枝さんの朝から落語会〔07-045〕
10:00 天満天神繁昌亭
枝三郎さん3回目の朝から落語会。
開場の9時45分前に繁盛亭に着いたが、入場待ちのお客さんが30人ほど。
一番太鼓は桂ひろばさん。
出囃子に笛がなく、ちょっとさびしい感じ。
開口一番で登場した桂ひろばさん、まずは、自己紹介から。
桂ざこばの弟子で、昔、師匠が桂 朝丸と名乗っていたころの弟子は都丸、喜丸、出丸だったが、ざこばを襲名後の弟子は、ひろば、わかば、ちょうば、そうばとなっている。
ちなみに、「ひろば」に落ち着くまでには、「なんば」や「はかば」なんて案があったそう。
演目は、動物園で、いつものピチピチのトラで、前田園長。
続いて登場した、桂枝三郎さん。
1回目50人、2回目70人、3回目の今日は団体客もあり、100人に到達したとのこと。
演目はお忘れ物承り所。
カニを忘れた客が、新たにどこでカニを買えばいいのか問うところや、以前、財布を拾ったお客さんが自分がもらえることになるのはいつなのかを問い合わせにくるところなど、以前聞いたのとはちょっと違うところが。
三番目に登場した旭堂小二三さん。
演目は、鼓ヶ滝。
こちらのホームページに写真がありますが、なかなかの美人なのに、前髪が長くはっきり見えなかったのが残念です。
トリに登場した枝三郎さん。
昔の寄席のスタイルなどについてのマクラ。
昔は、観客が舞台に登場した噺家にリクエストすることが多く、初代桂 枝雀さんは、お客さんの「稽古屋」や「野崎」の二つのリクエストがあったときに、前半稽古屋で、その登場人物が野崎詣りの噺を作り出したというエピソード。
また、寄席の東西の違いを宮戸川の一節で紹介したり。
枝三郎さん、さすがのテクニックです。
演目は、天狗裁き。
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