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2008年1月

2008.01.31

第1回 大美落語会〔08-010〕

船場今橋の大阪美術倶楽部というところで開催されるという落語会。
ここのところ、はまっている笑福亭竹林さんが世話人になっている。
はじめ、電話予約をしたときには、すでに満席との話だったけど、一応キャンセル待ちでおねがいしていたところ、2〜3日して、竹林さんから「いけますよ。」とのお電話をいただく。

なかなかの大入りで、どうもいつもワタシが行っている落語会とは明らかに客層が異なる。
ところどころに、マニアっぽい人が見受けられるが。
どういうわけか、このひと達、必ず最前列に座っておられる。

まずは、桂阿か枝さん。
前座役として、落語会での注意事項を。
「写真撮影、録音、冷凍ギョーザの販売などはご遠慮ください。」
演目は、金明竹。
方言のギャップを楽しむ話だが、全編大阪弁で、聞き取れない早口言葉を楽しむって設定。
阿か枝さん、このところオーソドックスな上方落語にこだわらず、珍しい話や、いろんな話に挑戦されている。

続いて、桂 文華さん。
刑務所に慰問に行った話で場を和ませ、喫茶店での「濃いアメリカン」を注文している人の話で「知ったかぶり」は恥ずかしいとつなげ、ちりとてちんへ。

続いて、笑福亭竹林さん。
「決してあやしい者ではございません。」
この会のプロデューサーとして、毎回鴻池にちなんだ噺をフューチャーして年に3〜4回開催していきたい。との挨拶。
マクラで、「子供をしからない」をモットーにしていて、子供会活動(数年前には年に200日やっていた!)での多くの肩書きを話し、演目 初天神へ。

かわいい子供がめに浮かぶようです。

(隣のお客さん「天神さんに参る前に凧揚げなんかしないはず、飴やだんごを買うなら境内のはずや、それから先に凧揚げをする場所なんかない。天神さんのことをわかってない。まじめに落語してない。」って言ってたけど、わかってないのはあなた。天神さんの参道って長かったんですよ。境内だけで露店が出ていたはずって決めつけんといて。)

中入り後、お囃子の紹介。
竹林さんが説明役で、阿か枝さん、文華さんが実演。あと、三味線には早川さん。

例によって、大太鼓、締め太鼓、あたり鉦、拍子木、ドラ、能管、三味線と説明。
実演では、まず、一番太鼓の「どんどんどんとこい」最初の「かちゃかちゃ」って音は鍵を表し太鼓の周りを「ギー」って鳴らすのは扉を開けているさまを表現しているとのこと。
二番太鼓の「お多福こいこい」など、観客に問を出すが、ほとんどの人が知らなさそう。
こういうところでも、客層の違いがわかる。
続いて、実演、石段(前座の登場に使われます。)、野崎(桂春團治さん)、ミッキーマウスマーチ(桂小枝さん)と続き、場内からのリクエストをとる。
まずは、桂 文枝さんの出囃子では阿か枝さんが実際に登場するところから噺の一部を物まねで聞かせる。
さて、次のリクエストで笑福亭松鶴さんの出囃子、さて、竹林さんは何を見せてくれるか。
「私は物まねできませんから、」と断った後、一言物まね「寝〜や」(師匠が弟子の部屋へ夜中にやってきて、寝ていれば起こされるところ、、、、、)
最後に桂米朝さんの出囃子を終え、「これで亡くなられた四天王の皆さんの出囃子を全てやりました。」
続いて、楽器による情景描写。
川のせせらぎから海へ、波が立ち、、、、。
雨、風、雪、、、では池田の猪買の一部をあわせて。
最後に、お菊の幽霊の登場シーン。

トリに登場した桂 米二さん。
竹林さんの後だからか(?)声がキレイで、よく通る。
今日のメイン鴻池の犬に、ところどころ船場の最近の話題などをおりこみつつ。

次回が楽しみな会です。

2008.01.26

らくごらいぶinGM-1〔08-009〕

年に2回の「らくごらいぶinGM-1」
例によって、嫁はんと出かける。
前回、住所・氏名を書いてきたので、今回からお知らせのはがきをいただく。
はがき持参なら前売料金になるが、満席が不安なためしっかり電話予約。

開場時刻前に到着し、3番手くらいに入場。
黒米のおにぎりとお茶をいただき、開演を待つ。

まずは、桂雀五郎さん、池田の猪買い。
今日は、午後2時から千朝さんの会があって、そこにも雀五郎さんが出演、同じく池田の猪買いを演じられると聞いていたので、そこにも行って聞き比べをしようかなどとも考えてはいたが、まあ、ねぇ、そこまでって気持ちもして、、、。
でも、最近、聞いたかもって思っていると、1月9日、城北市民学習センターで聞いていた、、、。

続いて、桂 米二さん。
最近はちりとてちん効果でどこの落語会も大入りが続いているそうです。
いろいろつっこみどころがあるものの、脚本もよく、朝から泣いているという米二さん。
演目は始末の極意。
けちの話で、「梅干しをみるだけでじわっとつばがわいてくる。」
「そんなん、なれてくるとあかんのちゃいますか?」
「いやいや、条件反射というのは恐ろしいもんで、最近なんか、梅のことを考えるだけでつばがわいてくる。この間なんか梅團治の落語を聞いてつばがわいてきた。」

続いて、桂 雀喜さん、ディズニーのマクラも聞いたことあるなぁって思っていたら、初天神。
う〜ん、これも1月9日と同じ。
子供はかわいいし、「いか」の説明を入れるところも違和感なく巧みに。

トリ、桂 米二さん。
じっくりと替り目を。
実際、替り目とはいうものの、オチまですべて聞けることが少ない噺を、今回フルバージョンで。
独演会とかでないと聞けないですよね。

で、嫁はんと食事。
前回、米二さん、出丸さん、二乗さんとかがこられた中華料理店へ。

来ました来ました、、、来られました。
今回は出演者のお三方以外にも、5〜6人が来られてました。
雀五郎さん、はしっこでおとなしく、、、。
米二さん、ノンアルコールビールを、、。
雀喜さん、素顔は結構、濃いですね。

お三方、お囃子の方、主催者の方、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

2008.01.21

久々の紅雀と阿か枝〔08-008〕

6時30分頃に入場したら、パンフレットの番号が9番。
やっぱり久しぶりなので集まりが悪いのかと思いつつ、隣のK氏と雑談。
7時過ぎに開演、振り返るとまあまあの入り。

まずは、桂三四郎さん。いい加減な学校でした、、、っていつもの話かと思うが、「もうちょっと勉強ができてたら、医者になるか、弁護士になって府知事選挙に立候補してたのに。」ってマクラから、犬の目。
眼科は川村眼科で、看板には「いらっしゃ〜い」とかかれてある。
助手は前田。
つけ置き洗いや、犬の目をつけた患者が「肉だけでなく、骨も好きになる。」など、笑いどころ満載。

続いて、桂 紅雀さん。
なんと、裸足。
肌襦袢を忘れたそう。
マクラ、、、、というか、前説で司会の仕事に行った話。
演目は、八五郎坊主。

続いて、桂阿か枝さん。
南海電車でも和歌山出身の車掌さんがアナウンスすると、すぐわかる。「さだんにごじょうしゃいただきありがとうごだいます。さだんはでんせきだせきしていでごだいます。」
(サザンにご乗車いただき、ありがとうございます。サザンは全席座席指定でございます。)
閑所板の地方の感じを出すのに、南海電車とは。

中入り後、桂阿か枝さん。
「お後、紅雀師匠の長講一番にご期待いただきまして、、、。」ってプレッシャーをかけつつ、播州めぐり。(明石の旅)
橘の圓都さんのCDでは聞けない、だじゃれ連発。

トリの桂 紅雀さん。
不動坊。
ところどころ、枝雀師を思わせる仕草があったりして。(「ばかばかばか」とか)
たよんない人やなぁ〜。さっきまで中に浮いてました。の下げ。

K氏と焼肉屋(ホルモン屋?)にいって帰りました。

2008.01.19

島之内寄席〜一月席〜〔08-007〕

今年初めての島之内寄席。
Y氏と一緒になるが、ほぼ八分の入り。
1月の土曜日だからか、春團治がでるからか。

まずは、笑福亭呂竹さん。
島之内、初席ということで「初日の出」といいつつ、お辞儀。
時うどんの2人バージョン。

次に、桂都んぼさん。
昔は字が書けない人がたくさんいた、言葉は無難しいって話から、言葉に「小」をつけると意味が変わってくる。
器用が小器用、悪魔が小悪魔、米朝が、、、。
って話から向う付け。

桂 珍念さん、二人ぐせ。
マクラでは、ABCラジオでの初出演の落語会の放送が、選挙速報できけなかったうらみ。

続いて、中トリ、桂春團治さん。
演目は寄合酒。
どうやら、今日の多くのお客さんは春團治さん目当てってのがよくわかる。
話は「すりこぎ」までで、「おなじみの、、、、」でおしまい。

中入り。

中入り後、桂 春雨さん。
大入り満員は桂春團治のおかげで、これから毎回出てもらおうかと、、、。
お客さんの顔を見ていると、満足したって顔をしてますが、まだまだ続きます。
けっして、これからは「おまけ」ではありません。ってマクラから、稽古屋。

トリに登場した桂 文喬さん。
99.9パーセント実話だという「研修医 山田一郎」。
例の入院・闘病生活から、躁鬱の話をマクラに。
ナースベーダーやホスピタルウォーズなど、新作らしさ満点。

4時30分ごろに終了して、今日は飲まずに帰りました。

2008.01.13

落語の落後の楽語〔08-006〕

今日は、三連休の中日。
H氏は午後のあがきへ、Y氏は猪名川寄席に行く予定だそうな。

ワタシ、今年のテーマである「できるだけ行ったことのない落語会へ行く」ってことから、「落語の落後の楽語」へ。

Rakugo_rakugo_rakugo_2

肥後橋駅8番出口から徒歩数十歩の金光教玉水記念館で、入場料1000円
桂 雀太、桂三ノ助、桂 吉弥の御三方で、1000円は安い。

Rakugo_rakugo
【開場直後の風景です。このあと、左側のドアから沢山の人が。始まってからの入場は雀太さんも気になるようだった。】

まずは、桂 雀太さん、例によって例の携帯電話注意。
梅田の歩道橋のルイヴィトン話題から、道具屋を。
阪町の夜店風景で、金魚すくいが描かれていたりするのは初めて聞いた。
オチは「家一軒盗まれた〜。」

続いて、桂三ノ助さん。
演目は鯛。
この会場は普通の会議室のようなところで、マイク有り。
三ノ助さん、結構、いい声。
一人で飲む情景を「やったり取ったり」はおかしいんと違う?

トリ、桂 吉弥さん。
ちりとてちんの話題から、かぜうどん。
子供に小便させるところもあって、楽しい。
今日は大阪でも底冷えの日だったので、「おお〜っ、さぶっ」って噺のとっかかりが、見事にはまりましたね。

2008.01.09

城北にぎわい亭〔08-005〕

城北市民学習センターでの落語会。
例によって、Y氏と地元のH氏と。

まずは、カトウ所長のご挨拶から。
今日は、新春ということで、抽選会があるとのこと。
終了後にホールに番号を貼りだしてあるので、当たりの方には出演者のサイン色紙がプレゼントされるとのこと。

いよいよ本番、桂 雀太さん、鷺とり。
前半は、商売根問の雀とり(?)。
着物の袖をうまく使って玉江橋から四天王寺が真南にみえるっていうのを説明。
オチは、1人助かって4人死んだ。

桂雀五郎さん、池田の猪買い。
服部の天神さんは「横目に見て」
山漁師が「尾張伝内」や「早野勘平」に似ていないって、最近余り聞かないフレーズで嬉しい。
このあたりで気づいた(って、遅いやろっ。)けど、考えてみれば一人持ち時間30分の大ネタばかり。

続いて、桂 雀喜さん、初天神。
かわいい子供が演じられるのは、本人の技量もともかくかわいい子供を見てないとできないでしょうね。
きっと、マイホームパパの雀喜さん、かわいいお子さんがいらっしゃるんでしょう。

桂雀三郎さん、かぜうどん。
お〜っ、寒っ。
うどん食べたい。

抽選会の結果は、10番、20番、30番、、、80番までのいわゆるキリ番でした。

で、例によって王将、初めて見かけた餃子の大根おろしポン酢が美味。

2008.01.07

桂三金の古典の個展〔08-004〕

初めての、古典の個展。
ワッハ上方、上方亭。

最初に登場したのは、笑福亭たまさん。
最初に、会場に阿弥陀池を知らない人は?って問いの後、昔、よく阿弥陀池をかけていて、そのときにはよく受けたけど、いっとき受けなくなって長い間やっていなかったって話から。
実は、今日もちょっと受けるかどうかが不安で。
まあ、やってみろ〜っ、行け〜って言うので、やってみます。
誰が言うたかって?

阿弥陀が行けといいました。

Kotenkoten

桂三金さん、舞台の両袖に、小さな門松が並んでいるのを指して、「両側に門松、真ん中に鏡餅でございます。」
演目は、延陽伯。
風呂に入るシーンで手ぬぐいを前におき隠す仕草や、お湯が溢れてしまう表現など、細かなところに気を配った丁寧な落語。

続いて、林家染雀さん、ちょっと内輪の暴露話があって、蛸芝居へ。
今日のような客層に向いているのか。こうした小劇場に向いているのか。
染雀さんの表情まではっきり見えて楽しい。

続いて、桂三金さん。
デブには向かない話として、冬の話と女の話。
冬の話は、「お〜、寒っ!」って言いながら、汗をかいてしまうし、「女の話」は着物の襟をすかすあたりが決まらないって話から、池田の猪買いへ。
チラシには、三金さん、延陽伯、池田の猪買い、寝床とかいてあったが、もうすぐ9時。
さてさて、どうなるのか。

8時50分から中入り

桂三金さん、9時に普通に出てきて、寝床を始める。

9時20分終了の長〜い会でした。

2008.01.06

文太の会in高津の富亭~文太の贋作あれこれ~〔08-003〕

初の「文太の会in高津の富亭」。
ワタシ、田辺寄席にも行ったことがなく、桂 文太さんを見るのも初めて。
何度か行ったことのある高津の富亭だったが、ちょっとした緊張感有り。

まずは、文太さんのご挨拶。
チラシなどで見るちょっと「いかつい」顔そのままで、何とも柔らかい言葉で話しかけるように話す。
キレイな関西弁で、いかついと思っていた顔もよく見ると優しい顔に見えてくる。
去年一年の話題を話し、「今年の抱負というものはありませんが、仕事をひとつひとつやっていく。」ってかっこいい。
ファンになりそうです。

まずは、桂 文太さん。
本日のお楽しみ、歯医者に定期的に通っているという話題から、代脈。
ああ、やっぱり心地いい。
50台中盤だが、目を閉じていると、やさしいおじいさんが喋っている感じがする。
たしか、笑福亭仁鶴さんの代脈では、大先生の替わりの「しゅうたつ」は駕籠に乗って代脈に行く話だったけど、今日は「人力」。

続いて、文太さん、贋作シリーズで高倉狐。
高津神社のなか、本殿のすぐ右側に高倉稲荷がまつられているので、お参りをしてきたとのこと。

続いて、ゲスト、桂 米左さん。
たいこ持ちの説明から太鼓腹へ。

本日のトリ、桂 文太さんで、立ち切れ線香。
桂 文枝師匠の十八番だったとのこと。
お囃子が2回はいるところや、小糸の三味線の音が最後に「ピッ」と切れるところなど、最近の形ではないもので、珍しいものを聞かせてもらいました。


ワタシ、今年は去年とはちょっと違う落語会、落語家さんを聞きに行きたいと思っていて、2日の京都での落語会、昨日の橋本での林間つれもて寄席、そして、今日の文太の会。
ちょっと変わったことで、新たな発見があったりして。
落語、まだまだ楽しいですね。

上方落語検定【結果】

今日、朝のお出かけから帰ってくるとポストに大きな封筒が。

おっ、やっと結果が届いたか。予想通り、上方落語検定の結果のお知らせでした。
認定証と、解答用紙に○×をつけたもの。正解と、珍解答を記した紙。

Ninteishou

結果は、予想通り3級。
得点は107点、ギリギリでの3級です。
2級は140点以上なので、ちょっとムリですかね。

ちなみに、受験者154人、特1級は0人、1級は3人、2級は15人、3級は35人、4級は42人、5級が59人だそうです。
最高得点が178点、最低得点が0点、平均点は77点だそうです。

珍解答で笑ったのが、問14の次の落語のタイトルに共通する言葉をあげなさい。
「夏」「辛子」「ちしゃ」→焼肉(正解は、医者。念のため。)

五枚笹の紋をどこの一門でしょうという問に、ますの寿司。(正解は、笑福亭。)

今年も受験して、2級はムリでも順位アップをねらおう。

2008.01.05

第52回林間つれもて寄席〔08-002〕

初めての、第52回林間つれもて寄席。
和歌山県橋本市の蓮香寺分院というお寺での落語会。

笑福亭竹林さんが8年くらい続けてはる落語会だそうな。

実は、この落語会を見つけたのは、珍しくねたのたねでなく、桂 吉坊さんのホームページ。
嫁はんと、吉坊さんがワタシの甥っ子(8才)に似てるなってところから行こうかって話になったもの。

朝から、お寺に電話して、「予約できますか?駐車場はありますか?」って聞くと、「予約は取ってません。多分、入れますよ、駐車場は10台分くらいはありますけど、できれば公共の交通機関で。遠くからですか?」
「奈良からなんです?」
「ほな、まあ」
って感じで車で向かう。

自宅から約1時間半で現地到着。
駐車場もまだ、2台しか止まっていない。ラッキー。

Remkouji2

Renkouji

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最初に主催者のイザワさんと笑福亭竹林さんのご挨拶、何と、落語会終了後に懇親会があるそうな。
観客は約40名。それでも、まれに見る多い方だそう。

Turemote_kaijou

まずは、桂 吉坊さんの登場。

嫁はんに「なっ、似てるやろ。」「ホンマやなぁ。」
ってな話は関係なく、演目は商売根問。
吉坊さん、可愛いなあ。(甥っ子をみる目で。)

続いて、桂 三象さん。思いっきりマクラで引っ張りつつ真心サービスおじんタクシー。
三象さん、多分、上新新庄の落語会以来やけど、変わらぬ(怪しい)雰囲気。

いよいよ、トリの笑福亭竹林さん。
いつか、「怪しい者ではありません。」って言いながら、十分怪しかったが、そのころより「怪しさ」が倍増。
変なオヤジさんが、今日は、完璧に落語家のオヤジさんになっていた。(当たり前。)
演目は、初天神。
いやぁ、竹林さんの声って「ええ声」やったんやなあって思いましたね。思い知らされましたね。
子供も、オヤジも、向かいのおっさんも。
ええ正月でした。

中入り後、抽選会。

Turemote_keihin

吉坊さんのスーツ姿にも驚きつつ、三象さんの「普通のおっさん姿」に納得しながら。

ワタシ、何と、一升瓶の日本酒を当てたものの、ワタシ実は日本酒は飲めません。
で、隣のおばちゃん(梅干しを当てたけど、「梅干しなんか家に壺にいっぱいある」(地元のおばちゃん?和歌山の人?)って言ってたおばちゃん。)と景品を交換してもらいました。
参加者の半数近くに景品が当たる落語会ってどう?

二人で、2000円の入場料、多分2000円近くする梅干しを土産にもらい、また、その梅干しのうまいこと!!!!
「林間つれもて寄席」おすすめです。(特に正月の抽選会付きの会)
次回は3月7日(金曜日)に開催だそうです。
お誘い合わせの上、ご参加を。

(会社が休みの日なら絶対行くのに!)

2008.01.02

京都全日空ホテル初笑い寄席〔08-001〕

あけましておめでとうございます。
早速、今年一発目の落語会に行ってきました。

実は、年末にバタバタしていて、一心寺の落語会の予約を忘れていたため、さて、正月はどうしようかと思っていたら、ねたのたねで、正月恒例になっているらしい京都全日空ホテル初笑い寄席を発見。

同じ日に、ヒルトン大阪で開かれる米朝一門会は5000円で、既に売り切れだけど、京都全日空ホテルのこの会は入場料1200円、抽選会付きでまだ予約ができた。(1月1日現在)

お天気にめぐまれた2日、家族と初詣にいき、京都駅からホテルのシャトルバスでむかう。
駅前は多くの車であふれ、ホテルまで20分近くかかる。

Pc260004

2階の朱雀の間は、普段は結婚式場やパーティー会場等に使われているような部屋。

Pc260006

お正月だからか、京都だからか、大阪で見かけるマニアックなお客さんの姿は見えない。
今日の落語会のチラシには「笑う門には福「とまる」。笑いが「とまる」ことはなし。」とかかれている。

開場後、続々とお客さんがつめかけ、会場両サイドに椅子が追加されていく。
開演少し前に、ホテルマンに「僕のジャンパーがなくなってるんやけど、確か、右から3列目においてあってん。」ってクレームをつけるスポーツ刈りのおっちゃん。
「どういうジャンパーで、、、、、」
「茶色いのん。」
「あちらでは?」
なんと、開場後、ちょっと外にでている間に右から7列目になっていたよう。

会場には、一面はすべて金屏風、司会者テーブルが配置されマイクがおかれ、高座にはマイクなし。

司会者のあいさつで、本日は予想外の大入りで、、、、、って、失言してしまったため、出丸さんにも都丸さんにも突っ込まれる始末。

まずは、桂吉の丞さん、ピンク系の着物で登場。
ワタシの今年の初笑いは子ほめ。
かなり短めのバージョン。

続いて桂雀五郎さん、同じようなピンク系の着物で登場。
通い弟子だったころ、師匠宅でも自宅でも同じ料理になってしまうことがあり、何日か朝、昼、晩三食カレーが続くことがあった。
こうした厳しい修業を終え、やっと一人前に、、、、、。

演目は、手水廻し。
頭を廻す時に、「あた〜ま〜を、まわす〜。」って口ずさみながら。

続いて桂 出丸さん、先ほどの司会者の「予想外の、、、」を聞いて楽屋では出演者全員ひっくり返っていたとのこと。
またまた、ピンク系の着物。
マクラでは、最近、桂 米朝さんが天満天神繁昌亭に出演したとき、上方落語協会会長である桂 三枝さんが楽屋に詰めていて、このお二人の会話が重かったとのこと。
米朝「三枝君、君、いくつになった?」
三枝「63歳ですわ。」
米朝「そうか、これからやなぁ。」
その後、出丸さんが米朝さんに「僕は42才になりました。」「そうか、これまでやなぁ。」

あと、お酒の燗の仕方がいろいろあって、花冷え燗、日向燗、人肌燗、ぬる燗、上燗、熱燗、とびきり燗・・・・。
今日は上燗屋を。

トリの桂 都丸さん。
某短大の講師をしてらっしゃるって話から、最近の授業風景や、女子学生の雰囲気など。
で、演目は読書の時間。

読書の時間は、以前、桂 三弥三でも聞いたことがある噺で、ネタとしては笑いどころの多いよくできた話。

中入り後、大喜利。
なぞかけや、やりくり川柳があり、その後抽選会。
160数人のうち、28人に何らかの商品が当たる。

ワタシ?外れましたけど、、、、、、。

午後3時40分くらいにお開きになったが、年末からお正月、あまり歩いていないので京都駅まで歩くことにする。
ホテルまでバスでくるときに、聞法会館の前を通ってきたので帰りも堀川通りを。

Pc260009

たしか、2月くらいにここで桂 米二さんの落語会があるはず。
京都駅からなら、楽勝で、徒歩圏内にあることを確認。

2008.01.01

あけましておめでとうございます

今年は、もうちょっと「辛口」でやっていきたいと考えています。

また、個人的にも仕事やその他120%がんばります(当社比)ので、よろしくお願いします。

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