あべの寄席〔08ー015〕
昨日に引き続き、Y氏と同行。
開演15分前に着くとすでに会場は9割以上の入り。
Y氏の姿も見えず、やむなく後ろから3番目の席に着く。
コートを脱ごうと立ち上がると、はるか前方にY氏の姿が。隣の席をキープしていてくれていたので、移動。
今日は、ネタ出しもないので久々に演目当て勝負でもしようかという話になり、ワタシはときうどん、池田の猪買い、米上げ笊、○○俥。
Y氏は初天神、親子酒、不動坊、牛ほめ。
まずは桂 雀太さん、例の会場の注意事項から演目は天狗さし。
ワタシ、はじめに「天狗さし」って書いていたのに、最近、雀太さんがよくやっているのを知っていたので、「今日は違うやろっ」ってことで書き換えました。
「堺筋八幡筋ちょっと西入った北っぺり」覚えてしまうわ。
続いて、桂しん吉さん。
マクラで、中学校に進路指導(職業紹介)に行っている話で、子供にはいろいろ可愛いのやそうでないのがいるという話から、ちょっと時季外れですがとの注釈付きで初天神に。
まさか、2月もバレンタインを過ぎてから初天神とは。意外でしたね。
向かいのおっさんに話しに行くあたりで、妙に上下(かみしも)が違い、とまどいました。
話は飴屋からみたらし屋まで。
「衛生に悪い」とか「巡査に怒られるで。」のフレーズもなく何となく違和感が残る話でした。
次に、お待ちかね、桂雀三郎さん。
「藪医者って言うのは、風で藪が動く、風邪で動くということで藪医者という。」って話を説明され、会場一同が納得した後、「よそ行って言わんように。へーきで嘘をつきますから。」
演目はちしゃ医者、「よっとさのこらさ、たっぷん。」
トリに登場、桂 雀々さん。
黒紋付きで登場し、まずは業務連絡。
落語会終了後、CDや扇子の販売があり、買ってくれた方には堅い握手、女性には熱い抱擁をプレゼントとのこと。
演目の不動坊、正直、今日はイマひとつ。
何か乱暴な展開で、これでもかと引き込むパワーは感じるが、どうも乗り切れない雀々ワールド。
ところどころ、その力技で笑いはあるが、乗り切れない。
う〜ん、消化不良。
オチは、「さいぜんまで、中に浮いてました。」
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