通天閣地下劇場STUDIO210
・月亭八天 替り目
・入船亭扇好 宮戸川
・桂梅團治 佐々木裁き
中入り
・桂 米平 寄合酒
・三遊亭遊吉 阿武松
東西交流落語まつりでは、東京から三遊亭遊吉さん、入船亭扇好さんをお招きしていて、大阪らしく「使わな損」みたいなハードスケジュール。
3月28日は、三遊亭遊吉さん、入船亭扇好さんとも「交流落語まつりその1」を、午前10時から繁昌亭で、露の団六さん、桂 米平さんと、その後、会場を通天閣地下劇場STUDIO210に移して、12時と14時の通天閣劇場TENGEKI、18時からは、太融寺本坊で、「その2」を桂 文我さん、桂 宗助さん、桂雀五郎さんと。
翌29日の扇好さんは、12時と14時の通天閣劇場TENGEKIの合間に、13時に太融寺本坊で、桂 米平さん、月亭八天さん、桂 団朝さん、笑福亭呂竹さんと「その3」を。
遊吉さんは、TENGEKIがなく、「その3」終了後神戸の板宿寄席(山陽電鉄板宿!)で、露の団六さん、桂 吉坊さん、桂 雀太さんらと。
で、お二人とも、17時半には引き続き通天閣で、「その4」を桂梅團治さん、桂 米平さん、月亭八天さんと。30日、月曜日には、「その5」を繁昌亭で笑福亭竹林さん、桂 三歩さん、林家そめすけさん
、桂まん我さん、笑福亭生寿さんと。
で、ネットで調べてみると、三遊亭遊吉さんは落語芸術協会、入船亭扇好さんは落語協会の噺家さんとのこと。
ふ〜ん、大阪では一緒の舞台に立てるんや。
本町からテクテク、通天閣まで。
今日は、朝、自宅から駅まで25分、難波から西長堀の中央図書館まで20分くらい、そこから本町のヴィアーレまで30分くらい、落語会が終わってからここ通天閣まで約35分歩きました。
通天閣真下、これが通天閣地下劇場の入り口。
隣の串カツ「だるま」、有名店ではあるがこの行列。
幕があくと、4人の噺家さんが椅子に座って登場。
左から、月亭八天さん、入船亭扇好さん、桂梅團治さん、空席があって右端に桂 米平さん。
空席は遅れている三遊亭遊吉さんで、これから公開で出番を決めようというもの。
欠席裁判の結果、八天、扇好、桂梅團治、(中入り)米平、遊吉の順。
遊吉さんは、神戸の板宿の落語会に行っていて遅れているとのこと。
少しして、遊吉さんが舞台に。道に迷わなかったかとの問いに、
「連れてきて貰いましたから。」
「誰に?」
「坊主頭の大きい人。」
「名前くらい覚えたり〜や。」どうやら笑福亭呂竹さんだったみたい。
「怪しげなところを通ってきました。」じゃんじゃん横町か。
で、
まずは月亭八天さん。
「(吉本には)内緒で出させて貰ってます・・・・」
酒の噺をマクラに、「命を削るかんなって事を申しますが、私ら、その削ったやつに醤油をかけて一杯飲みたいくち。」
演目は替り目。
続いて、入船亭扇好さん、「学校寄席が多いです。何でかって考えたら、名前がせんこう。」
男と女では、女が圧倒的に強いって話をマクラに。
男はぼけても最後まで女房の顔と声は忘れない。その点女はぼけてくると最初に忘れるのが亭主の顔って話から、宮戸川。
オチは、「お花の腿にすーっと手を伸ばす・・・(会場を見渡す)・・お時間でございます。」
続いて、桂梅團治さん、昔、オーロラ輝子が歌っていたなど通天閣地下劇場の話があって、最近の通天閣近辺の雰囲気の変化について。
最近は若い娘たちのグループがうろうろしていたり、雰囲気が変わってきた。
じゃんじゃん横町では朝から飲める店もあるが、観光地化していてお客さんも多い。
演目は、佐々木裁き。
中入りの時に外に出てタバコを吸う。
そのときの「だるま」の様子。
中入り後は桂米平さんから。
「体重は110キロです。」というと会場からは「お〜っ」
「体重を言うと「お〜」って言われるので、楽屋では百獣の王って呼ばれてます。」
春場所の季節で、最近子供が母親に
「お母さん、あの人お相撲さんやろ。」
「そんなんいうたら失礼やろ。お相撲さんやない、ただ太ってるだけや。」
演目は寄合酒。
トリに登場三遊亭遊吉さん。
多分、米平さんの半分くらいの体重で、こちらは相撲ネタを。
阿武松。
きれいな口跡で、流れが美しい。
ワタシ、東京の落語家さんのこんなところが好きです。
演目も講釈ネタっていうか、トントントンと流れるようなネタが好き。
8時ちょっと前の「だるま」の様子。まだ並んでいる人がいます。
夜の通天閣。
梅團治さんもおっしゃってましたが、ちょっと前は夜にはなかなかうろうろ出来ないところでした。
今は若いカップルや女の子たちのグループもいてたりして。
後日追記します。
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