(番外)まいどおおきに露の新治です。
「まいどおおきに露の新治です」のクイズに応募して、またまた景品「豪華な粗品」をいただいた。
以前は新治ストラップ、今回はクリアフォルダー、今度はキリ番ねらいか・・・・。
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大和高田さざんかホール 14:00
・桂さろめ
・桂 文三
・林家染二
中入り
・笑福亭松枝
・笑福亭三喬
久々(かも?)嫁はんと出かける落語会は、年に一度の大和高田サザンカホールのさざんか寄席。
まずは、桂さろめさんから。
舞台に上がって、「桂あやめの一番弟子の桂さろめ、、、」って名ビラを指すと、まだ「さざんか寄席」のまま。
あわてて、自ら名ビラ返しを。
上方落語界では女性の落語家は9人とのこと、で、今から入門してもベスト10に入れる。
山形出身で、しっかりした関東弁のまま、演し物は鶴を。
どうにもこうにも、違和感ありまくり。
「すると、うしはもともと牛とは言わず、、、」は面白かった。
続いて、桂 文三さん。
そば屋で見かけた夫婦のマクラから、ろくろ首。
チラシなどでは、「桂つく枝改め文三」と書かれていたので、お披露目的にもっと後の出番かと思っていたけど、浅い出番で、軽く20分程度で降りる。
ちょっと、欲求不満かも。
続いて中トリに林家染二さん。
プログラムには、地獄八景亡者の戯(発端より三途河)と書かれていたので、これも短めかと思っていたがこちらは長講。
まずは、「さざんかホールで落語をするのが子供の頃からの夢でした。」から始まり、9月13日の「団体専用列車で行く林家染二の『楽』語列車」のPR。
旅つながりで、JALの機内サービスへと続き、地獄八景へ。
・「行きたいとこは行き尽くした、山中、山代、有馬、大和高田・・・」など細かく地元を入れたりはサービスか。
・三途河(しょうづか)の婆が、婆とはいうものの役職の名前で、実は十代の若さ、廃業後、アイドルとして芸能界にデビュー、歌手から女優、その後自称サーファーと結婚して・・・・・
・三途の渡しが渡し賃を取るところで、「施行舟(せんぎょうぶね)と違うぞ。」を「ボランティアと違うぞ。」と言わせたり、「いつ、民営化されるかわからん。今晩でどうなるか。」と今日の選挙を織り込んだり。
・六道の辻では、「男はつらいよ」の最新作が封切られ、何とマドンナは大原麗子、劇団四季は劇団死期やし、マイケルジャクソンのコンサートも開かれている。冥土繁昌亭では、新入りの前座が水まきしていて、それが露の五郎兵衛さん。
で、噺はここ閻魔の庁までで、「全部を聞きたい方は私のDVDをお買い下さい。」
中入りのときのロビー。ここから高座が見えるようになっている。
中入り後、笑福亭松枝さん。
マクラで落語界の襲名ラッシュについて、「クーリングオフもきかない送り付け詐欺、悪質商法」と痛快に皮肉る。
噺は短めの紀州を。
尾州公が「ラッキー」って喜ぶところは「ヤッピー」ってやった方が「若い女の子に」受ける。って兄弟子鶴光さんの娘さんに言われたことがあって、そうしていたことがあったけど、いま考えてみるとあれは酒井法子・・・・・・・容疑者が使っていた言葉やった。
もともと、若い女の子とのお客さんいてへんのに。って。
トリに登場した、笑福亭三喬さん、「本来なら、松枝先輩がトリですが、若いモンにトリを取らせてくれて。」とひと言お礼から。
演目、崇徳院をしっかりじっくりと。
「わたしも実家の大和高田に帰らせてもらう。」って地元をちょっと入れてましたね。
オチは、「割れても末に買わんとぞおもう。」やけど、ちょっと言い回しが違ってました。
落語ライブ「らくだ」
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ワッハホール 14:00
・林家染太 軽業
・桂よね吉 遊山船
・笑福亭恭瓶 宮戸川
・桂 雀松 片棒
・桂 春雨 京の茶漬
・露の 都 堪忍袋
今日は、というか昨日から妙に湿度の高い、べたつくような天気。
朝、大阪上本町駅から阿倍野に向かう途中の一コマ。
ご存知、歌舞伎座がはいる近鉄の建物です。
もう、ここまで出来てるんやという驚きと、よく見てみると、鉄骨を組んでいるだけって感じも・・・。
で、阿倍野でのある会議の傍聴を終えて、みんなでお昼ご飯。
(S氏、Y氏、Mさん、H姐、Nさん)
で、阿倍野駅近くでわかれ、ワタシは徒歩でワッハ上方へ向かう。
なにゆえ?今日は補助席が出されている。今日のメンツなら(失礼!テレビ・ラジオでよく出てる人がいるというわけでもないので、)満員になる事もなさそうなのに。
一番露出の多いのは雀松さんか?
Y氏もいったん帰宅した後で合流する予定だったが、欠席とのメールが入る。
まずは、新人賞候補、林家染太さん。
大勢のお越しで「マンモスうれぴー。」、自分自身の日焼けをさして「自称サーファーです。」などマクラからノリノリ。
お囃子も賑やかに最初から軽業なんて、なんかうれしい。
「軽業は今で言うと、シルクドソレイユ、コルテオ」や「口上言いはMC」まではよかったけど呉竹の筆ペンは悪のり?
オチは、軽業師が綱から落ちて「頭が痛い〜腹が痛い〜足が痛い〜腰が痛い〜。軽業中(からだじゅう)が痛い。」って林家の流儀(?)
続く桂よね吉さん、「今日はラストにスペシャルゲストとして、笑福亭鶴瓶師匠が登場されるので、私の方はぎゅっと時間短縮します。」って、遊山船を。
「なんで公衆の面前で恥辱を与えるの。」「しんごやったら真言宗?」なんか大好きなフレーズ。
オチは、「草履ねぶって何してんねん!わあわあ言うております、遊山船半ばでございます。」
さて、その鶴瓶一門の五番弟子(くらいのはず)の笑福亭恭瓶さん、師匠譲り(であろう)宮戸川。
鶴瓶の出演が洩れていたようで、補助席を出していたが、それほどでもなく。
そのことを師匠に何と報告しようかと悩んでるとのこと。
オチは、二人の子供の頃の回想シーン。
「わたし大人になったら半ちゃんのお嫁さんになる〜っ」そこへ阿波座の叔父が登場して「ああ、皆まで言うな。飲み込んだ。」
中トリ、桂 雀松さん。
例の、気象予報士話題から、「今日は前線について解説します。前線とは暖かい空気と冷たい空気、しめった空気と乾いた空気などがぶつかる場所を、面をいいます。それを地上に降ろしたのが線、前線といいます。この会場でいうと、ちょうど舞台の端あたりに前線があります。噺家の温めようとする空気とお客様さまの冷たい空気がぶつかるあたり。前線のあたりでは天候が乱れますので、うまくいくと大爆笑、へたをすると冷た〜い空気が流れます。」
演目は、またまたてっぱんネタ、片棒。
練りに練られた、熟練の技、トントンと流れる噺、話術。
聞いていて非常に心地よいリズム。最高ですね。
中入り。
ホールでチラシを物色してタバコを吸っていると、何度かお会いした米朝事務所のマネさんにあう。
こごろうさんの朝日放送での独演会のチケットを頼んだらよかった。と後で思い出す。
中入り後には、桂 春雨さん、艶やかな青の着物で登場。
舞台そででは、露の都さんにええ色やなぁと言ってもらったけど、より顔色がわるく青白く映るので失敗した。
虚弱体質で、一生懸命やってるけど一生懸命やってるようにみえないので、ネットとかで「一生懸命やってない」などと書かないでくださいって。
実際、舞台から降りるときにはちょっとよろついていた様子。
本来なら、トリの露の都さん。
いつも登場したときには「ええしの奥様」っぽいしゃべりやけど、徐々に「大阪のおばはん」になっていく。おばはんキャラやけど、昭和31年1月うまれだから、多分Y氏と同級生のはず。
普段、落語会の掛け持ちはしないという都さん、今日は京橋で正午開演の「鶴瓶と都のお稽古会」に出て、繁昌亭昼席の中トリ、そしてこの島之内。
自身のキャパ100をうまく35ずつぐらいに分配しないといけなかったのに、もう10しか残ってへんとのこと。
さてさて、飛び入りのトリ(そんなんありか?)、「鶴瓶と都のお稽古会」では、長屋の傘と愛宕山をかけたという(ごまめ〜さん情報)笑福亭鶴瓶さん。
演目は死神。
鶴瓶バージョンでは死神が女やというのは何かの本で読んで知ってたけど、呪文は間違えるわ、言葉はもう一つやわ。お疲れか練習不足か。
大胆な改作をしてても古典は古典、「私落語」とちがって客は筋を知っているだけに、こうしたちょっとしたミスが雰囲気を台無しにする。
今日の島之内寄席、寄席全体の流れを考えると、前の方の出番の人たちは持ち時間を短くしなければならないし、鶴瓶さんの飛び入りはトータルで言うと決してプラスになってません。
ワッハを出ると、なにやらフェラーリのイベントが。
「喫煙所」と書いてあるのでとりあえず見に行く。
フェラーリの実車、好きな人ならたまらんのでしょうねぇ。
赤い、巨大に車体に見入っていて、全く気づかなかったけど、写真を見るとレースクイーン風の女性が何人かいた様子。そっちの写真とったらよかった。
そごう劇場 18:00
・笑福亭喬若 道具屋
・笑福亭銀瓶 書割り盗人
・桂 春菜 山内一豊と千代
中入り
・桂 春菜、笑福亭銀瓶 対談
・桂 春菜 七度狐
・笑福亭銀瓶 不動坊
もうすぐなくなってしまうそごう劇場で、もうすぐ襲名する春菜さんと銀瓶さんの二人会。で、「最初で最後の二人会」。
Y氏のお誘いで、そごう劇場へ行ったことがない二人で出かける。
屋上の庭園からは、ひと雨降った後の、北、東、南方向の大阪の町がきれい。
会場は、ごく普通のレベル。
ただしあちらこちらに案内の女性がいて、ここらでちょっとゴージャス。
何にせよ、なくなってしまうのはおしい。
で、落語。
まずは、久しぶりに聞く、笑福亭喬若さん。
前座役だけど、羽織を着て登場。
演目もいわゆる「軽い」道具屋やけど、やっぱりちょっと違いを見せてくれる。
柔らかいしゃべりで、「さすが」と思わせる「間」。
続いて、笑福亭銀瓶さん。
マクラでは、最近の芸能界麻薬ネタから笑福亭小松さんの話題などから、書割り盗人を。
真後ろのおじいさんが銀瓶さんファンなのか、引き笑いが耳につくし、単発で一人拍手をしたり、うるさい。
ローカルな落語会(区民センターなどの)ではよくある風景やけど、そごう劇場ではやめて欲しい。
まあ、それもこれもあわせて落語会やけど。
続いて、1週間後の8月30日に桂春蝶を襲名する桂 春菜さん。
師匠方に挨拶回りに行った話を米朝、仁鶴、ざこば、、、って三段オチで。
演目は山内一豊と千代。
聞いたことがある。講談だったか、春菜さんだったか。
オチは、「重い槍」
中入りでは、ホールを出ると一つ下のフロアが飲食店街。(何か、言い方古い?)
で、喫煙室がある。
中入り後の対談。
まず銀瓶さんが口火を切って、「いよいよ、来週になりました。皆さん、是非行ってください。衆議院議員選挙。」
春菜さんからは、芸人の家庭の話題や、襲名までのトラブルなどのお話。
対談後は、桂 春菜さんから。
演目は七段目。
落語というのはいろいろな芸能の中で、遅く始まった芸能、だからいろんな芸能をふまえている。という話はよく分かりました。
二階との上下感がこの話の立体感というか雰囲気やけど、そこはもう一つのような気がする。
階段を上るところ(人形振り)、二階に向かって怒鳴るさま、階段から落ちるところ・・・う〜ん。
とはいえ、さすが芸人の二代目、若旦那や芝居噺は雰囲気が出ている。
鳴り物ともばっちり。
で、トリの銀瓶さんの不動坊も、上下感と鳴り物とのマッチング。
そうか、二人会とはいえ、勝負やったんかも。
オチは一工夫されているけど、ちょっと台詞が長くなってしまって、ややキレがよくないかも。
阿倍野区民センター 大ホール
10:00 【バオバブの記憶】
12:15 MBSラジオドキュメント【故郷の歌】韓国残留日本人妻に贈る在日コリアンの歌
13:30 【川の記憶~父と子の多摩川~】
昨日に引き続いて、ヒューマンドキュメンタリー映画祭。
今日は、朝9時半から映画が3本に落語が5席、おまけの(?)対談もそれぞれにあるらしい。
・バオバブの記憶 本橋成一監督
♪バオバブおじさん教えて、私たちは100年後どうしているの。
バオバブおじさん教えて、私たちは500年後どうしているの。
バオバブおじさん教えて、私たちは1000年後どうしているの。
西アフリカ、セネガルでのお話。
昔、人々は道を造るのに、余計なもの(ここではバオバブの木)をよけて通っていた。
セネガルでも、今では樹齢1000年にもなるバオバブの木には、精霊がいるという・・・・を切り倒して道を造る。
果たして「豊かさ」とは。
主人公・・・・というか、中心に描かれていた少年、モードゥを通して、自然との共生を考える映画。
モードゥの父親が携帯を使ってたのが驚き。
・MBSラジオドキュメント
【故郷の歌】韓国残留日本人妻に贈る在日コリアンの歌
MBSの制作で、ディレクター坪井兵輔、プロデューサー榛葉 健。
慶州ナザレ圓と在日という、全く反対やけど、よく似た境遇をラジオドラマに。
在日の歌手の金桂仙さんがナザレ園で歌を披露する・・・・これまでテレビのドキュメンタリーで作られたときには、ナザレ園に住む残留日本人妻たちの親族・・・・の周辺からのプレッシャーがあったりして、帰って悲劇を招いたことがあるらしい。
・・・・・そういえば上坂冬子さんも、もう亡くなられたんでしたね。
♪コヒャン、タヒャン、マウネコヒャン(故郷〜心の故郷〜)
それができるのが「ラジオドラマの強み」と坪井氏は言うが。
・川の記憶~父と子の多摩川~ 石澤義典監督
中本賢さんの「男はいつでも半ズボン」をモチーフに、多摩川の自然や親子愛を描いたお話。
中本賢さん、ワタシ同世代で、子供も同じような年代。
子供と遊んでたころ、子供が遊んでくれていた頃を思い出しますね。
ナレーションの原田美枝子さんもいい感じだし。
続いて、伊勢真一監督、石澤義典監督、坪井兵輔プロデューサーによる鼎談。
旭区民センター 小ホール 18:00
・森乃石松 播州めぐり
・桂 文華 八五郎坊主
・桂 春若 崇徳院
・笑福亭伯枝 へっつい盗人
・桂福団治 借家怪談
下の記事のような都合もあって、会場へは4時頃に到着。
図書館に行ったり、表でタバコを吸ったり、自販機でお茶を買ったり、表でタバコを吸ったり、ホール前のソファで本を読んだり、表でタバコを吸ったり、子供たちが噴水で遊んでるのを眺めたり、表でタバコを吸ったり、表でタバコを吸ったり、表でタバコを吸ったり、、、、、、して開場を待つ。
6時開演で5時半に開場、ふつう皆さんどれくらいに行きます?
ワタシ、通常であれば「開場5分前」。
今日、開場5分前にはY氏だけが到着。
Y氏と入場してH氏、Oちゃんの座席をキープして待つ。
5時50分に、二人にメールを送るとOちゃんから「今、太子橋です〜。」ってメール。H氏は返事なし。
Oちゃんメール「区役所とは違うんですか?」「区の西側」
で、Oちゃん到着、55分くらい。ぎりぎりセーフ。
後方では、補助席を出したりしているので、もう、座席のキープもむつかしい。
6時、お囃子がなり出し、いよいよ、開演。そこにH氏。
「ぎりぎり間に合いましたわ〜。」ぎりぎりアウトやっちゅうねん。
まずは、森乃石松さん、珍しいネタで播州めぐり。
CDで橘ノ圓都さんの西の旅(明石・舞子・須磨)を聞いたことがある。
石松さん、以前に比べかなり練習をさかねてるのがわかる感じで、お客さんの受けも十分。
続いて、桂 文華さん。
例の「そう(僧)」の小咄から、文華さん「てっぱんネタ」八五郎坊主を。
オチは、「のりかすや。つけにくい名前や。」
続いて、中トリ、桂 春若さん。
この会で、春若さんが中トリというのは珍しい。と、考えると、今日はなかなかお得な会。なんせ800円で、福団治さんやねんから。
次回は11月21日に、この小ホールではなく大ホールで、ゲストに師匠春團治を呼んで、、、皆さんおそらく知らんと思いますが、春團治という噺家がいてまして、、、、まだ出演依頼してませんが、、、、で、崇徳院へ。
よく聞く、熊はんがトントントンとしゃべる感じではなく、ゆっくりと相談に乗っている。
「瀬をはやみ」の娘さんを探しに行くのも、「おひつごと」のご飯ではなく「にぎりめし」。
笑福亭松鶴(六代目)と同様、松鶴さんは「にぎりごはん、十(とう)ほどこしらえてやっておくれ。」って言ってます。
「人徳があるはずや、見染めたんが高津さんや。」ってオチも松鶴さんと同じ。
ワタシ、「割れても末に買わんとぞ思う。」より、こっちの方が好きですね。
中入り後は、笑福亭伯枝さんから。
マクラでは、最近の芸能界の不祥事、というか犯罪の話。
「上方落語では、笑福亭か、月亭。」
へっついの泥棒が「オレがあほか、おまえがあほか、ここのおっさん起こして聞いて見よか。」あたりまで。
最近の若い人は、「堺の別荘」だけではわからないみたいで、網走とか府中とかが出てきたときに、なるほどって分かるみたいで、このタイミングも面白い。
トリ、桂福團治さん。
例の、扇子で体を支えるところから。
ここらで、隣の席の女性は大爆笑。
それも、よく聞いてるみたいで、その隣の人に説明しながら。
演目は借家怪談、ちょっと中途半端な感じで終わってしまったのが残念でした。
阿倍野区民センター 大ホール 11:00
・小三治
柳家小三治さんのドキュメンタリー。
大阪では、かの「七藝」でしかやってなくって、上恵那時間が中途半端だったりして見られなかった映画。
桂米朝さんや立川志の輔さんも出てるって聞いていたけど、ほんの、ちょっと顔を出しているくらい。
実はこの映画を見たくて映画祭2日間の通し券を買ったものの、その後、22日、23日とも落語会にいく予定が入ってきたりして、今日は小三治1本、明日は朝から2〜3本くらいしか見られない。
「小三治」の感想は、、、まあ、ドキュメンタリー映画ですから、「ああ、こういう人やったんや。」で終わりですが、登場する兄弟弟子の入船亭扇橋さんと、比べると、まあ非常にお若い。
で、今日は「小三治」終了後、職場のOちゃんと旭区民ホールまでウォーキングの予定でしたが、Oちゃんは欠席で、単独行。
今日のウォーキングは、自宅→最寄り駅、上本町→阿倍野区民センター、映画終了後、途中、銭湯に入ったりしながら、阿倍野→天王寺→中央→北→都島→旭で「笑ろう亭あさひ寄席」→城東「王将」まで、29,032歩でした。
奈良県立図書情報館1階交流ホール 13:30
・笑福亭生寿 道具屋
・桂 文鹿 浮世床
・笑福亭竹林 堪忍袋
残暑お見舞い申し上げます。
落語会に行くのも、ブログを書くのも1ヶ月以上ぶりとなってます。
別に体調が悪い訳でもなく、仕事が忙しくて行けなかったわけでもなく、ただ何となく行かなかっただけなんですが。
飲み会とか、結構行ってましたけど。
今回までは「奈良県出身者の会」
12:30の開場間もなく入場。名ビラには笑福亭生寿とあり、竹林さん、文鹿さん、生寿さんの3人で打合せか。
まずは、笑福亭生寿さん
マクラの小咄で、縁日話題の「亀は万年」と「ニホンザル」で、演目の道具屋へ続く。
いつも明るいしゃべりには好感が持てるけど、おじいさん役や苦情を言う客の口元が師匠に似ているのが気になる。
そんなとこマネせんでも。
続いて、桂 文鹿さん、生寿さんの着物を引き合いに、彼らの着物は仕立ても込みでだいたい2〜3万円。
わたしら、いうても15年ほどのキャリア。そんな着物は着られません・・・・・ジャスコで3,980円。
やっぱりというか何というか、この1週間くらいは「のりピー話題」が寄席でもよくされていたようで、実はやくざ関係だったという話も。
昔、「マンモスうれピー」って言ってたけど、だまされてた。ホンマは「なめたらいかんぜピー」
いろいろな商売があるもので、と、昔のたいこもち(幇間)の話題も。
東京にいてた悠玄亭玉介さんという幇間は、お座敷がかかるとその朝には必ず散髪に行く。毎日でも。って話から、大阪の芸人でも横山やすしさんなんかは毎日散髪していた。
ワタシも、見てくださいこの頭。明日くらい散髪行こかな。
って、いつの間にか浮世床。
こんな流れ、だらだらっとした、ワタシ好きです。
で、今日、出演のお三方のトークコーナー。
竹林さんのお話が面白かったのでいくつか。
・(出身の上北山村が田舎やという話題に)昨日は終戦記念日、うちのおやじは呉の工場で働いていて、終戦を聞き帰ってきた。近鉄吉野線(当時は?)六田駅までは電車があって、そこから何日かかけて上北山村まで、それこそ必死になって帰ってきた。逃げ切った。ここまできたらアメリカも追いかけて来いへんと思ったそう。
・奈良・和歌山の山はある人によると「日本一、山が深い。」間に盆地もなく、山が続く、こんなに広範囲なのは日本一。電車もない。
・(昔、明石家さんまさんについて、落語もやらんとあんなん噺家ちがうでって批評されていたことに対して)師匠松鶴が言うてました。「あれも立派な噺家や。」(落語ではないけど、話で人を引きつける。)
あと、地元出身の生寿さんの話題とかとか。
で、トリの笑福亭竹林さん、最近難波でみた「ちゃらちゃらしたアベック」に腹を立てた。そんなんで夫婦の生活やっていけるかいっ!って話題から、自身の話題も織り込みつつ、堪忍袋を。
次回は10月10日、ゲストには奈良出身ではないけど、奈良に在住している笑福亭小つるさんと、笑福亭喬楽さんとのこと。
竹林さん「オレもその日空いてるでぇ。」
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