第2回京の噺家桂米二でございます@繁昌亭〔07-081〕
Y氏と同行、「京の噺家桂米二でございます@繁昌亭」
ワタシは劇場の前のチラシをとっていたため、別々に入場。
今日は、抽選番号をランダムに振っていたのか、ワタシ13番、Y氏42番と、二人とも縁起の悪そうな番号。
まずは、桂 二乗さん。
演目は、ろくろ首だったが、今日はなんとなく「いい感じ」ではなかった。
何やろ?(ここらが分からへんの聞き手が、素人。)
お茶子さんは、赤い着物の女性、何故か、ピンクの座布団から紫がかった色の座布団にかえる。
さて、桂 米二さんの登場。
マクラで、20年ほど以前には体だけでなく、顔にも汗をかいていて、かっこ悪いと考えていた。その点、師匠米朝は顔には汗をかかず襦袢は濡れていた。
最近、私も顔に汗をかかなくなったが、医者に聞くと「それは老化だ。」とのこと。
思えば師匠も年を取ってきていたのかという話。
演目は青菜。
「あんた、青菜を食べてか?」
「いらんっちゅうてるやろっ、キリギリスにやって。」
続いて、羽織を水色に着替えて登場した桂 米二さん。
景清。サゲは下取りの目。
中入り後、桂雀三郎さん。
桂 枝雀さんのCDにあったようなリニアモーターカーのマクラ。
体を使って、オーバーなアクションで、ついでに頭を床に「ごんっ」てぶつける。
二回目もぶつけるのか、、、ぎりぎりでセーフ。今度はぶつけなかったことで笑いがある。
さすが、です。
演目の帰り俥は、車夫がみもので、疲れ切った様子を描くところは枝雀さんを彷彿させる。
上町、北浜、京都の伏見から丹波の園部、ついでに日本海の舞鶴までいって、オチは、「これ、ゴルバチョフ。」
トリ、桂 米二さん。
またまた、座布団が交換、今度は緑色。
上下黒の着物でしっとりした雰囲気。
演目は崇徳院。
舞台は船場あたりの商家やろうから、言葉は船場の大阪弁のはず。
ところどころ、京言葉になってたのでは?
「かわいそうなんは○○やん、平壌まで探しに行かされた。」
最後に抽選で、丸留のくだもの二十一世紀梨 秋栄があたる。
ワタシがあたったときには必ずあたるY氏はカルビーのお菓子。
(ワタシがあたったときにはY氏は必ずあたるが、Y氏があたってもワタシがあたるとは限らない。)
終演後、二人でさくら水産。
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