繁昌亭夜席 月よう寄席
「今日の繁昌亭、鶴瓶さんが出るで。」
朝一番で職場にY氏がこられた。で、やってきた繁昌亭。
今日のお囃子、笛がなく、ちよっと締まりがない。
まずは、桂歌々志さん、鰻屋。
歌々志さんらしくさっばりと仕上げる。
続いて、林家染雀(そめじゃく)さん。
染雀さんは林家染丸さんのお弟子さんで、染左さんの大学からの先輩。
今日は、笑福亭鶴瓶さんに稽古をつけてもらったっていう化物使い。
一つ目小僧から大入道、のっぺらぼう、果ては鬼太郎まで登場。
続いて笑福亭三喬さんの上燗屋。
鷹の爪、イーグルフィンガーって!
そら、十分笑ったけど。
さてさて、四番手には、桂 春駒さん。いい声で聞かせてくれます。
演目は猿後家。
滑らかにって感じではなかったですが。
中トリに、桂きん枝さん、鶴瓶さんが「立ち切れ」をやるので短いネタでって、看板の一。
マクラから大受け。
さすがの経験です。話し口も巧みで、落語以外のところで鍛えられてきたのでしょうが、、、。
中入り後、旭堂南左衛門さんの講談。
講談のことはよくわからないので、調べてみると、丁寧に解説されている方がいらっしゃいました。こちら。
トリ、笑福亭鶴瓶さん。
さんざん、これまで言われてきた立ち切れ。
鶴瓶さんの人間性や、繁昌亭の照明効果で、一応成功か。
でも、、、ワタシは思う。
今日のベストはきん枝さん。
持ち時間を減らし、少ない(失礼)ネタから、看板の一を選び(昼のNGKの舞台も終え)、それでも会場を爆笑させた。
Y氏は「鶴瓶さん、よかったですねぇ。」って仰ってたが、ワタシの今日の一等賞はきん枝さん。
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