枝さんの朝から落語会(10-36)
天満天神繁昌亭 10:00
・笑福亭風喬 普請ほめ
・桂枝三郎 ふぐ鍋
・笑福亭扇平 八五郎坊主
・桂枝三郎 一文笛
ちょっと色合いがおかしい。
雨上がりの繁昌亭。
昨日までの長雨もやっとこさ上がって、時折指す日差しは強く、お日様だけなら夏の強さ。
天神さんでは古本市が開かれていて、ぼちぼち開店タイム。
あちらこちらの店主さんが「雨漏りでぬれてしまって・・・」商売にならなかった様子。
で、9時40分開場。
まずは、笑福亭風喬さん。
8月28日にお子さんが生まれたそうで、親バカな話をいくつか、で、ほめられると嬉しいって話から「普請ほめ」を。
(牛が出てこなかったのであえて、こう書いておきます。)
オチも工夫されたカタチで、「小遣いはやれん、株で家計簿に穴をあけた。」「おっさんええこと教えたろか、家計簿の穴にも・・・」ってよく分かるオチ。
続く桂枝三郎さん。
今日は、林家染丸さんのお誕生日だそう。
何故、染丸さん話題が出てきたかというと、今の運動会シーズン、どうしてもお客さんの入りが悪くて、運動会と言えば噺家はみんな「運動音痴」が多くて、特に染丸さんは・・・・という展開。
客席の反応を色々確かめたり、さぐったりしながら、さて、何を演ろうかという雰囲気で。
季節を踏まえて、ふぐ鍋に。
続いて、笑福亭扇平さん、ワタシもしかして扇平さん、お初かも。
「私のこと、知ってますか?知らないでしょ。」
うん、確かに知らない。
マクラでは落語の歴史に触れ、1680年頃に・・・落語と説教は縁があるもので・・・・私の方はお坊さんにちなんだお噺を・・・と八五郎坊主を。
「季節は春先、木蓮の花が・・・」
八五郎坊主、春先と秋口の二つの設定があるみたいですね。
(桂枝雀さんは「鶏頭の花がまっ赤に」咲いてたので秋口でした。)
封筒に封をするのに、おひつからご飯を取るあたりも、秋の新米の方が美味しそうやし。
で、トリ、枝三郎さん。
今度は演目を決めていた様子で、「三ぼう」の話から「けち」の話をマクラにいくつか。
で、「始末の極意」かな?と思いきや、何と一文笛。
寄席で(ナマで)きくのは初めてです。
まだ、あんまり慣れてはいない様子で、聞いたことのない人は場面展開について行けたのかどうか、ちょっと不安ですが。
初、一文笛、ありがとうございました。
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