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2009年12月

2009.12.25

繁昌亭昼席(09-104)

天満天神繁昌亭 13:00
 ・森乃石松 播州巡り
 ・桂 七福 時うどん
 ・笑福亭遊喬 相撲場風景
 ・豊来家玉之助 太神楽
 ・桂 蝶六 豊竹屋
 ・笑福亭松枝 八五郎坊主
 中入り
 ・桂 米八 曲独楽
 ・露の新治 狼講釈
 ・林家染雀 掛け取り
 ・笑福亭仁智 トクさんトメさん

嫁はんと出かけた今年最後の落語会。

一番太鼓は笑福亭飛梅(しょうふくていとびうめ)さん。
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2009.12.20

林家亭12月席~染左開発計画~「一人でやるぞ!忠臣蔵」(09-103)

ワッハ上方レッスンルーム 14:00
 ・露の団姫 大序(村芝居)
 ・林家染左 三段目(質屋芝居)、四段目(淀五郎)
 中入り
 ・林家染左 五段目

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寒空のした、中之島図書館へ予約のブツをとりに行くと、今日は休館日。
仕方なく、難波に戻ってケラケラでランチとビールをとって、ビックカメラでiPod Touchをチェック。

で、ワッハ上方へ。Y氏はまだだろうと受付で、「予約してます。もう一人はまだですが。」「もう、来られてますよ。」
Y氏は昨日は田辺寄席だったらしい。

で、まずは、露の團姫さん
明るい感じはいい。まだ23才だそう、何年もみてるような気がするけど。
演目は、五郎兵衛師匠直伝の「大序」。
ほとんどやる人がいないそうで、また、やる機会もすくないそう。
団姫三くらいの若手で、前座に出てきてなかなか難しいし、本人も言っていたが「学校寄席」ではとてもとても。
素人芝居で烏帽子に蜂の巣ができていたのを気づかず・・・という噺。聞いたことがあるかも。

で、ここから林家染左さん一人舞台。
まずは、質屋芝居。
さすがに芝居話はお手の物で、振り、見栄などがしっかりしているので、「わいの裃(かみしも)どないなってまんねん!」が冴える。
続く淀五郎も同様で、芝居話が流行ったときがあるのがよくわかる。
芝居を見てきたような気になれる。
ただ、今日のお客さんなら、「その気」で来てる人が多いはずなので、いちいち説明もいらなかったかも。
まあ、そこで笑いもとれるんやけど。

中入り後、ややゆったりした感じで五段目。
大序と同様、素人の芝居ばなし。
昔はこうした光景がホンマにあったんやろうなぁ。
寒い中、でかけた甲斐があった、充実の2時間でした。

2009.12.19

第4回図書館寄席~鹿乃芸亭寄席~(09-102)

奈良県立図書情報館 13:30
 ・笑福亭鉄瓶 阿弥陀池
 ・桂 文鹿  七度狐
 ・桂 文福  相撲甚句〜相撲場風景
 ・トーク 鉄瓶、文鹿、文福

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第4回の鹿乃芸亭、今日は桂 文鹿さんのお師匠さん、桂 文福さんをメインに。

ちょっとした時間の読み間違いから、開演時間後になって図書情報館に到着。
笑福亭鉄瓶さんの阿弥陀池の途中から。
えべっさんの竿の先に、「浮き」を入れて「じらさないで。」は、引っ張る。
全体にテンポよく、元気よく、たたみ込むような。

続いて、この会の主催・・・・ではないけど、プロデューサー桂 文鹿さん
袴姿で登場し、入試で東海大学へ行ったとき、寝台急行から靴を履かずに降りたエピソードや、最近の北海道の話題、アメリカの国内線シャトル便などをマクラに、旅の噺を・・・・と、七度狐を。

さてさて、桂 文福さん
いつもの相撲話から相撲甚句、相撲場風景を。
弟子の文鹿さんにさりげなくエールを送るあたり、さすが。

最後のトークでは、袴を取って短くなった着物を披露する文鹿さん。
鉄瓶さんは、五位堂の出身だそうで、師匠笑福亭鶴瓶さんの話題もいくつか。
「30人くらいで、入場料500円くらいの小さな落語会に突如出演し、どや顔をして、ギャラも取らずに打ち上げの費用をおいて帰る」のだそう。
「多くの弟子は、「ぬかるみの世界」に出演していた鶴瓶さんにあこがれて入門した者や、「パペポ」の世代、「突然ガバチョ」の世代など色々いてるが、落語に熱心に打ち込むようになってからの弟子はまだいない。」
締めの音頭では、文福さん、またまた文鹿さんに熱いメッセージを織り交ぜて。

ワタシ、いつもは、そそくさと会場を出るタイプですが、今日は写真を撮るため最後に、退場。
その頃まで、演者さん皆さんが見送りされてたのが印象的でした。

(昔々、ワッハの上方亭でも文福さんが見送りされてたのを思い出します。あの、ごっつい手で握手してもらいました。今日はちょっと遠慮。)

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2009.12.18

第3回繁昌亭deハナシをノベル!(09-101)

天満天神繁昌亭 18:00
 ・林家市楼 看板の一
 ・月亭八天 やっぱりエコが好き(我孫子武丸作)
 ・桂 三扇 転失気
 ・月亭八天 うばすて村(田中啓文作)
 中入り
 ・田中啓文さん、我孫子武丸さん、牧野修さん、田中哲弥さん、北野勇作さんトーク
 ・月亭八天 がしんじょ長屋(牧野修作)

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いやあ、101回です。
まずは、林家市楼さん
「お楽しみの多いところ、落語会へと・・・・昔から、さんだらぼんのう(→三道楽煩悩→飲む・打つ・買う)と言いまして、博打は一番の・・・」と看板の一へ。
最近の市楼さん、話し方に強弱というか押し引きというかがあって、非常に聞きやすい。
以前はもっと一本調子で、どちらかというと押しつけがましい感があったけど。

続いて、月亭八天さんで、やっぱりエコが好き。
う〜ん。面白くなかった。
マクラのあたりはよかったんやけど。

続いて、桂 三扇さん、転失気。
女性には、子供の出てくる話、あいますよね。

月亭八天さん、うばすて村。
ある地方で、65才になると老人は山に捨てられてしまうことになっていて、為五郎が捨てられてしまう。
不憫に思った息子、吾作が一年後掟を破って山に忍び込むと・・・
(お山ブランドの小麦、パン、葡萄、ワイン。チーズ、シチュー、陽明門→凱旋門、五重の塔→エッフェル塔、トレビの泉、しゃちほこ→マーライオン)

中入り後には、ハナノベの作者さんたちのトーク。
左から、我孫子武丸さん、牧野修さん、田中哲弥さん、北野勇作さん、司会者的に田中啓文さんが座布団に座り、その右側には座布団だけが2枚。
「3年半、ハナノベをやってきていえることは、小佐田定雄は偉いな。」
ラスト間際、空いていた座布団には、三扇さん、市楼さんが着席。
市楼さんは、明日、12月19日が入門記念日だそう。

トリ、月亭八天さん、がしんじょ長屋。
聞いたことがあるネタだったけど、導入部分のマクラで「想像の芸」であることを扇子一本の箸(うどんから餅)、みたらし団子、筆、釣り竿、手鏡、徳利の七変化(キセルもあったっけ?)で魅せ、「演者も客も見たことのないものを表現する」という「がしんじょ長屋」を。
着物を徐々に脱いで、最後は襦袢だけで、毛氈にくるまれて「でんでろでろでろ」。
う〜む。どう感想を言うべきか・・・・・。
まあ、一度聞いて(見て)みてください。

2009.12.16

石切亭~ごくらくらくごの会~(09-100)

極楽寺 19:00
 ・笑福亭風喬 大安売り
 ・笑福亭生喬 三人兄弟
 ・笑福亭仁勇 鹿政談

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扇町寄席から、H氏は帰宅、Y氏、鶴ちゃんは映画の試写会へ、ワタシは石切の落語会。
5時に扇町解散なので、いつもより早く極楽寺へ。
なんと、一番乗り。
外は寒いので中で待たせてもらう。

最初にご住職がご案内。
「たった今来られた風喬さんから・・・」で、笑福亭風喬さんの登場。
なんと、18時新石切駅集合に「寝坊して」遅刻したとのこと。
松喬一門で、12月8日から11日まで中国に行っていた話をマクラに、中国・韓国人は日本語を勉強している・・・って話から、国内で言うと相撲取りに外人が多く、日本語を勉強している・・・・で、大安売りを。
ホンマか嘘か知らないけど、万博があったので大阪ではエスカレーターで右に立つようになったとのこと。

続いて、笑福亭生喬さん
三人兄弟、噺の筋や中味はともかく、冬の寒い情景が浮かびますね。
ムチャ者の三男、吉松(きちまつ、念のため)の言葉があんまりえぐいので、観客としてはちょっと「引いてしまう」感じがあったけど。

トリに出てきた、笑福亭仁勇さん
「生喬くんより先輩やけど、頭の方は追い越された。」
演目は鹿政談。
単純な噺やけど、いろんな伏線が仕込まれていて、ワタシ大好きな噺。
奈良の噺と言うこともあるけど。
奉行は松本肥後守

終演後、額田駅までは10分足らず、で、3本電車を見送って(各駅停車しか止まらない。)、生駒駅でまたまた乗り換え。
時間距離で言うと難波とそんなに変わらない。(時間帯にもよるけど。)

2009.12.15

扇町寄席公開録画(09-099)

関西テレビ 14:00
 ・桂 二乗 鶴
 ・桂まん我 のざらし
 ・月亭八天 鷺とり
 ・桂 南光 あくびの稽古
 中入り
 ・桂梅団治 時うどん
 ・桂 都丸 鯛
 ・笑福亭松喬 二人ぐせ

Y氏の当たった申し込みで、Y氏、鶴ちゃん、ワタシ、それにH氏も自分で当てていた。
放送は来年の2月、3月だそうなので詳細は記さずにおきます。

2009.12.13

第3回みんなでつくるなにわ寄席(09-098)

浪速区民センター1階ホール 14:00
 ・桂 三金 ふぐ鍋
 ・桂さん都 動物園
 ・桂 雀喜 鬼の面

浪速区民センターは大阪市浪速区稲荷2-4-3にあります。
この住所の「稲荷」を訪ねてきました。

上方落語ファンならおなじみの噺、「ぞろぞろ」の舞台、赤手拭稲荷神社。
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赤い手拭いがかかっています。
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稲荷さんの使者の狐。
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今日は早く家を出たので、近場で時間をつぶせるところ・・・・ということで、西長堀の大阪市立中央図書館へ向かう。
途中、道頓堀川を越えるときに水道橋があり、こんな感じ。
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デジカメでアップにしてみると、・・・・はじめはデザインか何かと思ってたけど。
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ちなみに、昨日撮影した写真を一枚ここで。
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場所は、四天王寺さんのすぐ北、府営住宅との間くらい。
20匹以上の猫が、真っ昼間から集会をしている。
だらだらとしている猫や、動き回っているヤツ、ちょっと怖くて通れませんでした。

で、ついでに、稲荷つながりで図書館の裏、西側の土佐稲荷神社。
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狛犬に愛馬のようにまたがる少年。
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で、いよいよ浪速区民センターへ。
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幟(のぼり)や法被など、リキ入ってます。
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会場は、いわゆるホールで、最終的には八分くらいの入りか。
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で、まずは何故か最初に桂 三金さんが真っ赤な着物で登場。
実は三金さん、この後、というか既に13時からはじまっている「神戸ハンター亭ゴスペル落語 桂三金ワールド~VOL.3~」に向かうとのこと。
14時38分桜川発、三宮行きに乗らないと間に合わないとのことで、最初に登場されたとのこと。
マクラでは、繁昌亭近くのローソンで足をくじいて、捻挫した話を。
ちょっとは痩せないかんけど、食べ物のおいしい季節で、ことに鍋なんかがうまい季節になった・・・・から、演目のふく鍋へ。
さすがに、短めのバージョンで。

で、その後にコミュニティー協会理事長さんや、青少年指導連絡協議会の方のごあいさつがあって、今度は羽織を着た、桂さん都さん
さん都さんの羽織姿は、先週の落語バンクでも気づいてたけど、もう、お許しが出たのかも。
「さん都」の「さん」は、落語家の目指す舞台三つを表したもので、松竹座、京都南座、それに浪速区民センターというオチ。
演目は、動物園。

トリに桂 雀喜さん
のんびりとした雰囲気が伝わってきて、会場とよくあっていて、けだるい午後の老人会の集まりみたいになってきた。
ええなあ、この感じ。

演目は、予想もしていなかった鬼の面で、これまたうれしい。

今年の落語会も98回を数え、あと、確定している扇町寄席の公開録画、八天さんのハナノベ、それに繁昌亭の昼席を加えると100回越えとなった。
あと、予約している奈良県立図書情報館の鹿の芸亭や、予約はしてないけど行くかもしれないいくつか。

来年は、せめて80回くらいまでにしておこうと年の瀬に誓う、願う、祈る、希む、想うワタシでした。


2009.12.12

島之内寄席~12月席~(09-097)

ワッハホール 14:00
 ・桂 三幸 狸賽
 ・林家竹丸 立候補
 ・ぱぱとはる(第19回彦八まつり素人演芸バトル優勝者)漫才
 ・立花家千橘 一文笛
 ・桂 坊枝 阿弥陀池
 ・桂 文太 八五郎出世

左後方にH氏を見かける。
まずは、桂 三幸さんから。
明るい雰囲気は前座役にはまっていて、比較的年齢層の高いお客さんにも受け入れられやすそう。
演目は狸賽。
「おまえかいな〜っ、昼間のタヌキは・・!」って始まる。
前にも聞いた(書いた)子狸らしさを使った終わり方。

続いて、林家竹丸さん
年末になって、今年の十大ニュースなどの季節になったが、今年は「政権交代」はまず入るだろう、来年は参院選があるし、日本中では年間約5000回もの選挙があって、他にも子供たちの世界でも、、、、と立候補を。
頑固な亀井君と、金持ちの鳩山君が戦う設定。
鳩山君の三つ目のマニフェストには「ワッハ上方の移転反対署名を他の小学校にも広げる。」で、会場から拍手。

続いて、漫才の「ぱぱとはる」やけど、とりあえず、桂 坊枝さんが当時して紹介を。
「ぱぱとはる」は親子漫才で、教師の父親と7才の女の子。
こちらこちらで見られます。
殴った父親に向かって「父親にも殴られたことないのに。」とか、「冬休み、なにしたい?」「一人暮らし!」
はるちゃんかわいい。

さて、興奮冷めやらぬ中、立花家千橘さん
静かに、「明治の初めのころのお噺です。」と一文笛をしっとりと。
先週、扇町寄席で聞いた米朝さんの雰囲気で。

中入り後、桂 坊枝さん、先ほどの紹介の時とは着物を着替えていて、でも、雰囲気を引き摺りながら。
マクラがうまいって、ほめ言葉になるのかどうかわからないけど、自由自在に、客をあげたりさげたり。
演目は阿弥陀池。楽しい。

さてさて、トリ、桂 文太さん
例のやさしい話し方で、今日は東京落語の八五郎出世。
こちらも泣かせかけたり、笑わしたり、しんみりしてると吹き出したり。
ええ〜感じ。

ワタシ、島之内寄席はよほどの事がない限り行くようにしてます。
今日のように、一般的に有名じゃない噺家さんが多い日もありますが、協会主催ということや、数ヶ月前から演者が決まっていて、ネタ出しして、ってことから島之内が上方落語のスタンダードだと思ってるから。
まあ、余裕があれば繁昌亭も「寄席」らしくていいですけどね。

今日は比較的少ないお客さんでしたが、やはり「ほっとする」落語会でした。

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2009.12.04

RAKUGO BANK(09-096)

りそな銀行御堂筋ビジネスソリューションプラザ 19:30
 ・桂さん都 みかん屋
 ・桂 文三 七度狐
 ・桂小春團治 大名将棋

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Y氏と現地集合。
りそな銀行がMID WAYのイベントとして、無料で開催する落語会。
淀屋橋で19時半からの設定で、サラリーマンが楽に参加できる時間帯にしているんやと思うけど、ワタシは7時前から並ぶ。
また、それでも前に4〜5人が並んでいて、皆さんリタイア組か。
前に並んでいた人と、後ろに並んだ人とひとしきり落語話題で盛り上がる。
後ろの人は吹田から来られていて、ざこばさんのご近所だそう。

まずは、桂さん都さん
「客が客を止める」マクラからみかん屋を。
「高野(厠)で髪(紙)をおとす」のくだりはなし。

続く、桂 文三さん、一時の事を思うと、ややふくよかに。
リバウンドって言うほどでもなく、こちらの思い込みのせいかも。
マクラでは、礼文島での落語会から、「ムキになる」つながりで、勝浦での落語会での時うどんの話題、「旅」とつないで、七度狐を。
喜六の感情が豊かで、川へ石を投げるところやお灯明に油を注すところで「なんで、わいばっかり。」と怒らせたり、尼寺のべちょたれ雑炊には「おかわり」と叫ばせたり。
食べ物の食べ方は、例によって独壇場でやもりを出すあたりの演技は最高。
お灯明の油と間違えたのはただの醤油でなく、濃口醤油やったのが妙におかしかった。

さて、トリの桂小春団治さん
以前聞いた時と同様、「師匠」、「先生」、「社長」の呼び方から、フィリピンからの出稼ぎ女性が「社長」「スケベ」だけ覚えておけば仕事ができる・・・と続いて、「殿様」で、大名将棋を。
終わりかと思うあたりからの展開も増えてきてるのか、以前聞いた時より充実感。

2009.12.03

芸術文化支援の新展開 -関西からの発信-芸術文化振興基金20年を迎えて(09-095)

国立文楽劇場 13:30

狂 言   茂山千之丞、茂山あきら他
挨 拶
対 談   枝川明敬(東京藝術大学教授)、塩川正十郎(芸術文化振興基金創設時の官房長官)

パネルディスカッション
司 会   根木昭(東京藝術大学教授)
パネリスト 大原謙一郎(財団法人大原美術館理事長)
      小野寺昭爾(日本演奏連盟 関西委員会委員)
      佐藤友美子(サントリー文化財団上席研究フェロー)
      広瀬依子(「上方芸能」編集長)
落 語   桂 三枝

近鉄、地下鉄の日本橋駅の西側(なんばウォーク)から歩くと、まず、地下鉄堺筋線を越えないといけない。
地上を通って堺筋を越えてもいいけど、地下通路で堺筋線をくぐると、まずはこんな情景。
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通路にはあちらこちらにポスターや看板が貼ってあって、「文楽劇場へ行く」って気分を盛り上げてくれる。
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天井も普通の地下街とはちょっと違う。
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100メートルあまりの通路はここまで。
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最後は階段だけというのがちょっと寂しい、というか、場所的に高齢者も多いので。
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で、文楽劇場。
ワタシ、中に入るのは初めてです。
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展示室があって、次回公演にあわせていろんな展示が。
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展示室内は撮影禁止のため、ここまで。
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で、会場です。
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またまた、後日。


2009.12.02

上方演芸ホール第293回NHK上方落語の会(09-094)

NHK大阪ホール 18:30
 ・桂 文鹿  浮世床
 ・桂こごろう 替り目
 ・笑福亭岐代松 火焔太鼓
 中入り
 ・笑福亭仁智 スタディベースボール
 。桂雀三郎 神だのみ 初恋篇

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現場まわりから1時間休暇を取り、直接NHKホールへ。鶴ちゃんと合流。
今日の席からはこんな感じ。
噺家さんを斜め45度から見るくらい。
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まずは、桂 文鹿さんから。
登場は「石段」ではなかったのが気になる。文鹿さんくらいになると、自らのお囃子で登場できるのか。
はたまた、放送の都合か。
演目は浮世床。たしか一度聞いている。
ちょうど15分におさめる。

つづく桂こごろうさんは、鉄板のマクラ、大阪弁の「ちゃうねん」。
後ろの席のいかにも大阪のおばちゃんたちに大受け。
おばちゃんの「言うたろか。」や「知らんけど。」はあるあるネタですね。
で、雀三郎さんの流れか、酔っ払いの小咄三話(娘の縁談を決めてきた、飲み屋の親子、月か太陽か)があって、替り目へ。

さて、笑福亭岐代松さん
湯飲みが置かれているのはいいが、どうもお湯を飲むタイミングが悪いように思える。
マクラは鉄道マニア、歴史マニア、骨董コレクターときて、演目は、東京ネタというか、古今亭の噺、火焔太鼓を。
「ひじきをこぼしたような字」や「十三音頭」など、工夫も多く、大阪らしくしつらえてもいるけど、骨董屋に武士が買い物に来るって設定自体、大阪っぽくないように思ってしまう。

中入り後は、笑福亭仁智さんから。
オクラホマミキサーのお囃子に乗って登場し、まずは、各放送局の野球中継をパロってからスタディベースボールを。

さてさて、トリの桂雀三郎さん
自身の学生時代の話をマクラにふんだんに盛り込み、演目は神だのみ初恋篇。
物語は学生街のアパート、主人公は「もり・たけお」って聞こえたけど、多分「森種男」で、雀三郎さんの本名か。
同じゼミの女の子に告白できず、友達から電話や手紙などをすすめられる。
友人の「菊田」って多分実在のひとなんやろうなぁ。
縁結びの神様だと思っていたのが実は「緑結び(みどりむずび)」でってところから、きれいなオチへ。

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※後日談
その後の飲み会で、日本酒を5合飲んだ鶴ちゃんは、酔っぱらって違う電車で寝込んでしまい、午前3時帰宅だったそうな。

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