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2009年10月

2009.10.27

第一回大正泉尾寄席(09-082)

大正産業会館 18:30
 ・露の 雅  ん廻し
 ・笑福亭たま 時うどん
 ・桂 文三  替り目
 ・露の 都  初天神

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ねたのたねで見つけた500円の落語会。
帰りも阪神なんば線に近く便利だしって事で出かける。
受付では名簿かおかれていて、ごく「内輪の会」的雰囲気。
「予約もしてませんが、入れますか?」「どうぞどうぞ。」とチラシによると、先着100名500円の会なのに、138番のチケットをいただく。
18時15分頃会場に到着、開場はしていたが、この時点で5分の入り。

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主催者の方の挨拶・・・・注意事項があって、まずは露の雅さん
以前聞いた事のある、おでんダネの「ちくわぶ」と「ちくわ部」をマクラに、言葉は面白い、そんな言葉遊びのお噺をと、ん廻し。
いちいちわかりやすいように、「」を強調して聞きやすく。
妙に口跡がいいかと思えば、微妙に雰囲気が違うところがあったり、ちょっとアンバランス。
オチも、「ここがサゲですよ。」って話し方でなく、聞き手、特に初めてこの噺を聞く人には難しかっのでは?
「あれっ? ここで終わり?」みたいな。

続いて、大声でいきなりマイクがハウった笑福亭たまさん
袖で見ていた雅さんの師匠、都さんが「あの娘、もうちょっと髪の毛、こうやったらいなかっぺ大将に似てるのに・・・・・」って師匠としてどう導きたいねん。
いつかは、「師匠、お茶、熱いのんと冷たいのんとありますけど。」と言うと、「お茶にはな、カテキンが入ってて、口がねちゃねちゃするから落語の前には飲まへんねん。」と言っていたそばからバナナを食べてる。って話を。
ショート落語「銃撃戦」「健康ドリンク」「高校球児」「ローマ法王のデコピン」「遺跡発掘」「伝票争い」「ドリアン」「B29」「シンクロナイズドドリアン」と連発して会場を暖め、今回の会の自分の立場、二つ目枠、そこそこ笑わせる、ヒマ、、、、、から、昔の時の数え方を丁寧に説明して時うどんを。
まあ、ご存知の方はご存知の「例の」時うどんでした。

続いて、十分に席は暖たまったとはいうものの、かなり雰囲気の違う立場の桂 文三さん
先代文三は四代目襲名後わずか半年でなくなったとの事。で、自分のする事は半年以上生きる事、5月15日に五代目襲名したので、あと一ヶ月足らず。

演目は替り目で、亭主が嫁はんの前でも妙に弱気なところがあるんで、サゲの「まだおったんか。」のインパクトが少なくなるのでは?
(ご本人の実生活が出てきてたりして・・・・・)

トリの露の都さん、「ワタシら向かいのおばちゃんと一緒やで。」
彦八祭りの占い屋さんの話題、上方笑女隊での水着の話題、三ヶ月連続でできたお孫さん・・・・朝青龍に似てる・・・・・話題など、いつから落語すんねんって感じ。
このままでも全然ええけど。
突然、落語に入ると、演目は初天神。
ところどころ間違い(「ぼん」と呼ぶところを「お嬢ちゃん」って言ったり。)もあったけど、満足の一席。

で、大正駅前で初めてのお店に寄って、ビール2本、餃子、酢豚を食べて帰りました。

お店の名前は、、、、王将って言ったかな。

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2009.10.25

大阪あそ歩(その2 Part1)

大阪あそ歩第2回の参加は、「レトロモダンのまち・帝塚山を往く【帝塚山】 ~古墳と洋館めぐりとスイーツと~」

例によってワタシの大阪は難波から始まる。
っていうか、今日はちょっとうっかりして難波まできてしまった。

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大阪あそ歩(その2 Part2)

さてさて、大阪あそ歩その2の公式な行程は先ほどの万代池で終了。
後は個人のお楽しみ・・・・で、熊野街道を万代池から逆に北へ向かう。
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咲くやこの花コレクション Vol.4 桂まん我落語会(09-081)

大阪市公館 14:00
 ・桂さん都 動物園
 ・桂まん我 時うどん
 ・桂まん我 蜆売り

大阪市主催の秋のイベント、「咲くやこの花コレクション」として、これまで咲くやこの花賞を受賞された方々を招いての講演会。(今回は落語会だけど、基本は講演らしい。)
抽選で当たった「ただ」の落語。Y氏と同行。
昨日は昨日で図書館主催のただの落語会やったし。

大阪市公館は建物は古い(立派だけど)が、庭がなかなかのものだそうで、ぜひ一度は行ってみたかったところ。
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開場前なので、前室というか控室?待合室?
こんな部屋で優雅に待つ。
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鯉の泳ぐ池の向こうに見えるのは茶室だそう。
残念ながら、本日はこの池の手前まで。
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池には、噴水。
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会場。
ここでは、市の感謝状や表彰状、昔は偉いさんの辞令交付なんかがあったそうです。
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明らかにいつもとは、客層が違う。
半ズボンで走ってきた人はいない。
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最初に主催者の挨拶があって、桂さん都さんの登場。
それも、自ら名ビラを持参して。
落語家は気楽な商売やけど、昔はもっと気楽な商売もあったようで・・・と動物園。
館長は「前田一郎」

続いて、桂まん我さん
「新作落語をする訳でもなく、英語落語をする訳でもなく、また御曹司でもないけど、右向いて左向いてきたのを評価されるのはうれしい。」
いろんなマクラをふって、「実は何をしようか考えております。」
で、短い噺を二つされるとのこと。
まずは、時うどん。
うどんの汁を飲むあたりが美しい感じ。

二席目、「先ほどのネタの企業秘密を明かします。」と。
一番大事なのは、うどんを食べる仕草ではなく、逆の左手、うどんのどんぶりを支える手の形だそう。
ここが緩んできて平らになってくると、「焼きうどんになります。」

以前誰かのマクラで、若手に稽古を付けるとき、「ほらほら、うどんがスパゲッティになってるで。」と言ってるって聞いたことがあります。
さて演目はというと、南堀江の中川清之助(? なかがわ せいのすけ)という男が登場。
以前聞いたものと微妙に違ってるが、蜆売り。
さすが、こうした場にはこういう落ち着いた噺もいいなぁ。
オチは初めての形で
「肝にひびいたで。」
「蜆はよう効くわ。」


終演後、退場しようとすると、「散歩がてらに来てましてん。」ってH氏。
おったんかい、半ズボン。
っていうか、当たってたんかい!

H氏は大阪城にジョギング、Y氏はすぐ横の駅へ、ワタシはとりあえず京橋方面にウォーキングということで、その場で解散。

寝屋川あたりからの大阪城。
午後3時過ぎなのに、妙にくらい。
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番外 ウォーキングがてら

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2009.10.24

上町寄席(09-080)

大阪市立天王寺図書館集会室 14:00
 ・笑福亭生寿 時うどん
 ・笑福亭右喬 二人ぐせ

ちょうど3日前、メールで予約していたCD「桂吉弥のお仕事です。」が届いた天王寺図書館での落語会。
無料でもあるし、CDを引き取りにいくのにちょうどいい。
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朝から、(自宅から最寄り駅まで約25分くらい歩いて)中央図書館にも用事があって、難波から西長堀へ歩く。
中央図書館では「仏像彫刻」の本を借り、またまた、上本町へ向かって歩く。
徒歩が重なったため、時間調節がうまく行かず、開演1時間以上前に到着。
でも、そこは時間つぶしにはちょうどいい図書館。
いろいろ物色して借りて会場で読書の時間。
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会議室のような部屋で、松喬さんの幕だけが落語会の会場である事を主張している。
会場では、お囃子のCD(多分)が流れ、寄席らしい雰囲気を作ろうとしている。
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二番太鼓も、石段もCDで、まずは、笑福亭生寿さん
2006年に繁昌亭ができて、もう3年以上になるが生寿さんは2007年入門組。
そうか、アフター繁昌亭の落語家さんも、もう数十人もいるのか。
演目は時うどん。
うどん屋の大将の「うど〜ん、え〜〜、そ〜や〜」の声がええ声。
ちょっと無機質な会場だけになおさらよく響く。
客層を見てて、もっと受けるかとおもってたけど、イマイチの反応。

続いて、笑福亭右喬さん
扇子や手ぬぐい、見台、膝隠しの話をするが、「なんでやろ」って思っていると、先ほど楽屋に明日予定していた学校寄席の事で電話があり、インフルエンザのため中止になったとの事。
「明日、やろうと考えてたのに〜っ。」ってマジ?
演目は二人ぐせ、ご隠居(田中さん?)の家で、上下(かみしも)が逆転するのは何故?

またまた、帰りには電車を途中で降り、約70分ウォーク。
午後5時40分現在で、22,455歩。
(昨日はほとんど歩かず、3,152歩・・・)


それはそうと、今日の落語会で今年80回目。
来年は最大でも60回くらい(月に5回、週に1回程度)に減らそうと考えてます。
その分、ほかの事をやりますんで、「落語日記」ではなくなるかも。

2009.10.17

しろきたライブ~桂雀三郎withまんぷくブラザーズ~

昼までの「大阪あそ歩」が13時過ぎに終わって、とぼとぼと大阪駅前ビルへ。
昔飲みに行った事のある飲み屋さんで、昼食(&ビール)。

3時半頃に旭図書館に着。
閉館まで本を読み、それから城北市民学習センターへ。

ロビーあたりでは、秋の文化祭かなにかの展示物がいっぱい。
木工屋さんのイベントで材木の「端材」を使って何かを作るってイベントがあったらしいけど、事情により中止とのことで、端材だけいるだけもって帰ってもいいとの事。
で、彫刻でもしようかって感じで一ついただく。
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講堂ではリハーサルをしている様子で、ふんふん、この曲知ってる。とか、こんな曲もあったんや、って感じでくつろぐ。
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最初にM上さんがきて、入場も始まった事やしっと二人で受付をすます。
5列目あたりを6人分キープ。
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続いて、O谷さんが到着し、3人で話していると知らぬ間にY氏ご夫妻が別の席にきていた。
18時45分現在、反「定刻」主義者、H氏はまだこない。

開演。
まずは、例によって(1)ミュージックコンサートのテーマ。
最初から手拍子で盛り上がって、手がいたくなるほど。
(2)ヨーデル食べ放題
(3)やぐら行進曲
(4)二人のやぐら
(5)浜風ラプソディ
(6)想い出の渚
(7)おばあちゃんの古時計
(8)遠野物語
(9)煮えろ!水炊きよ
(10)コモエスタ一人鍋
(11)江戸の人気者
(12)反逆者のうた
(13)こわい歌
(14)寿限無
(15)あぁ青春の上方落語
(16)それぞれの味
(17)?
(18)忘れん坊のサンタ苦労す
(19)サルサで別腹

※ 曲名、知らないのがあるので、どなたかご教示を。

で、今日はY氏はご夫婦なので、残り4人で飲みにいく。
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考えてみると、H氏と飲むのは11日、13日、今日とここ1週間で3回目。
この喜六・清八の組み合わせはウォーキングでもあったけど、O谷さんも11日以来やから1週間以内に2回の休日デート。
なかなか付き合いいいから、源やん(源兵衛)候補かも。

大阪あそ歩(その1 Part1)

大阪市や大阪商工会議所、(財)大阪観光コンベンション協会などが発足させた、「大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会」のまち歩きイベント、「大阪市制120周年記念まち歩き  江之子島から堂島、中之島へ 【江之子島~堂島~中之島】 ~市役所跡を辿ると開国前後の大阪が見える~」っていうのに参加しました。

自宅を出るのがやや遅れたため、ホンマは歩こうと思っていた阿波座まで難波から地下鉄に乗って、集合時刻20分前の9時40分に大阪府津波・高潮ステーションに到着。

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受付を済ませ、館内を見学する。
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案内の人が場所を聞かれ「地元のかたから言わないようにいわれてますので・・・」
あたりの情景から、多分港区福崎あたり。
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これは床に書かれていた津浪到着までの時間をあらわしたもの。
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10時10分くらいに出発。
このコースのガイドさんは長谷川さんとおっしゃる方。
歩きはじめると間もなく、自分の持ち物や資料、引率用の旗、マイクなどで手いっぱいの長谷川さん、「ちょっと、この旗持って。」といわれ、以降旗持ち役。
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まずは旧大阪府庁舎。
大阪府津波・高潮ステーションの東隣、マツダの南側、木津川橋の東側、ただいま、マンション建設中のここが、元府庁舎。
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昔は大阪市単独の庁舎がなく大阪府の庁舎に間借りしていたそう。で、すぐ北側にある最初に建てた庁舎の跡地と木津川橋碑を見学。
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浪花百景
この絵をよく見ると、金髪の人や弁髪の人がいるのが見える。
橋のむこうは川口、外国人居留地があったところ。
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次に木津川を越え、川口キリスト教会に到着。

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パイプオルガンが演奏されるなか、ガイドさんは説明ができないので間もなく退出。
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川口教会の向いの建物、かなり古いが、おしゃれ。
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阪神淡路大震災で倒壊した教会、信者さん達の尽力で上半分が建てかわった。
レンガの色が違う。
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建物の新旧の対比。
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Kawaguchi

この方が長谷川さん、会津出身だそう。
もと、新聞記者。
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バルナバ病院や、プール女学院の字がみえます。
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市制施行70周年のときに建てられた川口居留地の記念の碑。
もう、50年も前なんや。
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で、川口周辺はおしまい。
ここでUターンして、東に向かいます。
またまた、木津川橋。
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この場所近辺から撮られた昔の大阪府庁舎がこちら。
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ちなみに、大阪府庁舎の変遷は、明治元年の西町奉行所跡地から、西区江之子島、その後陸軍省の跡地である大手前、そして住之江区南港北のWTCへと・・・・・行くのか?

大阪あそ歩(その1 Part2)

さてさて、川口から江之子島へ帰ってくる。

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「大阪には、橋がない。」
「何言うてんねん、淀屋橋、天満橋・・・」
「それはみんな(ばし)や、京には三条の大橋、四条の大橋とはしがある。」
ってな話を長谷川さんと話してました。

ちなみに、上の金属の部分はレプリカ、下の石の部分は本物だそうです。
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つづいて、雑喉場跡の記念碑。
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ちょっと東へ歩いて、花乃井中学校にある此花乃井。
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中学校立て替えのとき、移転(!)したらしいので、実は井戸ではない。
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大村益次郎が若い頃に暮らした、とある商家のあったあたりとのこと。
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続いて、日本基督教団大阪教会へ。
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一、切支丹宗門之
  儀ハ是迄御制禁
  之通固可相守事
二、邪宗門之儀ハ固
  禁止候事
慶応四年三月
    太政官
「明治政府により、この高札が廃止されたのは明治6年2月24日のことで、わが大阪教会の前身、梅本町公会が設立される明治7年5月24日の1年3ヶ月前のことであった。この高札が当教会に存するのは、おそらく、当時の設立に当った信者の1人が、この高札撤去に当たり、その1枚を手に入れていたものを教会に寄贈したものと思われる。」
(大阪教会所蔵資料の解説より)
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雨、かなりの。
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雨の中、参加者にはカッパが配られ、基督教団大阪教会をあとに北へ向かう。
筑前橋(土佐堀川)から、中之島、田蓑橋(堂島川)をこえて、蛸の松へ。
この辺りで、雨も小降りに。
もともと、松の枝ぶりが、蛸が泳ぐ姿に似ていたのでついた名前らしい。
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現在の蛸の松から、もともとの蛸の松の当たりを望む。
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大阪あそ歩(その1 Part3)

さてさて、一行は道を東に取り、旧蜆川があった北新地に向かう。
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NTTデータからNTTテレパーク前の浄祐寺、五大力の碑。
五大力の説明はこちら

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続いて、NTTテレパーク前の広場で、大阪市の歴史の紙芝居。

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さらに、東へ向かう。
途中のきんつば屋さん。
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長谷川さんと、「桜橋って地名はやっぱり橋のたもとに桜の木が生えてたんでしょうかねぇ。」ってな話をしながら元桜橋南詰め、堂島アバンザ前。
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で、東に向かって新地へ向かう。
アバンザ敷地の中の堂島薬師堂、ここは奈良の薬師寺直轄でお賽銭も薬師寺に入るそう。
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いよいよ、まち歩きも大詰め。北新地。
蜆橋跡碑。
昔々、曾根崎あたりは曾根崎村といって、人気のない寂しいところだったらしい。
で、蜆川を南から北へ渡った土手から、徳兵衛とお初の道行が始まる。(曽根崎心中)
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また、心中天網島では、治兵衛と小春の道行は、茶屋河庄から始まり、蜆川にかかる橋を次々に渡り心中場の網島まで続いたそう。
ここが河庄の跡地あたり。
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いよいよ、ゴール。
13時10分、ちょうど3時間。
江之子島庁舎あとから、堂島の庁舎あと、で、現在もある中之島の庁舎。
日曜日はしまっているはずが、中に入れた。
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市役所に入ると、「ほんまや」と、

大阪あそ歩のタオルと完歩証、記念のステッカーがもらえた。
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後になりましたが、朝の受付時にもらったお土産はこんなの。

雨が降り出したときにもらったカッパ。
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小倉屋山本の塩昆布試供品。
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あみだ池大黒の粟おこし。
ちなみに大黒の本店はあみだ池(和光寺)のすぐ北にあります。
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あと、お茶も最初にいただきましたが、途中で飲んでしまい、メーカー忘れました。
念のため(宣伝のため?)、このコースの協賛企業を転記しておきます。
・サッポロビール株式会社近畿圏本部
・株式会社あみだ池大黒
・関西キリンビバレッジサービス株式会社
・株式会社小倉屋山本
・サントリーコーポーレートビジネス株式会社

1000円で、ガイドさん付きで楽しかったので、あと2〜3回は行ってみようと思ってます。
歩くペーズは非常にゆっくりなので、ウォーキングには向かないですが。

で、この後、19時からの城北市民学習センターのコンサートまで、たっぷり時間がある。
午後の落語会(14時からいくつかある。)には間に合わないし、天気もよくなってきたし、いっそ、旭区まで歩こう。

で、途中で撮った写真がこれ。
わかる人にはわかる。

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鶴ちゃんやH氏はもちろんわかるよね〜っ。


2009.10.14

第116回まるまる出丸の会(09-079)

東梅田教会 19:00
 ・桂雀五郎 牛ほめ
 ・桂 出丸 禁酒関所
 ・笑福亭福笑 幻の財宝
 ・桂 出丸 宿屋仇

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久しぶりに、Y氏、鶴ちゃんとまるまる出丸の会へ。
よく見かける常連さんの多い会。
以前はお囃子の笛(出丸さん)がぼろぼろで、そこから笑いが出てくるような会だっけど、もう、お囃子に拍手が起こるような会になっている。

まずは、桂雀五郎さんの牛ほめから。
マクラもなく、目立った改良はないけど、何か楽しい今日の牛ほめ。
会場の笑いもたっぷり。
オチは、「こんなとこにも節穴あるわ〜、おっさん秋葉はんのお札はっときなはれ。」
雀五郎さんの牛ほめは「ベタベッタベッタベタ」がなく、きれいで好き。

続いて、桂 出丸さん
袖で福笑さんと、「何がうけるんや?」って話をしていたそう。
それくらい、雀五郎、よかったのかも。
その雀五郎さん、今日のこの会の大入りを評して「ホンマ、他力本願の会でんな〜」って言ったとか。
また、福笑さんは、明日早くから仕事があるため、一席終えると帰るのでよかったとおもっていたら、「正宗屋にいってるので(来い)。」とのこと。

上方の落語家の一門の気質から、米朝一門は「心に思っても口には出さん。」ってところがあるが、笑福亭一門はわかりやすい。(笑福亭がよかった。)
あるパーティーで笑福亭松枝さん、呂鶴さんの二人が(ええ年をして)どつき合いのけんかをしていた。
で、けんかが終わるとさっぱりしている。
この二人が昔の侍やったら刀も持ってて、大変なことで・・・・・・と禁酒関所を。

このつながり、うまいのかどうなのか?

丁稚の定吉が「水カステーラ」を「どっこいしょ」と持ち上げるところで思わず「よいしょ」と言ってしまったので、侍に「どっこいしょと申してほしかった。」と言わせるあたり、余裕があるというのか、間違えんかったらいいのにっていうのか。

で、笑福亭福笑さん
本題と全く関係のない、変態じじいと呼ばれた話やタイガースファンの振る舞いなどをマクラに。
自ら、マクラとは何の関係もない噺を、と、幻の財宝。
細部どころか、大幅に改変がされていて、爆笑。
オチは、「海賊版や。」ってきれいに。

トリの出丸さん、紋付を着けて登場し「この会は、まるまる出丸の会だということを忘れないように。」。
三人組に「わいは、小さい頃からサムライ、人参、わかばの落語が嫌いやねん。」って言わせたり、「
巴寝」の説明に自身の紋付の結び柏をさして「そうそう、こんな感じや。」

で、三人で東通りの王将へ。
終電2本前で帰りましたとさ。

2009.10.13

第44回十三寄席噺のにぎわい(09-078)

大楽新僑飯店 19:00
 ・月亭八斗 子ほめ
 ・月亭八天 東の旅 発端~煮売屋
 ・笑福亭生喬 笠碁
 ・月亭八天 残月の譜


十三に降り立つと、こんな幟が。
以前からあったのか気づかへんかったけど。十三東連合商店街。

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一人出かけて、例によって端っこの席に座ってると「となり、空いてまっか?」との声。
この声はH氏。職場から30分かけて歩いてきたそうな。

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お囃子は、笛が見事で、太鼓もいい感じ。
今日は「当たり」って感じがする。

まずは、月亭八斗さん。
茶髪でロン毛を話題のマクラ。
まだまだ声量も少なく、マイクなしのこの会場では声が通らない。
入門1年あまりの「今時の子」って感じ。
演目の子ほめでは、言葉が出てこず、一瞬、、、、どころではなく1〜2分とまってしまったが、なんとか噺に戻れた。ほっ。
オチは「どう見てもまだ生まれてないみたいや。」

続いて、月亭八天さん、師匠八方が(忙しくて)教えられないので、八斗さんの教育係をしているそう。
今はこうして、子ほめなど「実践で使える」落語を教えているが、昔は・・・・・と、自ら東の旅 発端〜煮売屋を。
しりとりでは間違うし、台詞のあやふやなところがあるし、とどめはオチの言葉。
ここでは書きませんが。

続いて、笑福亭生喬さん。
十三は通過はするが、降り立って落語をするのは初めてだそう。
評判通り「治安のいいところ・・・・パトカーがしょっちゅう走ってる。」をマクラに。(十三の人にこのマクラが受けると思っているのか・・・・・?)
演目は笠碁、顔の動き、目線で聞かす噺やけど、ワタシこのオチがどうにもしっくりこない。

中入り後。再び八天さん。
「先ほどは八斗君のデジャブをみたようで。」
演目は残月の譜、大塚新衛門という貧乏侍が、代々家に伝わる残月の譜という曲を質(沢井屋久兵衛)にいれたものの、殿の前でその曲を吹かなければならなくなるって噺。
オチがいまいちしっくりこなかったですね。

で、なんとなくH氏と王将へ。

十三にくるとここのぼたもち、きんつば、焼きもちのどれかをお土産に。
今日は、きんつば。
実をいうと、今日は今里屋久兵衛の焼きもちを買おうかと思ってたけど、既にお店が閉まってました。
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2009.10.11

まほろば寄席(09-077)

奈良国立博物館講堂 14:00
 ・林家染太 子ほめ
 ・桂小春團治 祇園舞妓自動車教習所
 ・桂わかば 片棒
 ・笑福亭松喬 帯久

今日は、本来ならこうなるはずが、
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こうなっちゃった落語会。
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染丸さんの「地獄」が聞けるとあって、大阪のH氏や兵庫のO谷さんを呼んでたけど、残念。
まっ、松喬さんならいいかって感じやけど。

集合時刻の13時半には誰も集まらなくて、一人国立博物館の無料エリアへ。
(ここはおすすめ、とても無料とは思えない。)
ざっと撮った分で、これだけあります。

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まずは、林家染太さん、いつものように明るく子ほめを。
伊勢屋の番頭さん「いょっ、町内の色男!」でなく、「いょっ、町内のヨン様!」
O谷さんが大のペ・ヨンジュンのファンなので、ワタシ、これには大受け。
O谷さん、ちょっとムッっとしてたけど。
オチは、「どう見ても、あさってくらいや。」

続いて、桂わかばさん
今日は、多分調子がいいんだろうと思う。
(たまに、よく噛む日もあるんで・・・)
演目は、片棒。
これもまた想像やけど、噺をつけてもらったのは桂 雀松さん
「花火をパンパーン、金鳥の夏」までいっしょ。でも楽しかった。

続いて、この会を仕切ってはる桂小春団治さんは祇園舞妓自動車教習所を。
教習時間を線香で測ったり、教官が小糸だったり、落語をある程度聞いている人の方が笑える噺。

トリ、笑福亭松喬さん
「災難でっせ」から始まり、もともと「地獄八景」だったのが「そんなん、ようせえへん。また、四日で覚えられへんし。したいとも思えへん。あんな理屈っぽい噺。もともと、笑福亭系はなんやわからん間に終わった〜って噺。」
さて、演目は何かと聞いていると、十二支のマクラから帯久へ。
なるほど。さすが松喬さんって感じ。
ただ、和泉屋さん、最初に登場したときは50歳くらいのはずなのに、最初から60代の話し方。
10年もの年月が流れて、「年を取った」って感じがしなかったですね。


「で、飲み会。二軒も。H氏負傷事件、もしかして暴行事件か!」って書いてましたけど、事件の真相は未だ判明せず。

10/17、O谷さんにも確認済み、18日記載。
まずは、三人で鹿政談で有名な三作の墓を見に行き、なら町を散策。
(さんさく)つながり。
で、焼き鳥屋へ飲みに行きました。

で、ええかげんに飲んで、会計を終え、店を出ると「もう一杯いきまひょか?」(H氏)
で、もう一軒。

店を出た記憶はあるものの、H氏がこけたということは誰も目撃せず、(目撃した記憶がないだけ?)三人で近鉄奈良駅へ向かうが、O谷さんはダイヤを見てJRに変更。

H氏とワタシ、同様に近鉄に乗ったが、一緒に乗った記憶がないので、多分、先に来た電車にワタシ一人乗り込んだか、どちらかがトイレにでも行ってはぐれたか・・・・・

そんなとこでしょう。

2009.10.10

第3回図書館寄席~鹿乃芸亭(しかのうんてい)~(09-076)

奈良県立図書情報館 13:30
 ・桂 文鹿   十徳
 ・笑福亭喬楽  寄合酒
 ・笑福亭小つる ちしゃ医者
 ・トーク
 中入り
 ・桂 文鹿   宿屋町〜瘤弁慶

10月の三連休、文化施設巡りの初日は、第3回を迎えた奈良県立図書館寄席 鹿乃芸亭。
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今回から会場の使い方が変わって、しきりを入れた細長い形に。
後で結構満席近くなる。
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いつもの提灯。
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こちらは、毎回ゲスト用に作られている提灯。
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最初に、真っ赤な着物で登場した桂 文鹿さん
着物の話題で、東京の落語家さんは地味な着物を着て、自分をできるだけ目立たせず、噺を聞いて貰おうとしている。
上方では全く逆で、「オレが、オレが」というタイプが多い。
着物の紋は3年以上経たないと付けられなくて、同様に羽織も着られない。最初に紋付きを許されたときは、「命の次に大事なもの」と教えられた。
ある時、奈良県北葛城郡三郷町に仕事に行くと、町役場に「三ツ柏」の紋が・・・・と思ったら町章だった・・・。(ここで見られます。)
あと、春団治さんの羽織の脱ぎ方や、羽織の紐(特注のチェーン)などをマクラにしてたので、もしかして、「カラクゴボックス」かも?って喜んでたけど、着物マクラ → 十徳って流れ。

続いて、笑福亭喬楽さん
ワタシ、喬楽さんはじめてかもって思ってたけど、2回目。
「落語日記」によると、前回は去年の8月の島之内寄席、演目は花色木綿でした。
「夏川りみ」ってこのときも言ってたんですね。
ひと言小咄が面白かったんで、書いておきます。
「おかあちゃん、火事や!」「ひ〜」
「お母ちゃん、鍵、忘れた!」「キーッ」
演目は寄合酒を。

続いて、笑福亭小つるさん
出演順が「微妙」で、ここで小つるさんの登場。
例の「楽屋のテレビを見てましたら、ノーベル平和賞のオバマ大統領が狙撃され、、、、」って、このマクラ、わかっていてもイヤな気分にさせる。
来年10月22日に六代目枝鶴を襲名する話などをマクラにチシャ医者を。
はじめ、かすれた声が気になったが、なれてくるとなかなかいい雰囲気に思えてくる。

で、3人の出演者のトークコーナー。
これまでの2回は、奈良県出身の落語家さんばっかりやったけど、それでは持たないので、今回から「奈良に縁のある」で、奈良市在住のお二人をゲストにしたとのこと。
小つるさんは大阪市福島区出身、喬楽さんは鶴橋出身とのこと。
メインは、襲名にまつわる内輪話をいくつか(松竹と松竹芸能は別会社で、松竹座の使用料は600万円・・・書かない方がいいかも)。

で、4席目にまたまた文鹿さんの登場。
前回までのCDでなく、今回から三味線のお囃子が入ったので、ハメモノのある噺ということで、宿屋町〜瘤弁慶。
弁慶の立て弁はちょっと噛んだけど、普段聞けない噺でいい気分になれた。
オチは、「これでは、また壁土に塗り込められてしまう。」

ちなみに、明日は国立奈良博物館に行く予定。
 
 
 
※ 午前中、買い物に行ったスーパーの隅っこで、CDの廉売会。
上方落語名人選6(林家染二(当時・現四代目染丸))を購入。
 
 10月18日 一部修正。
詳しくは、コメントを参照してください。

2009.10.08

上方演芸ホール第291回NHK上方落語の会(09-075)

NHK大阪ホール 18:30
 ・桂ひろば 大安売り
 ・桂枝女太 ピッカピカの一年生
 ・桂 雀々 せんきの虫
 中入り
 ・桂 文喬 研修医「山田一郎」
 ・桂 春若 禍は下


久々のNHKホールにY氏と同行。

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いつもなら、職場の前のバス停からバスに乗るところ、1分出遅れたため、今日は本町から二駅ウォーキングで。
席は、C5-24番、さてさてどんな席かと思っていると、中央ブロックの前から5列目右側の通路沿い。
ここから見ると、こんな感じ。
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演者からの距離は、繁昌亭でいうと「け列」くらいか。通路ぎわがいい。
多分、NHKホールでどこでも好きな席に座れといわれると、ワタシこの席の二つ前くらいに座りたいくらいいい席。

まずは、桂ひろばさん
キャリアの割には、なかなか落ち着いて登場。(そう見えるだけかも。)
演目の大安売りでは、関取を「小太り山」って名前に。
口跡がいい感じになってきた。

続いて、桂枝女太さん、何がどうって訳でもないけど、さらに安心して聞ける。
「決して、お寺さんの方から来たわけではありません。」くらいで、もう、会場は枝女太さんの世界に引きずり込まれている。
演目は三枝さんの創作落語シリーズ、ピッカピカの一年生。
中学校を卒業後、家族、兄弟のため働き、家庭を持ち、子供(下の子)が高校3年生になったのをきっかけに自らも定時制高校に進学したおとこの話。
勉強して、大学まで進んだが・・・・
これからなら、十分ありえる話かも。

桂 雀々さんは、沖縄のコテージで、窓を開けていたら孔雀が入ってきたって話をマクラに、せんきの虫(疝気の虫)を。
癪(女性の腹痛)の虫から「しゃくに障る」(これ、そのまんまやん)、虫の嫌いな「虫が好かん」、堺の虫仲間から「虫のしらせ」のだじゃれ。
ラストは、さすが雀々流。
ここで書くより、テレビをご覧下さい。

中入り後、桂 文喬さん
以前、研修医・山田一郎を聞いたのはどこだったか、爆笑した記憶がある。
記憶は曖昧やけど、細かな部分で手を入れているみたいで、楽しさ満点。
オチは「僕の実家なんですよ。」

トリの桂 春若さん
マクラでは、例の「私がやってる間に、一人減り、二人減り」と、師匠春団治さんの話(皆さんはご存知ないでしょうが)で盛り上げる。
高座が暑いのか、しきりに汗を拭ってる。
演目「禍は下」は、冬の話ではないけど、真夏とも思えないので、ちょっと違和感。
でも、旦さんやおてかけはん、手伝いの女性、なにより丁稚の「もう、言うてしまいますわ。」ってプチ逆切れがかわいくて面白い。
最初に、「面白くない、わかりづらい、むつかしいの三拍子そろった噺」って、そんなことないですよ。面白くて、夜の情景が浮かぶようで、楽しい。(むつかしいのは難しいのかも。)
この一席で、満足感のある高座でした。

で、Y氏別れ、上本町までウォーキング。
本町→谷四の効果もあって、久しぶりに一万歩越えの14891歩。
ここんとこ、天気が悪かったからねぇ〜。


2009.10.05

第7回京の噺家桂米二でございます(09-074)

天満天神繁昌亭 18:30
 ・桂 二乗 道具屋
 ・桂 米二 子ほめ
 ・桂 米二 風の神送り
 ・桂 吉弥 天災
 ・桂 米二 植木屋娘

Y氏、H氏と同行。

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Y氏とは、一緒に繁昌亭についたが、互いにプログラムの番号が離れるよう意識してバラバラに入場。
繁昌亭は久しぶりで、懐かしい感じがする。
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入口、正面に飾ってあった四天王の似顔絵。
どれも雰囲気がででいて、情緒もあっていい感じ。
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お隣では、こんな提灯も出来てました。
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さてさて、まずは桂 二乗さん
マクラでは、一人で飲みに行ったときに仕事の話をすると「なんや〜、じぶん落語家かいな〜っ。飲んでんと、稽古せな。」って「職業差別」を受ける。あるとき学生相手に「飲んでんと、勉強せな〜っ。」って言おうと思っていたら、「京大生です。」と言われ、めげたということ。
演目は、道具屋で、例の「こんにちは〜。まあお入り。」ってひな人形の落語もあって楽しかった。

続く桂 米二さん、子ほめ。
「皆さん、ホンマに私の噺、3席も聞きたいですか〜?」
米朝師匠が、独演会では3席やるもんや。と言っていた教えを守って「ムリして」3席やっているって話から。
自身が人に言いたいことを言ってきたって話から、人をほめるのが上手な人がいる・・・・で子ほめ。
「ホンマのことを言うたら、仲がわるくなる」小咄は、米朝さんのCDでも何度か聞いた話で、わかってるのに面白い。

羽織を着替えて、また米二さんの登場。
自身のインフルエンザ体験から、風の神送り。
ワタシ、多分、生で聞くのは初めてやけど、「おほえちゃう(覚え帳)」のくだりは楽しく、啖呵をきるあたりは上方落語では珍しいのではないかと思う。
オチは、「それで、弱み(夜網)につけ込んだ。」

中入り後、桂 吉弥さん
登場すると、後ろの席の人が隣の人に「この人が、NHKで有名な人や。」って解説。
なるほど、納得。
登場した吉弥さん、まずは「ゲストの桂吉弥でございます。」で笑いをとる。
楽屋に来ている小佐田定雄さんと今回の出番の話や、宮崎落語会で「ざこば・吉弥二人会」の話などたっぷりマクラ。
演目は天災で、心学の先生は紅羅坊先生ではなく下寺町の「ほりさだかんべい」。
「短気ですな〜」「誰がたぬきやねん!」
「いらちですな〜」「誰がイタチやねん!」
の順序を言い間違え(?)(飲んでいるときには、わざとやってるでとの指摘あり。)

トリの米二さん、黒い着物でしまった感じ、吉弥さんの後だけに体も締まって、細面に見える。
演目の植木屋娘では、「おまえとは離縁して、ワシはおミツと一緒になる。」って微妙な表現があったり、のぞき見のシーンでは「二人にははっきり溝があるのが見える。」とか、聞いたことのないような描写が。

お待ちかね抽選会では、大入りのため、Y氏、H氏、ワタシとも当たらず。
Y氏はお祝いの花をばらしたもの(いい表現はないものか。)を貰って、3人でさくら水産へ。

12時帰宅。


2009.10.04

ウォーキング(09-番外 法隆寺)

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お弁当つくって、嫁はんと二人法隆寺へ。

嫁はんは奈良市生まれ、ワタシ大阪生まれやけど、奈良県にはもう30年以上暮らしている、、のに、二人とも参拝料をはらって法隆寺に入ったことがない。
ワタシ、ウォーキングで法隆寺の中の喫煙所や便所は月に2〜3回は使わせて貰っているのに。

で、いつか行こうかとずっと前から話していて、やっと実現。

南大門、1438年築だそう。
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南大門から西院伽藍を望む。
中門の向こう、右が金堂、左が五重塔。
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中門。金剛力士像は奈良時代のものだそう。
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三経院(国宝)から五重塔を望む。
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ここは有料エリア、西院伽藍に入って、五重塔と金堂。
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金堂を中心に。
礼拝石のあたりのカメラ目線のお二人とは全く関係ありません。
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五重塔、ワタシのカメラと腕の限界。
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同じく。
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中門の中。
エンタシスの柱って、中学校で習ったんやったっけ。
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東大門のむこうには夢殿。
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夢殿。
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中宮寺。
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中宮寺、ここから先は有料エリア。
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建物の内部はすべて撮影禁止で、写真的にはたった十数枚しか撮れませんでしたが、西院伽藍、大宝蔵院、夢殿まで見て、2時間近くかかります。

今日は絶好のお天気で、はじめは多くの修学旅行生たちがいましたが、ワタシたちから見ると駆け足と行ってもいいほどの勢いで通り過ぎていきました。


昨日の下寺町に続いてのお寺シリーズ。
最近ちょっとお寺や神社に惹かれてる。

近いうちに、「落語日記改め、神社仏閣日記」に変わるかもしれませんよ。

2009.10.03

ウォーキング(09-番外)

西長堀の図書館に行くのに上本町で近鉄を降りて、ウォーキング。

まずは、近鉄百貨店すぐ南に建設中のビルを。
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たまたま、工事用車両のゲートが開いていた。

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外装もここまで出来ている。


図書館は西区にあるので、西に向かって歩き、千日前から下寺町へ向かう。
途中、天王寺七坂の一番北の真言坂。
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千日前以南の最初のお寺、大蓮寺。
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ここには、吉本芸人塚がある。
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続いて応典院。
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ってな調子で、下寺町沿いの全部のお寺の写真を撮ったけど、興味のないひとが多い(であろう)ので、

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2009.10.02

左(the)らくご(09-073)

上方亭 19:00
 ・笑福亭瓶成 いらちの愛宕詣り
 ・桂 米左 二人ぐせ
 ・桂 文三 芋俵
 ・桂 米左 立ち切れ線香

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今日の目的は、桂 米左さんの立ち切れ線香。
Y氏と同行、、、、でもないか、たまたま会ったわけでもない。

まずは、笑福亭瓶成さん
6月頃から復帰しているらしい。そうしたことには触れず、7月から東京に住んでいて、電車の「こんど」「つぎ」をマクラに。
で、近鉄特急で伊勢詣りに行った話から、京都ではお伊勢七度(ななたび)、熊野にゃ三度、愛宕さまへは月詣り。で、いらちの愛宕詣りを。
オチは「おとうちゃん、また今日も風呂のタイル洗てるわ。」までたっぷりと。

続いて、桂 米左さん
今日も米朝一門というか、親子の秘密めいた話をいくつか。
米朝師匠も変な癖が多く、米団治さんも「手」癖が悪い、とか、師匠米朝の癖は「面白かった」(過去形)とか。
演目は、軽く二人ぐせ。

斜め前の席のおっちゃん、「目ぇ掻いたり、鼻こすったりするんちゃうかった?」って、それは四人ぐせ。

続く桂 文三さんは、学校寄席で工業高校にいったが、動物園で全く受けなかった話をマクラに。
紹介の時、大名跡を「だいみょうあと」と読まれたことなど。
このあたり、もしかして都島工業高校出身の米左さんを意識しての話題かも。
敬老会ではうどん屋をやって、うどんを食べる仕草や、鉢をもつあたりの仕草で盛り上がってしまい、オチでは受けなかった話など。
このあたりで、さっきのおっちゃん、大受け。
ワタシの左前方のお姉さんも大受け。
ただ、二人のタイミングが違っていて、おっちゃんが受けると(おっちゃんは、知らずにか声を出して反応している)左の方のお姉さんは、何か怒ったようにおっちゃんをにらんでる。
あと、師匠桂文枝のDVDが出た告知など。
「こんなちっちゃい箱に師匠が入ってるとおもうと寂しい。」

このあたりで、8時15分、順調に進んできた。
これなら立ち切れもたっぷり聞けそう。

マクラは、文三という名前がすごい大きい名跡やという話と、文三さんが「ざ」チーム(文三、染左、米左)のキャブテンだという話から。
立ち切れは、「縄の帯をぬう」って聞こえたけど、「なう」のはず。
あと、米左さんをもってしても、まだ番頭さんが若く見えてしまって、ちょっと違和感がある。
三味線は、ピンッとならして終わる形じゃなく、すっと音が消える演出。
「小糸はもう、弾しまへん。〜  線香がもう立ちきりました。」

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で、Y氏と王将。
金曜の夜の難波は人出が多く、カウンターで二人並んで。

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