十分聞き応えのある一作。
さて、田中啓文さんと「裏木戸」作者の中島要さんの対談、その後八天さんも入ってのトーク。
いろいろ割愛して書くと、昔、文枝門下の四天王と呼ばれた、文之助、文都、文三、文団治。
そのうち文都は弟弟子の文三に文枝を襲名され、袂を分かった。
で、そのときの亭号が月亭。
なので、月亭としては総本家って名前なので、ある意味、これ以上はない。
さ来年になるらしいが、いやー、朗報。
(中入りの時に、独演会のチケット買っておいてよかった。去年は2枚買ったけど今年は1枚。)
こんなところにも参加してます。
クリックしていただけると、うれしいです。
↓↓↓
にほんブログ村
最近のコメント