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2008年6月

2008.06.28

質屋寄席〔08ー049〕

大質ビル 午後3時から
 ・笑福亭生寿 犬の目
 ・笑福亭生喬 豊竹屋
 ・桂 出丸  質屋蔵
  中入り
 ・桂 文華  青菜
 ・桂 福車  辞世の句


Y氏が、どこからかチラシを見つけてきた、大阪質屋協同組合の主催の落語会。

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この写真、右端の手前の青いシャツの人、文華さんです。
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プログラムには、「今後とも質屋をよろしくお願い致します。」
Shichiyayose
会場は普段会議室に使われている部屋に、ゆっくり目の椅子を並べたもの。
パイプ椅子でなくて、座り心地もなかなか。

お囃子(笛)がすごく乱れていて、右前方のマニアな人たちの苦笑を誘う。
と、仕切りの壁の上から出丸さんが顔を出し、「(間違えたのは)わたしです。」

最初に桂 福車さんのご挨拶。

まずは、笑福亭生寿さんの登場。
今日、開会前に会場でお見かけしたとき思ったのは、やはり、若いなぁってこと。
舞台では、端正な仕草で、滑舌もよく入門して10年以上と思わせるところもあるが、普段の仕草を見た後で舞台を見ると、感想はやはり若いなぁ。(決して悪い意味ではなく。)
演目は、犬の目。

続く師匠、笑福亭生喬さん、東京で舞台のお仕事があったため、40日ぶりの落語だそうな。
今日は落語のリハビリと言うことで、、、。
東京が近くなったといっても、まだまだ文化の違いはあって、、、落語は発生、成り立ちが違って、、あと義太夫の説明をして噺は豊竹屋。
どうも林家染丸さんの寝床のマクラと同じ。

続いて、桂 出丸さん
ネタ出しされていた質屋蔵。
番頭さんや手伝い、何より主のそれぞれの人物像がうまく描かれていて、楽しい。
番頭達が三番蔵を見張っていて、夜中に、つい、うとうとしてしまうあたりで、自身の内弟子時代、師匠が運転する車でつい眠ってしまい、師匠朝丸に「出丸師匠つきました。」といわれたエピソードが織り込まれ、会場と一体感。
今日は、終演後、会場撮影。

中入り後、桂 文華さんの登場。
演目は青菜。
植木屋が自宅へ帰る途中、「あっ、いつも世話になってる質屋さんや。」と突然質屋が登場し、挨拶だけを交わして「いやぁ、質屋さんはみんなええひとやぁ。」

桂 福車さん
新作落語、辞世の句。
去年、一度聞いたことがあるが、だいぶ編集されている。
スマートにはなってるけど、そんなに笑える噺でも、、、、、。
聞かれた方、どうでした?

最後に、福車さんのご挨拶。
出来ればこうした会を今後もやっていきたいとのお話で、幕。(幕はないけどね。)


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2008.06.25

笑いのタニマチ〔08ー048〕

薬業年金会館 6時30分から
 ・桂しん吉 長尾さん
 ・笑福亭仁智 (浦島太郎の子孫の話)
 ・笑福亭純瓶 鹿災難
 ・笑福亭仁智 恐怖の民宿 百物語

6時15分くらいに会場に到着。
すでに座布団はなく、会場の後方席のみ。
それでも、続々とお客さんがやってきて、今回は笑福亭智六さんが膝送りのお願いに。

例によって、笑福亭仁智さんのご挨拶から。
仁智さん。最近、医者で血圧を測ったところ、なんと180もあったので、もしかすると今日が最後の舞台になるかもとのこと。

まずは、桂しん吉さんの長尾さん。
一度聞きたいと思っていた新作落語。
スーツでの登場し、羽織を脱ぐように上着を脱ぐと聞いていたので、それを楽しみに。
う〜ん。噺自体はイマイチ、かな。
所々のギャグはおもしろいけど。
「ごめん、遅れて。めっちゃ混んでてん。」
「車か?」
「いや、地下鉄の車内が混んでてん。」

続いて、笑福亭仁智さん
浦島かずおという浦島太郎の末裔が、竜宮城を荒らす鮫、ピラニア、ブラックバス、越前クラゲなどと戦う噺。

次に登場した笑福亭純瓶さんがかわいそうだったのは、さっきの仁智さんの噺を聞いていなかったこと。
鶴の恩返しネタの小話を仕掛けたものの、さっき仁智さんがしたところ。でも、純瓶さんは聞いていなかった。
これがないと、時間が持たないといいながら、鹿災難へ。

さてさて、お待ちかね。
トリの仁智さん。
ペンションリゾートヴィラ・レイクサイドという名前の木造平屋建て築100年の民宿にやってきた二人。
うち一人は「リゾートヴィラ・レイクサイド」を「自動扉屁臭いぞ」と聞き間違えるほどのボケ役。
施設はテニスコートは「5面」でなく「(ないので)ごめん」、ボウリング場ではなくボーリングの作業。
おまけに、夜中に停電になる。
停電になったらろうそくを1本ともし、百物語をしようという話で、会場内の照明を落とし舞台のろうそく1本で噺は進む。
ここからが、仁智さんの噺の真骨頂。
怪談の連発。爆笑の連続でした。

(メモ)
・みさき公園で捨てた子供
・私、リカちゃん
・靴の裏のガム

2008.06.22

安養寺寄席〔08ー047〕

安養寺寄席 JR大和小泉安養寺

笑福亭たま 動物園
・笑福亭たま 口入屋
・笑福亭たま 高津の富

いつも、嫁はんと出かける地元での落語会。
ねたのたねでは、「※近所でお葬式があった場合は延期されます」ってなっているので、念のため朝から安養寺に電話をして、落語会の開催の有無(=近所のお葬式の有無)を確認する。

で、午後1時の開会と「ねたのたね」にかかれていたので、12時30分くらいに着く。
嫁はんと待っていると、どうも雰囲気が違う。落語会がある感じではなく、人もいない。

12時40分くらい、やっと一人やってきて「1時ですよね。」と確認すると、「たまさんのホームページでも1時になってましたよ。」とのこと。
5分ほど待つが誰も来ない。

携帯で「ねたのたね」にアクセスして、安養寺の電話番号を調べ再度電話確認すると、なんと、午後3時からとのこと。「まだ、たまさんもこられてないですけど、何やったら、部屋開けましょうか?」とのお答え。「いえいえ、出直します。」

もう一人の方も地元(徒歩圏内)でよかったけど、大阪からきてたら、もう帰ってるやろね。

いったん出直し。

会場は、よくある前半分が座布団、後ろが椅子席で、今日はあんまり極端に座布団に座っている人が少なかったため、開会直前、座布団席をへらし、順次前に詰める。

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お寺のお堂なので、窓をあけると涼しい風も入ってきて、軒が大きいので雨も降り込まず、まずまず。

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まず一席目、会場には小学生くらいの子供もいたためか、演目は動物園。
羽織のひもには、ビリヤードの玉が。
実は、宿替えをやろうと考えていたが、パキスタンでコーランを燃やしたため死刑になった人がいた。
隣の仏壇の仏様ののどから釘が飛び出るような恐ろしい話をすると、銃殺にされるかもしれないとの理由で、動物園。
園長さんは竹内さん。

二席目、口入屋。
いやいや、子供居てるって。
そんな夜ばいの話。
でも、こういう話、CDではわからんもんね。やっぱ、ナマでしょ。
三席目には、皿屋敷をやろうと考えてきたが、最近、大和郡山の売り場でロトの6億円が出た(それも二回目)、とのことで富くじネタ、高津の富にしようかとも考えている。
この口入屋の反応で決めます。とのこと。

休憩後、三席目。
高津の富。
二番富を当てると言っている男に工夫がされていて、
「人間には、想像というものがおまんね。何すると思いなはる?」
「ほんなら、大阪中の土地を買うて、、、、」
「勝手なこと、言いなはんな!」

「もし当たらんかったらどうしまんね。」
「高津さんに火をつける。」
「そんな、無茶な。」
(やや間があって、一番富を当てたひとが高津宮にやってきて、、、、)
「えらい人出でんなぁ。」
「今日は富くじと、、、ボヤがありましてん。」

昨日の高津の富とは違った切り口の噺で、「かぶってしもた感」もなく、楽しい落語会でした。
次回は、11月頃の開催予定だそうです。


2008.06.21

第26回みんな八天の会〔08ー046〕

玉初堂ビル6階・アネックスホール 18時〜

・桂三四郎 大安売り
・月亭八天 青菜
・桂 団朝 近日息子
・月亭八天 高津の冨

最近、ちょっと気になっている噺家さん、月亭八天さんのいわゆる地域寄席って分類の落語会。
中央図書館から歩いたけど、ちょっと時間調整がつかず、5時に入場。
もちろん、一番乗り。
そのおかげで、いろいろ写真が撮れました。
(写真は、正銘のあたり具合を見る、、、見られる三四郎さん。)
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まずは桂三四郎さん
三四郎さんも、修業の厳しさの話をマクラに。(今日は、妙にかぶってます。)
「ああ見えて」厳しい師匠だそうです。
演目は、大安売り。
何度か聞いてますが、今日は多分一番いい出来。

続いて、月亭八天さん。
私は「晴れ男」で、今日は見事な梅雨の中休み。
いろいろな夏の過ごし方があって、今ならクールバスクリンかなんかの風呂に入って、阪神の野球中継を見て、、、。
ところで、今の阪神って、サスペンスドラマを見てるよう。首位を走ってながら、何となくこわい、スリルがある。
昔なら、風鈴、すだれ、庭の打ち水、、、、で、青菜に。
植木屋さんはわさびを食べたときに、「グーッ」って最近のお笑いネタをしたり。

次に、桂 団朝さん
一門の内輪ネタをマクラに。
五代目の米團治襲名は大丈夫なんでしょうかって話。
携帯を忘れ、テレビのリモコンを持ち歩いたり、ヘアムースの代わりにシェービングクリームを持ち歩いたり、リップクリームとスティック糊を間違えて使っていてもわからなかったり、、、、そら、師匠米朝も骨が折れるわ。
楽屋での話で、何か、2〜3日中に新聞にのるような出来事があったらしいけど、教えてもらえませんでした。
演目は、近日息子。
ちょっと、最近、近日息子にはうるさいですよ。ワタシ。

間違え男は、パルナスのピロシキを風呂敷と間違えたり(どっちも包んであげる)、心筋梗塞をいんきんと間違えたりのパワーアップ。
作次郎はあわてて買ってきた棺桶を、焚きつけにしてしまうよう叱られるが、「焚きつけにするのはお父っつぁんが入ってから、、、。」
全体にパワーアップしている登場人物たち。

さてさて、トリの月亭八天さん。
最後の演目は、高津の富。
富くじの読み上げでは、八天さんのええ声が会場中に響き渡り、やっぱりちゃんと稽古してはるんやなぁって感じ。
次回は10月18日(土)の予定だそうです。

で、森ノ宮から鶴橋へ向かう、、、、徒歩で。

二十一日寄席〔08ー045〕

一心寺南会所 12:30〜

・笑福亭喬介 阿弥陀池
・桂雀五郎 宿替え
・桂 福矢 代書

梅雨の中休みか、昼前から日差しも強くなった一日、近鉄上本町からとぼとぼと一心寺南会所へ歩く。
日差しもあるが、湿度が高く、汗でだくだく。
土曜日ということもあってか、いつもより多くの入り。

まずは、笑福亭喬介さんの登場。
最初の登場なのに、なぜか、座布団を気にして折り目(唯一繋がっている方向)を客席側に。
最近、年季明けしたところで、修行が厳しかったこと、、、、っと、これは師匠には内緒とのこと。
ネタにはいるが、最初にとちりやり直し、、、、たことも師匠には内緒なのでここには書きません。
演目は、阿弥陀池。
いろいろな工夫があって、楽しい。
「ほたら、男の坊さん西宮。」だけでなく、「おカマの坊さん、玉造」や、「東の辻の魚屋」では、「人のブリ見て、我がブリ直せ。」
続く雀五郎さんには、「見台はいらないから。」といわれていたのに、わざわざ見台を準備し、後で撤収する。
そうは見えなかったが、緊張して・・・・?

続いて、桂雀五郎さん
珍しくマクラがあって、いまの喬介さんと同じような年季明けの頃、自宅を出て一人暮らしを始めるときに、部屋を探していたときの話。
市内都島区で桜宮徒歩7分のマンション、築15年のワンルームマンション、ユニットバス、クーラー、ミニキッチン付き、エレベーターもあるマンションで、家賃が29,500円!
借家怪談のような話で、念のため契約前に確認したが、どの部屋も同じ家賃とのこと。
全室が同じなら、仮に幽霊が出ても全室同じなので、安心、、、ということで、契約したとのこと。
演目は、宿替え。
引っ越しの荷物をまとめるところでは、漬け物石は大阪城からとってきたモノになってる。
いつもはマクラの少ない(ない?)雀五郎さんですが、今日のマクラは、前に出た喬介さんの年季明けの時期にも合ってるし、ネタの宿替えにも合ってるし、秀逸。

さてさて、トリの桂 福矢さん
福矢さんも、喬介さんの年季明け記念か、自身の修業時代の話を。
こうした修業って、噺家以外には相撲取り、歌舞伎、、、、あと、暴力団くらいかって。
昔は字が書けない人が多かったって話から、さてさて、向こう付けか?それとも、手紙無筆かって思ったけど、代書。
自由な(?)代書で、怒った代書屋は最後には印鑑を「ボキッ」と折ってしまうし、「ぼた餅86個で、新聞に写真入り、これもってどこへでもいけ〜!」って。
履歴書を頼みに来たのは河合浅治郎(もちろん二代目春團治)やけど、多分春團治さんは絶対にやらないパターン。

1,000円の落語会に満足して、中央図書館に向かう。
ここから、1時間くらい?・・・・徒歩で。
中央図書館ではCDを返し、次の落語会、森ノ宮へ向かう・・・・徒歩で。

2008.06.18

ハタチの文華祭〔08ー044〕

天満天神繁昌亭

桂 文華 ごあいさつ〜二人癖
・林家竹丸 立候補
・桂 文華 阿弥陀池
中入り
・桂 文華 玉すだれ
・笑福亭竹林 近日息子
・桂 文華 影清

予想はしていたものの、やや、マニアックな客層か。
入場して、あたりを見渡すと「文華祭」のTシャツや、日頃の落語会でよく見かけるコアな方々。

緞帳が上がると、スクリーンがセットされてあり、文華さんの子供の頃からの写真とご自身のナレーション。
ほんま、祭りや。

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さて、一席目。
いろいろな癖がみんなにあることをマクラに。
たとえば桂米朝師匠でも膝隠しをいじる(位置を調整する)癖があり、東京のある落語家さんは座布団のふさを指でいじる癖があり、指にもつれてしまって座布団を持ったまま退場した、、、。
演目は、二人癖。

続いて、林家竹丸さん
なんと、竹丸さん、大学時代から文華さんとの交流があって、竹丸さんが神戸大学の落研の会長、文華さんが関学の落研の会長だったとのこと。
文華さんは全国大会で優勝し、そのままプロに。
竹丸さん、サラリーマンをやっていたが落語家の道が捨てきれず、文華さんに相談したところ、「やったらええがな。」の答え。
(せやけど、あのとき酔っぱらってた、、、、)
演目は、立候補。
この噺、その時々の状況に応じて登場人物の名前を変えるだけでも受ける、便利な、けど結構ええ噺。
今日は、推薦人に「小浜(オバマ)君」で、立候補しているのが、まじめで人気がない、人ごとのように話す「福田君」と人気があり前にも会長をしていた「小泉君」。

続いて、桂 文華さん、竹丸さんの紹介したエピソードを引き継ぎ、学生選手権で優勝した時の話。
当時、審査員をしていた笑福亭福笑さんが「何年かやっているプロのよう。」という話を「真に受けて」入門。
そのときに、新聞の取材もあって、変な書き方をされたため、新聞が嫌いになった。
で、「新聞は読んだほうがいいよ。」って話、阿弥陀池へとつなぐ。
「すっと体を交わす」が、「ほらほら、東南アジアにある国」「フィリピン、シンガポール」「いやいや、唯一独立を守り通した国で、教育に力を入れている、首都がバンコク。」には爆笑。

中入り後、文華さんの玉すだれで、芸達者なところも見せ、竹林さんに。
笑福亭竹林さん、例によって「白ヤギさん」のお囃子で登場し、文華さんの一番の人気ネタ近日息子を。
なんと、このネタ竹林さんから文華さんに伝えられたとのこと。
今日は、「俺が本家や」というところを見せますとのこと。
間違え男に、着物を裾をはだけて怒りを表すところなど、おなかがよじれる。

トリ、桂 文華さんで、影清。
ここで、プレゼントされた座布団のお披露目がされる。
縞の着物を着ていたのは、噺の中の定次郎の感動のシーンのため?

最後に、抽選会がありましたが、残念ながら、、、。

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ところで、今日は限定版の文華さんのCDが売られていて、第一集には近日息子、住吉駕籠、第二集にははてなの茶碗、親子酒、第三集にはくっしゃみ講釈、八五郎坊主が収録されている。
3枚とも買ってきて、とりあえず近日息子を聞きながら寝る。近日息子、好きになりました。(なかなか寝られへんかったけど。)

2008.06.16

第22回紅雀と阿か枝〔08ー043〕

ワッハ上方4階上方亭
・桂 三幸 桃太郎
・桂阿か枝 時うどん
・桂 紅雀 ガマの油売り
・桂 紅雀 花色木綿
・桂阿か枝 千両みかん

Y氏と待ち合わせての紅雀と阿か枝、よく来ているK氏は欠席で、H氏が来場。

最初に登場した桂 三幸さん
「今日はコギャルのお客さんが多くて、、、コギャルって言っても古ギャルですが、、。」
マクラで、以前も聞いたけど繁昌亭カードでのプレゼントが当たった話。(三枝会長のサイン入り色紙)
演目は桃太郎。

続いて桂阿か枝さん
6月10日は時の記念日だそうで、阿か枝さんの地元、明石市では時のウィーク寄席など「時の大切さを訴えた」イベントがたくさんあるとのことで、時うどん。
「あんたも一杯つけまひょか〜ぁ」とか「毎晩来るさかいなぁ〜」に、師匠桂文枝さんの雰囲気があって、ああ、なんかええ感じ。

続いての桂 紅雀さん
この会は(以前の)太融寺の頃から続いていて、今度、新しく「キタの紅雀と阿か枝」をやるがそのチラシ、料金が1,000円。
もう1,500円でもええやろって話をしていて、新しく会を始めるというのはちょうどええタイミングやったのに。これで当分、1,000円になってしまう。
あと、最近あちらこちらで話をされているらしい「猫」の話題。
演目はガマの油売り。
油売りの口上は、よく練れていて、お見事。
ちょっと酔い加減には「どうっ?」ってところもあるけど。

引き続き、桂 紅雀さん。
最近は凶悪な犯罪が多いが、落語の世界では「まぁまぁと許せるような犯罪が多く」と花色木綿に。

最後には、桂阿か枝さん、船場の商家では跡取り息子が大事で、、と千両みかん。

Y氏、H氏と三人では久々の王将へ。

2008.06.15

どぜう寄席〔08ー042〕

天満天神繁昌亭

・林家市楼 江戸荒物
・桂歌之助 七段目
 中入り
・桂 米輔 悋気の独楽
・旭堂南海 山内一豊の妻
・桂 米二 茶の湯

川柳の会が主体になっている落語会で、日曜の朝だというのにほぼ満席か。
繁昌亭のアナウンスが、「こてこて大阪弁」から「あっさり現代風大阪弁」に変わっていた。

最初に登場した、林家市楼さん
江戸荒物。
よく聞く、「桂」の系統とは違うのか。
「ザルでもって天秤棒でもって、一貫二貫三貫・・・・・」って言うのは「のり」を買いに来た時に答える言い方らしい。
鶴瓶縄を買いに来たのは、横町の長谷川さんの女子衆。

つづいて登場した、桂歌之助さん、あれっ、ちょっとやせたみたい。
演目は、七段目。
「女声」は桂歌之助さんらしい声。

中トリ、桂 米輔さん
涼しげな羽織で、かわいい子供の声もなかなかで、悋気の独楽を。
「女の鼻声は値千金、男の鼻声は、、、、梅毒」

中入り後、登場した旭堂南海さん
山内一豊の妻(という演題でいいのかどうか。)
ええ声です。
江州長浜、今で言うなら黒壁スクウェアのバス停の横、固焼きせんべい屋のレジの横あたり、、、。
一豊「ああっ、馬さえあれば、、、、最初で最後の望み、、、」
妻「一生に一度? ファイナルアンサー?」

トリの桂 米二さん、「例の」オークションに出ていたサイン色紙の話題をマクラに、茶の湯。
先輩、米輔さんをたてるような紹介の仕方など、ちょっと気を遣っていたのか?
でも、余裕のトリ。

混んでいる落語会では、聞いているだけでも結構、ハードで、午後、予定していたたまのフレンドリー寄席は欠席しました。

2008.06.14

島之内寄席~六月席~〔08ー041〕

ワッハ上方5階ワッハホール

・桂しん吉 眼鏡屋盗人
・林家うさぎ 腕喰い
・笑福亭晃瓶 始末の極意
・桂 都丸 ねずみ
  中入り
・桂 枝光 紙入れ
・桂小春團治 大名将棋

ちょっと落語会にも間があいてしまったか。
なんか、久しぶりの感じ。
入り口で、林家染雀さんの出番は代演になるらしい、、、とだけ横目で見て入場。
13時40分ぐらいに入場。Y氏の姿を見つけて前から8列目くらいに座る。

まずは、桂しん吉さん、眼鏡屋盗人。
誰かの独演会ならともかく、入門10年を超えたしん吉さん、こんな早い出番で。

さて、代演は誰かと思っていると、「ソソラ ソラ ソラ 兎のダンス」のお囃子で、林家うさぎさんの登場。
染雀さん肝臓病で入院とのこと、大丈夫なんでしょうか。
ひとしきり染雀さんにまつわるエピソード(「嫌いではないけど、好きにはなれない男です。」って。)をマクラに腕喰い。
もしかして、別ネタをかけるのかとも思ったけど、そこは一門。

次に、笑福亭晃瓶さん笑福亭鶴瓶さんの弟子なんで若いと思ってたけど、もう48才。入門24年の中堅どころです。
演目は、始末の極意

続いて、桂 都丸さん、先週、ポリープの手術を受けたところというのを知っていたので、どうなのかと思っていたけど。
演目のねずみの舞台は岡山でした。

中入り後、桂 枝光さん
今日もハイテンションで、紙入れ(紙入れ間男)。

トリ、桂小春団治さん
マクラでは、「師匠」の呼び方から、いっときのフィリピンパブで働く女性は「こんにちは」よりも「ありがとう」よりも「社長」「あなた、すけべ」という日本語を教えられるという話で、演目は大名将棋。

2008.06.06

さようなら厚生年金 笑福亭福笑独演会vol23〔08ー040〕

厚生年金会館 ウェルシティ大阪
笑福亭たま ドーベルマン刑事
笑福亭福笑 千早ふる
笑福亭鶴笑 パペット落語
笑福亭福笑 はははぁ家族
中入り
笑福亭福笑 軒付け

Kousei

Koseinennkin

mixiの福笑ファンクラブで、今日の独演会のチケットがあるとの情報。
急遽行くことにして、りえ753さんにチケットを譲ってもらう。
チケットは受付に預かってもらい、それで入場するってシステム。(う〜ん、便利。)

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先ずは、笑福亭たまさん
「今日の厚生年金会館では、【中】ホールで、フォーリーブスのコンサートがあり、ここ、【大】ホールでうちの師匠福笑の独演会です。
世間では、いろんな事件が起こっていますが、私の方は火曜サスペンスを落語にしたような噺を。」
ということで、演目は、ドーベルマン刑事。

続いて登場、笑福亭福笑さん
「いくつか空席があるものの、私ごときのためにこんなに多くのお客さんが来ていただいて。もうちょっとがんばって空席を埋めたいけど、先に厚生年金なくなってしまうし、、、。」
と辛口のマクラで始まる。
帰り、四つ橋まで帰ったらもうへとへとになると、爆笑を保証(?)
まずは、千早ふる。
なんやろなぁ。何度聞いても爆笑。

続いて、「どんが〜どんがらがった〜 く〜にまつ〜さまのお通りだい」のお囃子で、笑福亭鶴笑さんの登場。
いきなり、「それでは、古典を。お〜い、定吉〜!」(うそっ、まさか鶴笑さんが、古典?)
と始まるも、「嘘、嘘!そんなんやりまへんでぇ。」
「普通、独演会いうたら、春團治師匠とか、米朝師匠なんかのゲストを呼んで、、、、今日ら、福笑兄さん、弟子と弟弟子だけ、、、、」
パペット落語で、ゴジラ対ウルトラマンと(芋虫が蝶になる話)。

さて、続いて福笑さん。
あれっ、着物は着替えてへんなぁ。
演目は、はははぁ家族。
葬儀屋さんと同じ型の、家族のドガチャカを笑いに。
「それでは、賛美歌24番を歌います。あなたからっ、メーリクリスマスッ」には笑った。(ずっと笑ってるけど。)

中入り後、福笑さんの軒付け。
このあたりでは、会場もだいぶ疲れてきて、確かに四つ橋まで歩くだけでへとへとになりそうな状態。
福笑さんも、三席目でだいぶ疲れているはずなのに、紙屑屋のてんさんは飛ばす飛ばす。

【今日の教訓】落語会は一日に2回まで。ただし、福笑さんは禁止。

今日は、初めての噺家さんがたくさん見られて充実した一日、ぐったりの一日でした。

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花月花形寄席〔08ー039〕

花花寄席 うめだ花月シアター
笑福亭智之介 動物園
林家染弥 癪の合薬
おしどり
桂 三歩 宿題
桂 三扇 転失気
桂つく枝 時うどん

Kagetsu


いつかはいってみたいと思っていた花花寄席
できれば、開放感のある金曜日にと考えていたので、今日、休暇をとり、上司(落語好き)に内緒で出かける。


梅田花月に12時頃到着し、当日券2,000円(前売り1,800円)だけど、花月の前で配っているビラを持って行けば1,800円。(無料招待もある。7月まで60才以上先着10名。)
梅田花月の舞台は、テレビなどでもたまに映るけど、例の、延々と地下に降りていく劇場。
客席には、15名程度のお客さん(ワタシ含む)。多分、無料招待の60才以上の人もいてはるので、正味有料のお客さんは10人程度か。

Umeda


Kagetsu2

まずは、笑福亭智之介さん
さわやかなレモンイエローの着物に黒い羽織、羽織の紐は赤。
演目は動物園。
トラになる男は、アルバイト募集の張り紙で応募してくるという設定で、短い時間にまとめるための工夫がされている。
ワタシ、智之介さんの落語を聞いたのは初めてで、「笑いのタニマチ」で、膝送りの依頼に出てきたところしか知らないけど、いい声で。
智之介さん、神戸の方で落語会をされているらしいけど、神戸まではなかなか行けない。
いつか、ゆっくり長めの噺を聞きたいですね。

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花月では、こうするのか。って思ったのが、お茶子さんが男性で、それも「黒子」の装束。
なんか、どう?

続いて、林家染弥さん
あれっ、以前よりちょっと太った?
もうちょっと二枚目でスリムな感じがしてたけど、、、、、。
演目は、癪の合薬、上方では3人しか演る人がいないとのことです。(ちょっとうれしい。)
東京では、「やかんなめ」というお題で、これを聞くと、ああ、あの噺かと思う方も多いでしょうが。
オチは「まだ漏れるほどではございません。」

照明が落とされ、真っ暗な中で舞台の設定(高座を取り除く)。
で、登場したのがおしどりのご両人。
歌にあわせて針金細工を、、、、ってな説明はここではしません。
でも、おみやげをもらったので、見て見て。


日常生活の小さな不満を「小満」といい、小満を歌いこんだ、「コマンタレブー」。
リクエストでは、「ドラえもん」と「招き猫」。
それらを作っている間の「シャンソン風ドラえもん」は情感のこもったいい歌ですね。

続いて、桂 三歩さん
宿題。
宿題を教えてくれる新入社員は岡山県出身で広島大学出の山口賢ってあたりが三歩さんの工夫か。
まあ、もう何度も聞いてるので。

中入り後、桂 三扇さん
三扇さんも桜宮寄席でお見かけしたくらいで、落語は本日初。
マクラの、「はっはっと笑うと、幸せは(はっは)で、64パーセントになる。しくしくしていると(しく)で36パーセント、ちょうど100。」
演目は転失気。

トリ、桂つく枝さん。時うどん。
うどんの食べ方はさすがです。
ホンマ、見とれるくらい。
翌日のうどん屋には、「もう、お金もよろしぃわ。」っていわれるくらいの気味悪さ。

1時開演、ちょうど3時終了でした。
普段、ワタシの行く落語会ではお見かけしない噺家さんがたくさんみられたし、ちょうど予約の団体さんがいない日で、ゆっくり楽しい午後を過ごしました。


Umeda3

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