関西テレビ 18:20
・桂 米朝
・桂ざこば
・月亭八方
・桂きん枝
・桂 南光
・桂 雀々
・桂米團治
・月亭八光
・桂吉の丞
来年1月3日放送の扇町寄席の公開録画に行ってきました。
今日の登場人物は、桂 米朝さん、桂ざこばさん、月亭八方さん、桂きん枝さん、桂 南光さん、桂 雀々さん、桂米團治さん、月亭八光さん、桂吉の丞さんという豪華な顔ぶれ。(あくまで、登場人物です。)
開場前、局の担当さんが「大変お待たせして申しわけありません。でも、今日はこれまでで一番の方がいらっしゃってます。」と言っていたのもわかる。
でも、待たせすぎ。
この前で、1時間立ってたんやから。
(6時20分集合って言っておいて、ホール入場は7時30分。そこから若いAD?の前説があって、7時50分〜8時くらい始まり。)
拍手の練習もして、ようやく口上の始まり。
舞台の幕が開くと、坂田藤十郎さんから贈られたという後ろ幕を背に、下手から桂 南光さん、桂 雀々さん、桂 米朝さん、桂米團治さん、桂ざこばさん、桂きん枝さん、月亭八方さんが並ぶ。
口上の司会は南光さんで、まずは米朝さんから。
左手に包帯を巻いた米朝さん。
「倅のことやから言いにくい。ほんまはほめたらなあかんのやけど、知りすぎてるんで言えへん。
まあ、名前が変わっても人間は変わらへん。失敗も続くとおもうけど辛抱して見ててやってください。どうぞよろしくおたのもうします。」
続いて、雀々さん、「私は入門は1年先輩で、年齢は2つ下、私も続いて「雀団治(じゃくだんじ)」を襲名するのでよろしく。」(そんな名前あるかい!ってつっこみ)
「続きましては、よその一門から、たくさん噺家もおられる中、関西テレビがブッキングしてしまいました。なんでこの方を呼んだんでしょう。上方落語協会の理事である桂きん枝さんです。」
「事務所も一門も違いますが、失敗が多いのは聞いてます。コンタクトレンズの件や、春團治師匠に(今度、春團治を襲名します。)って言ったことなど。でも、50才で、57才の私よりしっかりしてますので大丈夫。」
「続きまして、米朝一門の中で、月亭という大きな大きな名前を名乗っておられる、こちらも上方落語協会の理事、月亭八方さんです。」
「恥ずかしながら、月亭を名乗っております。年も改まりまして、どうぞお許し下さい。」
さてさて、ざこばさん。
入門の日に、饅頭をだしてもらい「いやしい子やと思われんよう」に辛抱してたら、当時幼稚園児だった米団治が「これ、も〜ろたっ」ってとっていき、師匠の奥さんにはざこばが食べたと思われてる。(教訓 ものが出たらすぐ食べましょう。)
「枝雀にいちゃんは天国で見てる。米朝師匠は横で見てて、天国へ行かはる。」
・・・・いろんなエピソードを披露。
で、第一部口上はおしまい。
続く、第二部、落語。1月3日放送のため、演目だけ書いておきます。
(口上のこと、結構書いてるやないかとのご指摘はあろうかと思いますが、だいたいほかのブログとかで書かれてることです。)
まずは、桂吉の丞さん、時うどん(一人バージョン)を。
続いて、桂米団治さん、南座の支配人さんから、10月4日の襲名のタイミングを聞かれ、いろいろ考えたあげく、大阪の日の出時刻にしようとなった。
調べてみると午前5時55分、五代目米団治の「五ならび」でちょうどいい。
演目は、親子茶屋。(良かった、必見。)
続いて、第三部鏡開き。
そろそろ9時前やし、米朝さんはもう帰ったのではと思っていたら、いてはった、いてはった。
最初の7人に加え、八光さんも登場しての鏡開き。
南光さんが「鏡開きいうたら、鏡餅をわることちゃうかい?」というと、雀々さんが米朝さんに「師匠、どない言うんでしょう?」と聞くと「樽、どつくでええんや。」
で、観客にも全員に升酒が振る舞われました。
で、ホールの隅で飲んでいると、お囃子を担当されていたのか桂 千朝さんと桂 米平さんが帰り支度。
これからみんなで飲みに行くんでしょうねえ。
お囃子も合わせると総勢何人の噺家さんを見たのかわからないほどの充実ぶりでした。
(最初の待ち時間がなかったら、もっと楽しい一日になってたのに。残念ですよ関西テレビさん。)
で、O谷さん、N出さんと天満で飲み会。終電で帰りましたとさ。
最近のコメント