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2006年12月

2006.12.27

笑いのタニマチvol.69

12月27日午後6時30分から、谷町6丁目の薬業年金会館5階和室で、笑いのタニマチ〜笑福亭仁智の新作落語道場〜が今年最後の落語会。
うちの会社からも、いつもの人や初めての人、たまに落語会に行く人、、総勢6人で出かけました。

今日は、いつもの時間に来たものの、いつもよりかなり多くの人。
年末にまたまたどうして?

まずは、例によって、笑福亭仁智さんのご挨拶から。

初っぱなは、桂 三枝さんの12番目のお弟子さん、桂 三幸さん。
頭の後ろに手を当てて、照れている(のか)ポーズが癖か。
演目は、立候補(桂 三枝作)。
僕も阿部くんに1票入れたという、いいオチ。

続いて、笑福亭仁智さん、そっとおやすみ(創作落語)。
自殺をテーマにした、ぜんざい公社風。
区役所の裏にある特殊法人自殺協会が舞台で、主人公は自殺志願の「ださいおさむ」。

次に、林家花丸さんの登場。
なるほど、今日の客の多くは花丸さん目当てか。
道理でいつもより、若い女性が多いような気がする。
花丸さんは、実は今日、師匠染丸さんのお宅の大掃除で、終わった後、一緒に食事。
この後、落語会があるというのに、ビールを勧められ、こんな小さいグラスに、12杯だけ飲んできたとのこと。

演目は、お父っつあんは魔法使い(小佐田定雄作)。
「おまえのような奴は、、、たとえて言うと、、、、、親不孝。」「例えてへんやん。」

トリ、、、、と言っていいのか。
ラストには、笑福亭仁智さんの新作ネタおろし、、、が、駄洒落コーナーになってしまってたけど。
次回のタニマチ、来年2月22日開催予定だそうです。
桂都丸の落語を聞く会(北京料理徐圓)の最終回に当たってしまった。さて、どうするか。
桂都丸の落語を聞く会は「最終回」ってなってるし。

まあ、1年の最後をしめくくるにはふさわしい、爆笑の一夜でした。

我が社の6人は、谷九経由、上六まで歩き一杯飲んで帰りましたとさ。

2006.12.26

第12回玉造・猫間川寄席

12月26日(火)あいにく仕事(の後の、飲み会)のため行けなかった玉造・猫間川寄席。
例によってY氏がレポートを送ってくれました。

 

 

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雨が降る中、約50名の落語好きの老若男女が参集した。
やはり雨のせいか、前回に比べ、所々に空席が見られた。

 

開口一番、まん我さんの「書き割り盗人」。
いつもながら元気一杯の落語。
盗人との掛け合いがなく、面白さが今ひとつ。

 

続いて、文我さんの「不動坊」。
芸人が鑑札をもらったという枕のフリがなく、子供のころのクリスマスの話題。
クリスマスには雪があうことから、雪の出る話で、ネタ入り。
年末で疲れモードのためか、文我ワールドに入りきれず。
落ちがいつもと違い、井戸にはまってしまうパターン。
これなら枕に鑑札を入れなくてもいいかも。
しかし、いつものパターンに馴染んでいるので、僕としてはそっちのほうがいいかな。

 

中入り後、桂宗助さんの「親子酒」
いつもながら、美声の持ち主。
子供をやらせば、天下一品。
しかし、酔っ払いは苦手のようで、一声は酔態を演じていられるけれども、だんだんしらふのように聞こえてきた。

 

トリは、文我さんの「掛け取り」。
先代文我師匠のエピソードを紹介。
枝雀師匠との関係など、初めて聞く話も多くあり、結構楽しめた。
ネタは十八番ともいえるもので、掛取りをその気にさせるものが縁者によって違うのも面白い話。
10月にNHK文我・市馬二人落語会で、市場さんが得意の美声を生かした相撲甚句。
今日は、文我さんの浄瑠璃。
尻餅と並んで年末にふさわしい夫婦の情愛が感じられる話でよかった。

 

最後に、来年の発展を祈念して締めることになり、着替えを済ませた宗助さんが再登場。
文我さんとの掛け合いの結果、宗助さんが美空ひばりを熱唱。
その後、文我さんの発声で、米朝一門の締めでお開き。

 

来月は30日(火)に阿か枝さん、つく枝さんと紙切りの林家ニ楽さんをお迎えして開かれます。

 

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2006.12.22

島之内寄席

師走もおしせまった12月22日の金曜日ということで、世間は忘年会デーか、いつもより少ないお客さん。

まず始めに、笑福亭呂竹さん。
「皆さんからは見えないでしょうが、実はこの髪型、七三に分けてます。」ってマクラから、色事根問へ。
上下(かみしも)がちょっと分からなくなるところがあったけど、例によって、まじめな青年。
非常に交換がもてます。

続いては、桂 三若さん。
やや早口の、「ええ声」で一人静を。

次に登場した桂 米平さん、はてなの茶碗。
う〜ん、オーソドックスでうまいんやけど、米平さんのちゃんとした落語は初めて聞くんやけど、新鮮みがないのは何故?

次に、番組表ではトリの予定だった森乃福郎さん。
抜け雀は、実を言うと桂米朝さんのCDでしか聞いたことがなかったので、非常に新鮮で、また、ちょっとした設定の違いも面白く、じっくり聞かせてもらいました。
福郎さん、ちょっと以前の「紫髪」より、今の方がかっこいいですよ。

中入りでは、呂竹さんが再び登場して抽選会。
なんと、一等に8万円以上の旅館宿泊券。
商品はすごいけど、もっと多くの人に当たるほうが楽しかったですね。抽選1回だけは寂しいでしょ。

中入り後、桂 枝光さん。
初めて見ました。
昔は桂小つぶという名前で出ておられたそうですが、ちょっとブランクがあったそう。
楽しく、相撲場風景を聞かせてもらいました。

トリには桂春之輔さん。
桂春團治師匠と師匠の演じる「いかけや」や、「代書」にあこがれて入門したものの、師匠がいる間にはできへんなぁと自ら封印していたが、「もうちょっとの辛抱ですわ。」
また、昔、桂 春蝶さんや林家小染さんがなくなったとき、師匠の前で「ええ落語家は早う死にまんなぁ」って言ってしまったが、師匠からは「あほう、ええ弟子が早う死ぬんや。」
他にも、桂米朝さんに繁昌亭の額を書いてもらったときの話など、マクラでいろいろ盛り上げてから、豆狸でちょっとしんみりと。

年内にあと何回落語会に行けるのかなと思いながら、例によってY氏と王将で反省会をしましたとさ。
今週はワタシ、忘年会ウィークで水曜日と木曜日、金曜日が中華料理でした。

2006.12.18

師走の紅雀と阿か枝

研修のため外に出かけていて、同じく研修を受けていた人と「久しぶりやなぁ、一杯いこか。」ということで、Y氏、K氏と同行の予定していた紅雀と阿か枝を急遽キャンセル。

 

で、例によってY氏が報告を送って下さりました。

 

ここから
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40名弱で、会場はほぼ満員。
前のほうでは、16,17日の田辺寄席の話で盛り上がっていました。

さて、二乗さんの噺でスタート。新弟子時代の先輩の悪戯の苦労話。
今ではなんともないが、その当時は‥‥。
米朝一門で弟弟子がようやくでき、先輩となったので、悪戯をやってみたが失敗したという噺の振りで、「阿弥陀池」。
2年ちょっと前に太融寺の師匠の会で前座として噺を聴いたのが最初。
毬栗頭が、調髪できりりとし、着物も板についた噺家になられたなと思った。
今週末に内弟子卒業の会を行われるとのこと。今後の発展を期待しています。

続いて、阿か枝さん。
紅雀さんとは同じ年、来年年男(紅雀さんのほうが下に見える)。
干支の話題で、上方と江戸の落語家の違いを。
今日は、紅雀さんがメーンなのか、まくらも少なく、「竹の水仙」。
文枝師匠の声に似た話で、阿か枝さんの色が出ればいいのになと思った。

紅雀さんの登場。女子プロのボーリング大会の司会の話。
追っかけの青年のまねが最高。
その後の名神での警察とのバトル。
延々と続くまくら、まくらの漫談で終わってもいいほどののり。
どんな話をと思っていたら、『池田の猪買い』。
道を尋ねるところで、噛んだ自分に突っ込みを入れる余裕の話しぶり。
12月1日のトリイ寄席と違ってのびのびした演技。よかったです。

中入り後、紅雀さんの再登場。長い話をしたため、あまり残り時間がないので、早速噺に。
『打飼盗人』、盗人に質の利上げの話が省略されていた。
盗人の可愛さがでればもっとよかった。

とりに、阿か枝さんの「猫の忠信」。
師匠を忠実に稽古された噺。
聴いていて安心感があった。
惜しむらくは、じろ吉のひょうきんさがほしかったな。

全体として笑いが多く、楽しい会でした。
次回は、19年2月19日(月)で、ワッハ4階小演芸場です。

 

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2006.12.17

桂歌々志で最後の独演会

12月17日、堺筋本町のテイジンホールで「桂歌々志で最後の独演会」が開催された。

桂歌々志さんは年明けに桂歌之助を襲名することとなっていて、「最後の独演会やから行っときまひょか〜」というH氏の誘いに乗り出かけてきた。

テイジンホールは堺筋本町駅直結の出入り口があり、大変便利。

まずは、桂雀五郎さんで、動物園。
例によって、園長さんは「池田はん」で、非常にオーソドックスな動物園を見せて(聞かせて)もらいました。

続いて、桂歌々志さんで、しびんの花活。
黒の紋付きで登場、来年、1月5日の歌之助襲名にかかわる話をあれこれと。
1月5日の襲名披露落語会のチケットは後3枚しか残っていないそうだ。
(中入りには売り切れか?、、、当日の立ち見の分は別途発売予定とのこと、前売りを買ってても行けなくなる人もいるでしょうし、ご都合のつく方は是非お運びください。)

歌々志さん、動きが何か桂 三枝さんに似ているような気がする。
(まねをしているとか、そう言う意味でなく、噺と動きがあっているという意味です。ほめ言葉で書いています。)

次に、旭堂南海さん、赤穂義士伝。
赤穂義士(あこうぎし)のひとり片岡源五右衛門高房の忠僕元助(ちゅうぼくもとすけ)のお話。
赤穂市で12月14日にはイベントがあって、出演予定の南海さん、天気が心配されたので市役所に電話したところ、「赤穂浪士は雨だからって討ち入りを中止しませんからね〜。」って言われ、「そうですよねぇ〜」

元助は四十七義士とその主人浅野内匠頭の冥福を祈り、群馬県安中市の岩戸山の岩壁に20年以上の年月をかけて石像を彫り、今も残っているそうです。

続いて、桂歌々志さん、口入屋。
今度はちょっとジミ目のグレーっぽい着物に薄緑の羽織。
まもなく師匠の名前を襲名するとあって、乗りに乗っています。
声の抑揚、タイミング、流れるような(ちょっと噛みますが)噺。

休憩後、桂歌々志さん、阿弥陀池。
今度は鮮やかな(座布団に似た)紫の着物。
「インタビューで誰を尊敬するかと聞かれることがありまして、、、、特に尊敬する人はいない(師匠や大師匠はともかく)んですが、あえてと言われると【鯖】を尊敬していると答えます。」
いったいなんのこっちゃ。と思っていると鯖を尊敬する理由を細かく説明。

阿弥陀池もちょっとしたくすぐりがタイミングよくはまって、最高でした。

終了後、H氏と反省会をしよう、、、、とも考えたんですが、日曜日の堺筋本町や本町は飲み屋があまり開いてなく、まじめに帰りましたとさ。

2006.12.11

日曜落語 なみはや亭(57)

H氏が当選した第57回日曜落語なみはや亭の公開録音。
淀屋橋の朝日生命ホールで。

昨日のいやな気分を吹き払ってくれる落語会になりますようにって思いで出かける。
会場はちょっと古くて、椅子の調子もいまいち。
なみはや亭の公開録音には一度行く機会があったが、なんと、立ち見だった。
今回はなんとか座れたものの、後ろの方には立ち見の人たちもいて、ちょっとなあ〜って感じ。
みんな「ご招待券」をもっているはずなのに。
午後、6時の開場に間に合うように行ける人ってすくなくない?

で、ちょっと窮屈な状態で幕が開く。
簾内では内海英華さんが三味線を弾いていると思うと、幾分か気分も柔らぐ。

登場順に、笑福亭瓶成さんでいらち俥、笑福亭鶴二さん寝床、笑福亭三喬さんで借家怪談という、「笑福亭三連発」。
特に三喬さんはマクラから全開で、いい感じで中入りに突入。

盛り上がった気分のまま、桂 三歩さんの青菜から、トリの月亭八方さん、宿屋仇まで。
H氏と中華料理屋で一杯飲みまで、非常に充実した一夜でした。

 

2006.12.10

染左・由瓶 ふたり会

12月10日 TORII HALLでのふたり会。
実はこのブログを書いているのは、16日深夜というか、17日朝というか。
ここまで遅れたのは、ちょっと書きにくいことがあったためで、まあ、1週間経ったことだし、そんなに読まれているブログでもないしということで、書くこととしました。

まずは、笑福亭呂竹さんの犬の目から。
何か、呂竹さん、犬の目ばかり聞いているような気がする。

続いて、笑福亭由瓶さん、おごろもち盗人。
マクラで「今日は、いつものわたしの客層とちがい、上品。皆さん、染左さんファンでしょ。」
今日は、初めてのふたり会で、同年齢の二人が互いにリクエストによる演目を演じるという、一見お楽しみな落語会。
由瓶さん、ちょっと大阪弁とちがうのかなぁ、と思ってしまうと、ついついそれが気になって、「いやいや、そのアクセントはおかしいやろ。」とか考えてしまい、話に集中できなくなる。
兵庫県出身だが、ちょっと違いますね。
また、なれなれしい話し方もどうかと思う。
(この時点で、ワタシの由瓶さんのイメージはかなり下がってきている。)

次に、林家染左さん、崇徳院。
夏場の染左Five Daysで感じていた、「なんとなく、冷たそうな感じ」は今日も感じられ、由瓶さんのいう「シュー」っとした感じ。
そのためか、若旦那はいい感じに描けるが、手伝いの又はんはちょっと・・・・って感じでしょうか。

中入り後、林家染左さん、由瓶さんのリクエストによるお玉牛。
由瓶さんは、「シューっとした染左さんに、夜這いの役をやらせたかった」とのことだが、いじわるとしてはねらいが的中。
何でもできる器用な染左さんだが、夜這いはともかく、お玉は何か水商売の女性みたいだったし、、、、、。

トリは、笑福亭由瓶さん、瘤弁慶。
瘤からでてきた弁慶が名乗りを上げるところで全く台詞が出てこない。
大汗をかきかき、何度か言い直すが、パニックってしまって、どうにもならない。
アンケートにも書いたが、「最悪」

互いのリクエストで、普段やらない演目を、、新鮮な雰囲気が味わえるはず、、という目論見は最悪の結果を招き、正直「金、返せ!」って気分で帰ってきました。

2006.12.03

桂三枝独演会〜自撰・特撰創作落語の夕べ〜

12月3日の日曜日、嫁はんと二人で出かける落語会。
場所は、ワッハホールで、桂 三枝独演会。

開演前、一番太鼓や二番太鼓は鳴らず、BGMが流れるなか、女性のアナウンスで出演者や演目が紹介され、携帯電話などの注意事項が説明される。

続いて、お囃子ではなく、またBGMで桂 三金さんの登場。
演目は、お忘れ物承り所。
お囃子がないためか、落語会というより、落語ショーという感じ。

続いて、桂 三歩さん
着物の紋付きの話がしつこいかなと思っていたら、仕込んでました。
シールで作られた、取り外し自由の三つ柏の「紋」。
マクラは無言電話に続き、一本の電話で始まる神様のご臨終にと続く。

三枝さんのCDでは、弁天町の「ちとせ」だったと思うが、今日の三歩さんは鶴橋の「ちとせ」での待ち合わせ。
神様は、環状線の中から携帯電話で話していて、神様に注意すると、「携帯電話をお使いのお客様がおられますので、車内ではペースメーカーの電源はお切りください。」と言っているとの勘違い。

中入り前、桂 三枝さん、宿題。
いつも聞く、鶴亀算や兄弟が駅まで歩く話、サクランボの話だけでなく、ハンカチ、ちり紙の集合の話は初めて聞きました。

中入り後、桂 三枝さんの、妻の旅行。
今日は日曜日ということもあるのか、三枝さんはもともと女性に人気があるのか、女性客が多かったが、その女性達に大人気、大爆笑を誘ってました。

Y氏の顔はお見かけしましたが、あえて声をかけず、嫁はんと二人お好み焼きを食べにいきました。




桂三枝という生き方


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桂三枝という生き方


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2006.12.01

第150回記念TORII寄席

第150回記念TORII寄席〜枝雀一門による笑いのパノラマ〜、、、、、、ですが、職場の人事異動で新しく来られた方の歓迎会、、、、、で、行けず。
いつものように(!)特派員2号 Y氏のメールです。

 

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週末で疲れたのか、最初なかなか笑えず、なぜ可笑しいのか突込みを入れたいほど、よく笑う老婆が二人。
ええ加減にせーと突っ込みを入れたい状態。
中入り後、雀々さんからようやく笑えるモードに突入。
最後に抽選会では商店街作成の手ぬぐいが当たり、よかった一日でした。

最初に、鳥居さんが15周年、150回記念の挨拶。

 

最初は40人ぐらいでスタート。 
志ん朝さんの会で人が入らず親類縁者をかき集めてようやく70名を容れた苦労話。
鳴り物入りで舞台に立てるなんて、感激されていました。

 まずは、紅雀さんの「いらちの愛宕詣り」。
1時間に5回も礼の留守電を入れたのんびりの八天さん。かたやどうしょうもないいらちがいるというふりで、噺に突入。

 


続いて、こごろうさんの「おごろもち盗人」。

 

なぜか買いたくなるTVショッピング。が、現物を見ないとはずれがある。
安さが売りのある会社のダウンジャケットが実際はペンペラペン、TVではそれがわからず、買ってしまう。
まくらとねたの関係がわからないが、噺に突入。
そろばんをいれる擬音が大変よかった。

中入り前の雀松さんの「太鼓腹」。
喜怒哀楽の少ない顔をしている私だが、今日は感謝感謝。
落語は、最近話題のニートを主人公に取り上げている。
例えば、道具屋、みかん屋など、働かない喜六に世話好きの甚平さん。
働かず、身代をつぶした若旦那がなる太鼓持ち。その噺ということで、噺がスタート。
いつもなら笑っているくすぐりが何故か僕にとって空回り。

中入り後、雀々の「疝気の虫」。
トリイホールで初の枝雀一門会。
弟子の数がすぐ出ず、楽屋からの「13人」という声で、仲のいい6人が今日来ているというくすぐり。
1ケ月前、外人1200名の前で、ホワイトライオンを演じていたとき、一瞬噺を忘れ、顔面蒼白になった。
暗記しただけの噺は、アドリブが効かず、ようこんな難しい英語落語を師匠はしたのか、感心したとのこと。
師匠の急に噺に入るやり方で、スタート。
落ちが、疝気の虫が座布団をひっくり返しても別荘を見つからず、「雀三郎さん、出番でっせ」で下りていく。

 

とりに、雀三郎さんの「哀愁列車」。
雀々さんのふりを受け、登場。こんな出は初めてとのこと。
交通機関によっては、別れが合う、合わないがある。
船は、ゆっくりと出て行き、哀愁を誘う蛍の光が流れるなど、淡路島へ行くのでも涙を誘う。
方や飛行機はさっぱりわやや。
失恋したときは、夜行で北国へ行くのが、ということで噺に入る。
ベテランの技量を堪能した。

最後に、こごろうさんと紅雀さんによる大抽選会。
手ぬぐいがあたったけど、雀々の色紙のほうがよかったな〜。

 

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特派員2号は「週末でおつかれ」って言ってますが、多分、落語疲れです。
先週と今週で、さてさて、何回通っているのでしょう。
※あしたはワタシと桂三枝さんの独演会やし!

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