中井神社 18:30
・笑福亭生寿 色事根問
・笑福亭右喬 鰻屋
・笑福亭三喬 饅頭怖い
・笑福亭生喬 笠碁
・笑福亭松喬 お文さん
職場のOちゃんと、Oちゃん地元の駒川中野の落語会。
職場を定時にダッシュして向かう東住吉区の中井神社。
6時半開会のところ、6時20分着ですでに会場は9分以上の入り。
「年に3回しかない、松喬一門会ですから。」Oちゃん。
会場はマイクはないが、冷房はかなり効いている。
まずは、奈良県出身の笑福亭生寿さん、色事根問から。
会場はまだまだざわめいていて、「おお、お久しぶりです〜っ」てな会話が交わされる中、マイクなしではややつらい生寿さん。
何とか、お客さんも「聞きまひょか」って体勢になった頃に、山城名物宇治のほ〜たる踊り。
続いて、笑福亭右喬さん。
朝から学校落語に行ってきて疲れたという話と、羽織を桂 文太さんにいただき、帯は師匠にいただくことになり・・・・・着物がない・・・・ってマクラをたっぷりと、落語は軽く鰻屋を。
右喬さん、上方落語協会や、Wiki、オフィス笑(松喬さんの事務所)のプロフィールには「出身地 大阪市」となっているが、信じられない言葉。
最初は聞きづらいけど、まっ、楽しいからいいか。
中トリに登場したのは、笑福亭三喬さん。
ネタは饅頭怖い。
おやっさんの夢の話が終わったあたりで、落語の解説を。
もともと、桂米之助さんに習ったそうで、夢の話の部分までで4日間かけ、その後は「あとは饅頭食べるだけ」って教えてくれなかったそう。
中入りで、やや雰囲気がゆるんだところで、笑福亭生喬さんの登場。
演目はプログラムに笠碁とネタだし済み。
ワタシ、音源としてはいくつか持っているけど、もちろん生の笠碁は聞いたことはない。
立川談志さんは笠碁を評して、「目の前の相手の笠からしたたり落ちる水を雨漏りと間違えるなんてあり得ない話」と言っているし、さてさて、生喬さんはどう演じるかという一点に注目。
ラストは友達同士が久しぶり会えて、とんとんと話をすすめ、違和感がないようにって配慮だったのか。
さてさて、いよいよトリの笑福亭松喬さん。
舞台に上って、最初に、「今のは笠碁という話で、もともとは上方の噺・・・・」って解説から。
現在の落語の演目の7割以上は上方が基になっていて、うどん屋がそば屋になったり、いろいろな変更を加えている分、東京落語にはムリが生じているのが多い。
そば屋でも、代金をごまかした奴を見ていて、別の男が同じようにやるってところからムリがあって、大阪的に二人の一方が、、、、って方が筋が通っている。
もちろん、吉原を舞台にした噺、侍が主人公になっている噺、圓朝の創作など東京ものもあるけど。
そういう落語の歴史、、、的な話から、大阪の名所、御堂筋の名前の由来は御堂さんがあって、、、、、浄土真宗東本願寺(大谷派)では教典のことを「お文さん」と呼び、西本願寺では御文書と呼ぶ・・・・っていうこの落語に必要な基礎知識を巧みに織り交ぜる。
例のかわいい丁稚も健在。
1500円というリーズナブルな落語会でした・・・・・・・この時点では。
で、二人で反省会という飲み会。
駒川中野の駅の西の方、かご家 駒川店へ。
Oちゃんは、三喬さんがお気に入りで、どうも、この間の都丸さんといい、Y氏と共通点が多い。多分、月曜日にはY氏に「いやあよかったですよ中井神社、Yさん、ナマでは聞かはったことないでしょうけど、松喬さんが「お文さん」、生喬さんは「笠碁」でした。聞かはったことないでしょうけど・・・」って偉そうに言う予定。
ちなみにH氏は生喬ファン・・・・ってな話をダラダラと
いろんな料理に大満足、時計を見ると11時、やばい。
ま、なんとか帰れましたが。
今度は、ここで飲むためだけにでも行きたいお店です。
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