枝さんの朝から落語会〔07-070〕
9時40分くらいに繁昌亭に着くが、例によって開場は9時45分。
天神祭であわただしい天神さんの境内でたばこを一服してからゆっくり入場する。
一番太鼓は、、、、、、う〜ん、顔を見てもよく分からない。桂咲之輔さんか?
受付では、桂枝三郎さんが、ネクタイを締め、サラリーマンのようなかっこでパイプ椅子に座っている。
今日は、まずまずの入り。
まずは、笑福亭松五さん。
登場したときには、やはり、若い(かわいい)顔をしているが、話し出すと芸歴10年以上かと思わせるような声と話しぶり。
演目は、手水廻し。
船場の旦さんが泊まった宿は、丹波屋さんやったっていうのが今日の発見。
続いて、桂枝三郎さん。
黒紋付きで登場して、マクラに大銀座落語会の話をたっぷりと。
新幹線の切符は、主催者からはグリーンで貰っているはずが手元に届いたときにはただの指定席になっていたこと。
急遽新幹線にかえて飛行機で東京に向かったこと。
(米二さんが新幹線に8時間以上乗っていたこと。)
東京での打ち上げに、予想していなかった米朝師匠が来たこと。(一番困っていたのは、行くと言っていなかった米左さん、團朝さん)
東京では、珍品落語会に出て、林家市楼「青空散髪」、桂 米左「本能寺」のあとに、桂枝三郎さんが「月宮殿星の都」を演ったとのこと。
なんでも、むかし、林家染丸さんに習ったものの、ご本人もめったにやらないネタ。
(ワタシ、昔々、笑福亭仁鶴さんのを聞いたことがあります。)
話は脱線して、いろいろな師匠方にお稽古をして貰ったときの話。
「ざこば師匠に教えて貰うと、落語以外の何かを無理矢理口の中に入れられている気がします。妙に気が短くなったりして。」
で、今日はその珍品、月宮殿を。
続いて、桂壱之輔さん。
今日は、午後に二つ仕事があって忙しいとのこと。ひとつは、結婚式に披露宴の獅子舞の太鼓、もう一つはカラオケ大会の司会。
落語のお仕事はこれだけだそうです。
で、演目は、禁酒関所。
うーん、酔っぱらい具合もいいし、雰囲気もよく出てて「すっ」と話に入って行ける。
トリの、桂枝三郎さん、着物を着替え袴姿で登場。マクラもなく、いきなり噺に。
二人癖、「松っちゃん、ちょっと待った。」って、座布団から転げるようにしがみつく。
昨日のやわらぎ会館では、マイクなしでしたが繁昌亭はマイクあり。
今日の松五さんなどは声も通るので、マイクを通すとかえってうるさく感じられる。
壱之輔さん、「三人寄れば、、、」ではマイクなしで、今日はマイクありで。どちらも違和感がない。
こういうのも、技術なんでしょうか。
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