第45回あがき~一、余力を残すこと。〔08ー028〕
昨日のウォーキングも中止になったし、連休も終わりやし、さて、どっか落語でもいこか?って感じで、昨日の夜メールで予約した「第45回あがき~一、余力を残すこと。」
まずは、笑福亭鉄瓶さん。
ひどい花粉症だそうで、花粉症同士は知らない人でも仲良くなれる。
また、鉄瓶さん、今年のテーマは「知らない人とお話をする。」で、電車の中で見かけたひどい花粉症のお父さんと話が弾み、、、、、と話が佳境に入ってきたところで、今頃入場してくる客がいる。
もう、気分台無しや。
なんやもあいつ、中年のくせに半ズボンはいて。
演目は田楽喰い。
(別名、"「ん」廻し"ともいうネタで、田楽を食べるのに、"味噌をつける"といって縁起が悪いので、「ん」のつく言葉を言えば、その数だけ食べられるって話)
仲間の一人が、「俺は歌でええか?」「おお、ええがなぁ」「海は広いな大きいな〜。」(「ん」は出てきません。)
「俺かて歌でええか?」「やってみいな」「で〜んでんむ〜しむし〜かた〜たつむり〜(自慢そうな顔)おまえのあたまはどこにある〜。つのだせ、槍だせあたまだせ〜。」(最初の二つだけ。)
続いて、桂歌之助さん、新作落語。
しばらく「あがき」を欠席していたので事情がわからなかったけど、これまでアンケートで主役やテーマを決めてきたという新作落語。
総理大臣が急遽孫の面倒をみなければならなくなった。で、視察に行く保育園に孫を預けて、、という噺。
中入り休憩、この間にさっきの新作の演題を会場からアンケートをとる。
アンケートをとっていたり、お茶子をしていた若い男の子、多分、新入門の落語家さんだろうけど、、、、誰?
中入り後、桂歌之助さん。
祝いのし。
「ほんに、甲斐(貝)があったわ。」
こういうネタは、誰につけてもらうんやろうって、ずっと考えてました。(あんまり演るひといないやんか。)
続いて、桂しん吉さん。
師匠、桂 吉朝さんに入門するときの話。(以前聞いたことがあって、たしか、ここにも書いたので書きません。)
演目は遊山船。
「あれは、大屋形。」「おまえが金借りにいくとこ。」「あれは親方や、いらんとこで恥辱をあたえるな。」とか、「舞子か、芸しゅうの芽生え。」とか古い表現がいっぱいあって、楽しい。
恥辱なんて言葉を使ってたりすると、あとの「1本!ラムネが。」で、つい笑ってしまう。
(玉子の巻き焼きは川に流して鯉なんかの餌にして、魚が集まってきて餌を啄むのを楽しむって趣向なんだそうです。)
トリ、歌之助さん、へっつい幽霊。
発音は正しく「へっつい」だけど、幽霊(からっけつの八蔵)と勘当された若旦那(作次郎)の違いがわからなくなってきた。
エレベーターがいっぱいになったので、H氏とは7階で別れました。
(H氏が登場したん、わかりましたか?)
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