2月23日ワッハで行われた第8回YOU-HEY落語会に、特派員H氏と落語会デビューM氏と同行。
三十数名の入り。半数程度は由瓶さんのファンか。
最初に、笑福亭由瓶さん、プログラムを見ながらのあいさつ。
「昨年12月に先輩の林家染左さんと二人会をやったときに、お互いに演目を指定するという試みだったが、染左兄さんから指定を受けた「こぶ弁慶」、クライマックスの所でネタが飛んでしまいまして、当日お越しのお客様に大変失礼を致しました。アンケートでお客様から「由瓶サイテイ。」とか書かれました。」
ここで、由瓶ファンのお客さんから「ひど〜い!」って声。
実はワタシ「由瓶最悪」って書きましたけど。
由瓶さん、「今日、そのときのお客さんはいらっしゃいますか?」
ワタシ、手を挙げないわけにも行かない。
「今日は、その日以来の再挑戦です。大変緊張しております。言い訳ですが、家で練習しているときでも、ちゃんとできたことはありません。」
って、そんなん挑戦ちゃうやん。ただの冒険、いや、自殺行為やで。
練習でパーフェクトになってから、金取ってやるんちゃうん?
で、いろいろな落語会のビラで、落語会の紹介。
受付の時に、由瓶さんは「五郎ちゃん、五郎ちゃん。」って桂雀五郎さんに手伝いを頼んでいたのに、雀五郎さんの落語会のビラには触れず。
(ここらで、ワタシの由瓶ファン度はマイナス90%)
最初に、桂 三幸さん、牛ほめ。
マクラは以前にも聞いたことがあるものでした。
開口一番で牛ほめって、結構しんどいでしょうね。いろいろ端折らなければならないけど、つながった話だし。
お客さんが固定客なのか、いろいろ私語があったり、高座の芸人さんに声をかけたりする。
それにいちいち反応してたらあかんのちゃうん?
次に、笑福亭由瓶さん、転失気。
ちょっとオーバーアクション。
以前にも書いたが、どうも言葉が気になる。
ちょっとしたイントネーションに違和感がある。
中入り後、桂 三金さん。安定というか、安心というか。
三金さんの古典落語は初めて聞いたのか、久しぶりに聞いたのか。
演目は、禁酒関所。
トリの笑福亭由瓶さん、さてさて、問題のこぶ弁慶。
「今日は、最後の弁慶の立て弁だけをちゃんとやれるように、、、、他の所は何とでも、なるもので、、」
おいおい、言い訳を聞きに来たんやないで。
大津の宿でございます、、、ってあたりから怪しい。
練られてへん。宿の客引きは自分の宿の名前をすぐに言えへんし、タイミングがずれたら2度繰り返してタイミングを取るし、、、、ちゃんと練習してるん?
弁慶の立て弁も、言葉は覚えてたみたいやけど、フリは、前回林家染左さんに、「手がちがうがな、それやったら熊や。中から外へ開くように広げて、」っていわれてたのに、ガオーッて感じの両手。
ここまでなら、由瓶ファン度マイナス95%ですむところ、最後に、二度とこの噺はやりませんって!
マイナス100%到達です。
今日はアンケートも書かずに会場を後にしました。
※実は、ワタシ、H氏、M氏3人とも、ある筋からのご招待券で行きました。
ので、今日は「金返せ」とは言えません。
三金さんも聞けたし。
H氏とM氏とのみにはいったけど、気分が乗りませんでしたねぇ。さすがに。
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