第51回王寺寄席〔08ー058〕
王寺町やわらぎ会館 午後6時45分
・桂そうば 鉄砲勇助
・桂 吉坊 蛇含草
・桂 米平 皿屋敷
・桂 雀松 星野屋
開場1時間前くらいに到着、いつもはあたりをぶらぶらするんやけど、今日はあまりに暑いのでホールのソファで待機。
開場の方から笛の音が聞こえてくる。
6時少し前から受付が始まって、一番にいくと、ちょうど桂雀松さんの到着。
6時過ぎに開場、この時点では20人くらいのお客さんなんで好きな席を選べる。
嫁はんと並んで中央通路沿いの、前から5列目。
二番太鼓がなるが、笛がない。
さっきの練習は何やったんやろ。
例によって、主催者楽笑会の表さんのご挨拶から。
「最近、イケメンがはやっていて、少し前は(味のある顔)が人気、繰り返している。」みたいな話。
また、今回は第51回なので、ここから新たな1回目としてやっていきたいとのこと。
最初に登場したのは、桂そうばさん、福岡出身で自身のHPによると大阪弁をしゃべっているつもりだけど、大阪の人には福岡弁、福岡の人には大阪弁をしゃべっているとおもわれているそう。
ワタシ、そうばさんは初めてですが、なかなか落ち着いた感じで(落ち着いた感じに見せて・・)いい。
よく、信じられないような出来事に遭遇して、人に話すと信じてもらえないことがある。
小学生の頃、カモメにパンをやると、それを松の枝からねらっていたカラスが奪い、なんとそのカラスから、またまた鷹がパンを奪っていった。
(「で、あの〜っ」って口癖でタイミングを計っているのか。)
落語のほうにも、嘘をつきたおすって噺がありまして、、、と鉄砲勇助。
噺は「畜生のあさましさ」まで。
続いて、今日のお目当て桂 吉坊さん。大銀座落語会では、東京の落語家さんは「暑いねっ。」って感じであまり暑さを感じさせず、大阪の落語家さんは「あっついなぁ〜。」って話から。
演目は蛇含草。
「淀の川瀬は水車」はいつ聞いても、ようわからん。どうすんのやろ。
続いて、桂 米平さん、今日、唯一の「味のある」ほうとの挨拶。
マクラで幽霊(と化け物の違い)の噺やから、またまた夏の噺か、、、で皿屋敷。
おおっ、久々に米朝系の皿屋敷。
米平さん、体も手も声も大きく、か細い幽霊はとても想像できないけど、何か賑やかにお祭りにでも行こうかという感じで車屋敷へ向かう。
とても恐くはないけど、これはこれであり。
トリ、桂 雀松さん。
お手かけさん、お妾さんの話から星野屋へ。
軽妙というか、軽やかというか、雀松さんのこのしゃべりが楽しい。
「チンしかあきません。スピッツ、ちわわ、シベリアンハスキーではいけません。」と流れるところが楽しい。
今日の昼、たまたま歩きながら聞いた東京の星野屋とは微妙に設定が違っていて、雀松さんの演じる「おハナ」は若く、現代的で、明るい。
きっとかわいい女性なんやろな。
終了後、二人で王将へ。
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