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2008年2月

2008.02.17

あべの寄席〔08ー015〕

昨日に引き続き、Y氏と同行。
開演15分前に着くとすでに会場は9割以上の入り。
Y氏の姿も見えず、やむなく後ろから3番目の席に着く。
コートを脱ごうと立ち上がると、はるか前方にY氏の姿が。隣の席をキープしていてくれていたので、移動。

今日は、ネタ出しもないので久々に演目当て勝負でもしようかという話になり、ワタシはときうどん、池田の猪買い、米上げ笊、○○俥。
Y氏は初天神、親子酒、不動坊、牛ほめ。

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まずは桂 雀太さん、例の会場の注意事項から演目は天狗さし。
ワタシ、はじめに「天狗さし」って書いていたのに、最近、雀太さんがよくやっているのを知っていたので、「今日は違うやろっ」ってことで書き換えました。
「堺筋八幡筋ちょっと西入った北っぺり」覚えてしまうわ。

続いて、桂しん吉さん。
マクラで、中学校に進路指導(職業紹介)に行っている話で、子供にはいろいろ可愛いのやそうでないのがいるという話から、ちょっと時季外れですがとの注釈付きで初天神に。
まさか、2月もバレンタインを過ぎてから初天神とは。意外でしたね。
向かいのおっさんに話しに行くあたりで、妙に上下(かみしも)が違い、とまどいました。
話は飴屋からみたらし屋まで。
「衛生に悪い」とか「巡査に怒られるで。」のフレーズもなく何となく違和感が残る話でした。

次に、お待ちかね、桂雀三郎さん。
「藪医者って言うのは、風で藪が動く、風邪で動くということで藪医者という。」って話を説明され、会場一同が納得した後、「よそ行って言わんように。へーきで嘘をつきますから。」
演目はちしゃ医者、「よっとさのこらさ、たっぷん。」

トリに登場、桂 雀々さん。
黒紋付きで登場し、まずは業務連絡。
落語会終了後、CDや扇子の販売があり、買ってくれた方には堅い握手、女性には熱い抱擁をプレゼントとのこと。
演目の不動坊、正直、今日はイマひとつ。
何か乱暴な展開で、これでもかと引き込むパワーは感じるが、どうも乗り切れない雀々ワールド。
ところどころ、その力技で笑いはあるが、乗り切れない。
う〜ん、消化不良。
オチは、「さいぜんまで、中に浮いてました。」

2008.02.16

笑ろう亭あさひ寄席〔08ー014〕

まずは笑福亭松五さん、手水廻し。
何度か聞いたはずのネタ。
前座らしく、マクラも少なめに基本に忠実な高座。
「ゲップ」のタイミングがよく、つい、一緒に言ってしまいそうな。

続いて、桂こごろうさん。
地域寄席を踏まえた自己紹介やちょっとオーバーめのアクション。
最近は不景気で、、、節約が、、、○○したつもりの貯金、、、。
で、「つもり」「つもり」って言葉をうまく客の耳に馴染ませておいて、書割盗人。
そら笑うわ。

次に桂 春若さん。
お茶子役の松五さんが見台、膝隠しとお茶を持ってくる。
(例の)落語家は(ホンマは)儲かる。なぜなら一高座で出演料が(仮に)1万円として、時間給は3万円、日給なら20万円程度、それを月給にすると500万円。年収なら、ゆうに6000万円になるというマクラによく似た話がNHK「ちりとてちん」に使われていたというマクラ。
演目は鴻池の犬。
クロが体を冷やさないよう温めてもらう「ホットドッグ」や、う巻きが船場吉兆からの仕出しだったとか。

落語の部のトリは、笑福亭伯枝さん。
大阪のおばちゃんはよく笑うというマクラで、千林商店街では胸にヒョウやトラの顔が書かれた服を着たおばさんが多く、まるで動物園のよう。
でも、ヒョウの顔の模様の服を着ているおばちゃんの顔はイノシシだったりする。
演目はへっつい幽霊で、へっついの説明をしている間のアクセントはへっついだったけど、ネタにはいるとっついになっていて(これがただしい大阪弁らしい)聞かせる噺になっている。
幽霊との博打のシーンでは「ファイナルアンサー」などくすぐりつつ、たっぷり楽しませてもらいました。
中入り後には、舞台設営を変更して海原はるか・かなたのご両人による漫才。
テレビとは違う面も見られたり、おトク感たっぷりの800円、2時間半でした。

あさひ寄席はおすすめです。(ワタシ的には電車賃がけっこうかかる。)

で、Y氏と王将へ。
☆この間、おいしかった餃子の大根おろし和えポン酢風味がなくなっていた!


島之内寄席〜二月席〜〔08ー013〕

今日は、久々のダブルヘッダー。例によってY氏とご一緒。
最初に、森乃石松さん。
誰かが言っていたが(桂 三金さん)、体調を崩して「ゲキ太り」。
自称、上方落語会の太田房江。(いま、この時期に太田房江ってどうなん。タイミング外れも甚だしい。)
演目は、無いもん買い。
古着屋と、魚屋まで。

続いて、桂 春菜さん。
最近、墓参りにいって(瓶成さんと、南海さんと)【浜田家】の墓の掃除をしているつもりが、隣の墓を掃除していたとのこと。
「♪私のお墓の横を洗わないでください〜♪、そこに私はいませ〜ん。眠ってなんか〜いませ〜ん。♪」
って、替え歌がはやったらしい。
例の、文楽の話(国の補助金がはいっているみたい)から、ぜんざい公社へ。
春菜さんのぜんざい公社、もう何度か聞いているし、別に、、、と思っていたが、うれしい大誤算。
ぜんざいを選ぶのに、以前は「上」か「並」だけだったが、今回は「下」(中国産小豆)が新たに追加されている。
また、名前を一部訂正するのに「一行抹消」って書いて訂正印を押すところなどに、代書の部分が入っていたり、ぜんざい公社ビルのエレベーターがシンドラー社製だと言うことが判明したり。
お客さんは、初めて聞く人が多いみたいで、「住民票かパスポート」で笑いがあるなどちょっと違和感もあったが、オチにも新たな工夫がされ「餅は餅屋」ってなフレーズを入れて、日々、磨かれているのがわかる、いい噺でした。

続いて、桂 出丸さん。
兄弟子 桂 都丸さんの奥さん(ちえみさん)の鼻が上を向いていて、エースコックのワンタン麺だとか、言わなくてもいいことばかり言ってしまう落語家はたいこ持ちにはなれないって話をマクラに、たいこ腹。

続いて、桂春之輔さん。
袴をつけ、ちょっと改まった感じかと思わせるが、話しはいつものちょっとなれなれしい感じ。
マクラで、橋下大阪府知事の「ワッハはやめる」発言にも触れつつ、演目はけつね。
(30年くらい前にヒットでヒットバチョンと行こうってラジオのパーソナリティをやっていたときのことを思い出す。)
珍しい噺をいろいろ探しているのか。

中入り後、最近、はまっている笑福亭竹林さん。
いやぁ、今日も笑わせてもらいました。
マクラで、入門時に師匠松鶴から酒は飲まへんのかと問われ、飲めませんと答えると「病気か?」と聞かれたことなど。
演目の親子酒では、あまり聞けないパターンで老夫婦と息子が登場する。
父親が息子の不在時に酒を飲むとき、妻に酒をせがむシーンなど、自分がやっている、言っていることがあったりして恥ずかしくも楽しい。
また、酔ってきた父親が
「ワシが酒を飲んだのを見ているから、酔っていると判断するのはおかしい。固定観念に縛られると物事を見誤る、赤字やから廃止するなど物事がわかってない。ワッハをなくすな〜。もう、酔うてるから言うけど、あんな奴何もわかってへん、子供多いだけで子供と接してへん。恐怖感でコントロールするって何考えとんねん。」
また、酔ったついでに、「何っ?税金の差し押さえ?ワシは口が身上や〜!」って初代春團治が入ったり。
爆笑でした。

トリ、笑福亭小つるさん。
初めてでした。
ちょっと笑えないギャグから入って、引いてしまう。
二番目のNHKの受信料不払いくらいのネタからの方が今日のお客さんにはお勧めか。
演目はへっつい盗人。

2008.02.11

快楽亭ブラック最新CD「下ネタ」発売記念毒演会〔08ー012〕

今日は、新発売のCD付きで3,500円。

東京のあるちゃんこ屋さんに行くと、桂 文福さん、桂ぽんぽ娘さん師弟がやってきていたそうで、どうもぽんぽ娘さんは、ちりとてちんのモデルは自分自身だと言っていたそう。
もし、ぽんぽ娘が「わかさ」なら、文福は渡瀬恒彦、、か。というマクラから。

まずは、味噌蔵。
田楽の後には、池袋の令嬢倶楽部の塩ラーメンの注文。
この塩ラーメンって言うのが、、、、、。

続いて、お血脈。
途中、船頭歌から三十石になったり、地獄八景の地獄の様子があったり、石川五右衛門はソープランドのボイラーマンになっていたり。
その石川五右衛門は、長野駅前のサンルート長野でビデオを見て興奮してマッサージを呼んで、「げっけーかなぁ。」

中入り後、相撲取りの話し下手話題から、プロレスネタに移り、女子プロレスから全女番(湯屋番)へ。

最後に、オマン公社で締め。

CD「快楽亭ブラック成人落語アワー」に収録されていた演目は、抜けマラ、艶笑小噺あれこれ、紀州飛脚の3編。
まだ、きいてません。
明日の電車で、iPodで「にたにたっ」と笑っている親父がいたらワタシです。

2008.02.05

京の噺家 桂米二でございます@繁昌亭〔08ー011〕

満席で、立ち見も出た今日の落語会。
テレビの取材か?カメラが入っている。

まずは、桂 二乗さん。
高速道路のサービスエリア(加古川SA)では、全国の名産品がそろい、日本国内ならどこの名産品でもそろうと思っていたら、なんと韓国直送のキムチまであったとの話をマクラに、現代ならサービスエリアのようなものであったろう煮売屋へ。

続いて、桂 米二さん、牛ほめ。
噺家になって30年も超えたが、儲からないってマクラから牛ほめ。
お札は例によって愛宕さん。

続いて米二さん、羽織だけを着替えてすぐに登場。
今度は、けんげしゃ茶屋。
滅多にナマでは聞けない噺です。

中入り後、桂 都丸さん。
淡いパステルカラーの着物で登場。
「31周年になっても30周年やってます。」
演目は時の氏神。

トリに登場した、米二さん。
着物を着替え、黄色い着物にオレンジの羽織で、寝床。
提灯屋も、豆腐屋の油揚げも、菓子屋紅白饅頭も何故か350。
「森田の息子は発育不良」、「蔵は満員」ってフレーズは、妙におかしかったです。

最後に抽選会。
さん都さんや、とまとさんがお手伝い。
Y氏ともども外れ。

で、サクラ水産南森町店で反省会。

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