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2008.06.18

ハタチの文華祭〔08ー044〕

天満天神繁昌亭

桂 文華 ごあいさつ〜二人癖
・林家竹丸 立候補
・桂 文華 阿弥陀池
中入り
・桂 文華 玉すだれ
・笑福亭竹林 近日息子
・桂 文華 影清

予想はしていたものの、やや、マニアックな客層か。
入場して、あたりを見渡すと「文華祭」のTシャツや、日頃の落語会でよく見かけるコアな方々。

緞帳が上がると、スクリーンがセットされてあり、文華さんの子供の頃からの写真とご自身のナレーション。
ほんま、祭りや。

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さて、一席目。
いろいろな癖がみんなにあることをマクラに。
たとえば桂米朝師匠でも膝隠しをいじる(位置を調整する)癖があり、東京のある落語家さんは座布団のふさを指でいじる癖があり、指にもつれてしまって座布団を持ったまま退場した、、、。
演目は、二人癖。

続いて、林家竹丸さん
なんと、竹丸さん、大学時代から文華さんとの交流があって、竹丸さんが神戸大学の落研の会長、文華さんが関学の落研の会長だったとのこと。
文華さんは全国大会で優勝し、そのままプロに。
竹丸さん、サラリーマンをやっていたが落語家の道が捨てきれず、文華さんに相談したところ、「やったらええがな。」の答え。
(せやけど、あのとき酔っぱらってた、、、、)
演目は、立候補。
この噺、その時々の状況に応じて登場人物の名前を変えるだけでも受ける、便利な、けど結構ええ噺。
今日は、推薦人に「小浜(オバマ)君」で、立候補しているのが、まじめで人気がない、人ごとのように話す「福田君」と人気があり前にも会長をしていた「小泉君」。

続いて、桂 文華さん、竹丸さんの紹介したエピソードを引き継ぎ、学生選手権で優勝した時の話。
当時、審査員をしていた笑福亭福笑さんが「何年かやっているプロのよう。」という話を「真に受けて」入門。
そのときに、新聞の取材もあって、変な書き方をされたため、新聞が嫌いになった。
で、「新聞は読んだほうがいいよ。」って話、阿弥陀池へとつなぐ。
「すっと体を交わす」が、「ほらほら、東南アジアにある国」「フィリピン、シンガポール」「いやいや、唯一独立を守り通した国で、教育に力を入れている、首都がバンコク。」には爆笑。

中入り後、文華さんの玉すだれで、芸達者なところも見せ、竹林さんに。
笑福亭竹林さん、例によって「白ヤギさん」のお囃子で登場し、文華さんの一番の人気ネタ近日息子を。
なんと、このネタ竹林さんから文華さんに伝えられたとのこと。
今日は、「俺が本家や」というところを見せますとのこと。
間違え男に、着物を裾をはだけて怒りを表すところなど、おなかがよじれる。

トリ、桂 文華さんで、影清。
ここで、プレゼントされた座布団のお披露目がされる。
縞の着物を着ていたのは、噺の中の定次郎の感動のシーンのため?

最後に、抽選会がありましたが、残念ながら、、、。

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ところで、今日は限定版の文華さんのCDが売られていて、第一集には近日息子、住吉駕籠、第二集にははてなの茶碗、親子酒、第三集にはくっしゃみ講釈、八五郎坊主が収録されている。
3枚とも買ってきて、とりあえず近日息子を聞きながら寝る。近日息子、好きになりました。(なかなか寝られへんかったけど。)

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