もんぼう寄席〔08ー027〕
ゴールデンウィーク後半初日のお天気は、朝からお出かけ。
大阪市の天王寺図書館、中央図書館に行き落語関係をあさる。
難波から西長堀、西長堀から大阪駅前ビルへと歩き、駅前第2ビルでJRの昼トク切符(320円)を買い、京都へ向かう。こうすると、自宅から近鉄で京都へ行くよりやすくあがる。
(参考 鉄っちゃんY氏のアドバイス)
※ちなみに、「あがる」は安い場合、高い場合には「高くつく。」といいます。
「安くつく。」っていうのは日本語の間違いですんで、ご注意を。
で、京都駅からまたまた徒歩で聞法会館へ。
聞法会館は西本願寺の宿泊施設(宿坊?)で、半ば公共的なお安い施設。
で、落語会自身も前売り(予約)1000円。
ネタ出しなしの落語会で、チラシには桂雀五郎、桂 米二、桂 小米、中入り桂 米二とだけ書かれてある。
会場は三百数十人収容のホールで、ほぼ満席。
客層は、世代的にはやや高いか。地元京都の方中心(であろう)の会。
まずは、桂雀五郎さん。
青緑の鮮やかな着物で登場。
話し出したところで手水廻しだと気づき、「ああ、またか。」って思ったものの、そのあきらめ感は覆される。
ゆっくりとした「間」で、ズク念寺の和尚も登場させず、和尚に絵を描かせるなど噺自体も大胆にブラッシュアップ。
今までの平板さがなく、メリハリのある手水廻しに仕上がっていて、ちょっとした驚き。
お客さんのノリにも助けられているのかもしれないが、雀五郎さん、なかなかやるやん!
続いて、桂 米二さん。
米朝師匠が昔から、55才で死ぬって言っていたので、これまでも、よく米朝が死ぬ夢を見たが、もう今年83才になる。ってなマクラから天狗裁き。
次に、桂 小米さん。
たしか以前にも聞いた病気のマクラから、噺も以前と同じ夏の医者。
トリに登場、米二さん。
マクラで、浄瑠璃を練習していたって話があり、寝床かとも思ったが猫の忠信へ。
今日のお客さんは初めて聞く人が多いだろうし、また、それ以上に受ける。
次回のもんぼう寄席は11月1日(土)だそうです。
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