NHK上方落語の会(262)〔07-012〕
例によってY氏が半日休暇を取って、早くから並んでくれたおかげで、前から2列目という席。
ちょっと、中央から離れてはいたが下座のお囃子のすぐ前。
お囃子が結構反射して、後ろから追いかけるように響いてくる。
まずは、笑福亭風喬さんで、犬の目。
続いて、桂つく枝さん、ちりとてちん。
久しぶりのつく枝さんやけど、やはりいつ見ても食べる仕草は最高。
続いて、桂 雀々さんの鶴満寺。
力一杯の落語で、ホンマに酔っているかのような寺男。
鶴満寺の前は通ったことがあるが、今は桜の名所ではないそうな。
中入りの間に、Y氏は舞台袖から下座をのぞき込み、「ほらほら、今なら内海英華さんがみえるで」と教えてくれたが、時すでに遅し。
桂枝女太さんは、持参金。
いやぁ好きです、枝女太さん。
軽くてすっきり。
トリは、ホンマは桂春團治さんのはずだったが、「体調不良のため」桂福團治さんで、藪入り。
亀ちゃんが風呂に行くところまでで、「なんでここで切るのっ?」ってくらい、肩すかしの終わり方。
ああ、欲求不満。
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