米朝落語勉強会あづち亭(09-006)
ヴィアーレ本町 14:00
・桂 二乗 四人ぐせ
・桂まん我 野崎詣り
・桂 宗助 替り目
・桂歌之助 桃太郎
・桂 九雀 皿屋敷
開演前、喫煙コーナーに行くと以前お会いした米朝事務所の方とまたお会いする。
「関西テレビでお見かけしましたよ。」というと「よく当たりますね。」
続いて「南光・雀三郎兄弟会」(1/19、1/20)を勧められるが、1/19は別の落語会の前売りを買っていて、1/20は雀三郎さんの演目が不動坊。(1/9にNHKで見たところ。)
料金も高いし、今回はご辞退。
Y氏と同行、例によって早めの集合で最前列をキープ。
昨日に引き続き最前列は首が疲れてしまう。
座ったところからみた高座。
今日は、余裕もあって、二人で「演目当て」をする。二人とも時季や干支を考えて初天神、しじみ売り、牛ほめなどを出すが全くかすりもせず。
逆に今ごろ野崎はないやろ〜っとか、桃太郎ってどうやねんって。
まずは、桂 二乗さん、最近よく言うらしい「二条の四畳半に住んでる二乗です。」
から、四人ぐせ。
7日に聞いたところ。
この間太融寺で聞いたときには、声が出にくくしんどそうに聞こえたけど、今日は小さな会場で(それも最前列にいたためか)しんどそうにはきこえへんかった。
続いて、桂まん我さん。
季節とは関係なく、春のお話をって野崎詣りを。
竹の皮の小便はなく、「ぞよぞん」の説明つき。
オチの「ど〜こ〜に〜?」では、言いつつ俯いたままお辞儀に入る。
中トリには、桂 宗助さん。
米朝さんのCDをそのまま聞いているかのような思いがした替り目。
酔っぱらいのマクラからそのまま。(聞き比べた訳ではないけど、たまにiPodで聞くのと同じような感じがする。)
おでんを買いに行かせた嫁はんが、まだ出かけていなかったことに気づいたあたりの恥ずかしそうな泣き顔は最高です。
中入り後、桂歌之助さん。
人間国宝の話題から、学校での落語会、小咄をいろいろ。
笑いはたくさんとってたけど、ちょっとオーバーアクション。
桃太郎は今日の客層にはぴったりか。
トリ、桂 九雀さん。
入門して30年だそう。
入門したころは噺家は上方には90人くらいしかおらず、食べて行けるのか心配だったが、先輩吉朝さんから「5年くらいしたら大丈夫」といわれ、「食べて行けるようになりますか?」と聞くと、「食が細くなる。」
演目の皿屋敷では、伊勢参りの旅に出かけていた松ちゃんが地元播州姫路の皿屋敷を知らず、恥をかいて帰ってくるという設定がなく噺が始まる。
たしかに、松ちゃんは(裏の親っさんも)皿屋敷に出かけるわけでもなく、噺には二度と登場しないのだが。
登場人物が多いのを整理して噺をわかりやすくしようとしているのか。
(ワタシ「どこぞ在方の方でっしゃろ?時に今年の米の出来はどうでおます?」が好きなんやけど。)
10枚一組やけど9枚しか入ってないお菊せんべいは面白い。繁昌亭で売れるのでは?
あと、ぽたぽたと水が漏れるはてなの茶碗とか、スパイスの詰め合わせ(胡椒と唐辛子)でくっしゃみセットとか。
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コメント
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>10枚一組やけど9枚しか入ってないお菊せんべいは面白い。繁昌亭で売れるのでは?
あと、ぽたぽたと水が漏れるはてなの茶碗とか、スパイスの詰め合わせ(胡椒と唐辛子)でくっしゃみセットとか。
まだ売ってませんか?
投稿: 象 | 2009.10.25 19時31分
ははは。
15文の時うどん、二荷入りの壷、秘伝書、瀬戸内海とれたてのテレスコと一夜干しのステレンキョ、辛抱の曲がった独楽、米を揚げる米揚げ笊はどうでおます?
投稿: ikeyan | 2009.10.26 06時09分