枝さんの朝から落語会〔07-058〕
朝から大雨。
前売券を買っているので、、って重い気持ちでもなく、でもやっぱりちょっと憂鬱気分で出かける繁昌亭。
雨が降っているのに、開場は9時45分。
前にお客さんが並んでるんだから、ちょっと早めに開けてくれればいいのに。
商店街で、遠く繁昌亭を眺め、「ああ、まだ開かへんなぁ。」って見ていると、横の着物屋さんから着物の雰囲気のない若いノが出てくる。
あれれっ、瓶成さん。
商店街をぶらぶらして、時間をつぶしてから、入場。
二番太鼓が鳴り、、、、、あれっ、今日も笛がない。
緞帳が開き、名ビラには、笑福亭呂竹の字が。
最初は呂竹さんかと思っていると、先ほどの笑福亭瓶成さんの登場。
話し出すと、会場から「名ビラが違うぞぉ〜」との声。
瓶成さん、何度か聞いたマクラ「うまい棒」のあとは、「世の中には、ずいぶんいらちの方もおられるようで、」やばっ、またいらち俥か。と思っていたら、いらちの愛宕詣り。
ふむふむ、勉強してるんやん。
続いて、桂枝三郎さん。
メクリの件は、二人が同期だと知らず、当日になってじゃんけんで出番を決めたためとのこと。
後のマクラは「ここだけの話」とのことで、ここには書きません。
演目は、なつかしいぜんざい公社。
続いて、笑福亭呂竹さん。
マクラは今年の正月の話題から。楽屋で飲んだ話から飲み屋へ移っての話まで。
演目は、寄合酒。
最近、よくCDで松鶴さんのを聞いてますが、いい感じです。
トリ、桂枝三郎さん。
マクラで、怪談話のあれこれを。
桂 文紅さんの「どくろ顔」の話だとか、米團治さん、米之助さん、米朝さん、文枝さん(あやめ時分)、あと、露の五郎兵衛さんのエピソードなど。
こうした話が聞けるのは枝三郎さんの朝から落語会だけ。
演目は、足上がり。
こうしたネタも、なかなか「普通の」落語会では聞けません。
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