第一回大正泉尾寄席(09-082)
大正産業会館 18:30
・露の 雅 ん廻し
・笑福亭たま 時うどん
・桂 文三 替り目
・露の 都 初天神
ねたのたねで見つけた500円の落語会。
帰りも阪神なんば線に近く便利だしって事で出かける。
受付では名簿かおかれていて、ごく「内輪の会」的雰囲気。
「予約もしてませんが、入れますか?」「どうぞどうぞ。」とチラシによると、先着100名500円の会なのに、138番のチケットをいただく。
18時15分頃会場に到着、開場はしていたが、この時点で5分の入り。
主催者の方の挨拶・・・・注意事項があって、まずは露の雅さん。
以前聞いた事のある、おでんダネの「ちくわぶ」と「ちくわ部」をマクラに、言葉は面白い、そんな言葉遊びのお噺をと、ん廻し。
いちいちわかりやすいように、「ん」を強調して聞きやすく。
妙に口跡がいいかと思えば、微妙に雰囲気が違うところがあったり、ちょっとアンバランス。
オチも、「ここがサゲですよ。」って話し方でなく、聞き手、特に初めてこの噺を聞く人には難しかっのでは?
「あれっ? ここで終わり?」みたいな。
続いて、大声でいきなりマイクがハウった笑福亭たまさん。
袖で見ていた雅さんの師匠、都さんが「あの娘、もうちょっと髪の毛、こうやったらいなかっぺ大将に似てるのに・・・・・」って師匠としてどう導きたいねん。
いつかは、「師匠、お茶、熱いのんと冷たいのんとありますけど。」と言うと、「お茶にはな、カテキンが入ってて、口がねちゃねちゃするから落語の前には飲まへんねん。」と言っていたそばからバナナを食べてる。って話を。
ショート落語「銃撃戦」「健康ドリンク」「高校球児」「ローマ法王のデコピン」「遺跡発掘」「伝票争い」「ドリアン」「B29」「シンクロナイズドドリアン」と連発して会場を暖め、今回の会の自分の立場、二つ目枠、そこそこ笑わせる、ヒマ、、、、、から、昔の時の数え方を丁寧に説明して時うどんを。
まあ、ご存知の方はご存知の「例の」時うどんでした。
続いて、十分に席は暖たまったとはいうものの、かなり雰囲気の違う立場の桂 文三さん。
先代文三は四代目襲名後わずか半年でなくなったとの事。で、自分のする事は半年以上生きる事、5月15日に五代目襲名したので、あと一ヶ月足らず。
演目は替り目で、亭主が嫁はんの前でも妙に弱気なところがあるんで、サゲの「まだおったんか。」のインパクトが少なくなるのでは?
(ご本人の実生活が出てきてたりして・・・・・)
トリの露の都さん、「ワタシら向かいのおばちゃんと一緒やで。」
彦八祭りの占い屋さんの話題、上方笑女隊での水着の話題、三ヶ月連続でできたお孫さん・・・・朝青龍に似てる・・・・・話題など、いつから落語すんねんって感じ。
このままでも全然ええけど。
突然、落語に入ると、演目は初天神。
ところどころ間違い(「ぼん」と呼ぶところを「お嬢ちゃん」って言ったり。)もあったけど、満足の一席。
で、大正駅前で初めてのお店に寄って、ビール2本、餃子、酢豚を食べて帰りました。
お店の名前は、、、、王将って言ったかな。
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