「桂吉坊がきく藝」出版記念落語会(09-039)
ワッハホール 18:30
・桂佐ん吉 道具屋
・桂 吉坊 稲荷俥
トーク ゲスト 桐竹勘十郎
・桂 吉坊 蔵丁稚
今日は、Y氏は太融寺の「第47回桂文我上方落語選~大阪編~」へ、ワタシはワッハへと別行動の落語会。
今日は指定席やし、ゆっくりと行ったらええわ。
で、A列10番という絶好のポジション。
ここから見ると、高座はこう見えます。
まずは、桂佐ん吉さん、「吉坊兄さんの、夢の印税生活のため、よろしくお願いします。」
マクラも軽く、道具屋を。
人形に「こんにちは」「おまはんかいな、こっちお入り〜」がかわいい。
「おい、のこ見せてくれ。」「のこ一丁、よろこんで〜っ」とか、「たにぶんちょうはええけど、ひらがなやがな。」とか小ネタたっぷり。
続いて、桂 吉坊さん。
例の「へらへらっ」とした登場。
さっきの「夢の印税生活」は佐ん吉さん自ら考えたネタらしいが、先日の東京での会では、忘れてしまって「夢のあれでございます。」
後で、「兄さん、すんません、噛んでしまいました。」「噛むとこまで行ってへん。」
演目は、稲荷俥。
オチは「穴があったら入りたいように存じます。」だけで、「滅相もない、お社建ててお祀りをいたします。」がなし。
続いて、対談、桐竹勘十郎さんと並んで高座に座る。
桐竹さん「高野って座ると一席やりたくなります。」「姉よりはネタは多いかも。」「姉の落語は手に汗握る落語。」
人形遣いについては、「人形が動いている、とかと思う。」「言うことを聞かないときも・・」
う〜ん、対談はブログに残しにくい。
中入り、ワタシの席の右側には女性の二人連れ、左には男が一人。
中入りには両方とも、チラシを見たり、今回なら色紙を見たり、本を見たり。
で、右側の女性の色紙を見て、ワタシも色紙を出してみる。
あれっ、微妙に違うような気がする。
で、「すみません、ちょっと見せて貰えませんか。微妙に違うようで・・・・・」と話しかけ、彼女の色紙とワタシの色紙を並べてみる。
違う、全然違う。
で、それに気づいたそのとなりの女性も色紙を取り出し、比べてみる。
3枚とも違う。
てっきり印刷やと思っていたら、一つ一つ手書きでした。
中入り後、桂 吉坊さん。
今日の落語会、入場料は3,000円ですが、本がついてますので本代1,500円を引きまして、勘十郎さんですから、まあ、1,450円、残りの50円を稲荷車が20円、道具屋が10円、次の落語が20円と、こういう事になってます。
マクラでは、吉朝、米朝とも芝居好きで、米朝師匠に稽古をお願いしたが、「おまはん、勝手にやるやろ」と言われたことなど。
で、演目は蔵丁稚。
由良之助が上使にしきりと酒を勧める理由の説明などはなく、三宝をお尻に引いて「ばりばりっ」。
いやぁ、なんかたっぷり聞けた感じでゆったりとした気分。
電車は快速に乗らず、準急に乗って本を読みながら帰る。
桂吉坊がきく 藝
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