復活!左らくご〔08ー050〕
ワッハ上方上方亭 午後7時から
・桂ひろば 道具屋
・桂 米左 足上がり
・笑福亭生喬 青菜
・桂 米左 宿屋仇
1年の半分がすぎ、やっと50回目の落語会にH氏と同行。
H氏は米左さんと同じ高校卒で、3年ほど先輩に当たるそう。
(参加予定のY氏は急遽【仕事】のため、参加できず。)
「左らくご」にしては、多くのお客さん。
お手伝いの笑福亭生寿さんが補助椅子をいくつも出して、結局70人ほどか。
まずは、桂ひろばさん。
今日は、繁昌亭の落語講座の受講者がたくさん参加しているそうで、その人達はみんな「道具屋」ができるということを高座に上がる直前に聞かされたとのこと。
「ざこば一門は、理屈ではなく、空気で落語する。」ときっぱり。
ちょっと、「違うところ」で受けていたりして。
続く、桂 米左さん、ひろばさんの高座について、チェック。
上下(かみしも)が切れてないところや、そもそも、米朝さんの本で覚えて演るって、、、って。
いろいろマクラがありましたが、「インターネットには書かないでください。」とのことで、内緒。
芝居の型をいくつか説明して足上り。
多分、今日のお客さんの層では「足が上がる」ってわからないだろう事はわかっていて、でも、あえて説明もしないで。(噺をちゃんと聞けばわかるはず・・・・・ということか。)
さて、続いて笑福亭生喬さん。
ふっくらした、ひろばさんの後に、しゅっとした米左さん、その後にはまたまたふっくらした生喬さん。
ところが、生喬さん、14キロ減量したとのこと。
96キロからなんと、82キロまで。
ハワイのような気候は日本人はすぐに飽きてしまうそう。
日本には四季があって、暑いときには打ち水に風がとおり、庭の緑がみずみずしく、涼しい感じがするもので、、、、、と、青菜へ。
ここでも、上下が気になってしまって、植木屋の奥方が下手の押し入れから出入りするのがちょっと違和感。
生喬さんの話し方は、ワタシ、もう一つで(H氏は大好きだそう。)力強さが、ちょっと力みに感じられてしまうことが多い。
特に、この季節には。
トリ、黒紋付きで登場した米左さん。
「しゅっ」とした感じで涼しげ。
まず、「師匠が健在の頃は、、」でマクラが始まり、演目は宿屋仇。
武家や、武家の奥方、宿屋の若い衆、3人の旅人、ややもすると誰が誰だかわからなくなる登場人物の多い噺を見事に演じ、、、、やっぱり、トリの落語一つで、「今日はええ落語会」やったって思いますね。
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