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2009年7月

2009.07.14

扇町寄席公開録画(09-058)

扇町寄席(番組観覧)関西テレビなんでもアリーナ 17:20集合 18:00開演
 ・桂 二乗   牛ほめ
 ・桂雀五郎   初天神
 ・月亭八光   ちりとてちん
 ・笑福亭小つる 蛇含草
 中入り
 ・桂米團治   天狗裁き
 ・桂 都丸   試し酒

久しぶりに当選した扇町寄席にY氏と。
中途半端な時間帯なので、仕事を1時間休んで出かける。

ここは、いつも入場の段取りがまずく、今日は「いったい何時に入れるねん。」と怒った人もいたとか。
ま、慣れですか。

まずは、桂 二乗さん、「京都二条の四畳半に住んでいる二乗です。」
羽織を着ている姿を見かけることが少ないので、新鮮。
マクラでは、何でも2回続けて言う人は嘘をついているって話から。
「この料理おいしい?」「おいしい、おいしい。」
「浮気してるんとちがう?」「してへん、してへん。ホンマ、ホンマ。」

ある時、飲み屋で、
「兄ちゃん、何やってんの?」
「噺家です。」
「おお、おれ落語好き、好き。名前は?」
「二乗です。」
「おお、おれ、ファン、ファン。」
・・・・・
「おおきに、おおきに。」
ほめて貰っているのでいいけど、いろんな人がいて・・・と牛ほめへ。
「棺桶並んで出せる」の件はなく、お札は師匠譲りの愛宕さん。

続く、桂雀五郎さんは、オーソドックスに、「お父ちゃん、出張」のマクラから、初天神。
「この羽織便所!」ってなつっこみはあったけど、あくまで教科書どおりの安心版。
お父ちゃんがちょっときつい感じがしたのはなぜ?
「みたらし屋、親子でなぶっております。おなじみ初天神でございます。」まで。

さて、月亭八光さん
いまさらタイガー&ドラゴンのマクラが聞けるとは。(皮肉)
ボクシングの井岡さん話題とかから、人は性格が大事って話をして、ちりとてちん。
腐った豆腐を嫌みなタケに食べさせようと思いつくまで、旦さんの一人芝居。
反省会でのY氏評「上下(かみしも)が上手に切れへんから、一人バージョンっぽい噺にしてるんかなぁ。」同感。
舞台では汗びっしょり、観客席は涼しい。

続いて、久しぶりの笑福亭小つるさん
「先ほど、楽屋でてれびを見ていると麻生総理が自民党を離党して、」と例の嘘ネタ、その後、「落語なんか、嘘ばっかり。信じたらあきまへんでぇ。」と落とす。
「すうどん」(大阪弁で「かけうどん」のこと)の表記が大阪でもなくなってきて、「きつね」「たぬき」も、元々とは違う使い方になってきてる。(「たぬき」は大阪では、本来、蕎麦のこと。)
讃岐では、「かまたま」が流行で、と、何やら麺類談義から、蛇含草の佐埋めんバージョンへ。
餅との違いは、着物が浴衣を着ていることや、食べ方に「恋の滝登り」や「空中ブランコ」などがあること。(放り喰いや、お染久松夫婦うけ、箕面の滝うけはある。)
おなかいっぱいになって、俯くと「花や耳からでそう」なところは、素麺の方が雰囲気があるけど、放り喰いはでけへんやろっ、て思ってしまう。
東京の「そば清」はそばなんで、素麺でも「あり」かも。

中入りでは、ADさんのつなぎがあって、名ビラをめくると桂米團治さん
襲名挨拶の時に、春團治師匠の自宅前で携帯電話を落としてしまった。
幸い、拾ってくれた人から電話があり、春團治さんの家に届けて貰うように依頼。
次に行くはずだった文珍さんの家に遅れ、文珍さんからの電話が携帯に。
出たのは、春團治さん。
「はい、春團治です。」
「何を言うてんねん、米團治やろ。」
バタバタと夢を見ているような1年でした、、、、夢というと・・と夢の小咄を2つして、天狗裁きへ。

さて、トリは・・・・と見ていると、名ビラは桂 都丸さん
こちらも酒の小咄をたくさん(編集、時間調整に使うのでしょうか。)から、試し酒。
ワタシ、この間伏見で日本酒を飲み過ぎたため、あんまりうまそうに思えない。
安定感抜群のトリ、都丸さんでした。

とは、言うものの、テレビで見るとそれぞれが別々で、こういう寄席の構成になってない。
おまけに編集もされているでしょうし。
やっぱりナマが一番でしょうねぇ。

で、天四の王将へ。

2009.07.13

第43回十三寄席噺のにぎわい(09-057)

大楽新僑飯店 19:00
 ・笑福亭生寿 四人ぐせ
 ・笑福亭笑助 宗論
 ・月亭八天  抜け雀
 中入り
 ・月亭八天  ATM

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月亭八天さんのホームページによれば、第七藝術劇場となっていたが現地に行くと大楽新僑飯店が会場。

二番太鼓では、笛が鳴らず、さてさて今日のメンツでだけが吹いていたのか、登場しない人かもしれないけど。

まずは、笑福亭生寿さん、四人ぐせ。
明るく楽しい高座。
人徳か。

続いて、笑福亭笑助さん、着到の笛を吹いていたのは、笑助さんだったそう。
例によって、師匠笑福亭笑瓶さんの話題をマクラに。
宗論に出てくる牧師の名は、「ツンパ・デルコンクイ」

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いよいよ、八天さん。
淡いピンクの羽織の下は、黒紋付き。
今度、国際美術館での落語会「みゅ〜じあむ寄席」にちなんで絵や字の小咄をいくつか。
本題に入って、羽織を脱ぐと、登場人物の絵師と同じ黒紋付きになり、雰囲気を醸し出す。
紋は、月紋でなく、結び柏のややこしいの、、、三つ柏。

中入り後の八天さん、縞の着物に着替えて羽織はさわやかな青緑、先ほどのオチの解説をして、軽い雰囲気で創作落語ATMへ。
桂楽珍さんのチケットショップネタはここには書かない方がいいかも。
シュールな落語で、オチは自由選択制?
面白い噺です。

十三に来ると何か土産を買って帰りたくなる。今日の土産は喜八洲総本舗のきんつば。
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帰りに、鶴橋の駅でみかけた看板。
今朝の打合せで、鶴橋の「キムチサンド」を知らない、、、というかキムチサンドが信じられない人がいたので、念のため写真を撮る。

ここです。
うまいです。
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2009.07.11

東の旅 京の旅その1 (09-番外編)

番外編の東の旅は、榛原以東は日帰りではむつかしいルートなんで、まだ予定も立ってません。

で、日帰りで行ける東の旅ウォーキングとして思いついたのが、旅の後半部分、京都に入ってから伏見の三十石に乗るあたりまで。
これなら15キロくらい。

で、行ってきました。
集合場所は京阪三条。ここでまずTちゃん、Oちゃんの二人と待ち合わせ。

浴衣姿の人が似合います。さすが京都。
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祇園祭は来週ですが、さすが賑わってます。
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H氏が遅れてくるので、それまで周辺の観光。
「なつかしの」本能寺。
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落語ファンなら一度は行ってみたいかねよ
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表には次回のかねよ寄席のポスターが。
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かねよの裏にまわると、誓願寺。
こんなポスターが。
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東の旅 京の旅その2 (09-番外編)

蛸薬師でH氏と合流。
いよいよウォーキングモードに。

まずは、四条から建仁寺を経て、またまた落語会でおなじみ、安井神社へ。
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縁結び石やと思ってたら、安井金比羅宮HPによると「縁切り縁結び碑(いし)」が正しいそうです。
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ちょうど、石から表に出てくる人が見えます。

次は、高台寺
高台寺は、落語幽霊飴に登場します。
今でも幽霊飴
東にある京都霊山護国神社には坂本龍馬の墓があるそう。
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<<幽霊飴>>
 六道さんのあたりに一軒のアメ屋がありました。ある夜店の者が寝ていると、表の戸をたたく音がする。
 出てみると、やせた青白い女が一人立っていて「えらい夜分にすみませんが、アメを一つ売っていただけませんか」と、一文銭を出します。「はい」と売ってやる。
 次の日も、夜中に寝ようとするところに、表の戸をたたいてその女がやってきて、一文銭を出してアメを一個買っていく。
 「どうもあれは、ただもんやない。気色が悪いな」と言い合っておりますが、女は毎晩のようにやってくる。六日間、それが続きます。
 その夜、アメ屋の主人が「明日もゼニを持ってきたら、あれは人間やが、あしたゼニがなかったら人間やないで」「なんでですねん」「人間、死ぬ時には、六道銭と言うて三途の川の渡し銭として、ゼニを六文、棺桶に入れるんや。それを持ってきたんやないかと思う。そやさかい、七文も八文もゼニが続きゃ、あれは人間や」
 次の日の夜中、例の女がまたやってきますが、「じつは今日はおアシがございませんが、アメをひとついただけまへんやろか」
 「よろしい」とゼニなしでアメを与えて、そっと後をつけて行きます。と、二年坂、三年坂を越えて、高台寺の墓原へ入って行った。そして、一つの塔婆ところまでくると、その女の姿は、かき消すように消えてしまった。新仏の墓です。
 掘ってみると、お腹に子を宿したまま死んだ女の人の墓です。中で子供が生まれ、母親の一念でアメを買うてきて、それで子供を育てていた。
 子供が生きているので、アメ屋の主人が引き取り、愛育します。のちにこれが高台寺の坊さんになりました。
 母親の一念で、一文銭を持ってアメを買うてきて、子どもを育てていた。それもそのはず、場所が「コオダイジ(子を大事=高台寺)。
(米朝ばなし『上方落語地図』講談社文庫より)

続いてのお寺は・・・・別にお寺巡りをしてるわけでもないけど、清水寺
舞台へ行くには拝観料がいるのでスルー。
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ここから先は有料エリア。
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旅は続きます。

東の旅 京の旅その3 (09-番外編)

清水さんから大谷本廟を経て、東山五条、東山通りを南へ歩き、三十三間堂から南へ南へ。
やっと伏見街道。
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街道沿いに古い酒屋さんがあって、のぞいてみると珍しいツバメソースがあった。
ワタシは激辛の「オリ」を買う。
「通販とか、してますか?」と聞くと、「ホームページもありますから、でも、配送料が高いから〜」
で、こちらが上野酒店のページ。
ホームページでは、「伏水」って使ってますね。
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続いて、またまた珍しい伏見人形のお店。
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屋根の上にもご注目。
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「この福禄寿、百六十を百四十に」

いよいよ伏見稲荷へ。
ここらで旅も半分くらいまでやってきた。
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シンメトリーな美しさ。
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またまた珍しい、焼き芋屋さん。
A子姉さん・・・・?
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伏水街道第四橋にたたずむモデルさん、ちなみにおニューの靴だそうです。
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T子さん?
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藤森神社までやってきました。
勝負の神様。
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近藤勇もお参りして、腰がなおったという。
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ちなみに、今日、同行しているH氏、Tちゃん、Oちゃんはそれぞれ名前に「一(いち)」の字がついてます。
弘、公、健です。
写真とは関係ないけど。
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関西では「ゆう」って読みます。
あと、手「てえ」、目「めえ」、歯「はあ」、毛「けえ、ないけど、うるさいわい。」
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東の旅 京の旅その4 (09-番外編)

一度目は開店している事だけをチェックして、伏見の町をうろつく。
鳥せいの本店です。
きっと酒蔵かなんかやったんでしょうねぇ。
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今日は雨も降らず、カッパは不要でした。
ここで、伏見の水を使った、京都初の地ビールを一杯。ショット売り420円を一気に飲み干す。
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龍馬通り。
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ここにもいも専門店。
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龍馬グッズの龍馬館
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寺田屋
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橋の上でたたずむ三人の「一(いち)」
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何でこんな写真を撮っているかと言うと、
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実は、ここはこういう建物。
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景観にマッチしていて、いざというときは、
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こうなります。
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いよいよ目的地、三条から歩いてきて、三十石舟に乗って、ここで落語をきくのが今日の目的。
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でも、ここで飲んでしまって、落語会は行かず。
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関西では「ゆう」、手は「てえ」・・・・・もう、ええか。これくらいにしといたろ。
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昔の旅は、三十石に乗って、朝には大阪、八軒家浜。
今回、ワタシ酔いつぶれてしまって、Tちゃんの車で自宅まで送ってもらう。
ありがとうございました。


2009.07.10

第75回平成創作落語の会(09-056)

天満天神繁昌亭 18:30
 ・桂しん吉   学校落語へ行こう
 ・桂 三若   戎橋(激闘篇)
 ・笑福亭仁智  草野球バンザイ
 ・林家そめすけ 通天閣
 ・桂 三枝   じいちゃんホスト

やっと実現した、「初めて繁昌亭へ行こう職場のツアー」。
職場のT子さん、A子さん、N子さん、Tちゃん、Oちゃんと。(あわせて、TANTO)

会社の人の名前がある提灯を説明したり、携帯電話は切っておきましょうなどと注意をしたり。
(A子さん「私、携帯忘れてきました。」お昼はフレンチ、午後はエステ、夜は落語を聞きに行った後、飲んで帰るのに携帯忘れて、連絡も取れない・・・・・・)

まずは、桂しん吉さん、学校落語へ行こう。
なるほど、よくあるお囃子紹介をそのまま落語にして、初めての人にもいいかもしれない。
「さら(新品)やし、木でできてる」が「さらやしき」
オチは「子供の方がおもろいやんか。」

つづく、桂 三若さん、新婚太りか?
田舎出身の学生がナンパに挑戦するって噺で、小ネタ満載。
今度、職場でボールを転がしてみよう。

続いて、中トリには笑福亭仁智さん、草野球バンザイ。
笑いのタニマチで一度聞いたネタやけど、段々と熟成されてきている。
やっぱり一番記憶に残ってるのは「秘密兵器」

続いて、林家そめすけさん
今日は「そめすけ」でなく、「林家そめすけ」なので、しっかりと落語。
例の笑福亭仁鶴、オール巨人、酒井とおるのものまねから。
演目は、通天閣。
若い頃、通天閣の近くで、将棋の真剣師を目指していた男が30年ぶりに大阪に帰ってきて、昔を懐かしむ。

♪大阪南の 玄関口
通天閣がそびえ立つ 天王寺
坂を下って新世界 動物園に茶臼山
おっちゃん おばちゃん アベックさんと
家族連れまで気楽に過ごす これがおいらのふるさと 天王寺

木村充揮さんふるさと天王寺が流れてきて、立ち飲み、小芋の煮っ転がし、ソースの二度づけ、ダークダックス、新世界の情景が浮かびます。
「西成区にある、ある居酒屋のお話です。」

トリの桂 三枝さん
ちょっと太ったのか、老けたみたい。
演目はじいちゃんホスト。
65才から80代までのおじいさんばかりのホストクラブ、エジンバラ。
子育ても終わった50代の女が老け込まないよう友達に連れて行って貰う3500円で飲み放題。
三枝さん、老人ネタが多いですが、自らが老けてくるとやりにくくなるのでは?
真心サービス おじんタクシーなどと同系のネタ。


最初が創作落語でいいのかどうか、引率者としては悩むところやけど、結果的にはよかったみたい。
しん吉さんの、学校落語をモチーフにした初心者用(初心者にも楽しいって意味で)、三若さんのパワー、仁智さんのドタバタネタ、そめすけさんのしんみりネタ、それに創作落語が看板の三枝さん。
たのしい一日でした。

で、さくら水産。
男女が向かい合って「合コン座り」。
T子さんの「閉まる」ネタ、男前A子姉さんトークに時間も忘れ、終電。

明日は京都ウォーク! 大丈夫か。


2009.07.09

第14回城北にぎわい亭(09-055)

城北市民学習センター 19:00
 ・桂 雀喜 狸の賽
 ・桂雀五郎 茶の湯
 ・桂雀三郎 親子酒
 ・桂 雀太 饅頭こわい

Y氏は電車で、ワタシはバスで、H氏は走って、それぞれが結集した城北市民学習センター。

まずは、桂 雀喜さん、たぬ賽。
狸に裏の目をださせるところは一工夫あったけど、オチはイマイチ。
目ぇむいて立っとった。

続いて、桂雀五郎さん、茶の湯。
なるほど、桂 米二さんに習っていたのはこれか?

続いて、桂雀三郎さん
お隣に座ってた「常連」のぽっぺんさんのブログには、「鉄板ネタ、笑うだけ」、たしかに。
いつもとは「頭をゴン」のタイミングが違ってたように思うけど、「やるぞ、やるぞ」と思わせていて、「やった!」って快感。

なぜか最近トリが多い桂 雀太さん
ニート30人の前で落語をする機会があって、道具屋をかけた。
導入部分で、「しまったぁ!」とは思ったがやり直しはきかない。
なんと、ニートの前で、「お前さん、また仕事もせんと、ブラブラ、ブラブラして〜っ。」
会場はドン引き、「皆さんもネタ選びには注意しましょう。」
饅頭こわいには、「佐藤(砂糖)みつ(蜜)たろうを暗(餡)殺す。」は出てこず、代わりに雀五郎さんの茶の湯を思わせる「利休堂の羽二重餅」。

で、Y氏、H氏と王将へ。
あいにく2階席がいっぱいで、カウンター。
お疲れ様でした。

2009.07.02

第12回朝日東西名人会(09-054)

シアター・ドラマシティ 18:30
 ・三遊亭王楽 やかん
 ・桂 文三  宿替え
 ・立川志の輔 三方一両損
 中入り
 ・笑福亭三喬 転宅
 ・月亭八方  大丸屋騒動

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職場を6時頃出れば余裕のはず・・・・・だったのが、急な来客のため、遅刻。
入場したときには三遊亭王楽さんの講釈のところ。
会場の後ろ端で立って聞いてたけど、う〜ん、うまいなぁ。きれい。

そもそも、今回の東西名人会、一般4,500円でワタシが普通なら行けるような落語会じゃない。
Y氏のお友達が、何かで貰ったそうで、その方が行けなくなって回ってきた・・・というラッキーそのものの落語会。
遅刻なんぞとなさけない・・・・・。

で、噺の合間にY氏の隣席へ。

続いて、桂 文三さんはおなじみ、宿替え。
これも、おなじみのマクラ、そば屋で会った老夫婦から「かかあ天下」話題・・・ネタへ。
何度か聞いているネタやけど、やっぱり練られてきているのか、まだまだ笑わされる。
(でも、会場は、もっと、必要以上に受けている。)

中トリ、立川志の輔さん、ナマでは初めて聞くが、CDでは何度も聞いてるので初めてとは思えない。
「皆さん、ようこそ・・・・といいますが、私の方が遠くからやってきている。」ってフレーズや、大阪の「ゴミ捨てるな」の話はCDでも。

国会議員は地元の県のことしか考えていない、県会議員は地元の市のこと、市会議員は地元の町のことだけ・・・・・・・・じゃ、日本の事は誰が考えているのか。
・・・・・皆さん方だけにお教えしましょう・・・・アメリカです。

演目は三方一両損。

中入り後、笑福亭三喬さん、転宅。
引っ越しつながりで、宿替えとネタがつく感もなきにしも・・・って感じ。
まあ、題名よりネタの分類で行くと、泥棒ネタってことになるのか。
とんとんと軽く、でもたっぷり笑わせて、トリにつなぎます。

トリ、月亭八方さん
珍しい、大丸屋騒動。
まず考えたのが、八方さんのような大御所が誰にこの噺を習ったんやろうってこと(どうでもええけど)。
踊りがいっぱい入って、鳴り物とのタイミングもむつかしく。

ネタの本筋だけで言うと短い噺が、地唄で心地よく、舞も美しく、またその途中で「イナバウアー」ってなギャグも織り交ぜて「歌舞伎なら15,000円、今日は4,500円なのでご辛抱を。」
多分、多くの、前半で大笑いしていたお客さんには不向きなネタでしょうけど、堪能しました。

今日はY氏、まっすぐ帰るって事で、一人残された梅田。
家には、晩ご飯いらないって言ってあるので、飲まなしゃあない。
ちょっと高そうな店(いつも行くような店よりは)で、ビールと冷や奴。
メニューでは結構ええ値段やのに、豆腐が「たった今、ビニールパックから出しました!パックから出して、切っただけ!」って形(わかります?端っこが丸いところと、とがったところとあって、、、、)をしていたので、すぐに退散。

帰りにスーパーで(あての)買い物をして帰りましたとさ。

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