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2008年12月

2008.12.28

ありがとうございました。

今年の落語会の予定もすべて終わりました。

年の瀬になって予定していた落語会にいけなくなったりもありましたが、多分118回のはずです。
ざっと、3日に1回くらいのペースになってましたね。
来年は、ちょっと数を絞ろうと考えています。

新年1月は、2日の京都全日空ホテルが初笑いで、5日、前売り券を買っている花菱の会、9日、久々に当選したNHK上方演芸ホール、10日のまほろば(前売り)、もしかしたら7日の米二さんの不定期落語会、11日の本町の会、13日には城北にぎわい亭と十三噺のにぎわい、15日には新進落語家競演会、19日には笑いに行こま!、24日は島之内と、予定は10件・・・・・全然絞ってへんやん。

皆さん、良いお年をお迎えください。

2008.12.23

林家亭12月席~染左開発計画~〔08-118〕

ワッハ上方 レッスンルーム 14:00
 ・林家染吉 つる
 ・林家染左 ふぐ鍋
 ・桂 都んぼ あくびの稽古
 ・林家染左 うんつく酒
 中入り
 ・林家染左 掛取り

ワッハにむかう前に、大阪市立中央図書館へ。
道中、20日に「供用開始」(役所言葉ですね)された、浮庭橋へ。
カタチは(見にくいでしょうけど)斬新なカタチ、橋の途中に小さな公園があるみたいな。
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ただ、今の季節、まだ芝生は根付いてないし、・・・・・立ち入り禁止って・・・
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橋に穴が開いていて、ここから阪神タイガースが優勝したときの飛び込みができる・・・てなこともなく、道頓堀の川面が見られる。(黒〜い。)
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市民公募で決定したという「浮庭橋」
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で、ワッハへ。
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まずは、林家染吉さん。
染吉さんは去年の夏に入門したばかりの2年生。
ちなみに「染吉」という名は林家染二さんの前名で、「200円で譲った。」そう。
演目は、入門して最初に習ったというつる。
マクラでは、ちょっと微妙な大阪弁やったけど、噺に入ると見事な口跡。
新人さんに「もっと表情が」とか、「ちょっと堅い」とか言うのもどうかともおもうけど、あえてそんな注文をしたいほど「そつ」のない高座。
目を閉じているとどこかの名人かもと思うような口調で、こんな言い方はどうかとも思うけど「妙に」うまい。
※超※期待の新人です。(といってもちょっと年は、いってはる)

続いて、林家染左さんが高座に上がると、後方からフラッシュがたかれる。
何かいなと思っていると、産経新聞の取材とのこと。来年1月15日あたりに震災○周年の特集記事で3日間連続の記事になるそう。
ただし、阪神版だけだそうで、そのエリアにお住まいの方は是非、エリア外の方は出かけていって買ってくださいとのことでした。
で、昨日、今日あたりからめっきり冷え込んできて・・・・・寒い季節は鍋に限る・・・・とふぐ鍋へ。
さすが、豆腐を食べて「はふはふはふ」の表情。

続いて、桂都んぼさん。
落語の傍ら舞台もされていて、「芝居の練習は厳しい。相手を息をあわさないとあかんから。落語の練習は、ひとり歩いていてもできる。芝居は助け合える。落語は、たとえば誰かが受けなかったりすると、袖でヤッタって。」って稽古の話をマクラにふって、あくびの稽古。
あくびの師範は恐い感じで、東京弁。もともとこうやったっけか?都んぼさんのアレンジか。
続いて、林家染左さん、今度はワインレッドの着物(着物の色をいうのにワインレッドって)。
東の旅(発端)のカチャカチャを説明して。うんつく酒を。

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中入り後の染左さん、またまた年の瀬の噺で、掛け取り。
掛け取りを追い返すための「狂歌」や「けんか」は話術が基本で、「浄瑠璃」や「歌舞伎」は話術だけでなく、他の芸事との複合芸みたいなもんやから、難しいんでしょうねぇ。
でも、さすがの力量。
レッスンルームは演者との距離も近く、こうした噺はレッスンルームか上方亭に限りますね。
今日は、客層もよく、この間の島之内寄席とは全く違って、いい〜感じでおトク感満載でした。

2008.12.22

扇町寄席 公開録画〔08-117〕

関西テレビ 18:20
 ・桂 米朝
 ・桂ざこば
 ・月亭八方
 ・桂きん枝
 ・桂 南光
 ・桂 雀々
 ・桂米團治
 ・月亭八光
 ・桂吉の丞

来年1月3日放送の扇町寄席の公開録画に行ってきました。
今日の登場人物は、桂 米朝さん、桂ざこばさん、月亭八方さん、桂きん枝さん、桂 南光さん、桂 雀々さん、桂米團治さん、月亭八光さん、桂吉の丞さんという豪華な顔ぶれ。(あくまで、登場人物です。)

開場前、局の担当さんが「大変お待たせして申しわけありません。でも、今日はこれまでで一番の方がいらっしゃってます。」と言っていたのもわかる。

でも、待たせすぎ。
この前で、1時間立ってたんやから。Dvc00002

(6時20分集合って言っておいて、ホール入場は7時30分。そこから若いAD?の前説があって、7時50分〜8時くらい始まり。)
拍手の練習もして、ようやく口上の始まり。

舞台の幕が開くと、坂田藤十郎さんから贈られたという後ろ幕を背に、下手から桂 南光さん、桂 雀々さん、桂 米朝さん、桂米團治さん、桂ざこばさん、桂きん枝さん、月亭八方さんが並ぶ。
口上の司会は南光さんで、まずは米朝さんから。
左手に包帯を巻いた米朝さん。
「倅のことやから言いにくい。ほんまはほめたらなあかんのやけど、知りすぎてるんで言えへん。
まあ、名前が変わっても人間は変わらへん。失敗も続くとおもうけど辛抱して見ててやってください。どうぞよろしくおたのもうします。」

続いて、雀々さん、「私は入門は1年先輩で、年齢は2つ下、私も続いて「雀団治(じゃくだんじ)」を襲名するのでよろしく。」(そんな名前あるかい!ってつっこみ)

「続きましては、よその一門から、たくさん噺家もおられる中、関西テレビがブッキングしてしまいました。なんでこの方を呼んだんでしょう。上方落語協会の理事である桂きん枝さんです。」
「事務所も一門も違いますが、失敗が多いのは聞いてます。コンタクトレンズの件や、春團治師匠に(今度、春團治を襲名します。)って言ったことなど。でも、50才で、57才の私よりしっかりしてますので大丈夫。」

「続きまして、米朝一門の中で、月亭という大きな大きな名前を名乗っておられる、こちらも上方落語協会の理事、月亭八方さんです。」
「恥ずかしながら、月亭を名乗っております。年も改まりまして、どうぞお許し下さい。」

さてさて、ざこばさん。
入門の日に、饅頭をだしてもらい「いやしい子やと思われんよう」に辛抱してたら、当時幼稚園児だった米団治が「これ、も〜ろたっ」ってとっていき、師匠の奥さんにはざこばが食べたと思われてる。(教訓 ものが出たらすぐ食べましょう。)
「枝雀にいちゃんは天国で見てる。米朝師匠は横で見てて、天国へ行かはる。」
・・・・いろんなエピソードを披露。

で、第一部口上はおしまい。

続く、第二部、落語。1月3日放送のため、演目だけ書いておきます。
(口上のこと、結構書いてるやないかとのご指摘はあろうかと思いますが、だいたいほかのブログとかで書かれてることです。)
まずは、桂吉の丞さん、時うどん(一人バージョン)を。
続いて、桂米団治さん、南座の支配人さんから、10月4日の襲名のタイミングを聞かれ、いろいろ考えたあげく、大阪の日の出時刻にしようとなった。
調べてみると午前5時55分、五代目米団治の「五ならび」でちょうどいい。
演目は、親子茶屋。(良かった、必見。)

続いて、第三部鏡開き。
そろそろ9時前やし、米朝さんはもう帰ったのではと思っていたら、いてはった、いてはった。
最初の7人に加え、八光さんも登場しての鏡開き。
南光さんが「鏡開きいうたら、鏡餅をわることちゃうかい?」というと、雀々さんが米朝さんに「師匠、どない言うんでしょう?」と聞くと「樽、どつくでええんや。」
で、観客にも全員に升酒が振る舞われました。

で、ホールの隅で飲んでいると、お囃子を担当されていたのか桂 千朝さんと桂 米平さんが帰り支度。
これからみんなで飲みに行くんでしょうねえ。
お囃子も合わせると総勢何人の噺家さんを見たのかわからないほどの充実ぶりでした。
(最初の待ち時間がなかったら、もっと楽しい一日になってたのに。残念ですよ関西テレビさん。)

で、O谷さん、N出さんと天満で飲み会。終電で帰りましたとさ。

2008.12.20

島之内寄席~十二月席~〔08-116〕

ワッハ上方 ワッハホール 14:00
 ・桂ちょうば 明石飛脚
 ・林家染弥 天災
 ・桂梅團治 切符
 ・桂 春駒 抜け雀
 ・秋風亭もみじ(第18回彦八まつり素人演芸バトル優勝者) 宿替え
 ・笑福亭松喬 尻餅

KICOCAカードで、半年連続スタンプを貰ったので、手ぬぐいプレゼントをいただく。で、(お返しに)上方落語協会のカレンダーを買う。
風邪をひいてマスクをしているH氏が通路を挟んで反対側に。

まずは、桂ちょうばさん。
パンフレットには、「明石飛脚」となっていたが、例によって飛脚三題。
毎度、噺が終わったかのように立ちかけるところがうまく、笑いをとってました。

つづく林家染弥さん、「ラーメン屋の(替え玉)の酔っぱらい」、「タクシー教習」のマクラで、「世の中おかしい」って話から天災へ。

続いて、桂梅團治さん。
鉄道オタクネタをマクラに切符を。

今日は、隣の席に「関東弁をしゃべる、間の悪い、落ち着きのない、昼飯でアルコールが入っている奴」がいるので、どうも噺に入っていけない。
団体でずらっと席をとって、ひそひそ「関東弁」でしゃべっているし、ダウンジャケットはガサガサするし。
結構満席に近いので、席の移動も難しい。
ついてない。

中トリ、桂 春駒さん、抜け雀。
案の定、オチの意味がわかっていない彼ら。

あ〜あ、最悪の落語会って思いながら、秋風亭もみじさんの宿替え。
なんと、小学校2年生くらいの男の子が、おそらくは、桂 枝雀さんのDVDで覚えたであろう宿替えを。
「り〜くつですねぇ」や「あら〜っ」、ささやくような小声の「あんた〜」って枝雀さんそのままを小学生がやるっていう落差。
多分、彼は生きている枝雀さんを見たことも聞いたこともないはずやのに。
当然、関東軍には全くわからない笑い。

トリの笑福亭松喬さん、「枝雀師匠は9年ほど前になくなられて、今頃あの世では、さっきの子くらい。天国で落語をやってはったりして。」
「なんと、もみじくん、学校では既に弟子がいるらしくて、うちの弟子よりうまいかも。」
松喬さんのブログも是非ご覧下さい。

演目は、尻餅で、オチは「(あとは)白むしにしといて。」

2008.12.19

言葉の重みを考える〔08-番外〕

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会社の「人権問題研修」というのがあって、天六の住まい情報センターというところへ行ってきました。
講師は桂枝女太さん。

最初は地方の教育委員会から「人寄せ」的に呼ばれたのがきっかけで、何度か公演をしているうちに
仕事で使っている「言葉」そのものについて考えを巡らすようになったそう。
で、今回は「差別用語」とくに放送禁止用語を中心に。
もともと、「めくら」や「おし」などは、差別用語ではなく、「目の見えない人」「耳の聞こえない人」って意味だったらしいが、いつの間にか差別的に使われるようになって、放送禁止(自主規制)になったとのこと。
放送禁止用語は「自主規制」という、訳のわからないものでしばられていて、たとえば「百姓」って言葉なども使わない方がいい言葉らしくて、「農家の方」。
「年寄り」はよろしくなくって「お年寄り」がいいそう。
とくに、殺人事件があったりすると、加害者は○○才の「女」で被害者は○○才の「女性」。
主従関係についてはちょっと意見が異なりますが、さすがの話術で、参加者みんな楽しく過ごせたんでしょうねぇ。

ワタシ、古典落語ではどうしても欠かせない設定、たとえば「影清」とかで「開いた目で見て〜苦労するよりも・・・・いっそめくらがましかいな〜っ」などについて、意見が聞きたかったですね。

2008.12.15

第70回石切ごくらくらくごの会〔08-115〕

石切極楽寺 19:00
・笑福亭生喬 辻占茶屋
・笑福亭たま 不動坊
・笑福亭生喬 天王寺詣り

職場を出るのがちょっと遅れ、近鉄難波から17時57分発の快速急行に乗る。
で、生駒に着くとちょうど反対側に難波行き急行がとまっている。
それに飛び乗り、石切へ。
石切では難波行き各駅停車がまっていたので、それに乗り額田駅へ。
とぼとぼ暗い坂道を下り、このあたりだろうとお寺を探すがあたりは暗い。

やっと見つけたのが、この張り紙。
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まずは、ご住職の挨拶から。
この会も、70回を数え、いつもは、生喬さんとお二人に落語をやって貰うが、記念として今日は「はめもの特集」。そのため、たまさんと二人だけの出演とのこと。

まずは、笑福亭生喬さん。
露の都さんがメインで女流落語の会があって、都さんセレクトのイケメンとして参加してきた。
女性が多いといつもの反対で、隅っこで着替えないと行けない。
女性は2時間前には着替えを終えている。
・・・・・で、2時間化粧している。
男女の間にはいろいろあるもので、・・・・と辻占茶屋へ。

続いて、笑福亭たまさん。
生喬を評して、「見た目はおこりんぼ」。
最近、ファミリーレストランで、「注文とはちょっと形が違う」ガーリックトーストが出てきたが、怒らなかったし、別の芸人の注文とは全く違うものにも「まあまあ」。
でも、最近、弟子のせいで夫婦に微妙な亀裂が・・・・
で、不動坊。
太鼓を屋根に持ち上げるときに、引っ張って確かめる仕草があって、そこで下から引っ張られたり・・・

ふたたび、笑福亭生喬さん、たっぷりと天王寺詣り。
いよっ笑福亭って感じの。

帰りには、坂道を上って額田、急行、特急、準急、快速を見送って、やっときた各駅停車。
約20分くらい寒い駅で待ってましたとさ。
(駅前の焼き肉屋、行きたかったなぁ。)

2008.12.14

第2回 質屋寄席〔08-114〕

第2回質屋寄席 大質ビル5階 15:00
 ・露の団姫 子ほめ
 ・桂こごろう へっつい盗人
 ・桂 福車 一眼国(?)
 中入り
 ・笑福亭遊喬 堪忍袋
 ・桂 坊枝 火焔太鼓

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会場に到着すると、エレベーターで桂 坊枝さんとご一緒に。
「今日は何をされるんですか?」と聞くと、「ネタだししてないので、みんなが何をするか、、、」
主催者の方と話しているところを見ても、腰の低い感じ。

最初に、桂 福車さんが登場してご挨拶。(シャツにジーンズ、ピンクのベルト姿)
この会は第1回は「しちや」にちなんで、780円だったが今回から「皆さんお気づきのように、」1500円となったこと、値段は倍になったがそんなに、とりたてて言うほどメンバー(クラス)は変わっていないこと。

まずは露の團姫さん、子ほめ。
(ワタシ的には、食傷気味)

続いて、桂こごろうさん、いろんなお商売の「同業者団体」の主催の落語会があり、今日の質屋寄席は質屋とそのお客さんの会かとも思っていたが、質屋通いをしているお客さんはそんなに落語会には来ないだろうし、、、、と思っていたとのこと。
不景気・・・・間抜けな泥棒のマクラ・・・・からへっつい盗人へ。
こごろうさんらしい、ダイナミックな落語で、オチは「ブー」。

続く桂 福車さん、登場するなり、「あそこで終わるとは、、」。
見せ物小屋、昔、造幣局の通り抜けであった、をマクラに。
見せ物興行師が、訪ねてきた六部に聞いて珍しいものを探しにいく一眼国。

中入り後、笑福亭遊喬さん。
「坊枝さんは昨日(宵酔)と同じ着物だと思ったら、なんと、私服も同じ。家に帰っているのか心配します。」
演目は堪忍袋。
梅料理の天才の奥さん、「梅干しの酢の物」まで作るとは・・・
堪忍袋に言いたいことを言う場面では、「ジーンズにピンクのベルトはおかしいやろ〜っ」とか「お金に困ったら質屋へ行け〜っ」

トリの桂 坊枝さん、これまで登場している人たちは不真面目、会主をしくじっているって話題から。
前座の団姫は、草履を忘れてきている。
「皆さん、子供の頃、遠足の前だとか何度も何度も持って行くものを確認しましたよね。持ってくるものを忘れるとは、この仕事を何と心得てるか。」
こごろうは質屋に行くことは恥ずかしいことだと思っている。「質屋のこうしたイメージをなくそうと皆さん頑張っておられ、こうした会も催されている。こっぴどくしかりつけておきました。」
遊喬はワタシの前なのに笑わせすぎ。もっと控えめにしないと。
福車は「兄さん電車賃です。」って持ってきたギャラはなんと540円。
さてさて、こうしてマクラをふってネタを考えているのか。

で、なんと、火焔太鼓。
ここで火焔太鼓を聞けるとは思ってもいなかったので、びっくりするし、またまた噺もうまく大阪になってたし。
最高でした。

2008.12.09

あべの寄席~桂雀々独演会~〔08-113〕

あべの寄席~桂雀々独演会~ 阿倍野区民センター小ホール 18:30
 ・桂吉の丞 子ほめ
 ・桂 紅雀 向うずけ
 ・桂 雀々 代書
 中入り
 ・桂 雀々 手水廻し

まずは、あべの寄席に関係のない写真から。
今日の午後、仕事中に立ち寄ったkiki京橋の京橋花月のホールの風景。
よみうりテレビの「大阪ほんわかテレビ」の収録準備の様子。

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知らんぷりして座ってるのは関係者?・・・・うちの会社の。
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で、あべの寄席。N氏、H氏、K山さん、Iさんと同行。
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まずは、桂吉の丞さん、子ほめ。
「この子、動いてるで〜、気色悪ぅ〜。」には笑った。
オチは、「どう見ても今晩くらいや」には笑えない、困惑してしまう。

続いて、桂 紅雀さん。
実は、H氏と演目当てをしていて、今日は阿倍野やし、斎場のすぐ隣なんで「向う付け」も出しておいた。(紅雀さんの向こう付けを10日くらい前に聞いてるし、同じ噺は聞きたくはないけど)
で、「そう」や「あの世」、「台湾猿」などのマクラから向う付けへ。
当たったのは良かったけど、本の10日前に聞いた噺、、、、不覚にも,うとうと。

で、桂 雀々さん、今日の寄席、「他とは違う、安い安い。」から、9月の城東区民センターの落語会の話題など。
例の年寄りネタで、司会者が舞い上がってしまったり、お客さんは拍手の手が合わないなど、、、、会場には大受けでしたが、ワタシさっぱり。
何となく、乗り切れないまま、ネタの代書へ。
松本留五郎さんもかわいい部分が全然ないし、会場でワタシ一人浮いてました。
オチは、ポン。

中入り後、再び桂 雀々さん。
中入り明けが7時55分で、「駐車場が8時30分までになってますから、手短に、要点だけ、、」と手水廻しへ。
なんと、1週間ほど前に関西テレビで聞いたネタ。

う〜ん、今日はついてない。

で、反省会。
N氏、H氏、K山さん、Iさんと赤帽ってお店へ。
なんと、ワタシ以外4人とも阿倍野近辺の事務所にいた(いる)人たちでした。

2008.12.08

お笑い人権寄席〔08-112〕

お笑い人権寄席 天満天神繁昌亭 18:00
 ・露の団姫 開口一番
 ・千田やすし(腹話術)
 ・坂口勉(劇団コーロ)「自衛隊に入ろう(さとう裕・作)」
 ・桂 文福
 中入り
 ・趙博 
 ・露の新治 お笑い人権高座

夏頃に大阪市立中央図書館で見つけた「風は誰にも見えない―全盲の落語家の半生」って本を読んで、一度は笑福亭伯鶴さんの落語を聞いてみたいって11月から前売り券を買っていた落語会。

で、12月3日、ネットで見つけた「笑福亭伯鶴さん重体」の記事。
繁昌亭のホームページには「※笑福亭伯鶴に替わって、桂文福、趙博が出演いたします。
ご了承ください。」とはあるものの了承できない。って、どうしようもないけど。
もう一人のお目当て、露の新治さんは、実は一度しか聞いたことがないが、NHK上方落語の会で見事な鮫講釈を聞かせて貰い、また、たまたま職場の歓送迎会かなんかでタクシーで移動するときにラジオでその鮫講釈をきいたという偶然。
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最初に、ごあいさつとして、露の新治さん、さとう裕さんの登場。
「伯鶴さん、なんとか頑張ってや〜って思いで、今日の笑いが伯鶴さんに届くように。」

まずは、露の團姫さん。
上方落語会最年少(22才)とのこと。
「宮崎県庁どちらですか?」「天国の小咄、あの世」「地獄の小咄」から、子ほめへ。
今日の客層はちょっと普段の落語会とは違っていて、「ただの酒やない、灘のさけや。」で笑いが起こる。
オチは「どう見ても、あってくらいや。」
この種のオチ、(何がおもしろいのか)意味がわからんのですけど。

つづいて、千田やすしさんの腹話術、坂口勉さん(役者さん)の新作落語「自衛隊に入ろう」。
この「自衛隊に入ろう」がさとう裕さんの作で、「風は誰にも見えない―全盲の落語家の半生」の著者。
暴対法の施行で食い詰めたやくざが自衛隊に入るという噺。
教官にくってかかるやくざが妙にインテリで、前半と繋がりにくい。
って、役者さんなのに普通の噺家さんがやってるのと同じように見ているのは、落語がうまいせい?

次に代演の桂 文福さん、「大相撲ほのぼの噺」と題して、相撲甚句や麻生失言など。

中入り後、趙博さん、「ギター漫談」
普段は伯鶴さんと万歳をしているそう。老人革命の唄など、題名わかりません。

トリ、「お笑い人権高座」として、露の新治さんのお話。
「昔の親はむちゃくちゃ言うとった。サーカスに売るぞとか、サーカスに行ったら酢ばっかり飲まされて、ムチで叩かれるとか。鯵の南蛮漬けか。」などなど、差別についてのお話。
軽いタッチで面白く。

今日は飲まずに帰りましたとさ。

2008.12.07

第13回月亭八天独演会~Sparkling of Boy's Eyes~〔08-111〕

第13回月亭八天独演会 ワッハ上方 ワッハホール 14:00
 ・桂つく枝 ちりとてちん
 ・月亭八天 七度狐
 ・特別ゲスト 磯部公彦(まるむし商店)まんじゅうこわい
 ・月亭八天 鴻池の犬
 中入り
 ・月亭八天 おごろもち盗人

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一杯の会場。
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2008.12.06

ウォーリー〔08-番外〕

高の原ワーナーマイカルシネマズで、ウォーリーを見る。
「29世紀の荒れ果てた地球で、たったひとり黙々と働き続けるゴミ処理ロボット、ウォーリー。宇宙へ脱出した人間たちに置き去りにされて700年、大好きなミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』のビデオで男女が手を握るロマンチックなシーンを見ては人恋しさを募らせていた。そんなある日、真っ白に輝くロボット、イヴが現れ、ウォーリーはたちまち恋に落ちる。ところが、巨大な宇宙船がイヴを連れ去ってしまい…。 」
イヴの再起動音がマックぽかったり。
吹替え版やったけど、出演(?)しているのはほとんどがロボットで、音声的にはほとんど吹き替えのいみはなかったけど、映像にも日本語を使っていて驚く。
看板が日本語だったり、巨大スクリーンの広告が日本語だったり。
アメリカ映画界にとって、日本がけっこう大きな商圏になっているのがわかる。 

2008.12.04

吉坊ノ会〔08-110〕

山本能楽堂 18:30
 ・桂 二乗 ふぐ鍋
 ・桂 吉坊 寄合酒
 ・桂 吉坊 景清
 中入り
 ・桂つく枝 宿替え
 ・桂 吉坊 厄払い

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初めての山本能楽堂は、前の道に人があふれ、なかなか入場できない。
教えてもらえるまで、整理券を配っていることもわからなかった。
大槻能楽堂では、靴のまま入場したのでそんな感じだろうと思っていたら、ここでは靴を脱ぐことになっている。
入場前に「道に迷っていた」H氏と合流。

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能の舞台なので、正面と脇とがあるけど、落語はどんな感じでやるのかと思っていたら、結局、ほとんど噺家さんの横顔を見てる感じになってしまった。
こういう角度は初めてだし、まあ、話のタネとしてはいいか。
やや後方にOさん(旦那さんは欠席とのこと。)。

で最初に登場した桂 二乗さん、ふぐ料理屋でアルバイトをしていた話題をマクラに、ふぐ鍋へ。
マイクのない会場で、ややかすれ気味の声か。

続いて、桂 吉坊さん、楽しそうに舞台に登場。
前回は、「男の隠れ家」に載ったため満員となったが今回は丁度いい加減。
第1回では、寒い季節に暖房を入れ忘れていて、寒い会場、演目も不動坊。お客さんからは「演出が過ぎます。」とのおしかりもあったとか。
1月11日には烏丸で落語会があり、3回目にして存亡の危機となっているので、是非ご来場をとの告知。
またまた、その前日にはここで、上方伝統芸能ナイトがあり・・・・丁度その日は入門の日で・・・と話はあちらこちらに。
入門時に師匠吉朝に米朝師匠のところへ連れて行かれ、米朝師匠から「ちゃんと勉強やってるか?」(きっと、もっと子供だと思われていた)「ぼちぼちです。」と答えると「ぼちぼちなら、え〜とせんならん。」と言われたことを覚えているなど、会場の雰囲気がなんとなく一つにまとまっていく。
で、演目は寄合酒。

続いて、着物を着替えた吉坊さん。
またまた、師匠の思い出話から。
師匠には他の芸能も勉強するよう言われていたけど、やっぱり根本は本業の落語の稽古が大事。ある時、何度教えられてもできず、師匠が怒って、見台を叩き、「あ〜っ、もう〜っ、おまえっ。俺の方がうまい〜っ!」って訳のわからない怒り方をされたとか。
演目は、影清。

中入り後、桂つく枝さん。
例の、夫婦の力関係・・・老夫婦が食事をしていた話・・・・から、またまた堪忍袋かと思いきや、宿替えへ。
そうか、このマクラ宿替えでも使えるんや、まてまて、夫婦が出てくる話なら何でも使えるんか。
オチは「我を忘れます。」

トリ、吉坊さん。
最初から意識してみていたのが、姿勢。
吉坊さんが一番背筋が伸びていて、お辞儀(礼)の姿も美しい。
最後はおしゃれな着物で、帯も二色の、吉坊さんにしてはやや派手目のもの。
年末の(といっても昔は節分やけど)噺で、厄払い。
ワタシ、なかなか落語会では聞けない噺で、うれしい。
煎った豆から焼き豆腐なんか、わかっていても笑ってしまう「間」。
会場を出たのは9時30分で、H氏との飲み会はやめておいて、まっすぐ(ウォーキングはしましたが、)帰ったため、11時半から飲むハメに。
翌日は二日酔い。

2008.12.03

上方落語検定【結果】

勉強の甲斐(?)あって、今年は2級をいただきました。

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※ 12月3日、H氏は3級と言うことが判明。
前回の結果は、H氏にたしか1問、2点か3点負けていたため、発表からこれまで、「兄さん」と敬称をつけるという屈辱を味わされましたが、今回は大差(?)で勝利。
なんたって、級が違うということは、「ランクがちがう」ってことやから。
「兄さん」でなく、「師匠」とでも呼んで貰おうか。

もう一つ、うれしいことがあって、K-opticomでの抽選で、笑福亭小つるさんのサインが届きました。
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※今日は出丸さんの会に行くつもりでしたが、空腹のため断念。

2008.12.02

扇町寄席〔08-109〕

扇町寄席 第3回 関西テレビ
 ・桂雀三郎  動物園
 ・笑福亭銀瓶 書き割り盗人
 ・林家染二  牛ほめ
 ・桂 雀々  手水廻し

第3回になるらしい扇町寄席。
当選したY氏について行く。時間休暇をフルに有効に使って。

キッズプラザあたりに11時50分集合に5分遅刻。
で、このツリー前で40分くらい、6回のスタジオ前で10分くらい、結局1時間近い待ち時間。
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スタジオでは、若いディレクターさんから拍手の仕方や諸注意があり、そのまま、今日登場される噺家さんが誰かもわからないまま、12月14日、来年1月11日、2月1日放送予定の3回分の収録だということだけ説明され、スタート。
まずは、「開口一番」桂雀五郎さんで、動物園。
雀五郎さんの舞台では、名びらに名前もなく、多分放送されない文字通りの前座か。

続いて、笑福亭銀瓶さん、最近はいろいろ不思議なことがあって、事実は小説より奇なりといいますが、、、、と書き割り盗人を。
紙を貼り詰めた部屋を「真っ白で病院みたい、入院してるみたいでいやや。」とか、庭には通天閣を描くとか、工夫は多くあったものの、出来としては良くない部類か。
(Y氏も同意見)

続いては、林家染二さん。
関西テレビの山本アナが龍谷大学の同期だそう。
龍谷大学の入学試験では、「親鸞」と漢字で書ければ入学できるなどのマクラで、仏教・宗教ネタかもと思ったが、なんと、牛ほめへ。
なるほど、来年放送の「丑年にちなんで。」ってノリか。
となると、さっきの銀瓶さん、景気が悪い年の暮れ、泥棒に注意をってノリかも。
ここで、染二さんが出るということは、トリは結構な大物かも。

で、トリに登場したのは、桂 雀々さん。
いきなり、「あけましておめでとうございます。ですか?」
あれれ、となるとさっきの染二さんのは2月放送か?
雀々さん、入門30年だそうで、最近では噺を間違えても新人時代とは違って「まちがえたよ、なにか?」って感じだそう。
演目は手水廻し。

全体で1時間30分、ゆっくりと歩いて職場に戻り、ばりばりと働く・・・・つもりが、どうも落語の後は気が抜けてあきまへん。

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