文華・福矢・阿か枝 三人会〔08-070〕
天満天神繁昌亭 18:30
・桂雀五郎 手水廻し
・桂 文華 親子酒
・座談会
中入り
・桂阿か枝 牛ほめ
・桂 福矢 皿屋敷
2回目となった3人の会。
隣の課のIさんとIさんのお友達って方とご一緒。
まずは桂雀五郎さん、弟子時代の思い出で、自宅と師匠宅とでカレーがかぶる話。
「インド人やないんですから、、、」
演目は手水廻し。
ゆっくりした間で、ええ感じ。
続いて、桂 文華さん、親子酒。
息子の方のよい方の表現を「ここらで言うと、まるで、白木屋やさくら水産、スーパー百番で飲むような感じの酒」と表現して、自らも大トラ状態、、、で「こんな酔い方で最後まで持つやろか・・・」
座談会
会場からの問いに答えて話を盛り上げるコーナー、こんな問いがありました。
・ 噺家をやめようと思ったとき。
阿か枝 通常、師匠と奥さんの両方を怒らせることはないが、両方を怒らせてしまったとき。
文華 免許をなくしたとき。(師匠の運転手ができない。)
・ 襲名しないのですか。
答えなく、米團治さんの祝儀をいくらにしようか、いつ渡すべきか。とか。
・ 自慢話は。
文華 この夏は娘より休みが少ないこと。
阿か枝 教えに行っている小学生が児童会長になった。今後、政治的な権力が、、、。
・ もう一人加えて4人会にするなら誰を加える。
阿か枝 もう、誰でも。米朝師匠でも春團治師匠でも。
福矢 もう春團治師匠をそんなに使わんといて。9月、10月なんか休みなしらしい。酒もごっつ飲まはるし。このあいだなんか、「大学生が初めてのコンパで飲みました」みたいな飲み方してはるし。
文華 人気やったら、吉弥やなぁ。
福矢 同期やから比べられるんいやや。
・ ネタはどうやって決める。
福矢 まずはトリから決めている。
・ 好きなネタ、嫌いなネタは。
福矢 軽いネタをやりたい。
文華 いやなネタって言うのはある。後家馬子。
・弟子入り希望があればどうする。
・・・・・・
桂阿か枝さん、牛ほめ。
なんだか、乞食の子も○才でおます〜、とか、ナツメ型の手水鉢もなく寂しい感じ。
トリに登場、桂 福矢さん、ガーリックパウダーがしめって、電子レンジで乾燥させようとして近所迷惑になった話をマクラに。
その後、突如「皿屋敷です。青菜やりてぇ」の一言がさっきの「軽いネタ」に繋がるのか。
ちょっと粘るしゃべり方、いやがっている割に十分練れているし、流れるように。
歩き方も大師匠譲りの、、、とまでは言いませんが、情景が十分に伝わる。
いい夏の一日でした。
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