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2007年10月

2007.10.31

笑いのタニマチ〔07-091〕

Yさん、今日は結婚記念日だというのに落語会。

まずは、笑福亭仁智さんで、源さんの腹痛。
植木屋の源さん、日頃の不摂生で医者に。
ところが、医者と源さんの奥さんは示し合わせていて、源さんに反省を促すべく、ちょっときつめに。
意外と気の弱い源さん、たまたま医者が腐ったシュークリームを「もう、あかん」「どうしようもない。」
などと言うのを気に病んで、お寺へいく。その後、、、、ってなバタバタ噺。

続いて森乃福郎さん、風小町(中田清さん作)。
京都検定の話題をマクラに、天正15年豊臣秀吉が京都北野で大茶会を開いたところから落語がはじまる。
京都の大丸屋という大店のお嬢さん、なつも大茶会に招かれた。
ところが、緊張したなつ、茶会の最中に「おなら」を。
恥ずかしくて表にも出られなくなったなつ。
なつを何とか助けようと家族、使用人がいろいろ考えるが、、、、。
途中、噂が広がっていくところなんかは面白かったけど、ちょっとオチが「?」って感じか。

次に林家笑丸さん。ウクレレ落語。
沢田研二や玉置浩二の物まねをしつつ、道具屋ならぬ余興屋のお話。
途中出てくる社長が「吉田」っていうのは、もしかして染二さん?

トリの仁智さん、アフリカ探検。
だじゃれをちりばめつつの「鉄砲勇助」って感じ。
「大たこに教えられ。」
「前門の永平寺、後門のいぼ痔」

次回は、今年の最終回、12月26日だそうです。

2007.10.24

桂歌之助独演会 骨、寄せます!歌之助が歌之助になる日

H氏からレポートです。


※※※※※※※※※ ここから ※※※※※※※※※※


骨(コツ)寄りました(^^)

「桂歌之助独演会〜骨寄せます!〜歌之助が歌之助になる日〜」へ行ってまいりました。
演目は、「始末の極意」桂ちょうば
「野崎詣り」桂歌之助
「太神楽」海老一鈴娘(スズメ)
「ねずみ」桂歌之助
中入り
「善光寺骨寄せ」桂歌之助

鈴娘さん、はっきり言って美人です。
でも最初から包丁を振り回す狂暴さ(^^)。
最後まで一言もなし!お声が聞きたかった・・・ファンになりそう。
「野崎」「ねずみ」は、歌之助さんらしくヒョウヒョウと・・。

「善光寺」は、内容は「お血脈」、善光寺のお血脈を盗み出すため、閻魔大王が石川五衛門を招へい、斎の河原に散らばっていた骨が集まってくるところを独特の演出であらわすところが山場です。
同じような演出を明治(大正?)期、もっと小さい規模でやっていた人がいたということを米朝師匠に聞いた先代歌之助師匠が、試行錯誤と緻密な作業により作り上げてきたとのこと。
今回、それを受け継いでの初演ということから、「歌之助が歌之助になる日」というわけです。
いよいよ骨の登場です。 ヒュー、ヒャー、バシ、ズリズァ�蝓▲�櫂(ここで見栄きる)「ずれてるやん」・・・骨寄ってました・・・こんな感じです。
擬音で表現してみました。

やっぱり詳しくは、次の現物見てください。(どこで行われるかは知りません)
噺だけを見ると、途中でイメージを中断されますが、それを上回る演出だと思います。
私は、歌之助になる瞬間を見ましたよ〜\(^^)/

※※※※※※※※※ ここまで ※※※※※※※※※※

H氏の携帯電話の絵文字が文字化けしています。!

写真も送ってもらいましたが、ちょっとピンぼけ(携帯のせいか?)
綺麗な写真は、こちらで。
http://d.hatena.ne.jp/CHAOTICA/

Hさん、一人で行ってたけど、まっすぐ帰ったんやろか?

2007.10.20

しろきた秋祭り2007しろきたライブ 桂雀三郎withまんぷくブラザーズ

Y氏、H氏と合流。
昼、欠席したH氏が、何と定刻に集合。(H氏は反定刻主義者と呼ばれている。)

いわゆるコンサートなので、ここに書くのがどうかとも思いながら、、、、。
いやいや、楽しかったです。
ただ「笑い」だけでなく、ワタシ達の世代にはしんみりさせられたり、懐かしかったり。
曲名をひとつひとつ控えていなかったのですが、こんな感じでしょうか。

どなたか、チェックされていた方がいらっしゃったらお教えください。

ヨーデル食べ放題
やぐら行進曲
やぐら行進曲の姉妹曲、二人のやぐら
やぐら行進曲の兄弟曲、はまかぜラプソディー
煮えろ!水炊きよ
遠野物語
遠野物語2
忘れん坊のサンタ苦労ス
サルサ・デ・ベツバーラ
コモエスタひとり鍋
ごっつうまうま
おばあさんの古時計
あぁ青春の上方落語
寿限無
サッポロ黒ラベルの歌
摂津市の体操の唄(曲名不詳)

う〜ん、雀三郎さんのホームページから探しましたが、もっとあったような。

で、三人で王将へ。
お疲れ様でした。

島之内寄席(十月席)〔07-090〕

Y氏、H氏と約束していたが、ワッハホールに入場後にH氏からのメール「二日酔いで欠席します。夜の部は行きます」。
おいおい、もう午後2時やでってつっこみながら、まあ、夜の部にこれればいいかって返事。
おっつけY氏も登場。
「H氏、二日酔いで欠席ですわ。夜は来るそうです。」「そうですか。」

Y氏と少しの雑談、開幕。
まずは、林家染太さん
「こういう仕事をしているとあちこちに旅行に行かせてもらいます。」ってフリから、カナダの話題(カナダでは、「漢字」がはやっていて、胸元に「外人」とプリントされたTシャツや、肩口に「自民党」って入れ墨をした人など、これはこれで面白かった。)、旅の話題へと流し、東の旅の軽業に。

まさか、(いわゆる)前座の場面で、軽業が聞けるとは思わなかった。
染太さんの喜六は(他の噺家さんが演じるより)かわいく、早竹の虎一の弟子の「呉竹の筆ペン」などのギャグを織り込みつつ、後で登場する染丸師匠も手伝っているであろうお囃子に励まされながら、なんとか、軽業を演じきった。

つづいて、桂 三弥さん
以前にも聞いた、妹の結婚話をマクラに、延陽伯を。
名前を書いてもらった後、扇子を見ながら首を左右に振っていたけど、上下に振らないといけないんじゃない?

つぎに、桂わかばさん、実はもう20年選手だそう。
このころ、後ろの席のおっさんのいびきが最高潮で、舞台に集中できない。もおっ。
演目は、片棒。
いつも、滑舌は「いまいち」だけど、今日の片棒は非常に楽しかったです。
多分、「笑い」では、今日一番。

中トリに登場した、林家染丸さん
NHKテレビ「ちりとてちん」では落語指導をされているそうで、近いうちに役者として登場もされるそう。
演目は、三十石。
三十石の船頭歌も大好きです。
かけあいには、染太さんの声もはいっていたはず。

仲入り後の、笑福亭純瓶さん、何を間違ったかさきほどまで天満天神繁昌亭で待機していたそうで、仲間に指摘されあわてて難波へやってきたそうだ。
演目は、神崎京一さんの創作落語、閻魔の極楽。
主人公は大工のトメさんと、医者(肛門科)の藪さん。
二人で閻魔様の前へ引き出されたが、閻魔様が「痔」を煩っていたことから、話は広がっていく。

トリ、桂 文也さん
ワタシ、初めてです。
入門されたときには上方落語会で上から約50番目、20数年経って、現在、30数番目。
毎日毎日、落語会に行くたびに「打ち上げ」に行くので、家では「あんたは花火か。」ってマクラから、上方ではなかなか聞けない小言幸兵衛。
大阪弁での小言幸兵衛もなかなか楽しくって、オチの「大事やで。」って所も大阪弁ならでは。

では、これから、大阪市立図書館経由、城北市民学習センター向かいます。

2007.10.13

落語でお伊勢参り〔07-089〕

大阪市役所のゆとりとみどり振興局文化部つてところに、申し込み、抽選で当たった落語会。
たまたま、Y氏も当たっていて、Y氏はH氏と、ワタシは嫁はんと。

昨日の午後、風邪で仕事を休んで、まだまだ本調子ではないところの参加。

玉造稲荷神社は森之宮から徒歩10分くらいの神社。
神社の参集殿というところでの落語会なので、当然畳の部屋だと思っていたが、結構大きな部屋で、椅子もパイプ椅子でなく区民ホールくらいのちょっといい椅子。

入場前に、伊勢うどんの試食をしたためか、風邪薬のせいか、眠気と闘いながらの落語会。

一番太鼓に続いて、「石段」ではない出囃子が演奏され、桂 文我さんの登場。
伊勢参りの街道についての説明や、玉造稲荷神社、東雲神社などの説明、暗峠のお話などで約30分。

最初に登場したのは桂 雀喜さん、東の旅の発端から、煮売屋まで。
ワタシ、多分世間の人たちは「何、これ、面白くも何ともないやん。」って思うであろう「発端」のタタキが大好きです。

続いて、桂 文我さん、三人旅でお伊勢さんに向かい、ここで中入り。

中入り後、桂 米平さんは参拝を終えて帰りの琵琶湖観光で宿屋町。
このあたりで、会場の空調が切れたのか、蒸し暑い。
体調がよくないときの落語会は、つらい。

トリの文我さんは、宿屋仇。
一応、東の旅に数えられているというが、登場人物が兵庫の三人連れだし、ムリにもってきたものであろうとのこと。宿屋仇が東の旅なら、皿屋敷まで東の旅に入ってしまうので、ワタシもどうかと思う。

一人わずか500円で、落語4席、落語解説付き、伊勢うどん試食付き。
体調さえよければもっと楽しかったんやろなぁ。

2007.10.09

NHK上方落語の会〔07-088〕

Y氏と同行。

まずは、桂都んぼさん
NHKホールは大変広くて、舞台の上だけでも、都んぼさんもよく出ている雀のお宿全体より広い。
今日はかなり前の席だったので、マイクの声に違和感があった。
演目は、兵庫船で、船の帆を師匠に稽古してもらう話でくすぐりつつ、なぞかけを中心に。
船に乗っている描写が少なく(乗り込むところだけ)、揺れを感じない。

続いて、笑福亭銀瓶さん、何度か聞いた宿題。
くすぐりまで丁寧なしゃべりで、安心して聞いていられる。

続いて、桂ざこばさん、テレビでも見たことがある子は鎹。
鎹の大小を自ら持参しての解説付き。
ざこばさんのしゃべりは決して流暢なものではないけど、こうした噺にはぴったりでかえってリアリティがある。

中入り後、桂枝三郎さん、これまで大阪府の老人大学の講師をやっていたが、名前が悪いと「アクティブシニア講座」に変わったとのこと。
演目は、饅頭恐い。
好きなものを聞かれたある男、「きんぴらぼごー」には、吹き出しました。
炬燵の段落はなかったが、薯蕷(じょうよ)饅頭、羽二重饅頭、ふくさ饅頭などの食べ比べが楽しい。
オチは一言だけ、「お茶」ってさっぱりと。

トリに登場、林家染丸さん、自身が相撲好きだという話から、幸助餅へ。
長くはないし、いい噺なのにあまり聞かれないのは、大阪だからか?

今日は反省会なしで帰宅。

2007.10.06

快楽亭ブラック独演会〔07-087〕

10月6日、TORIIホールで快楽亭ブラックさんの15周年記念で、一日に15席、たった一人で演じるというもの。

H氏と同行。
まずは、朝の部。

1 転失気
まだまだ、午前中だし、ごくオーソドックスな転失気。
2 目黒のさんま
殿様が、「(さんまを)下魚だとして、差別するのはいけない。わしも昔、差別的だとして、糾弾を受けた。」
3 カラオケ寄席
東京の落語家さんがよくわからないので、笑えるところが少ない。
4 人性劇場
タイのおコメは炒めないといけない。
5 道具屋(松竹篇)
昔、観客から「陛下に失礼だ、不敬罪だ。」と言われたとのこと。

ここで13時半、昼食休憩。
H氏と王将で昼飯を。

続いて、午後の部。
6 押しくら
7 権助魚
8 文七ぶっとい
9 朝鮮人の恩返し
10 イメクラ5人廻し

う〜ん、ブラックさんの噺は知ってる人には書く意味がないし、知らない人にはネタばれしそうだし、で、むつかしいなぁ。
まず、元の噺を知らないと、どうパロってるのかもわからないし。
今日は、予定されていたけど演じられなかった「オマン公社」なんて、ぜんざい公社を知っていると知らないとでは面白さが全然違うでしょうし。

10話聞くと、さすがに疲れてきて、H氏とともに途中リタイアしてしまいました。
ブラックさん、ごめんなさい。

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