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2011年8月

2011.08.31

繁昌亭夜席~大阪市民寄席・そめすけの「大阪人情落語」

18:30 天満天神繁昌亭
 ・桂咲之輔   寄合酒
 ・桂 三金   奥野君の幽霊
 ・笑福亭右喬  看板の一
 ・林家そめすけ めがね橋(大正区)
中入り
 ・旭堂南海・宮村群時 「書生節」
 ・林家そめすけ 通天閣(浪速区)

絶対おすすめの落語会や!とチケットを買うときには確信してたので、2枚買っていた。
で、水冷さんはすでにチケットを買っていたので、鶴ちゃんを誘って、3人で。

中入りに、前半の演題だけ投稿。
 


帰宅。
後日更新と言う事で…
おやすみなさい。

職場で少し元気でたんやけど、天気が悪いとへこむ。
DREAMS COME TRUEのコンサートは3日。
彦八祭りも3日。
ここらで小休止するタイミングかも。
 
そうそう、落語会のあとの記録は水冷さんのページを参照して下さい。
(ワークシェア)

2月にイベントを考えてます。
今日、ほんの少しだけ具体化してきたのか?
相手もあることやし、まだまだですが。
CDはとりあえず買わないといけないかな?
天王寺~。

このページの読者の方、2月には1,000円持って集合ですよ。


 
ブログ村。
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2011.08.28

第16回さざんか寄席(11-45)

14:00 大和高田市さざんかホール小ホール
 ・林家愛染  十徳
 ・笑福亭生寿 二人ぐせ
 ・笑福亭松枝 手水回し
 中入り
 ・桂阿か枝  延陽伯
 ・林家染丸  千両みかん


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長男が車で出かけるってことになって、ワタシ、長男のミニバイクで大和高田まで。
車と違って、初めは暑いなーって思ってたけど、走り出すと、なかなか快適。
隅っこを走ると、車よりも早いやん。

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まずは、お初の林家愛染さん。
入門2年の23歳、なんと明石生まれで大学も阿か枝さんの後輩とのこと。愛嬌があって、うまいけど、何か器用な感じがする。
なんだか、若いうちに人気が出て落語から離れて行きそうな。(それくらい「華」があるという意味です。いわゆるタレントとして人気出そうやし。)
演目は、十徳。そつなく何でもできそう。

続いて、生寿さん。
生寿さんも可愛い(かった)けど、今日、羽織を着て二番目に出てくるとそれなりの貫禄がみえる。
上海の大学の日本語学科で落語をしたこととか、加賀温泉山下屋の落語会の話題から、コンビニ強盗・・・(宅配便の伝票を書くふりをして強盗に!でも、住所は自分の本当の住所を書いていた)・・・クセというのは直らないモノで・・・と二人癖。

さて、松枝さんの今日の演し物は・・・おお、なんと手水回し。
いわゆる、前座ネタですが、まあ、笑福亭の噺でもあるし。
最近の若い方のように、歌を歌ったりの奇をてらわないのが貫禄か。
マクラの、「わだ。」(わたしですよ。)、「ほんだ。」(本当ですよ。)を組み合わせた、岡田さんネタは面白かった。

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中入り後は阿か枝さんから。
「大和高田には円も縁もないようですが、大和高田といえば、母方の祖母の妹の長女の嫁ぎ先があって、まあ、大和高田っ子っていってもいいくらい。」だそう。(これ、普段でも使えますよね。)
演目は延陽伯。
いつぞやの金明竹にしろ、ちゃんと練習しないといけない噺を真面目に練習する阿か枝さんには好感が持てる。

トリの染丸さん。
昨日8月27日が入門記念日だそう。
で、今日はめでたい46年目の初日。

演目の千両みかんでは、医者は「あまい ようかん」先生。
あと、早合点して女性の悩みだと思い込んだ番頭が、若旦那に「いくつ?」
若旦那は「ひとつ。」
「ひとつはあきまへん。せめて17〜18。」
「違うがな、みかんやがな。」
「はは〜ん、みかんちゃんっちゅう舞子?」
で、これを大旦那に報告するときにも同じ繰り返し。

そう、天満の赤もの市場の番頭さん、人情だけじゃなく「私も番頭、番頭同士の気持ちですがな。」でタダで持って帰らせようとしてたことや、よく「番頭、表にでますと、夏のお日〜さんが、カーッ」とかの情景描写をする人もいますが(わかりやすいし、聞き手のイメージが似通ったものになる)、染丸さんはそうはせず、「この、土用のさなかに・・」って言葉をいろんな登場人物にしゃべらせるって進め方。
どうなんでしょう、聞き手の頭の中に(それぞれが違う)情景を浮かべるって面白くないですか?

聞き手の数、聞き手のイメージだけ落語があるって楽しいですよね。

Photo


 

 
 
 
さざんかホールに入ったところにある天井の絵。
これを真っ正面から見るには、
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この目印から。
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「昨日、クリックしたからいいか?」ではないので念のため。
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2011.08.27

笑いのタニマチvol.97~仁智の新作落語道場~(11-44)

18:30 薬業年金会館・5階和室
 ・桂さろめ   婚活パラダイス
 ・笑福亭智六  色事根問
 ・笑福亭仁智  源太と兄貴純情篇
 ・林家そめすけ 通天閣に灯がともる
 ・笑福亭仁智  (演題不明)

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薬業年金会館に18時に着きました。
雨の土曜日、さすがにお客さんの出足はイマイチかも。
今日はワタシ。そめすけさんに会いに来たようなもので、他の出演者のこととかノーチェック。
改めて見ると、「婚活パラダイス」はこの間田辺寄席で聞いたところやし、仁智さんの源太と兄貴はナマだけでなくテレビでも見た。(録画もある。)
聞きたいから来たそめすけさんの「通天閣に・・・」も7月28日(なにわの日)から1ヶ月。
「ちょっと、ミスったかな〜」と思ってたり。
また、前の席のおじさん、酒臭い!


で、いつもながら、誰のCDなんかなー?
普通に知ってる音楽が流れてたことはない。今日は沖縄音楽やけど、たぶんそこいらでは聞けないやろうなーって感じのん。
間もなく始まりです~。

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で、仁智さんの登場。
今日の出演予定のさろめさん、なんと入院したとか・・・
仁智さん曰く「20日ほど前に、女中を連れて高津さんにお参りしたけど、帰ってきてから寝込んでそれから頭が上がらん。」とのこと。
で、本日の代演は笑福亭智六さんとのこと。(仁智さんは「シュッとした女の子と違って、いつもこの辺でうろうろしてるドブネズミみたいなヤツ。」って紹介してましたが、ちょっと嬉しかったりして・・・)
ちなみに智六さんとさろめさん、ほぼ同時期の入門で、年齢もほぼ同じ。

その智六さんから。
さろめさんが「婚活・・・」、私は古典しかやりませんので、婚活・・・によく似た感じで「色事根問」を。

智六さん、ワタシは初めてですが、もう入門4年。
話しはそつなく、口跡もいい。ただ、笑いが少ない。
なんでやろ。

続いて、師匠仁智さん、源太と兄貴純情篇。
う〜ん。何度も聞いているからか、時々話しに詰まるからか、こちらもイマイチ。

さて、お目当てのそめすけさん。
前回はマンツーマンで聞くのにも緊張してたし、なにせメモも取れない状態やったので、今日は隠れてメモを。
そうそう、仁智さんの前説から時々出てくる話題、島田紳助さんの引退のこと。
で、そめすけさん、同じ文化住宅にその筋の人がいてて、(「ちょっと、ええとこに住んでますねん。」)から。
その人と、例えばドライバーの貸し借りとかあるけど、大丈夫かなと。
通天閣に灯がともるのあらすじは前回書いたので、省略。
今日は、というか前回も思ってて、書けなかったこと。
戦争で身内を亡くしたんはおっさんだけとちがう。みんなそれでも頑張ってるんや。ってセリフに励まされるというか、背中を押される感じ。(分かってる、分かってるけど。)

トリの仁智さん。
演目不明。
まだまだ落語としては未完成。
小ネタをいくつかつなぎ合わせたところで、これからかな。
「武道の達人」とか「沖縄 別れの旅行」とか笑った。
そう、特に「柔道の達人」(阪急電車の中津の先に吉本興業の井上達夫さんが住んでる。→そらぁ、十三の達じいや。)は爆笑。

最後に振り返ってみると、いつも通りの入り。
ほぼ満席でした。

※ 最近、落語会でお菓子を食べるおばちゃん、おばあちゃん。ひそひそ声のおじいさんとかは、慣れてきた、というか、落語会ってクラシックのコンサートでもないし、そんなに真剣にならんでも。って思えるようになった。
いや、携帯は言語道断やけど、ちょっとしたおしゃべりや居眠りくらい、目くじらを立てなくてもいいかな。って優しい気持ちになれてた。
けど、今日の酒臭いオヤジには腹が立ったな〜。酒臭いだけやなく、寝るし、なんやろ日本酒の臭さ?
すぐ前にすわってはって、幾度となく腕を伸ばして後ろよりになり、ワタシに異常に近づく。そのたびにワタシも後ろへ逃げる。(きっと、ワタシの後ろの人もいやがってたでしょうね〜。)

 
そうそう、この間(火曜日)にごまめさんと一杯飲み。
で、上方落語のブログをやってる人が結構いてはるって話題になりました。
いちど、みんなで飲みたいねって話しになりました。

もし、これを読んではる落語のブログをやってはる方、是非、コメントまたはメールをください。
年末あたりに一度お会いしませんか?

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2011.08.23

旭山動物園のロウソク

娘が北海道のみやげに買ってきたロウソク。
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コメントいただいた方、ごめんなさい。
記事をほとんど削除しました。
つながりが分からないと思いますので、コメントを削除しました。

 

 

2011.08.21

第579回田辺寄席・昼席~新・じっくりたっぷりの会-桂三金の段~(11-43)

桃ヶ池公園市民活動センター
 ・桂 文太『(開口0番)文太の前ばなし』
 ・桂さろめ 営業一課の高田君
 ・桂 三金 奥野君の幽霊
 ・桂 文太 すっぽん三次
 中入り
 ・桂 三歩 相部屋
 ・桂 三金 幸助餅

前回貰った招待券を握りしめて、向かうは田辺寄席。
最近、昼イチの落語会にいくことが多いせいか、昼ビールを飲んでないような気がする。
そう、車で出かけることもあるしね。

いま、近鉄電車のなかで、ブログの下書き中。
そうそう、昨日は笑ろう亭のあと、例によってY氏、H氏と王将。
何か飲み足りずH氏ともう一軒。

あー、お腹すいた~。

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まずは、文太さんの開口0番、今日は笛のお話を。
文太さん、先輩の米輔さんに紹介してもらって笛を習っていたそう。で、その、腕前を披露。
シャギリ、片シャギリ、石段と続き、春駒さんの出囃子から、文枝さん、松鶴さんと。
「文枝は三枝兄さんが継ぎますが、松鶴はどうなるんでしょうね~。
仁鶴師匠が継がはったら、そのまま松鶴師匠と呼べるけど、友達の鶴志くんやったら松鶴君って呼ばなあかん。
もし、孫弟子にあたる風喬が継いだら、ありませんわな、名前変えましょう、右喬が継いだら・・・。
おい、松鶴、茶~入れて。
松鶴、肩、揉んでくれ。
おーい、あほの松鶴・・・ってなことに。」

で、いよいや本番。
桂さろめさん、営業一課の高田君。
適齢期の女、石井が上司の勧める見合いを控え、憧れの営業一課の高田にアプローチするお話。
落語好きの高田にアプローチするのに、「落語にでも誘ったら?少数民族は肩寄せ合って生きるし。」とアドバイスする先輩。自虐的。
さろめさんの世代に合う、観客の世代とのギャップも楽しいお話。
ただ、ワタシ一番後ろに座ったせいか、声がはっきり聞き取れない。

続く、三金さんは、奥野君シリーズで奥野君の幽霊。
じっくり、たっぷりではなく、ぼってりでっぷり、とはご自身の談。
最近は体に注意をして、運動のため、バイキング料理は何度も取りに行くようにしているし(爆)、年に二回は人間ドックにも通っているそう。
CTも撮ってもらっているが、あと、一回り大きくなると入らない!
でも、大丈夫なんです。その場合には、栗東にある競走馬用の機械で?

奥野君の幽霊は、この世に満漢全席を食べていないという未練を残した奥野君が幽霊になって友達のところに現れるって噺。
火葬の時には、好きだった焼き肉を食べられるよう牛肉をたくさん棺桶に入れたり、ケンタッキーフライドチキンを山ほど入れたり・・・。
あと、古典落語に通じる小ネタもあり、爆笑の一編。

中トリ、文太さんは、すっぽん三次。
どうも始めに講談の話、特に切れ場の話を沢山するなあと思っていたら、こういうことか!
うーん、新作落語、途中までしか完成しなかったら使えそうなネタですね~。
舞台は船場の商家、井筒屋。
娘の「おみつ」と奉公人「とうしち」が恋に落ちるが、噂になってしまうと許されない。
そのため、とうしちは兄を頼って石が辻の寺で修行していることにして、店を出ることに。
おみつの留守にとうしちは店を出てしまうが、それを知ったおみつが追う。
生玉神社で寺を訪ねるおみつ。
さて、それを見ていた主人公、超悪役のすっぽん三次、おみつを駆け落ち者と睨み襲って懐の金を奪う。
さて、さて。
こんなオチ、想像できませんね~。

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中入り後は、三歩さんから。
出囃子は365歩のマーチで、放送がある場合には使えないとのこと。「放送されることないから、使い放題!」
マクラでは、貰ったエアコンの話題。
故障して「こら、貰うたんやな。(モーターやな。)」「基盤でんな。(黄ばんでんな。)」が楽しかった。
演目は、師匠三枝さん作の創作落語、相部屋を。

さて、トリの三金さん、ここではさすがに「いい噺」をチョイス。
相撲取りの世界では、贔屓衆、タニマチは羽織を土俵に投げ込み、力士がそれを拾って戻る。
その後、羽織と引き換えにご祝儀を渡すそう。
で、三金さん、自身の羽織を手にとって観客に「投げてみます?」
演目は、幸助餅。

今日は無事、抽選会にも外れました。(だって、ただでやってきて、当たったりしたら。)

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祝 26万クリア(番外)

意外と早く26万をカウントしました。
キリ番は神戸(?)のすまままさん。
先ほど「手持ちのチケット」(今、2種類しかありません・・・)を選んでくださいとメールをお送りしました。
スクリーンショットは「すままま」さんのブログに掲載していただけるそう。
ありがとうございます。

すまままさん、あちこちの落語会に行ってはって、もしかしてどこかでご一緒に?ってこともあるかなと思って、ブログを読み込んでました。(地域・時間帯が違うので、ご一緒したことはなさそう。)

※ そういえば、ごまめさんの時は、ブログを読んでると、同じ落語会に行ってて、よく似た角度で写真を撮ってる人がいる・・・隣のひとかな?ってところが始まりでしたね〜。
そうそう、ぽっぺんさん、先週は3日間も同じ会場にいてたのに、ブログには書かへんかったな〜。

すまままさん、また落語会ご一緒しましょう。

 
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2011.08.20

第25回 笑ろう亭あさひ寄席(11-42)


 ・桂 治門 寄合酒
 ・桂 鯛蔵 ろくろっ首
 ・桂 春若 有馬小便
中入り
 ・桂 福矢 笠碁
 ・桂 塩鯛 舟弁慶

H氏、Y氏と旭区の落語会。
これはこれで、もう何年になるんやろうか?
この落語会が終わったあと、王将へ行くのは何回目になるんやろうか。

ワタシ、奈良の図書館にの寄席のあと、大阪市立図書館に寄ってたので、遅刻。
なんと!
落語会に遅刻するなんて?
まあ、時間を間違えてたせいもあって、とか、言い訳を。


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まずは、桂 治門さん、ワタシは棒鱈あたりからの参加でしたが、マクラは前(まほろば)と同じだったそう。演目は、よかった、寄合酒で。
また、平林やったら飽きるもんね。

続いて桂 鯛蔵さん、なかなか、余裕のマクラ。
春団治一門、米朝一門の話題、自らの「ざこば組」を紹介しつつ。
まあ、ここでは可朝さんの話題には触れずにおきます。
演目は、ろくろっ首。
なんか、自信があるしゃべり。
以前より格段に進歩してる(ゴメンね、素人が偉そうに。)でも、素人の感触って、きっと大事やと思う。(あとの飲み会でH氏とも同感やったので、多分正解。)

中トリ、桂 春若さん、有馬小便を。
春若さんの落語にどうこういう立場でもないし、どうこういう事もないし。
楽しかったです。

中入り後は、桂 福矢さん。
ある会で、ある師匠が福矢さんの事を厳しく言っていたって、ウワサを聞いた。
ふーん。よくも悪くも以前と変わらない口調。
ワタシ好きではないですが、そんなに目くじらを立てる事もないと思ってます。
演目は、笠碁という意外性!

さて、トリ、桂 塩鯛さん。
舟弁慶。
まくらで、さんざん天神祭の話があったので、なんと無く遊山船かと思い込んでた。(あ~、今日二回目か~。)
で、船弁慶ってわかって、ほっとして、噺を聞いてそんなにほっとしてはいられないぞって。
なんか、塩鯛さん、あんまり練習してないのか、忘れかけてるのか、出来はイマイチ。
うーん、微妙な出来。

さっきの弟子の鯛蔵さんの出来を考えると、もっとって思うのは贅沢?

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図書館寄席「花鹿乃芸亭」第2回 (11-41)


13:30 奈良県立図書情報館
 ・笑福亭呂好 江戸荒物
 ・桂 文鹿  淀川
 ・笑福亭仁嬌 遊山船
中入り
 ・桂 文鹿  仔猫

こちらも久しぶりにやってきました、奈良県立図書情報館。

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まずは笑福亭呂好さんから。
落ち着いた、大人のしゃべり。
まだ、入門して3年4月だそう。
上方落語協会の協会員プロフィールで調べてみると、30歳。
まあ、そこいらの20前後とは違って当たり前か。
演目は江戸荒物。

続いて文鹿さん。
東京と大阪の違いを、いろいろ落語を通じて。
特に驚いたのはギャラ。
東京だと、経験年数×1万円が相場だそうな。
経験18年の文鹿さん、「私ら、18万円って言われると、6人くらいそろえときましょか?ってなる。」
演目は淀川、東京なら後生鰻。
オチも、東京は子供を川に流すのにくらべて、女将さんを川に流す、それも「びしょぬれになりよった。」と、暗くならない。

さて、仁嬌さん。
ワタシ、申し訳ないことに、仁嬌さんをみると師匠 仁鶴さんを思い出さずにいられない。
眉の動き(震え?)、唇の動きなどなど。
イメージがかぶって、仁嬌という噺家さんが独立してない。
今日の演目は、遊山船。
袂の南京豆論争は喜六が譲ったかたちに。「そんなら、今日は入れへんことにしといたるわ。」


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中入り後、文鹿さんが登場して、軽い雑談(失礼?)で、観客に手ぬぐいをプレゼント。
いよいよ仔猫。
昔、八天さん、南鱗さんと京都西陣の町屋で落語会(怪談話の会)をしたときのこと、天窓は落ちるわ、柱は折れるわ、って大変な目にあったことがあり、それ以来、怪談話の会は怖くてできない。
「(仔猫に出てくる)女子衆は、江戸荒物に登場した女子衆と同一人物かもしれません。」

Yose_20110820

今日はこの後、大阪に向かいます。
「第25回 笑ろう亭あさひ寄席」で千林大宮まで。
実は、この会はちょっと前からH氏にチケットをお願いしていて、その後に王寺でも落語会があることが判明。
王寺の落語会は、もともと、王寺にお住まいの表淳夫さんという方がプロデュースされていて、落語会のたびに「ごあいさつ」に登場されてました。
桂雀松さんが主任で、いつぞや「表さんは、きておられますがご挨拶ができる状態ではないので。」と、雀松さんが代わりに挨拶をしておられたことを思い出します。
で、その表さんが去年の5月に亡くなられ、それ以降「やわらぎ」はなくなっていたので、もう復活はムリなんかなって思っていたら、なんと、会館の主催事業として復活したとのこと。
以前は「会員券」ってハガキを送ってくれてたので、早め早めにチェックできてたけど、もうそうしたサービスも難しいですよね。

現在、17時45分、カウンターの数は、259790です。
このカウンター、クリックすれば増えてしまうんですね・・・・
スクリーンショット、是非お送りください。
 
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2011.08.19

260,000(番外)

おはようございます。大阪はうっとうしい朝です。

さて、左上のカウンターを見てみてください。
19日朝8時半ごろで、259,187です。

間違えてここへ来られた方や、義務感できていただいてる方、いろいろいらっしゃるでしょうが。

26万。
世間には、一日で何万ものアクセスがあるページもあるそうですが、作者としてはちょっとした感動に浸ってます。

で、260,000ちょうどのキリ番の方、何か粗品をプレゼントしたいと思ってます。
手持ちの落語会のチケットとか、手ぬぐいとか、まあ、チケットは時期にもよりますが。

まだ、ちょっと先だとは思いますが、キリ番踏まれた方、ぜひスクリーンショットをお送りください。

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2011.08.17

モーレツ落語会!(3)(11-40)

19:00 常盤漢方薬局ビル5階
 ・桂ひろば  道具屋
 ・桂雀五郎  あみだ池
 ・桂こごろう 夢八
 ・桂 雀喜  遊山船
 中入り
 ・桂佐ん吉  蛸芝居
 ・桂 紅雀  三枚起請

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今年は嫁はんの49日が明けるまで落語会を封印してたので、3月下旬からスタート、かなり数としては少なめかな?
で、やっとこ40回目。
このペースでいくと、今年は(後半は数が減るはずなので、)70回くらいか。
まあ、いろいろありましたわ。来年もどうぞよろしく。ってな感じで、またまた、マクドナルド。

今日は、朝がちょっとゆっくりめの現場やったので、朝から大阪市立中央図書館へ。
予約していた小佐田定雄さんの本を借りてからお仕事へ。
いやー、暑い中、歩いた歩いた。
働いた感、満載(日本語おかしいけど。)。

で、今日はマクドナルドでコーヒーを飲んでません・・・・コーラです。

*驚き。
さっきTwitterみたら、内海英華さんが天満橋あたりの写真をとってはった。
つい、十数分前にこの辺りにいてはったんやー!

18時半までここで涼んで、今日は1000円!の落語会に向かいます。
いやー、三日連続、来れましたねー。
仕事、隙なんかい!
まあ、昨日、一昨日は暇でしたね。
世間が休みやし。

さて、開演。
今日は、ひろばさんから。
なんと、昨日も一昨日も「笑々」で打ち上げだったそう。
当然今日はラストやから打ち上げするやろうし。
なにわ探検クルーズに乗ってて、お客さんがひとりの時があることや、外国人がお客さんだったときの話をマクラに。
うーん、こうしたことが練習になってるんかな?
演目は、道具屋を。
「ションベン言うたら、道具屋の符丁や。」ん?道具屋の符丁やったっけ?

続いて、雀五郎さんは、あみだ池。
マクラでは、情報化社会で・・・新聞を読むと、わかってはいるものの、米朝会談や、米朝修復不可能などの見出しがつい、気になるって話を。
阿弥陀池、古典のまま、しっかりと。って感想を書こうと思ってたけど、なかなか。「心猫をグサッ、にゃー!」には、参った。

続くこごろうさんは、一昨日の代脈、さっきの阿弥陀池ともに、「私が教えたんです。こんなに受けるならギャグ減らしといたらよかった・・・。」
今日は昨日までの「表情芸」も少なく夢八を。

今日、中トリの雀喜さん、今日は新作ではなく、遊山船。
そうそう、昨日、天満橋から屋形船は見られませんでしたが、バスが見られましたよ。多分、上の方で大水がでたんやろうか?
遊山船は、難波橋でしたね。
袂の南京豆の話や、「ちょーらいんか?」で、雀三郎さんの雰囲気がふと感じられる。
あと、たまごの巻き焼きについてくる生姜ばっかり食べる客に叫ぶところで「ウチの師匠、それではげたんや~!」

中入り後は、佐ん吉さん。
今日も珍しいところで、蛸芝居を。
吉朝一門には、芝居に詳しいA面と、そうじゃないB面がいてるそう。
A面の代表格、吉坊さんは六甲のおいしい水のCMで中村吉右衛門さんが水を飲んでるだけで「播磨屋~っ!」って声をかけるそうな。
オチ、「毒消しもってこい。」でしたっけ?

さて、いよいよ三日間のトリ。
紅雀さんマクラもふらずに、三枚起請を。
小さなギャグも織り込みつつ、楽しい高座。

三日間トータル4600円。
でも、初日は3時間たっぷりやったし、昨日も、(誰かが短めにとは言うてはりましたけど、)2時間半はありました。
で、今日は2時間40分。
全部で18席で、一席当たり256円。1時間当たり650円。
お安い、楽しい、でもモーレツな会でした。

さて、今日も皆さん笑々ですかね~?

 
 
 
こんなところにも参加してます。
19日0時過ぎ、2位になってますねー。
ありがとうございました。
*でも、この間まで一位やったんすよー。

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2011.08.16

モーレツ落語会!(2)(11-39)

19:00 常盤漢方薬局ビル5階
 ・桂こごろう 野崎まいり
 ・桂 雀喜  中学生ブルース
 ・桂ひろば  てれすこ
 ・桂佐ん吉  幽霊の辻
 中入り
 ・桂 紅雀  代書
 ・桂雀五郎  ねずみ

なんか、認知症ぽい?
楽しかったことがそんなに楽しくなかったり、嫌いだったことがそんなに嫌じゃなくなったり。
全体的に興味がなくなるっていうか、感情の幅が小さくなったような気がする。
好きとか嫌いとかには「体力」、「気力」がいるんやなーって思う。疲れるわ~。
年のせいかな?

ってなことを書きつつ、昨日につづいての落語会。そうそう、キャッスルホテルには習志野高校の生徒たちが泊まってました。

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もしかすると、我が奈良県選出の智弁と当たるかも?ですね。

昨日につづいて、マクドナルドでコーヒーを飲んでこれを書いてます。
(別に、「ゆんべと、ちっとも変わらんようにしたろ!」ってなことは考えてへんけど。)

開場。「となり、あいてまっか?」ってH氏登場。


今日は、こごろうさんから。
マクラ短めに。おーっ、昨日、言うてはったとおり、三味線が。
演目は、お囃子たっぷりと野崎まいりを。

さて、今日も新作をかける雀喜さん。
きょうは、マクラに、マイケルジャクソンや、マドンナの話題など、自身の中学生時代の話をして、中学生ブルースを。
なんか、一部盛り上がってたけど、ワタシ乗り切れませんでした・・・。

今日のひろばさんは、袴姿で。
いや、やっぱりここ何ヶ月かで格段に腕を上げてるような。昨日はなんと無くやったけど、今日は確信に近い。
演目は、大阪ではあんまり聞かへん?ですよねー?てれすこを。
オチ、こういうカタチでしたっけ?
火もの(ひもの)絶ちをした事を話した意味がないのでは?

中トリには、佐ん吉さん。
おー、多分生で聞くのは初めてかも?
幽霊の辻。
マクラの「桂ざこば品川大暴れ事件」も怖いけど、なかなか怖い噺。
H氏も生では初めてらしい。

中入り後は、紅雀さんから。
演目は、代書。
噺は(残念ながら)普通にすぎていく。
ところが、オチ。
こんなんあり?の、「ガタロ~?」どんどん。

さてさて、今日のトリ。
雀五郎さんは、黒紋付きで登場して、ねずみを。
一カ所とちったけど、そこは会場みんなで突っ込んで(?)無事に言い直し。

こちらも大阪では聞く機会が少ない噺で嬉しい。


 
こんなところにも参加してます。
17日朝、落語の部で3位ですね~。
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2011.08.15

モーレツ落語会!(1)(11-38)

19:00 常盤漢方薬局ビル5階
 ・桂佐ん吉  代脈
 ・桂 紅雀  がまの油
 ・桂雀五郎  短命
 ・桂こごろう 素人浄瑠璃
 中入り
 ・桂 雀喜  落語クエスト
 ・桂ひろば  はてなの茶碗

昨日は、朝からウォーキング。
2時間以上かけて、法隆寺あたりまで。
ウォーキングが、一番お金もかからず健康「的」で、いいかも。
水分補給と日焼け対策くらいかな。数百円で半日過ごせる。
まあ、天気のいい日だけやけど。

で、昼からビール飲んでお昼寝してから、夕方お買い物。
少々「よたって」きたウォーキングシューズを買い替えて、バーゲン品のスニーカーもゲット。

食品売場では「お盆のパーティーセット」みたいな、エビフライ、唐揚げ、エビチリ、・・・の詰め合わせ。

って、昨日のことを思い出しつつ、落語会に向かう。(今晩は何を食べよう?からの連想でした。)

さてさて、今日から三連ちゃんの落語会。
三日連続で落語会へ通うってな事が普通のサラリーマンにできるんやろうか?まあ、世間はお盆やし、連続で通えば三日目には割引があるみたいやし。

定時に職場を出ると、18時には会場へついてしまう。
で、八軒屋のマクドナルドでコーヒータイム、で、これを書いてます。


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天満橋から西の方。
屋形船は出てません。

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会場風景。
結構な入り。

では、始まり始まり~。

まずは、桂佐ん吉さん。
藪医者の語源は、噺家は「風(風邪)で動く。」とか、「見通しがつかん。」からというが、実は兵庫県の養父地方では、もともと技術の優れた医者を輩出したが、逆に偽物が「養父の医者」を名乗り、そのために悪評がたったのが語源とのこと。
で、今日の代脈。
こごろうさんにつけてもらったネタで、「こごろうの代脈」と呼ばれるのか・・・ってマクラ。
佐ん吉さん、口跡いいし、声も気持ちいい。

つづいて、桂 紅雀さん。
奥さんの実家でのゴルフの話題をマクラに。
なんでも、18ホールを160打で回ったそう。
で、その話を動楽亭でしていると、(今月11日からは他の一門もでているので、)「オレの前にそんな奴おったら、ピストルで撃ってるな。」と言われたとのこと。
紅雀さん、「さすが、笑福亭。」
(動楽亭のチラシをみると、紅雀さんと一緒に出ていた「笑福亭」は、鶴志さんかな?)
ゴルフから日焼け、露天へとつながり、がまの油へ。

つづく、桂雀五郎さん、さっきの紅雀さんの「いじり」を軽く流して、短命を。
表情が楽しいし、「養子が短命(タンメン)、なら、娘はチャンポン?」ってな、小技が楽しい。

中トリには、桂こごろうさん。
今日は三味線がいないけど、明日からはちゃんと付きますので、と。
やっぱり、ハメモノとか、生でないと・・・そういえば、ある亡くなられた大御所は、立ち切れでもテープをつかってはった人がいる・・・そうな。
「あ~んじょう、ボ~タン押してや~。」って。
あと、今日の落語会のメンツが決まった経過とかをマクラに。
自身のスケジュールが空いていて、なんと、雀喜さんも同じ日が空いていた!
で、本人にも確認せず、米朝事務所のスケジュールを抑えた。でも、二人なら一日二席、計六席。
六席となると、ネタをくるのも大変やし、もう一人・・・て、スケジュールを確認したのが枝雀一門のまん我さん。
なんと、スケジュール、あいてない!
なんか悔しくなって、雀五郎さん、ひろばさんと。
で、固まりかけた頃、佐ん吉さんと一緒の落語会があり、お茶を飲んで話してると「あー、僕も空いてますわ!」
カラオケにも芸風がでるって話は面白かったけど省略します。(まん我さん、はセクシャルヴァイオレット・ナンバーワンを歌うって。)
演目は、素人浄瑠璃。
表情の芸、すごいですね。
大ホールでは伝わりにくいでしょうけど、今日くらいの40人程度なら最高!

中入り後は、桂 雀喜さんから。
この時点で時間は21時。

会場に「ドラゴンクエスト」をしたことがあるかを尋ねてから、「演目、失敗しました。」で、落語クエスト。
ファミコンソフト(!)の落語クエストは、「高座を重ねて人間国宝になる。」というロールプレイイングゲーム。
それに挑戦する、王将のバイト君の一晩を描いた落語。

トリ、桂ひろばさん。
「もう、21時半近いので、関白さんの登場あたりからやりましょうか?」
演目は、はてなの茶碗。
うーん、何やろ?
経験?慣れ?いやいや、修練の賜物か?
落ち着きと、貫禄を感じさせる。
油屋が茶金さんを呼ぶのを「あんた」と「おまはん」の二通りを使ってたけど、その使い分けが(使い分けの意味が)わからない。

21時50分終演。
たっぷり。満足。お得な落語会でしたよ。

 
こんなところにも参加してます。(4位に転落!)
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2011.08.13

お盆、四天王寺・一心寺(番外)

朝からワタシの母親の、ちゃんと子供達をお墓に連れて行きなさいって、説教を食らってお墓参り。

それとは、関係なく、動楽亭行くつもりが、天王寺図書館に寄ったりして時間がギリギリになつてしまった。
また、上本町からのウオーキングの途中には、四天王寺さんや一心寺さんの露店の賑わいが。

結局、動楽亭はまた今度という事にして、露天巡り。

ロウソクやお線香はいろんなものがあって、見てるだけで楽しい。
多分、大阪のおばちゃん(おばあちゃん)と呼ばれる人たちがマスターした楽しみを、もうすでに理解してしまったかも?

お墓用のロウソクと、全く香りがしないっていうお線香を買うと、オマケにお線香、ロウソク、マッチをつけてくれました。

で、あべ地下で15時ごろからビール。

これから帰って、家に届いてる(はずの、母親作の)トンカツで飲み直し。

ワタシ、(勝手な)浄土真宗門徒なので、お盆に嫁はんがかえってくるなんて思ってもないから、いつもと同じ、アル中(に、非常に近い)生活。

そもそも。お盆に故人が帰ってくるって発想は、仏教っぽくなくって、まあ、楽しい考えやけど。
何か、霊魂を信じてる別の宗教みたい。

まあ、そんなんにつられてロウソクやお線香を買うのもどうかとおもうけど。
*おまけに、全く香りのしないお線香ってど~なん?
それって。お線「香」なん?

さて、明日はどうしよう?
家事もあるけど、家にずっといてるのはイヤやし~。

2011.08.12

落語再生公開堂~ハナシをノベルvol.30~(11-37)

19:00 大阪市中央公会堂
 ・月亭天使 初天神
 ・月亭八天 病の果て
 ・桂歌之助 青菜
 ・月亭八天 おたのしみ即興三題ハナシ

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仕事で出かけていたので、そのまま職場に戻らず、18時くらいに中央公会堂に到着。
中之島公園で時間をつぶして、18時半に開場。
30回記念というとこで、ほぼ満席の状態。

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最初に作家さん4名と八天さんとで、ラストの三題噺のお題を募集。
拍手の結果、「節電」、「うなぎ」、「なでしこ」の三つに決定し、それをその場で橘右一郎さんが寄せ文字で仕上げる。と、いう趣向。
やけど、その間に落語会も進行しないといけないし・・・で、天使さんの初天神の間、舞台袖では寄せ文字の実演をという形に。

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天使さんの初天神ははじめてやけど、またまた、たどたどしくって、噺はとぎれるし、繰り返して思い出す・・・プロの仕事ではありません。(以前、噺の賑わいの時にもきつい言い方したよなー。ごめんなさいねー。)

つづいて、師匠八天さんは、「病の果て」という創作落語。
以前、この会でかけたことがあるネタだそう。
エリートサラリーマン、山田一郎が急病で倒れて、捨て子だった彼の生い立ちが徐々に明らかになる・・・って、軽いんだか、重たいんだかって噺。
ワタシ的にはオチにもう一工夫あって、泣かせたらいいのにって思ってしまう。

中入り後、歌の助さんから。
「八天兄さん、ほんまに真剣に覚えてはりますわ。なので5分で降りようかと思ってます。」
「これから演る青菜は、昔、電気がない頃に涼をとる工夫、まあ、今でいうと節電ですね。鯉の洗いを食べますが、まあ、うなぎでも何でもいいし、何よりこの主人公は植木屋。
なでしこなんかなんぼでも出せる。」
そうですね、もともと、今日の三題に合ってる!
噺は例によって、ややオーバーアクションですが、今日の場を考えるともっとはじけてても受け入れられてたでしょうね~。楽しい青菜でした。

さてさて、三題噺。
いきなりの登場人物(?)は、電気うなぎに電気クラゲ、電気ナマズ。
電気うなぎのタレちゃんを、おとなしく大和撫子のようにするために、ヤツメうなぎや名古屋のうなぎを紹介するが、「こんな、8つも目があるのはイヤ。」「いつも、ヒマツブシしてるようなひと。」と、断られてしまう。
で、電気羊のラムくんとメデタシメデタシ。


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明日はおやすみ、動楽亭にでも出かけようか?

2011.08.07

承天閣納涼寄席(11-36)

15:00 京都市・相国寺承天閣美術館
 ・桂まん我 野ざらし
 ・桂 米左 足上り
 ・桂 南光 皿屋敷

 錦影絵:桂 南光(解説)・桂まん我・桂 吉坊


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日独交流150周年記念「ハンブルク浮世絵コレクション展」
-初公開!!写楽・歌麿・北斎・国芳が里帰り-

 
日本経済新聞のイベントに往復はがきで申し込んで、当選のお知らせが来たのが7月の中旬。
見たこともない錦影絵に期待はふくらむ。

今日は朝から宅急便が届く予定があったり、嫁はんの両親がやってきたりするのでそんなに早くは出かけられず。

 
某錦影絵解説のウェブによると、
約200年前にオランダから渡来した幻灯は、江戸では「写し絵」、上方では「錦影絵」として発展しました。明治の頃までは、船場御霊神社境内の尾野席をはじめ、清水谷の岡の席、谷町の末の席などで人気を博し、多くの演者がいたものの、活動写真に押され、今では道具も種板もほとんど残っておらず、この伝統芸能を受け継いでいるのは、上方では桂米朝一門のみとなってしまいました。
だそう。

具体の映写機器については大阪市のページが詳しいので、こちらを参照に。

今回は相国寺のイベントで、美術館の入館料は必要なものの、なんと錦影絵については無料というイベントでした。
※ 9月30日に奈良市(ならまちセンター 市民ホール)で、「米朝一問による落語会と錦影絵」というイベントがあります。こちらは前売り3200円です。

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2011.08.06

宵酔落語会クラシック(11-35)

15:00 高津の富亭
 ・座談会

 ・笑福亭遊喬 ちりとてちん
 ・桂 文華  子ほめ
 ・桂 福車  秘伝書
 ・桂 出丸  クチナシ

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座談会
 動楽亭の出番で遅れてきた出丸さんの話題から、福車さんのお父さんの葬式~四十九日でベルコにサントリーしか飲み物がなかったことから、サントリー嫌いの福車さんが爆発した話題など。
 個人名とか、ここには書かれへんこともいっぱい。
 あと、遊喬さんから、松喬さんの本の話題があり、他の方々の著書の話題など。

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で、落語のコーナー?(落語会やもんね。)

最初は、笑福亭遊喬さんから。
演目は、ちりとてちん。
すぐに師匠の会に行かなあかんと言いつつ、マクラも少し入れて。

落語をデアゴスティーニの本に例えて、創刊第一号で、フェラーリの頭の部分があって、それでフェラーリの全体像が想像できる。
落語も、皆さんあらすじは知ってはるから、最初の「こんにちわ~!」で、すべてをわかってもらえれば・・・。
白菊はサントリーよりうまいとか、甚兵衛さん、葬式ならベルコとか、座談会の話題を「踏まえた」ネタに。

続く桂 文華さんは、報告として(?)文三さんの離婚の話で、いつも目が笑っていない坊枝さんやけど、このときばかりは目だけが笑っていた・・・って話を。

演目は、子ほめ。オチは「まだ、生まれてないみたいや。」
いつもいつも、子ほめのオチには疑問があって、いったい「まだ生まれてない。」の何が面白いのかと思ってしまう。
こんなん、ワタシだけですかね~?

続く、桂 福車さんは、占いのマクラで、(このマクラでも、ここには書けない話があった。)ガマの油かと思いきや、秘伝書を。
「次の、トリ、出丸師匠がたっぷり。」ってプレッシャーをかけるのも忘れずに。

さて、その桂 出丸さん。
会場をあけるのが5時30分までで、登場したときには5時を回ってる。
ワタシ的には面白くなかったけど(いえ、ワタシ痔主ではありませんが、あまり病気の話は聞きたくないので。)延々、痔の話題を。
で、当然時間切れで、一応、形だけでもと、「米朝師匠が好きな小噺」ということで、クチナシを。
なんでも、上下や、視線、話し方など落語の基本がたくさん入ってるそうで、米朝一門では最初に習うそう。
最後に横にいてた文華さん、「ネタ帳には、肛門~クチナシで。」

次回は、11月23日勤労感謝の日に開催だそうです。
今日はちょっと用事があったのですが、次回はみんなの打ち上げにもぜひ参加してみたいもんですね。
(そうなると、「落語日記」がバレルかな~?)
ごまめさん、ご一緒にいかが?

明日は、京都に出かけます。
お盆が近いせいか、今日は妹と子供たち、明日は妻の両親がお参りに来てくれるそう。

ワタシももちろん忘れてる訳はなくって、昨日はCDのお経を一緒に唱えたし(そう言えば最近、あまりやってないので足がしびれるしびれる。)、今朝はお墓に線香もあげてきた。

で、嫁はんが可哀想でかわいそうでって想いがぶり返してくる。

なんで?
なんで、ウチの奥さんだけが…

おっと。ここは落語日記。

できるだけ、楽しく、落語会や落語家さんを紹介するところです。(たまに、苦情も書いたりするけど。)
基本的には「落語って楽しいよ。みんな、もっと聞こうよ。落語会にも行こうよ。」って、お知らせするページです。

 
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2011.08.03

動楽亭昼席〜8月席〜(11-34)


14:00 動楽亭
 ・桂 二乗  癪の合薬
 ・桂まん我  三十石
 ・桂歌之助  悋気の独楽
 ・桂こごろう 青菜
 中入り
 ・桂ざこば  延陽伯
 ・桂 宗助  猫の忠信

002

実は、5日の金曜日に仕事を休んで落語にいこうかと算段していたが、どうにも変更できない約束が入ってしまい、やむなく断念。
で、その代わりにというと何やけど、今日、午後に休暇を取って動楽亭へ。
10日以降やったっけ、米朝一門以外も出るらしいけど、今日は特段新しいメンツだとかでもなくって、強いていえば、ざこばさんが出るってところか。

客層は、結構若い人もいて、やっぱり夏休みなんかな?
あと、米朝展のプログラム(DVD付)を売っていたのでゲット。
(それによると、年末にDVD7枚組が発売されるそう。)

最初に登場した、桂 二乗さん。
聞いたことのある、「関西のお客さんは微妙に優しい。」ってマクラから、癪の合薬。
ワタシ、この噺は林家以外で聞いたことありませんでした。(染弥さんでは3回以上聞いてると思いますが。)

続く、桂まん我さん、この間と同じマクラ。
もともと「南丹篠山口」って知ってるし・・・。
演目は、三十石。
あまりの心地よさに夢見心地。

つづいて、桂歌之助さん。
例の、オーバーアクションが受ける、受ける、悋気の独楽。
ちょっとさめて見てると、なんでそこまで受けるかな~って思うくらい受けてる。

中トリ、桂こごろうさん。
演目は青菜やけど、丁寧な状況描写などで、ひと味違う青菜に仕上がってる。
丁寧な表現が見事にはまって、最高の青菜。
もう、マクラのパチンコ話題がいらなかったって思うほど。

中入り後は、桂ざこばさんの延陽伯から。
う~ん。
う~~~ん。果たして今日の動楽亭落語会に、ざこばさんの落語が、それも、ねたおろしに近い延陽伯がいったのか?
あまりの「荒さ」に驚く。
嫁入りの口上は間違えるし、大声でごまかすし。
話は飛ばすし。
少なくとも、今日はいらなかったかも・・・ 。

トリ、桂 宗助さん。
演目は猫の忠信。
さすがの宗助さんやけど、ちょっと単調に聞こえるか。
残念。
何でやろ?
ワタシ的には何の文句もないのに、感動はいまいち。
むしろ、あー、ここはこう演じるんやとか、ほー、こんな声で語らせるんやとか、発見がいっぱい。
いろんな意味で感動の落語。

今度は、他の一門が出る日にも是非いってみたい。


そうそう、帰りには新世界から恵美須町、日本橋、難波とお散歩。
途中、大十(昔、難波にあったお店。落語の品揃えがすごい。)に寄ってCDを物色。
桂文三さんの満腹全席を買いました。

 
 
 
 
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