あづち亭(010-012)
ヴィアーレ大阪 15:00
・桂そうば 動物園
・桂佐ん吉 おごろもち盗人
・桂こごろう ちりとてちん
中入り
・桂よね吉 千早ふる
・桂 千朝 肝つぶし
さて、第二部も出演順は同じで、まずは桂そうばさんから。
「出身が福岡で・・・・」と話し出したから、もしかすると同じネタで同じマクラかもっと一瞬、ショック。
でも、小学校の頃に貴重な体験をした・・・で。安心。
なんでも、学級閉鎖になりかねないくらいの欠席者がいて、その残ったパンを今で言うと福岡ドーム近くの川でカモメにやっていると、そのカモメのくわえたパンをカラスが体当たりして取っていった、さらに、カラスのパンを鷹が、、という風景を目の当たりにした・・・・・ほら、皆さん、そういう顔をするでしょ。
落語にも動物にまつわる噺が多く、とと、動物園を。
第一部の時うどんといい、この動物園といい、マクラにはずいぶん気を遣っているようで勉強熱心なんでしょうね。
続いて桂佐ん吉さん、泥棒の小咄をいくつかして、演目はおごろもち盗人。
オチは「お〜い、泥棒!」
つぎに桂こごろうさん、今度は内弟子修業の話をマクラに。
師匠南光自慢のバカラのグラス対モロゾフのプリンのカップ。
今度はちりとてちんで、長崎土産の名前を考える段で「長崎へ行ってきました」とか、「黄色い恋人」とか先ほど同様ギャグ満載。
続く桂よね吉さんも、内弟子修業の話題を少し。
吉朝宅ではなく、大師匠、米朝さんの所での内弟子修業。
で、国宝と一緒に住むということは、例えば姫路城と一緒に住むということ、ということは、、、(よね吉さんが、ブログなどには書かないようにとの事だったのでここまで)
あと、昔、吉朝と小米朝が、米朝師匠はユーミンを知っているかどうかを賭けた話をマクラに。
・師匠、ユーミンって知ってはりますか。
・ああ、知ってるで。
・そら見ろ、知ってはるやろ。
・歌も歌えるで、♪ねえユーミン、こっちむいて♪
演目は、え〜っと千早ふるでした。
トリ、桂 千朝さん、肝つぶし。
第一部の鹿政談、二部の肝つぶしとも「ザ・千朝」って感じの語りで、しっとりと。
この人がやる落語は、「ああ、千朝さんにあう噺やなぁ」って、何を聞いてもそう思わせるのがさすが。
本来、肝つぶしって、ちょっと違うかもって思ったけど、(ざこばさんのしか聞いたことがないからか)聞いてると、やっぱり千朝さんにあうネタやなと思ってしまう。
一日で、5人の噺家さん、10の落語、なんと贅沢なことでしょうか。
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