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2007年7月

2007.07.28

第16回らくご・らいぶ in GM−1〔07-071〕

奈良市学園前のギャラリーGM−1での落語会。
ワタシ、3回目です。

例によって、黒米のおにぎりをいただき、一番うしろだけど座り心地の良さそうな椅子をゲット。

まずは、紫の着物で、登場した桂 二乗さん
友達とのエイプリールフールの話から、だますのが上手な人がいるってをマクラに、うまく阿弥陀池へ。

続いて桂 米二さん
さっきまで着ていたポロシャツと同じような色の羽織。
明日の選挙の話題から、心にもない誉め言葉、べんちゃらの話題につなぎ、子ほめへ。
さすがですね。

桂 出丸さん
今日は一日大変な目にあったという出丸さん。
まずは起床の時から腰が痛く、携帯電話が壊れていて、仕事に出かける電車は遅れるし、着いたら雨が降ってる。着いたら着いたで笛を忘れている。
電車は、姫路に向かう電車もかえる電車も遅れていて、今日のような天気の日は暑うて暑うて、、、って、涼しい会場に季節を思い出させ、蛇含草へとつなぐ。
餅を食べて帰るときに、満腹で下を向けず、「お陽さんがまともに顔にあたる〜。」

桂 米二さん、質屋蔵
(あれだけ、携帯電話のこと注意してるのに、まだ鳴らす奴がいる!!質屋蔵、最後の三番蔵のシーンでちょっと前の席から「メールが届きました。」って。)

終了後、学園前パラディというビルの中華料理店で夕食(一杯飲み)。
すでに、落語会あがりのお客さんもいる。

で、ビールを2本ほど飲んだ頃、団体さんの入場。
見ると、米二さんを先頭に、出丸さん、、、、顔を知らない女性数名(三味線の方?)、、二乗さんの顔も!
米二さんに、「運転は誰がするんですか。」と聞くと、「ワタシです。だから飲みません!」って強い決意表明に似たお答え。(で、ノンアルコールビールを飲んではった。)

2007.07.22

枝さんの朝から落語会〔07-070〕

9時40分くらいに繁昌亭に着くが、例によって開場は9時45分。
天神祭であわただしい天神さんの境内でたばこを一服してからゆっくり入場する。

一番太鼓は、、、、、、う〜ん、顔を見てもよく分からない。桂咲之輔さんか?

受付では、桂枝三郎さんが、ネクタイを締め、サラリーマンのようなかっこでパイプ椅子に座っている。
今日は、まずまずの入り。

まずは、笑福亭松五さん
登場したときには、やはり、若い(かわいい)顔をしているが、話し出すと芸歴10年以上かと思わせるような声と話しぶり。
演目は、手水廻し。
船場の旦さんが泊まった宿は、丹波屋さんやったっていうのが今日の発見。

続いて、桂枝三郎さん
黒紋付きで登場して、マクラに大銀座落語会の話をたっぷりと。
新幹線の切符は、主催者からはグリーンで貰っているはずが手元に届いたときにはただの指定席になっていたこと。
急遽新幹線にかえて飛行機で東京に向かったこと。
(米二さんが新幹線に8時間以上乗っていたこと。)
東京での打ち上げに、予想していなかった米朝師匠が来たこと。(一番困っていたのは、行くと言っていなかった米左さん、團朝さん)
東京では、珍品落語会に出て、林家市楼「青空散髪」、桂 米左「本能寺」のあとに、桂枝三郎さんが「月宮殿星の都」を演ったとのこと。

なんでも、むかし、林家染丸さんに習ったものの、ご本人もめったにやらないネタ。
(ワタシ、昔々、笑福亭仁鶴さんのを聞いたことがあります。)
話は脱線して、いろいろな師匠方にお稽古をして貰ったときの話。
「ざこば師匠に教えて貰うと、落語以外の何かを無理矢理口の中に入れられている気がします。妙に気が短くなったりして。」
で、今日はその珍品、月宮殿を。

続いて、桂壱之輔さん
今日は、午後に二つ仕事があって忙しいとのこと。ひとつは、結婚式に披露宴の獅子舞の太鼓、もう一つはカラオケ大会の司会。
落語のお仕事はこれだけだそうです。
で、演目は、禁酒関所。
うーん、酔っぱらい具合もいいし、雰囲気もよく出てて「すっ」と話に入って行ける。

トリの、桂枝三郎さん、着物を着替え袴姿で登場。マクラもなく、いきなり噺に。
二人癖、「松っちゃん、ちょっと待った。」って、座布団から転げるようにしがみつく。


昨日のやわらぎ会館では、マイクなしでしたが繁昌亭はマイクあり。
今日の松五さんなどは声も通るので、マイクを通すとかえってうるさく感じられる。
壱之輔さん、「三人寄れば、、、」ではマイクなしで、今日はマイクありで。どちらも違和感がない。
こういうのも、技術なんでしょうか。

2007.07.21

第48回王寺寄席〔07-069〕

嫁はんと出かけるいくつかの落語会、王寺町やわらぎ会館の王寺寄席。
もう、第48回を数えるそうだ。

先ずは楽笑会代表のご挨拶から。
これだけのメンバーで、1,000円は安い。どんな「コネ」「つて」があるのか。
この会は、演者がマイクを使わないところが面白い。
多分、普段ならマイクを使っているくらいの会場で、地声だけで落語を聞かせる。

最初に登場した桂 雀太さん、ちょっと声が苦しそうだけど、梅田の歩道橋のルイ・ヴイトン(のパッチモン)を売っている出店の話をマクラに、天狗さしを。

続いて、桂歌之助さん、青菜。
「おしりのデンボの膏薬は隠し言葉でどういうねん。」って。

嫁はんも言ってたけど、やはり歌之助さん、女性受けするタイプで、会場は大爆笑。
(ワタシ? この間、聞いたところやから、、、、、)

続いて、桂 雀喜さん
この間聞いた、皿屋敷かと思いきや、花筏を。
花筏ならぬ、トクさんが夜這いにいって投げ飛ばされたとは知らなかった。
行事の呼び出しの声はよかったなぁ。

トリに登場。
桂 雀松さん
マクラから、「皆さん、いくら落語がすきでも、朝起きて米朝師匠が枕元にいたら、ちょっと息苦しいものがありますよ。」
山城名物ホ〜タル踊りから、稽古屋へ。
会場の笑いが大きかったのか、ちょっと声の通りが悪かったのか、、、、会場の笑いに次の話が聞き取れないところがありました。

で、今日は夫婦でお好み焼き屋で反省会(?)。
(子供達はどうしてるんや!!!!)

二十一日寄席〜文鹿・三ノ助二人会〜〔07-068〕

久しぶりの二十一日寄席。久しぶりの一心寺シアター倶楽。

メールで予約して、1,000円の落語会。
まず、登場したのは、桂三ノ助さん
白い着物を着けての登場、だけど、ちょっと「しわ」がよっている。
最初に、「桂三枝の弟子になるつもりは無かったのに。」との大胆発言から。

落語家にあこがれ、最初に桂 米朝さんの門をたたくも、「顔が(噺家に)向いてない。」との理由で断られ、桂春團治、笑福亭松鶴、桂文枝、笑福亭仁鶴、桂枝雀、桂ざこば、笑福亭鶴瓶にも断られた。
その後、たまたま会った桂三枝に申し込んだところ、「いらっしゃ〜い。」で、入門したとの話。
(どれだけ信じていいか分かりませんが。)
最近、栃木県で落語会に招かれ、お客さんがたった一人だったという話をマクラに、四人癖。

「しわ」のよった着物では、仕立屋の「ひで」さんの振る舞いが美しくないですね。

続いて、桂 文鹿さん
何をやろうかと考えながら、酒の粕。
2階の控え室には、これまでのネタ帳がおいてあって、それを見ているといろんなことが分かってくるとのこと。
21日寄席は、「ワリ」の落語会で、売り上げに応じて席亭と演者で分配するシステム。普通の寄席は「売り」で、あらかじめ演者のギャラが決まっている。
ので、21日寄席の場合、それぞれの演者が自由に、大胆に、自分の好きなことができるようになっている。
(「売り」の場合、どうしてもお客さんを意識して、自信のあるネタ、確実なネタをかける傾向がある。)

21日寄席では、最初に「おごろもち盗人」続いて、「くっしゃみ講釈」など、普通では考えられないネタが並んでいるとのこと。

こうしたおもしろさを続けるには、お客さんが少ないことが重要。だそうです。

続いて、三之助さん袴姿で再登場。
ネタは憧れのカントリーライフ(桂三枝作)

最後に、文鹿さん、仔猫。
威厳のある旦那さん、ちょっとびびっている番頭。
人物描写がよかったです。

2007.07.20

島之内寄席〜七月席〜〔07-067〕

これで、13回連続となる島之内寄席。

今日は、H氏と、Y氏とそれぞれ離ればなれに座る。

まずは、桂 三幸さんで、四人癖。
仕立屋のひでさん、オーバーなアクションで笑わせてくれる。
大工の熊さんは、手を打つところで「ワタシの〜落語を聞〜いて〜、泣かないでください〜。」って歌う。

今日のお茶子さん、露の団姫さんやん。
いつもの着物は着流し風に着てるけど、今日のような女性らしい着物を着ると、ちょっとあでやか。

二番手に登場した、桂 吉弥さんは、季節感あふれる遊山船。
「あれが仲居さんや。」「ほんなら、となりにおるんは、木村くんと香取くん?」

続いて、露の団六さん
珍しいネタ、辛子医者。
封筒だけを着る(つける)男が、封筒に「親展」って!
いったい、季節はいつなんだろうと思う。
男の口癖「無けりゃ〜、しょうがない。」って、さっぱり感が清々しい。
こんな感じのおっさんにワタシはなりたい。

中トリ、桂 春駒さんが白い着物で登場。
演目は、持参金。
立て弁、、、、でもないが、「おなべ」を紹介するところはいつ聞いても楽しい。

中入り後、トリの露の団四郎さん
後で早変わりをしたり、動きがあったりするので、中入りの間に舞台を変更して、台を取っ払っている。
ただでさえ小さい(失礼)団四郎さんが、先ほどまでの舞台と比べ一回り小さく見える。

演目は、「累草子親不知の湯」という怪談噺。
さすが、露の一門って感じで、途中で舞台の背景の絵を下げたり、幽霊の姿形で会場を走り抜ける助手(団姫さん?)など、以前より趣向が凝らされている。
たしか以前は4階の小ホールだったと思うけど、広い会場ならでは「ひとだま」など細工も面白い。

例によって、3人で王将へ。
昨日のお酒で二日酔いのワタシはちょっとしんどかった。

2007.07.16

第3回桂三風の早起き寄席〔07-066〕

繁昌亭の朝席 桂三風の早起き寄席にいく。
先週の月曜日、城北以来一週間ぶりの落語会。

一番太鼓は笑福亭呂竹さん、、、今日は出番あったっけ。
入り口では、「またまだ、お席がございます。お昼には終わりますょ。」って呼び込みの声。
何故か、H氏が来場。

まずは、桂三四郎さん、例によってマクラに、みかんをくばるおばあちゃんの話題だけど、ちょっと短めに。
演目は犬の目。
紹介された眼科医、「河村眼科」には、H氏とともに笑いが吹き出す。

続いて登場した、桂 三風さん
先週は宮崎に1週間出かけていて、大雨にたたられた話から。
その台風も過ぎ、夏本番になりつつあり、来週には天神祭。
天神祭の食べ物といえば、はも、白天(しろてん)、それに青菜。ということで、演目は、青菜。

つぎに、TASUKUさん
三枝さんの弟子だそうで、名ビラには「マジック」とだけの表示。
マジック、バルーン、ジャグリングを。
ゴムの(手術で使うような)手袋を頭にかぶる芸は必見。

続いて、桂 三風さん、ロボG、笑福亭仁昇さんの近日息子で終了。
たしか、三風さんも仁昇さんもほぼ同い年。
二人とも、一番のってる時期でしょうか。
安心して、笑えて、世代のギャップもなし。

左側中程には常連さんグループが集まっていて、話が聞こえてくる。
終了後、H氏とも話したが、やはり東京での大銀座落語会の影響か、大阪では、この連休の間落語会がめっきり少なくなっている。

【大銀座落語会のページからチェックした上方の噺家さん】(敬称略・順不同)
(笑福亭)生喬、松五、鶴瓶、松枝、純瓶、笑瓶、仁扇、智之介、鶴志、呂鶴、仁智、鶴二、瓶成、たま、福笑、松喬、遊喬、鶴光、学光、仁福、風喬、猿笑、恭瓶、晃瓶、由瓶 25
(桂(米))米輔、米平、小米、小米朝、こごろう、雀喜、紅雀、まん我、雀五郎、團朝、ちょうば、あさ吉、吉弥、よね吉、しん吉、吉坊、佐ん吉、吉の丞、雀松、三喬、九雀、都丸、雀三郎、千朝、米二、米左、宗助、ざこば、南光、雀々、勢朝、米朝  32
(桂(文))つく枝、文華、枝曾丸、三象、文福、三枝、三金、きん枝、枝三郎、坊枝、かい枝、文太、文珍、小枝、三歩、三象、楽珍、珍念 18
(桂(春))春之輔、福團治、福若、小春團治、春菜、梅団治、春若、春団治 8
(露の)新治、都 2
(森乃)福郎 1
(林家)染丸、染左、花丸、染二、染雀、市楼、小染、笑丸 8
(月亭)遊方、可朝、八方、八天、八光 5
姉様キングス


H氏は阿倍野まで走っていくとのこと、ワタシは日本橋まで徒歩。
お疲れ様でした。

2007.07.09

第2回城北にぎわい亭〔07-065〕

Y氏、H氏と同行。
始めていく、城北市民学習センター
まずは、桂 雀太さんの、、、、ではなく、館長さんのご挨拶と「お詫び」。
何か、はがきでの申し込みについて、抽選結果のお知らせで不手際があったそうな。
あと、これまで、はがき(往復でない)で申し込みをされていた方については、次回から往復はがきでの申し込みに変更になるそうだ。(メールの場合はこれまでどおり。)

やっとこさ、桂 雀太さん、蛇含草。
かすれ気味の声でちょっと苦しそう。
例によって、汗一杯になっての熱演。

続いて、桂雀五郎さん、黄金の大黒。
「今日は、枝雀一門会なんや。」ってことに出演者のマクラがすくない事で気がつく。

続いて、桂 雀喜さん、皿屋敷。
昨日、桂壱之輔さんのを聞いたばかり。
何故か、膝隠しがおいてあって、歩いている様子がわかりにくい。
昨日の壱之輔さん、きれいに歩いていただけに、今日も膝を見たかった。
ネタはすっかり自分自身のネタになっているって感じで、余裕あり、工夫あり、小ネタありで楽しい。
「お菊せんべいは売られているわ、ダフ屋はチケットを売っている、来場スタンプを集めていたり、、、。」

さてさて、トリ、桂雀三郎さん、遊山船。
笑いました。笑わされました。
ちょっと橋から舟を見下ろす感じじゃなく、すごい近い舟やのに水平方向って、違和感。

で、地元旭区在住のH氏による、「ようこそ旭区へ。歓迎の集い」@王将で飲みました。

2007.07.08

第14回三人寄れば何とかなる会〔07-064〕

大阪地方の梅雨はどこかへ行ってしまったかのようなお天気の高津の富亭。
高津の富亭入り口には、蚊取り線香が焚かれ、桂壱之輔さん桂阿か枝さん、それに見たことのない、着物を着た若い人が受付を。

前列から3番目あたりには、いわゆる常連さん達が、常連話題を話している。
昨日の快楽亭ブラックさんとは明らかに異なる客層。
とくに、女性比率が50パーセントを超えているのではないかと思えるほど、特に若い女性が多い。

まずは、桂三四郎さん、煮売屋。「叩き」をもって登場。
「大阪の気の合うた二人連れ、お伊勢参りでもしょうやないかと、、、」と、煮売屋。
「どぜう汁」を最初から「どじょうけ」と読むなど、いろいろなやり方があるモンですね。
「へぇぇ、(け)や無うて、汁か。初めて知る。」
いつものマクラ、もう飽きてるんで、今度は別のんをお願いします。

お茶子さんに、受付にいた青年が。
次に、桂阿か枝さん、金明竹
出演者の皆さん、「三人寄れば何とかなる会」での記録的な入場者数に驚いていた様子。
阿か枝さん「この間、桂 紅雀さんとの勉強会でも大入りで、、、」って。この間のマクラをちょっと発展させたかたちのマクラで。
阿か枝さん、「大阪の噺で」って仰ってましたが、他の方で聞いたことがありません。

続いて、桂壱之輔さんの登場。
登場いきなり、「落語ブームですねぇ。」って、人ごとのように。
これまでの「三人寄れば何とかなる会」の入場者の最少記録は7人、今日は約40人。
先ほどからお茶子をやっているのは、実は桂春之輔さんの2番弟子、桂咲之輔さんとのこと。
これで、壱之輔さん春之輔一門の「筆頭弟子」だそうです。
演目は皿屋敷。
皿屋敷といえば、大師匠、桂春團治さんの十八番。
きっと大師匠につけてもらったんでしょう。でも、「春團治さんなら、ここはもっとぞっとするのに。」とか思ってしまうので、ちょっと不利か。
でも、歩き方はよかったですねぇ。すわったままの姿勢で歩いてるように見せる、時には早足だったり、怖がりながらとぼとぼ歩きだったり。
熱演はいいんですが、あまりに汗びっしょり。

トリに登場、林家染左さん
今回は「田舎」がテーマで、皆さん故郷の話や大学時代の話をされてたんですが、染左さん、実家の話をするのに二度目の結婚であることまで、ついつい話してしまう。
演目は、猫の忠信。
話の展開がこれまで聞いたモノとちょっと違っていたのと、サゲぎりぎりまで羽織を脱がなかったり、いろいろなバージョンがあるんですね。

次回の告知はありませんでしたが、是非、もう一度行きたい会です。
とはいうものの、小さい座布団で足はしびれるし、腰は痛いし。体調を整えないとちょっとしんどい。

明日は、当選者の代理で行く「城北にぎわい亭」。
Y氏、H氏、A氏と同行の予定です。

2007.07.07

快楽亭ブラック毒演会in大阪〜開票遅報の巻〜〔07-063〕

最近、ちょっとはまってる、快楽亭ブラックさんの落語会。
TORIIホールで、CD付き3000円。

観客は例によって、ほとんどが男。(今日、見た限り女性は2人、それも男と二人連れ。)
まずは、韓国版「宮戸川」。
主人公は、焼き肉屋の息子ハン・シチとパチンコ屋の娘オウ・ハナ。
ハン・シチは近くに叔父がいるが、オウ・ハナは叔母さんちが平壌にあるのでとても行けないって設定。
叔父に早合点されるが、それぞれが民団系、総連系の幹部の子供だったという話。

続いて、次の御用日大阪弁版。
以前、次の御用日(島木譲二版)というのがあったそうで、「あ!」の替わりにパチパチパンチをやるという話だったそう。
翌日、内出血がひどく二度とやらないって。(こういう発想が大好きです。)
大阪弁版はわりと普通に聞けました。

中入りをはさんで、文違い。
今日の会、全体に言えるけど、ちょっと聞き取りにくい。
特に、女郎の独り言など聞き取りにくくて、よくわからないところがありました。
で、登場人物4人の描写もわかりにくかった。

最後に、野ざらし。
ここでは、エロ話もあり一番笑えましたね。

次回、10月6日には、ブラック18番のうち、なんと15話を一日で演じるという企画だそうです。
(そのために、ダブらないよう今回かけたネタがあったそう。)

おまけのCDは、家族が寝静まってから一人聞きます。

2007.07.02

紅雀と阿か枝(20)〔07-062〕

いつもは「早春の」とか「晩秋の」など、季節を表す「紅雀と阿か枝」。今回は20回目という記念すべき回に「二十回目の紅雀と阿か枝」っていうタイトル。

いつも、桂 紅雀さん、二席、桂阿か枝さん、二席に、ゲスト(っていうか、後輩の前座)1名の5席で、1000円というお得な落語会。
受付には、何故か笑福亭たまさん、と阿か枝さん。
客層も、いつもどこかで見かける常連さんが多い。
って、ワタシたちも、Y氏、H氏、K氏と4人連れ。

まずは、プログラムを見て驚く。「会場をおさえるのを忘れてしまい、、、、次回は来年になってしまいました。今年も早いものであし183日になってしまいましたが、どうぞよいお年をお迎えください。」って。

お囃子もちゃんと笛が入って、落ち着く感じ。(もしかして、この間笛の練習をしていたたまさんだったりして。)

今回の前座は、桂吉の丞さん
以前より、顔(表情)も柔らかくなって、声もよく出ているし、滑舌もいい。
演目の米揚げ笊は、旦那に気に入られ、調子に乗ってしくじる直前まで。
おしい、もっちょっとやのに、全部聞きたかった。

次に、桂 紅雀さん、ビリーズブートキャンプねたのマクラから、夏の医者へ。
ちょっととちったところもあったりして。
マクラで、「ガラガラ」(キャスター付きのバッグ)の話題で、「こんなん似合うの文我兄さんくらいにならないと、、、」で、場内爆笑。

続いて、桂阿か枝さん。
マクラで、今日はこんなに大勢(50人程度)のお客さんが来るとは思ってもみず、パンフレットも37部しか用意していなかったとのこと。(ちなみに、35部はお客さん用、2部は二人の思い出用。今日は二人の思い出も持って帰ってもらいますとのこと。)

演目は、以前、(たしか)ここで聞いたねずみ。
西大寺、あさひ川、祭りなど岡山の名物を織り込んだ、岡山バージョンのねずみ。

中入り。
続いて登場した阿か枝さん、軽業講釈。
綱の上の、傘をもった太夫の演技を描きつつ、場内のかけ声を腹話術で聞かせるという離れ業。
(反省会で4人で飲んだときも、こんなん、見たことも聞いたこともないとのこと。)

8時45分になってから、トリの紅雀さんの登場。
演目はいらちの愛宕詣り。
「朝が早いと朝の香りがすんねんなぁ。朝にも香りがあるねんなぁ。」とか、「あのかか、亭主に恥辱を与えよって。」、時分の頭をたたきつつ「ばかばかばか。」って表現、師匠桂枝雀さんを思い出させませんか。

いやいや、今年もうないってのは、非常に残念です。

日曜日の「三人寄ればなんとかなる会」で阿か枝さんを聞きに行こうか。

で、例によって王将で4人で反省会、、、の後、H氏と2人で飲み会。
お疲れ様でした。

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