第14回三人寄れば何とかなる会〔07-064〕
大阪地方の梅雨はどこかへ行ってしまったかのようなお天気の高津の富亭。
高津の富亭入り口には、蚊取り線香が焚かれ、桂壱之輔さん、桂阿か枝さん、それに見たことのない、着物を着た若い人が受付を。
前列から3番目あたりには、いわゆる常連さん達が、常連話題を話している。
昨日の快楽亭ブラックさんとは明らかに異なる客層。
とくに、女性比率が50パーセントを超えているのではないかと思えるほど、特に若い女性が多い。
まずは、桂三四郎さん、煮売屋。「叩き」をもって登場。
「大阪の気の合うた二人連れ、お伊勢参りでもしょうやないかと、、、」と、煮売屋。
「どぜう汁」を最初から「どじょうけ」と読むなど、いろいろなやり方があるモンですね。
「へぇぇ、(け)や無うて、汁か。初めて知る。」
いつものマクラ、もう飽きてるんで、今度は別のんをお願いします。
お茶子さんに、受付にいた青年が。
次に、桂阿か枝さん、金明竹
出演者の皆さん、「三人寄れば何とかなる会」での記録的な入場者数に驚いていた様子。
阿か枝さん「この間、桂 紅雀さんとの勉強会でも大入りで、、、」って。この間のマクラをちょっと発展させたかたちのマクラで。
阿か枝さん、「大阪の噺で」って仰ってましたが、他の方で聞いたことがありません。
続いて、桂壱之輔さんの登場。
登場いきなり、「落語ブームですねぇ。」って、人ごとのように。
これまでの「三人寄れば何とかなる会」の入場者の最少記録は7人、今日は約40人。
先ほどからお茶子をやっているのは、実は桂春之輔さんの2番弟子、桂咲之輔さんとのこと。
これで、壱之輔さん春之輔一門の「筆頭弟子」だそうです。
演目は皿屋敷。
皿屋敷といえば、大師匠、桂春團治さんの十八番。
きっと大師匠につけてもらったんでしょう。でも、「春團治さんなら、ここはもっとぞっとするのに。」とか思ってしまうので、ちょっと不利か。
でも、歩き方はよかったですねぇ。すわったままの姿勢で歩いてるように見せる、時には早足だったり、怖がりながらとぼとぼ歩きだったり。
熱演はいいんですが、あまりに汗びっしょり。
トリに登場、林家染左さん。
今回は「田舎」がテーマで、皆さん故郷の話や大学時代の話をされてたんですが、染左さん、実家の話をするのに二度目の結婚であることまで、ついつい話してしまう。
演目は、猫の忠信。
話の展開がこれまで聞いたモノとちょっと違っていたのと、サゲぎりぎりまで羽織を脱がなかったり、いろいろなバージョンがあるんですね。
次回の告知はありませんでしたが、是非、もう一度行きたい会です。
とはいうものの、小さい座布団で足はしびれるし、腰は痛いし。体調を整えないとちょっとしんどい。
明日は、当選者の代理で行く「城北にぎわい亭」。
Y氏、H氏、A氏と同行の予定です。
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