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2007年1月

2007.01.28

桂歌之助襲名披露公演

H特派員が1月27日(土)天満天神繁昌亭で行われた「桂歌之助襲名披露公演」のレポートを送ってくれました。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

27日(土)午後6時から繁昌亭に出陣!
「桂歌々志改め三代目桂歌之助襲名披露公演」に行ってきました。

 

桂ひろば「動物園」
桂あさ吉「つる」
桂春若「有馬小便」
林家染丸「子は鎹」
中入り
「口上」司会:桂米左
桂都丸、桂米輔、桂春若、林家染丸、桂歌之助
桂歌之助「はてなの茶碗」

 

ひろばさん、一皮むけた感じ、粗削り(体が大きいからそう見えるのかも?)ながら、細かい描写(虎の皮を被るとことか)、最後は座布団から飛び出しての大熱演!
これまで、弟弟子のちょうばさんの方が一歩リードの感じがしていたが・・・新境地か?
これから注目せねば!

 

あさ吉さん、まくらで小話「たけのこ」を、噺も全体的に綺麗にまとまっているが、私的にはもう少し元気がほしいかな?

 

春若さん、血液型のまくらから本題へ。
私もB型です。・・・末は刑務所か(;_;)

 

染丸さん、いつもながらシンミリと、ちょっと泣きそうに。

 

口上は、三代目の話より先代歌之助の思い出話となっていました。
不幸パワーを呼ぶ人、会を行うとニュージャパン火災、日航逆噴射など事件が起きるとのこと。
大器晩成型やったが早死にでした等々。
また、一人弟子の歌々志が舞台に出だしたころ師匠・おかみさん揃って、そでまで付いてくるステージ師匠?ぶり。
当時、「前座で歌々志を呼ぶと歌之助がついてくる。」と言われていたそう(^^)
最後に大阪締めでしめくくりました。

 

トリは、三代目桂歌之助さん。
落語家の襲名披露口上では、本人は喋らないとのこと。
開口一番「やっと話せます。」
いつもながらのリアクション豊富な落語でした。
披露公演も続きますが疲れが出ませんように(祈)

 

よっ!三代目!

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

2007.01.27

らくごらいぶGM-1(15)〔07-007〕

奈良の学園前で開かれる落語会、「らくごらいぶ」はもう15回目になるそうだが、ワタシは2回目の参加。
今日は朝から予約して(米二さんの落語会は半日前の予約でもOK)、嫁はんと二人で出かける。

6時頃に会場に着くが、まだ受付がはじまっておらず、会場で待機。
ややあって、受付。
(米二さんのメルマガに書いてありましたが、米二さんの身内の方がインクジェットカートリッジを集めて、ボランティアをやっているそうです。ワタシは今日3個持って行きました。)

その後、米二さんみずから黒米のおにぎりを配ってくれる。

いよいよ、開演。
前回の記憶は定かではないが、今日はお囃子に笛も三味線もある。
今日は気温が低く、会場も肌寒いなか、なんか「暑そう」な桂 雀太さんの登場。
演目はふぐ鍋。
最初、ちょっと乗りにくそうでしたが、最後には会場を(力ずくで)掴んでましたね。

続いて、チラシと違う順番で桂わかばさん、いらち俥。
またまたマクラ(弟弟子の桂ひろばさんの話題。)で乗り切れない感じ。
まじめな感じは大好きです。
実は、師匠の桂ざこばさんはちょっと苦手な感じ(ナマでは聞いたことありませんが。)で、お弟子さんの都丸さんや、出丸さん、わかばさん、ちょうばさんは大好きです。
このギャップは何?

続いて、桂 米二さんの「たち切れ」の後、中入りをはさんで道具屋。
「ちょっとしんみりする噺なので、最後に持って行かず中入り前に、中入りをはさんで最後にちょっと軽いネタを。」とのことでしたが、終演後も緊張感は結構残っていて、会場を出るなり嫁はんと話したのは「たち切れ」の話題やった。

「たち切れ」番頭さんの所作が見事に決まってたし、三味線も唄もよかったですね。

前回、寝床の旦那さんが怒るシーンで、見事にお客さんの携帯電話の呼び出し音が鳴ったせいか、1月23日のメルマガには「今回の「たち切れ」のときには絶対に鳴らないように伏して伏してお願い申し上げます。」
最後に三味線の音が消えた後、ピロリ〜って携帯が鳴ったら、いかに米二さんでもどうしようもなく無視するしかないでしょうね。
(ちょっとそういう状況も見てみたい気もする。)

GM-1はちょっと椅子が小さくしんどいけど、いつも「当たり」でうれしい落語会。
次回は、また夏頃でしょうか。

今日の反省会は、H氏やY氏となら飲みに行くところ、嫁はんと二人でお好み焼きを食べて帰りましたとさ。

2007.01.24

オーク弁天寄席〔07-006〕

昨日の平成紅梅亭も、今日のオーク弁天寄席もどちらも無料ではあるが、終業後ピンポンダッシュで職場を出た昨日とは全く違って、今日は時間調整をしてから職場を後にする。

まずは、森乃石松さん、タイトル不明(根問もの)。
マクラで、師匠の森乃福郎さんの先代、初代福郎さんの話から。
笑福亭福郎と名乗っていたが、テレビによく出るようになり「笑福亭」の名前が重たいので、藤山寛美さんのすすめで改名したそう。(はじめは「月久」(げっきゅう)との案もあったそう。「げっきゅうふくろう」って。)
石松さん、肝心の所でネタをとちり、とちりで受けてました。(笑わせてたんじゃないよ。笑われてたんやで。)

続いて今回は、正月のスペシャル版として、笑福亭学光さんの三題噺。
客席からお題をとり、旭堂南鱗さんがつないでいる間にネタを完成させようとするもの。
「死人のカンカン踊り」や、学光さんにちなんで「阿波踊り」や「乳頭の色は?」、最近のネタで「不二家のシュークリーム」、「カラオケボックス」、今日の出演者から「石松」などのお題がだされ、「死人のカンカン踊り」、「阿波踊り」、「不二家のシュークリーム」の三題が決まりました。

学光さんが考えている間、南鱗さんの「(ミニ)講談講演会」のようなお話がありましたが、これ、良かったです。
講釈師は東西で70名弱、落語家は東西で800名弱。
落語の歴史は300年、講談の歴史は400年。
講談の種類は、、、、、。

続いて登場した桂 枝光さん。
北は北海道から、南は難波まで、幅広く活躍する落語家さん。
演目はデイサービスのお年寄り話題。(名前は分かりませんでした。)

最後に、すべての出演者の大喜利でお開き。

2007.01.23

平成紅梅亭〔07-005〕

H氏が当選した平成紅梅亭に誘ってもらい、よみうりテレビに行く。
職場から大阪城公園まで約45分、そこからよみうりテレビまで10分程度。
到着すると、すでに会場には座る場所もない。

立ち見で中入りまで見るが、壁は作り物でもたれるわけにも行かず、中入り後はロビーのテレビで鑑賞。
なんでここまで来て、テレビ見てなあかんねん。

まず最初は笑福亭風喬さん、昨年のNHKの新人賞受賞の話から。
風喬さんの高座は放送されないそうで、結構、きついこと言ってましたね。
賞金50万円(源泉引いて45万円)も貰ったんやから、そこまで言わいでも。
演目は、犬の目。

続いて、桂梅団治さん、八五郎坊主。
風喬さんを聞いていると、うまいなぁと思いますが、さすが、梅団治さん。歴史と経験が違います。

次に、桂きん枝さんで、不動坊。
いやぁ、驚きました。
噺も、徳さんの語りで、前半の不動坊の嫁さんと利吉が結婚するまでを語らせ、時間制限のあるテレビでも不動坊のような長い噺ができるって。
ただ、前半の利吉の浮かれようが描かれないので、あとあと、登場したときの人物描写が難しくなりますね。

中入り後、海原はるか、かなたの漫才があり、いよいよ、笑福亭仁智さんの登場。
演目は源太と兄貴。
会場の外のテレビで見ているのに、終わった後、拍手をしてしまいました。

トリに、桂 南光さん、つぼ算。
これも爆笑。
瀬戸物屋の番頭さんに、「ほたら、50銭払わなあきまへんのか。」とまで言わせるノリ。
こんなん初めて聞きましたわ。

全体的に、落語自体は非常に楽しく、多分、今年のワタシ的ベスト落語会になるのでしょうが、会場があきません。
やっぱり、平成紅梅亭はテレビで見るのが一番いいようです。

終了後、H氏おすすめのお店で、一杯飲み。
例によって深夜帰宅となりましたとさ。

2007.01.20

島之内寄席(1月席)〔07-004〕

「あがき」終了後、それぞれの所用をこなし、午後6時頃ワッハホールに集合した二人。
KICOKAにスタンプをもらうと、6回目クリア(入会以来だと7回連続)ということでストラップをいただく。

H氏との次の「賭け」は【ブロック演目当て】。
今夜の登場人物の内、桂朝太郎さんは当然マジックなので、互いに演目を5つ書き、いくつ当たるかを競うもの。
(1演目に付き、ビール1本)
H氏の投票は「七度狐、船徳、初天神、替り目、不動坊」。ワタシは「初天神、元犬、へっつい盗人、道具屋、商売根問」

まず登場した、笑福亭智之介さん、鮮やかな朱の着物で登場し、マクラから流れるように演目に【行かず】、「ここから落語を始めます。」。
演目は、元犬。(ここで1本ゲット)

続いて、笑福亭たまさん。
「それでは、創作落語でSMELLというのを聞いていただきます。」
(そうか、創作落語という線もあったんや、と思いつつ。)
SMELLのあらすじは、ここに書くのは控えます。

次に登場したのは桂 坊枝さん。
たまさんのマクラに厳しい指摘をし、例によって「京都大学やから、、、」。
また、先輩にもいい加減な人がいて、舞台で屁をこく人がいる。こんな人はまさか島之内寄席のトリを取ったりしないはず、、、、と、今日のトリの笑福亭仁福さんのことを。
で、仁福さんが舞台に乱入。

演目は関西では珍しい(?)火焔太鼓。
(オチも笛の話に)
最近(?)坊枝さん、いいですね。
技術的なものももちろん、こうして新しいネタにも意欲的で。

中入り前に、露の慎悟さん、二番煎じ。
露の慎悟さんは、繁昌亭のこけらおとし公演以来です。あんまり落語はやってないというようなことを仰ってましたが。

中入り後、桂朝太郎さん、例のマジックです。

トリは、笑福亭仁福さんで、猿後家。
立て弁が走らず、ちょっと練れてない感じ。

ともあれ、賭けの結果は一勝一敗で、次は王将へ。
餃子とビールと酢豚とビールとニラレバとビールと八宝菜とビールと(二度目の)餃子とビールで、今日のツアーは終了、、、、するはずでしたが、何とここでオプショナルツアーの申し出が!

で、「赤寅」というお店で、焼酎2杯ずつ飲んで帰りましたとさ。

H氏は明日朝から高槻ハーフマラソンに出走するそうです。(大丈夫かいな。)

第37回あがき〜あがきは続くよいつまでも。〔07-003〕

今日は久々に(1月2日以来)Hと休日落語。

昼からは、桂歌之助襲名後初の「あがき」で、あがいて、夜は島之内寄席で島之内り、その後は王将るというツアーの予定。(平成19年1月21日現在、上方落語協会のプロフィールページは「桂歌々志」のまま。)

まずは第37回の「あがき」、桂歌之助襲名後初の「あがき」とあって、多くの人出が予想されたが、予想に反して約40人弱の入り。

最初の登場は桂雀五郎さんだが、ここでH氏と【演目当て博打】を。
それぞれ、演目を予想して、当たればビール1本をおごるというもの。

ワタシは「犬の目」をH氏は「初天神」を予想したが、見事H氏の正解。
季節的には初天神もあるけど、初天神は結構長い噺、まさかと思っていたが。
で、噺は、飴を買ってもらい、みたらしだんごを食べるあたりまで。

続いて、桂歌之助さん、黒紋付きで登場。
1月5日の襲名披露はワッハホールで約400名弱の入り、今日はレッスンルームで40名弱の入りだそう。
襲名披露に至るまでのチラシの撮影や、当日急遽桂 米朝さんがこれなくなりそう、、、、、桂 団朝さんが連れてきてくれる、、、話など、裏話満載。
演目は稲荷俥。

三席目に、桂阿か枝さんで、竹の水仙。
歌之助さんとは同じ年生まれだそうだが、「師匠がいないので、新しい名前を襲名するということがなさそう」とのこと。
ただ、昔、桂 文枝師匠に、この名前やったら誰にも異存がないはず、といわれた名前があるとのこと、、、、、、、「西明石」。

トリの桂歌之助さん、縞の着物に緑の羽織、ちょっと落ち着いた感じで登場。
ここでも、襲名に関わるマクラで爆笑(ネタバレするかもしれないので、省略)
演目は、くっしゃみ講釈。

で、夜の部、「島之内寄席」は次の記事に、、、、、。

2007.01.13

新春ブラック祭『全てを許して、マルガリータと呼んでちょうだい!』〔07-002〕

トリイホールでの、新春ブラック祭、『全てを許して、マルガリータと呼んでちょうだい!』。

T0113
初の快楽亭ブラックさんの独演会、チラシには、「大阪"初披露"ネタ大会」との記載がある。
二部構成で一部は午後2時から、二部は午後5時のマル秘映像のあと、午後6時からとなっている。
初めてのブラックさんやし、「はずれ」を心配して、一部だけの入場券を求める。
会場には、約30人のお客さん。

「去年は多くの独演会を大阪でやりましたが、今年は、質より量でいきます。」とのこと。
マクラでいろいろな話をして、落語にもいろいろ季節があるが、年に一度、1日だけしかできない落語がある。
ちょっと日は外れたが、それをやりますってことで、最初に、羽団扇。
そのまま、高座を降りずに、真田小僧。
このあたりまでは、それほどの毒もなく、普通の落語会。

次に、映像とのコラボレーションってことで、ちょっと昔のビデオとの掛け合いで、七段目(?)の江戸落語?
映像が見にくかったため、今ひとつか。

最後に、百川のパロディを演じるのに、本来の百川のあらすじと、昔々、人権団体に糾弾されたことなどの説明。
これぞブラックさんって噺で、これを聞くとやっぱり通し券を買って二部も聞いた方が良かったかも。

帰りに大十で「桂都丸の落語を聞く会その2」のCDを買ってかえる。

Yさん、そう言うことですので。

 

2007.01.03

上方落語 一心寺亭(最終日)

例によって、Y氏のレポートです。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
一心寺寄席3日目
天気もよく、昨日と打って変わって快晴の正月日和。

まず、桂歌々志さんの『阿弥陀池』
5日に襲名披露、歌々志最後の落語。
失敗したら明日どこかでとのコメントと裏腹に、落ち着いた話しぶり。
今後の発展が大いに期待できる。

次に、桂あやめさん。
マクラで、繁昌亭のカウントダウンの噺。
3時の予定が4時半まで延長。大いに盛り上がったようです。
正月早々の出演で、繁昌亭様々ですとのこと。

 

嫁と姑のバトルのリサイクルの『義理ギリコミュニケーション』
いつもに比べ、お疲れモードかなと思ったが、大いに笑えた。
14日の私の地元の落語会に出演されるが、行けないので残念だと思ったが、同じネタなので、少し安心した。

中入り前に、桂小春団冶さんの「代書屋」
故枝雀師匠とも違い、師匠の春団冶さんの噺とも違い、代書を頼みに来たボケさが少ないように感じた。

中入り後は、好例のアナウンサーの出番。
初日の柏木アナ、2日の女性2人組と大いに楽しめ、期待したが、期待はずれに終わった。
この企画を十分認識して出ていただいたほうがよかった。
あえて名前は書かないが、出演された番組は二度と見たいとは思わない。

トリに、林家染丸師匠の「子別れ」、子は鎹ではないかな。
マクラで、アナウンサーの名前を間違えて笑いを取り、場を戻されるところは、40年の芸暦のなせる技。
正月にあった紋付袴姿での登場。
さすがに油の乗った芸を楽しめ、3日のトリにふさわしい噺でした。

来年も3日連続をと思った落語会でした。

 

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2007.01.02

上方落語 一心寺亭(二日目)〔07-001〕

二日目の一心寺亭、12時20分頃に到着すると、すでにY氏が入口横で本を読んでいる。

正月のまだ二日で、おまけに雨も降っている。
こんな日に落語会なんて行く人がいるんだろうか。って思いながらやってきたら、整理番後148番。

物好きな人もいるもんやねぇ。

開場後、ややあってから、H氏入場。

開口一番、桂阿か枝さんで、狸さい。
マクラで、落語家の中にも干支をよく知らない者がいる。って話。
何故か、お囃子が「石段」ではなかった。

続いて、笑福亭銀瓶さんで、手水廻し。
開場前に多くのお客さんから差し入れをもらっていた銀瓶さん、落語が始まっても人気があることがよくわかる「受け」方。

続いて、桂小春團治さん、職業病。
このお話は、以前にも聞いて、あらすじを書いてしまったので、今日は噺のことは書きません。

中入り後、読売テレビの植村なおみさん、横須賀ゆきのさん両アナウンサーによるリレー落語、平林。

ワタシはいわゆる江戸落語、東京の落語もよく聞きますが、こうして「上方落語 一心寺亭」という看板の前での東京弁落語は違和感があります。
でも、それは、落語(落語家)として認知していたからでしょうね。

トリに、桂春團治さん、正月らしく黒紋付きに袴姿で登場、お囃子とマッチした親子茶屋。
若い美しい女性の後は、もうお客さんがいなくなってるかと思ったという春團治さん、今日はみんなあなたを見にきたんですよ。

終了後、実家に向かうYさんと別れ、H氏と天王寺詣り。
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もちろん、亀の池にも行ってきました。

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特別出演、写真を撮っていたら、謎の人物が(ワシがモデルじゃっ)って感じで乱入。

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四天王寺さんから、上六に向かって歩き、ハイハイタウンで一杯のみ。
2006年のベストオブ○○一門って話やワーストオブ○○一門って話で飲みましたとさ。

2007.01.01

上方落語 一心寺亭(初日)

元日そうそう落語会に出かけていったYさんのレポートです。

 

Yさんは、元旦夜、奥さんの実家にお出かけするところ、奥さんは早めに出かけ、お子さんもいとこ同士で遊ぶため早炉に出かけ、夜、飲むしか楽しみのないYさんは夕方まで落語会に出かけたそうです。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
あけましておめでとうございます。
今年も落語会よろしくお願いします。
今日の落語会ですが、ほぼ満員。
12時半に会場に着いたら、整理番号110番。
終わってからの抽選結果、前後が当たり、私ははずれ、残念無念。(109番、111番が当たり)
3時半お開きです。

今年初の落語会。
正月3が日日参するとの批判【※やっぱり批判があるんや!】をものともせず、天王寺の一心寺シアターへ。
到着後、しばらくして開場。
振袖姿の女性の姿もなく、いつもどおりの寄席風景。

 

開講一番、桂壱之輔さんの「ぜんざい公社」
まくらで、去年の話題として、天満天神繁昌亭の話。
上方落語協会200名の中で、最初に演じたとのこと。
9月1日の内覧会で、三枝会長や春之輔師匠などのお歴々の前での落語で非常に緊張したとのこと。
噺は、故春蝶師匠のイメージの強い噺で、やや損をした感じがした。

続いて、桂団朝さんの「宗論」
マクラでここだけの噺が多く、もう少し短めでもよかったのでは。
噺は、商売の邪魔になる宗教にはまる息子と親の対立の話。
初めて聞く話で、楽しく、親子の話に番頭のぼけた突込みが最高。

中入り前に、桂小春団冶さんの「豊竹家」。
まくらで、子供時分の三味線の稽古話。
いろいろの芸の修行をされているのだなと感心した。
このネタは、個人的に好みでないので、笑いが少なかった。
新作ものをやっていただいたほうがよかった。
今年3日連続に行くので、後の2日を楽しみにしよう。

中入り後、毎日放送の柏木アナの『酒の粕』。
マクラで、なぜこういう企画ができたのか、舞台裏の紹介。
9月からの猛勉強の成果は?
さすがにアナウンサー、話に緩急があり、非常に聞きやすかった。
後の出番の松喬師匠が「10年前後の噺家よりうまい」との絶賛。
私も納得。

トリに、笑福亭松喬師匠の正月らしく、目出度い噺の「崇徳院」。
マクラで酒が飲んで故松鶴師匠の墓参りをしてからの会場入りまでは去年と同じ。
去年は落語会の後、場所を移して宴会の再開だったが、今年は、繁昌亭の2部のトリに出番とのこと。
去年は繁昌亭だけがにぎわっていたが、今年はこういった地域寄席もにぎわうように努力するという、心強いコメント。
噺は、もちネタで、登場人物をうまく演じわけ、安心して聴けた。
が、一人息子を一人娘と言い違えられたのは、酒のせいかな。

明日も一心寺寄席に参加、春団冶師匠を目当てに、H氏やこのブログの製作者I氏も参加するとのこと。
正月早々にぎやかな落語会になりそうです。

 

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ちなみに、平成18年の一年間で、落語会(講談だけの会もあったけど)85回、聞いた演目は全部でちょうど400席でした。
今年は、上方落語一心寺亭(元日は家でゆっくりして、2日から出かけます。)から出席します。
(Y氏は元日から出席とのこと!)

またまた、更新は遅れ遅れになりますが、どうぞよろしくお願いします。

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